JPS6311299A - パンチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、パンチおよびダイの構造に関し、特に電気シ
ャーシコネクタを受けるための孔をパネル内に穿孔する
ためのパンチおよびダイの構造に関するものである。

［従来の技術及び解決すべき問題点］ 米国特許第４．４８１，７００号（１９８４年１１付１
３日発行、権利者Ｌａｒｒｙ　Ｒｅｄｏ＋ｏｎ）が、複
数のネジ切りボルトによってパネルの両側で互いに接続
されたパンチおよびダイのセットを記載している。しか
しながら、このパンチ・ダイセットによれば、まず初め
にパネル内にボルトを受けるための複数の孔をあけなけ
ればならない。これらのパンチおよびダイは、電気シャ
ーシコネクタの主ボディーを受けるだめのほぼ台形の孔
をパネル内に穿孔するように、形状づけられている。し
かしながら、実際にコネクタをパネルに取付ける取付は
ネジのための複数の穴をあけなければならず、この穴あ
けは穿孔工程に続く別個の工程によって達成される。

パンチ・ダイ間に伸びる延伸スタッドめための唯一のパ
イロットホールの穴あけを要求するパネルパンチ・ダイ
セットが、米国グリーンリー・ツール・カンパ＝　−（
Ｇｒｅｅｎｌｅｅ　Ｔｏｏｌ　Ｃｏｍｐａｎｙ）社のカ
タログ（１９８５年秋期版、第１０２頁）にＲ５−２３
２パネルパンチの名で掲載されている。このパンチは、
パネル内に台形の開口を穿孔するためのパンチボディー
を備え、またこのパンチボディーに着脱可能に取付けら
れた横方向で小さくて丸い一対のパンチ挿入体を備えて
いる。パンチ挿入体の各々は、パンチボディーの各片側
にあってそこから離れて設置されており、電気シャーシ
コネクタをパネルに取付ける取付はネジを受けるだめの
一対の円形孔を台形開口から離れた位置に穿孔する。

このカタログに示されたパネルパンチは満足に動作した
けれども、パンチ・ダイセットを用いて穿孔を実行する
際に要する力の量を実質的に減少させることが望まれて
きた。

［問題点の解決手段］ 本発明の一目的は、物品を受けるための開口をパネル内
に穿孔するためのパンチを提供することである。

本発明の他の目的は、穿孔に要する力の量を実質的に減
少させ得る上記のようなパンチを提供することである。

上記目的を達成するための本発明に係るパネルパンチは
、電気コネクタなどの物品または部品を受は入れるため
の台形または他の形状の開口を穿孔またはパンチングす
るための主パンチまたは１次パンチと；前記開口に位置
されるべき電気コネクタなどの部品の取付は手段を受は
人耽るための、前記の台形または他の形状の開口に交差
し、そこから延びている細いスロットまたは溝を穿孔す
るために主パンチの両端に位置する２次パンチと；を有
する。好適には、２次パンチは主パンチと一体になって
そこから延びているう 本発明はさらに、間隙をもって主パンチを受ける主キャ
ビティと：間隙をもって２次パンチを受けるための主キ
ャビティの両端に位置する狭いスロット状の２次パンチ
と；を有するダイを上記パネルパンチに組合わせたパン
チ・ダイをも意図している。

本発明はさらに、２次パンチの形状が主パンチの形状に
融合して連続的となり、パンチのパネル貫通に要する力
を実質的に減少させるような上記のパネルパンチを意図
している。

［実施例］ 第１図に、本発明の一実施例であるパンチとダイのセッ
トを示す。このパンチ・ダイセットは、パンチ１０．ダ
イ１２．拡大頭部１４ａを有する延伸スタッド１４．パ
ンチフォロープレート１６、ダイアライメンドブレート
１８およびナツト２０で構成されている。穿孔すべきパ
ネルＰの一部が、パンチ１０とダイ１２との間に示され
ており、延伸スタッド１４を受けるべき寸法のパイロッ
トホールＨを含んでいる。第２〜３図に示すように、パ
ンチ１０とダイ１２は、在来の方法によってパネルＰの
両側において作業的関係に組立てられる。穿孔後にパン
チ１０は、ダイ１２内に最終的に受は入れられる。

パンチ１０は、パネルＰ内にほぼ台形状の開口Ｔを穿孔
するための図示のような形状のパンチボディー３０を含
む。主パンチ３２０両端から延びている２次パンチ３４
は、はぼＵ字形状のスロットＳを穿孔するためのもので
ある。スロットＳは、第７図に示すように台形開口Ｔの
両端に交差してそこから伸びている。

詳細には、主パンチ３２は横方向の加工表面４０．４２
を含み、これらは表面４８に向って互いに近づくようわ
ずかにテーパ付けられている（第４図参照）。表面４０
は表面４２よりも長さが短かく、台形外形をもたらして
いる。横方向加工表面４０．４２の両端は、端部加工表
面４４゜４６に続いている。端部加工表面４４．４６は
、横方向加工表面４２から横方向加工表面４０に向って
互いに近づくようテーパ付けられており、そこから２次
バンチ３４が延びている。

平坦表面４８が、加工表面４０，４２，４４゜４６を、
組付時のダイ１２から離れて対面するパンチの側部にお
いて相互に接続する。平坦表面４８とは反対側のパンチ
の側部において、傾斜加工表面５０．５２及び平坦で狭
い加工表面５４が設けられる。傾斜加工表面５０．５２
は、平坦加工表面５４から主パンチの両端に向って外方
に広がる関係に伸びており、加工表面５４の平坦面に対
して等角であり、例えば２４１Ａ”である。傾斜加工表
面５０．５２は最後に、各端部加工表面４４．４６に交
差する。傾斜加工表面５０゜５２は当然に、平行な横方
向加工表面４０゜４２にも交差する。

ボアまたはスロット６０が、表面４８からパンチの平坦
加工表面５４まで貫通しており、パンチおよびダイがパ
ネルＰの両側において作業関係に組立てられるときに延
伸スタッド１４を受は入れる。この目的のために、スロ
ット６０の外形または断面は延伸スタッド１４の外形に
対して相補的であって、わずかに寸法が大きく、これら
の間に制御された間隙が得られる。スロット６０は、平
行側部６０ａ、それに続く平坦側部６０ｂおよび図示の
ような弧状側部６０ｃを存する。これによりスロットの
外形が０字形状となり、延伸スタッド１４を一方向にの
み挿入できることになる。

２次パンチ３４は、主パンチ３２と−・体であって、各
端部加工表面４４．４６から両側に横方向に延びている
。２次パンチ３４の各々は、主パンチ３２の表面４８か
ら延びる表面７０を含む。

２次パンチ３４の各々はまた、各端部加工表面４４．４
６から延びる加工表面７２を有する。加工表面７２は図
示のように、平坦な横方向加工表面７２ａとそれに相互
に接続する放射状端部加工表面７２ｂから構成される。

放射状加工表面７２ｂは、第２図に最良に示すように、
表面７０に向って互いに近づくよう傾斜またはテーバが
付けられている。平坦加工表面７２ａは、表面７０に向
う方向において互いに近づくようにわずかに集束または
テーバが付けられている。

加工表面７４が、各２次パンチ３４上にあって表面７０
の反対側に面している。各加工表面７４は、外方加工平
坦表面７４ａおよび弧状または放射状加工表面７４ｂを
含む。放射状加工表面７４ｂは、平坦表面７４ａの交差
線７４ｃから発散傾斜した各加工表面５０．５２へと延
びて、各加工表面５０．５２の端部に融合している。放
射状加工表面７４ｂは、図示のように半径Ｒにより決定
され、各傾斜加工表面５０．５２へと延びている。各２
次バンチ３４の弧状加工表面７４ｂが、平坦加工表面７
４ａとそれに隣接するそれぞれの傾斜加工表面５０．５
２との間に弧状凹部を形成することは明白である。各弧
状凹部は、表面７０から離れて、穿孔すべきパネルに向
って面している。

ダイと同様にパンチの各種の加工表面に設けたテーバま
たは集束は、穿孔スラグ（ｐｕｎｃｈｅｄ　ｓｌｕｇ）
のパンチからの除去を促すよう機能する。

第２〜５図に示すように、ダイ１２は、主パンチ３２の
外方横方向輪郭に対して相補形状である主キャビティ８
２と、主キャビティ８２の両端から横方向に延びる２次
キャビティ８４とを含む。

２次キャビティ８４は、それぞれの２次パンチ３４の外
方横方向輪郭に対して相補形状である。

キャビティ８２．８４はそれぞれのパンチよりもわずか
に寸法が大きく、それにより各パンチ３２．３４は穿孔
動作中にわずかの間隙をもフてキャビティ内に受容され
得る。外方横方向輪郭とは、上記のパンチ３２．３４の
横方向加工表面および端部加工表面を意味する。

ダイ１２の内部加工表面は、パンチ３２゜３４の横方向
側部加工表面のテーバに対して大体相補的なテーバが付
けられている。

第１−％−３図にパンチフィロワープレート１６が示さ
れている。パンチフォロワープレート１６は、その側部
１８０がパンチ表面４８．７０に相対するように位置さ
れ、延伸スタッド１４を受は入れる形状のボア１８２を
含む。側部１８０に面する反対側のパンチフォロワープ
レートの側部１８３は、パンチ・ダイセットの組立て時
に延伸スタッドの頭部に接する。

第１〜３図はまた、ダイアライメンドブレート１８も示
している。ダイアライメントブレヘト１８は、ダイ１２
の側部１８４に対して締結されている。側部１８４は、
ダイ１２の側部１８６の反対側に位置している。側部１
８６は、穿孔のために組立てられたときにパンチに対面
しパネルに接する。ダイアライメンドブレート１８は、
対角線上に配置された複数のボア９０を含む。ボア９０
は小ネジ９２を受は入れ、次に小ネジ９２はダイ１２内
のネジ切りボア９４にネジ込まれる。

ダイアライメンドブレート１８は、延伸スタッド１４を
受けるような形状の中央ボア９５を有する。ダイアライ
メンドブレートの側部９６が、パンチ・ダイの組立て時
に延伸スタッド１４上のナツト２０に接する。

延伸スタッド１４は、第１〜３図に示されており、両端
にネジ切り端部１００を有し、それらにナツト２０およ
び延伸スタッド頭部１４ａが上述のように螺合する。延
伸スタッド１４の中間部分１０２は、ネジ切りされてい
ない。

前述のように延伸スタッドの断面外形は平行な２つの平
坦側部１０６と、それに相互に続く平坦側部１０８と、
弧状側部１１０とから構成されて、大体り字形状をなす
。これにより延伸スタッド１４は、パンチ、ダイ、パン
チフォロワープレートおよびダイアライメンドブレート
の各ボア内において一方向にのみ位置され得る。

上記のようなパンチ・ダイセットにより穿孔を行うのに
要する力の量は、従来技術のパンチＲ５−２３２を用い
て同一のパネルまたは材料を穿孔する際に要する力に比
較して、約２５％もの減少を示した。しかも、穿孔した
パンチ穴または開孔の品質も全く落ちることがなかった
。

このような所要穿孔力の減少は主として、主パンチ３２
および２次バンチ３４が一体となって単一パンチを構成
すること、および各加工パンチ表面が互いに融合する形
状になっていることによる。

パンチ番グイセットが組立てられた後穿孔を実行するた
めには、レンチによってナツト２０を延伸スタッド上で
回転させて、パンチをパネルおよび最終的にダイの中へ
と周知のごとく貫通させる６本発明に従ったパンチφダ
イセットは、例えばボールスクリュードライバーおよび
ハイドロラムドライバーなどの既知の他の装置を用いて
も作動させることができる。

これまで本発明の特定の好適実施例について詳細に説明
してきたけれども、このような実施例の等個物を全て含
むような特許請求の範囲に示された技術的範囲内におい
て多種多用な修正や変形がなされ得ることを、当業者は
理解すべきである。

［発明の効果］ 本発明は以上説明してきたようなものなので、従来のパ
ンチに比べ、物品を受けるための開口をパネル内に穿孔
するために要する力の量を実質的に減少させ得るという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に従ったパンチ・ダイの一実施例を示
す分解斜視図である。 第２図は、第１図のパンチ・ダイを組立てた状態の部分
断面正面図であり、被加工物穿孔前の様子を示している
。 第３図は、第２図と同様な図であり、穿孔後の状態を示
している。 第４図は、第２図の４−４線に沿ってとった部分端面側
面図である。 第５図は、第２図の５−５線に沿ってとったダイ部分の
平面図である。 第６図は、第２図の６−６線に沿ってとった断面図であ
る。 第７図は、穿孔されたパネルの平面図である。 Ｐ：パネル　　　　　Ｈ：パイロットホールＴ：開口　
　　　　　Ｓニスロット １０：パンチ　　　　１２：ダイ １４：延伸スタッド　１４ａ：拡大頭部１６：パンチフ
ォロープレート １８：ダイアライメントプレート ２０：ナツト　　　　３０：パンチボディー３２：主パ
ンチ　　　３４：２次パンチ４０．４２：横方向加工表
面 ４４　、４６　：端部加工表面 ４８：平坦表面 ５０．５２：傾斜加工表面 ５４：平坦加工表面 ６０：ボアまたはスロット ６０ａ：平行側部　　６０ｂ：平坦側部６０Ｃ：弧状側
部　　７０：表面 ７２：加工表面 ７２ａ：平坦横方向加工表面 ７２ｂ：放射状端部加工表面 ７４．：加工表面 ７４ａ：外方加工平坦表面 ７４ｂ：放射状加工表面 ７４Ｃ：交差線 ８２：主キャビティ　８４：２次キャビティ９０：ボア
　　　　　９２：小ネジ ９４：ネジ切りボア　９５：中央ボア ９６：ダイアライメントプレートの側部１００：ネジ切
り端部 １０２：中間部分 １８０：ダイフォロワープレートの側部１８２：ボア １８３：グイフォロワープレートの側部１８４：ダイの
側部 １８６：ダイの側部

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）パネル内に物品のための開口を穿孔するためのパ
   ンチであって： 物品を受けるための開口をパネル内に穿孔するような形
   状である主パンチ；ならびに 該パンチの両端から延びた２次パンチであり、前記物品
   を前記パネルへと取付けるための取付け手段を受けるた
   めのスロットを前記開口の両端に交差してそこから延び
   るように前記パネル内に穿孔するような形状である２次
   パンチ； から成るパンチ。
2. （２）前記主パンチが、前記パネル内に成形開口を穿孔
   するように形状づけられ；かつ 前記２次パンチが、前記開口の両端から伸びるＵ字形状
   スロットを前記パネル内に穿孔するように形状づけられ
   ている； ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載されたパ
   ンチ。
3. （３）前記主パンチが、中央の加工平坦部と、該加工平
   坦部から対応する主パンチ端部へと延びる発散傾斜加工
   表面とを含み；かつ 前記２次パンチの各々が、対応する主パンチ端部へ向っ
   て延びて対応する主パンチ端部に近接する対応する前記
   傾斜加工表面に融合する弧状加工表面を含む； ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載されたパ
   ンチ。
4. （４）前記２次パンチの各々が、２次パンチ外方端部上
   の加工平坦部を含み；かつ 前記弧状加工表面が、前記加工平坦部から対応する主パ
   ンチ端部へと延びる； ことを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載されたパ
   ンチ。
5. （５）前記弧状加工表面が、隣接する前記傾斜加工表面
   へと延びて前記２次パンチ上に凹部を形成する円弧表面
   であり；かつ 前記凹部がパンチすべきパネルに面している；ことを特
   徴とする特許請求の範囲第３項に記載されたパンチ。
6. （６）当該パンチをダイに対して作動的に接続する延伸
   スタッドを受けるような形状に成形されたボア； を含む、特許請求の範囲第１項に記載されたパンチ。
7. （７）前記の成形ボアがＤ字形状の断面外形を有する； ことを特徴とする特許請求の範囲第６項に記載されたパ
   ンチ。
8. （８）前記主パンチを受けるための主キャビティと、前
   記の２次パンチを受けるための、前記主キャビティの両
   端から延びる２次キャビティと、を有するダイ； と組合された特許請求の範囲第１項に記載されたパンチ
   。