JPS6311211B2 - - Google Patents

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JPS6311211B2
JPS6311211B2 JP56210021A JP21002181A JPS6311211B2 JP S6311211 B2 JPS6311211 B2 JP S6311211B2 JP 56210021 A JP56210021 A JP 56210021A JP 21002181 A JP21002181 A JP 21002181A JP S6311211 B2 JPS6311211 B2 JP S6311211B2
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JP
Japan
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mount
label
pasting
cassette
winding
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Application number
JP56210021A
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JPS58112786A (ja
Inventor
Akira Sato
Tadao Kashiba
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Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Publication date
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Priority to DE198282111897T priority patent/DE83070T1/de
Priority to AT82111897T priority patent/ATE35401T1/de
Priority to DE8282111897T priority patent/DE3278716D1/de
Priority to EP82111897A priority patent/EP0083070B1/en
Priority to US06/452,707 priority patent/US4436573A/en
Priority to KR8205819A priority patent/KR850001853B1/ko
Publication of JPS58112786A publication Critical patent/JPS58112786A/ja
Priority to US06/587,274 priority patent/US4498950A/en
Publication of JPS6311211B2 publication Critical patent/JPS6311211B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41KSTAMPS; STAMPING OR NUMBERING APPARATUS OR DEVICES
    • B41K3/00Apparatus for stamping articles having integral means for supporting the articles to be stamped
    • B41K3/02Apparatus for stamping articles having integral means for supporting the articles to be stamped with stamping surface located above article-supporting surface
    • B41K3/04Apparatus for stamping articles having integral means for supporting the articles to be stamped with stamping surface located above article-supporting surface and movable at right angles to the surface to be stamped
    • B41K3/08Apparatus for stamping articles having integral means for supporting the articles to be stamped with stamping surface located above article-supporting surface and movable at right angles to the surface to be stamped having adjustable type-carrying wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C9/00Details of labelling machines or apparatus
    • B65C9/08Label feeding
    • B65C9/18Label feeding from strips, e.g. from rolls
    • B65C9/1892Spools or cassettes for strips

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、帯状の台紙の上に順次仮着されてい
る印字されたラベル片を、その台紙から剥離しな
がら商品等の物品に貼り付けるための携帯式ラベ
ル貼付装置に関する。
(従来の技術) 従来、スーパーマーケツト等で使用されるこの
種のラベル貼付装置としては通称、ハンドラベラ
ーと呼ばれる携帯式ラベル印字貼付機がある。こ
れは、台紙上に未印字のラベル片が順次仮着され
ている帯状のラベル連続体がロール状に巻回され
たものを保持する保持部と、上記ラベル片に印字
する印字部と、上記ラベル連続体を送る移送部
と、そのラベル連続体の台紙から印字済みのラベ
ル片を剥離して機外へ送り出す剥離部などから構
成され、手動操作により印字、移送、剥離が行な
われ、その剥離されたラベル片を物品に押し当て
て貼り付けるものである。
このハンドラベラーは、主として商品が陳列さ
れている売場において該商品にラベル片(以下、
ラベルと略す)を貼り付けるために使用される
が、近年普及してきたPOSシステム用のバーコ
ードラベルの印字、貼付作業においては、次に述
べるような問題が発生している。
(1) バーコードは光学読取機で読み取られるた
め、そのバーコードの幅及び間隔に厳格な精度
が要求されるが、ハンドラベラーに装着される
簡易な印字ヘツドでは、その構造上の誤差やイ
ンキローラによつて活字面に塗布されるインキ
の過不足等によりバーコードが正確に印字され
ず、その結果、光学読取機によつて正しく読み
取れれないことが頻繁に起きていた。
(2) バーコード用の印字ヘツドは、規格化されて
いるバーコードのサイズの関係から通常の文字
用の印字ヘツドに比較して必然的に大型化し、
その結果ハンドラベラーも大型で、かつ重くな
つて取扱いにくくなると共に、作業者の疲労度
も増大していた。
(3) バーコードにはチエツクデジツトが必要であ
るが、ハンドラベラーにおいてはその大きさや
構造上の制約から、チエツクデジツトの自動演
算機能を設けることが困難であるため、いちい
ち別途算出して印字ヘツドに設定しなければな
らず、この点でも不便であつた。
バーコード用ハンドラベラーには以上のような
問題点があるため、上記ラベル連続体に卓上型の
プリンターで印字を行なつた後、そのラベル連続
体の台紙から印字されたラベルを一枚一枚手で剥
がしながら商品に貼り付ける方法も行なわれてい
るが、この手貼りによる方法ではラベルの貼り付
けスピードが著しく低下して作業能率が悪くなり
また貼り付ける際にはラベル面の印字が指先でこ
すられて印字が不鮮明になつてしまうという欠点
があり、バーコードラベルの印字、貼り付けを正
確に能率良く行なうことのできる装置の開発が要
望されていた。
このような要望に応えるものとして、例えば特
開昭58−20633号(カセツト式ラベル貼付機)に
開示された技術がある。この技術は、帯状台紙を
仮着したラベルのカセツトケースと、このカセツ
トケースを着脱自在となしたラベル貼付機との組
合せ機器であるが、当該カセツトケースをラベル
貼付機に取り付け、また取り外す操作が非常に面
倒である。すなわち、カセツトケースをラベル貼
付機に取り付けるにあたり、「その底カバー33
を取り外して開き、位置決めピン9を位置決め機
構32に挿入した後、取付孔17に係止フツク3
1を嵌めてカセツトケース1を固定し、開いた底
カバー33を元に戻す」という操作が必要であ
る。しかも、カセツトケース1をラベル貼付機か
ら取り外すときにも同様に面倒な操作が必要とな
るものであり、迅速かつ簡単な操作が要求される
この種の機器としては充分な機動性を備えている
とは言いがたいものであつた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はまず第一に、帯状ラベルの巻取カセツ
トをラベル貼付機に簡単、かつ確実に着脱できる
ように巻取カセツトおよびラベル貼付機を構成す
ることにより、巻取カセツトをラベル貼付機に取
り付けが容易であるとともに、その取付け後、た
だちにラベルの剥離および貼付作業を行なえるよ
うにすることによつて、迅速なラベル貼付作業を
実現できる携帯式ラベル貼付装置を提供しようと
するものである。
また本発明は第二に、巻取カセツトをラベル貼
付機に確実にロツクした状態で取り付けることと
し、ラベルの貼付作業中に巻取カセツトがラベル
貼付機から離脱しないようにした携帯式ラベル貼
付装置を提供しようとするものである。
さらに本発明は第三に、巻取カセツトをラベル
貼付機から取り外すときに巻取カセツトをラベル
貼付機から多少浮き上げることにより簡単に巻取
カセツトをラベル貼付機から離脱させることがで
きるようにした携帯式ラベル貼付装置を提供しよ
うとするものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、まず第一の発明は、巻取カセツトと
ラベル貼付機との組合せ機構を前提とし、巻取カ
セツト側に、転向した台紙のガイド部および台紙
押え機構その他を配設し、またラベル貼付機側に
上記ガイド部に対向する移動爪を有する移送機構
および台紙押え解除機構その他を設けることによ
り、巻取カセツトをラベル貼付機にセツトするだ
けで、ただちにラベルの移送、剥離、貼付等の諸
作業を行なえるようにした携帯式ラベル貼付装置
である。
また第二の発明は、巻取カセツト側に係合部を
設け、ラベル貼付機側にこの係合部と係合するロ
ツク部材、およびこのロツク部材を解除する取外
しボタンを設けることにより、巻取カセツトを確
実にラベル貼付機に取り付けることができるよう
にした携帯式ラベル貼付装置である。
さらに第三の発明は、ラベル貼付機側にバネ性
を有する台紙押え片を設け、上記取外しボタンを
操作したときにこの台紙押え片のバネ作用により
巻取カセツトをラベル貼付機から多少浮き上がら
せるようにして巻取カセツトの取り出しを容易に
した携帯式ラベル貼付装置である。
(作用) まず第一の発明においては、巻取カセツトの台
紙のガイド部がラベル貼付機の移送機構の移送爪
に対向しており、かつまた台紙は巻取カセツトの
台紙押え機構により通常は固定されているので、
巻取カセツトをラベル貼付機にセツトするだけで
すぐラベルおよび台紙の移送操作に入ることがで
きる。また、ラベル貼付機の移送機構を稼動させ
たときのみ台紙押え解除機構により上記台紙押え
を解除されるので、台紙を後方に移送しラベルを
剥離部において剥離することが可能となる。
また第二の発明においては、ラベル貼付機のロ
ツク部材が巻取カセツトの係合部に係合するの
で、巻取カセツトを確実にラベル貼付機に取り付
けることができるとともに、ラベル貼付機の取外
しボタンを操作することによりそのロツク部材と
巻取カセツトの係合部との係合が外れるので、簡
単に巻取カセツトをラベル貼付機から取り外すこ
とができる。
さらに第三の発明においては、ラベル貼付機の
取外しボタンを操作すると、その台紙押え片が巻
取カセツトを外方に付勢するので、当該巻取カセ
ツトがラベル貼付機から若干浮き上がつた状態と
なり、取外しボタンの押圧を解除したままでも巻
取カセツトを容易にラベル貼付機から離脱させる
ことができる。
(実施例) 以下、本発明を図面に示した一実施例にもとづ
いて詳細に説明する。
本発明のラベル貼付装置は、プリンター3(第
9図参照)で印字されたラベル連続体4(第8図
参照)を、そのプリンター3と連動して巻き取る
巻取カセツト1(第1図ないし第4図参照)と、
その巻取カセツト1を着脱自在に取り付け、手動
操作によつてラベル連続体4を移送し、かつ台紙
5からラベル6を剥離してそのラベル6を貼り付
け可能な状態にする貼付機2(第5図ないし第7
図参照)とから構成されている。
上記巻取カセツト1に関し、とくに第2図を参
照して説明すると、その機枠7の中央部には円筒
状の巻取コア8を回転自在に取り付けてある。該
巻取コア8の外周面には多数のスリツト9を設け
てあり、ラベル連続体4の巻き取り時に、ラベル
連続体4の先端をそのスリツト9に挿入して挟持
させる。また、該巻取コア8の片側端部には第9
図に示したように、小径のギア11を形成し、そ
のギア11は機枠7を貫通して外側へ突出してい
る。
符号12は、機枠7の対向内面の、巻取コア8
の外側に形成された一対の環状突起80に枢着さ
れた回動体を示し、その両側板の後部には上記巻
取コア8に巻回されたラベル連続体4の側方への
ほぐれを防止する円形のほぐれ防止板10を形成
し、かつ前端には両側板間を連設することにより
湾曲状のラベル押え部13を形成してある。
上記巻取カセツト1の底面には、第2図に示す
ようにその前端から後端まで連続して台紙案内溝
15を凹設することにより、その底面を開放状態
となし、また底板14にはその長手方向に沿つて
一対の爪ガイド17を穿設している(第4図)。
符号16は、その底板14の前方に取り付けた台
紙5の転向ピンを示し、符号18は、底板14の
後部に設けた台紙押え機構を示す。
この台紙押え機構18は、第2図に示すように
機枠7に形成した凹所19に上下動可能に収容し
た押圧部材20と、上記台紙案内溝15の後端に
固定した受板21とから構成してある。上記押圧
部材20は第11図ロに示すようにその下面に押
圧部22を凸設してあるとともに、その押圧部2
2の下面中央に針23を突出させている。また、
押圧部材20の両側面には第1図および第3図に
示すように、摘み片24の下部に半円状の係合舌
片25をそれぞれ設けてある。
しかして、この押圧部材20は上記凹所19に
収容したスプリング26によりこれを常に下方へ
付勢しており、その結果、上記係合舌片25が通
常は巻取カセツト1の底面から突出し、かつ押圧
部22が受板21の上面に当接している。
なお、この受板21は、上記底板14との間に
台紙5が通過するに充分な空間27(第3図)を
あけてこれを取り付けてあり、そのほぼ中央に、
押圧部材20の針23を収容する孔28を設け、
かつ後端には台紙カツター29をそれぞれ設けて
ある(第4図)。
また巻取カセツト1の両側面前端には、第1図
に示すように、半円状の係合凸部30をそれぞれ
形成し、さらに両側面の下部を若干凹設すること
により、プリンター3および貼付機2への取付部
31を形成している。なお、符号32は表示札収
容部を示す。
つぎに、第5図ないし第7図により貼付機2を
説明すると、この貼付機2の機枠33の内部の上
方は上述した巻取カセツト1の収納部34として
おり、その機枠33の上縁水平部をそれぞれ内方
へ若干突設することによりその係合部分が平坦な
載置部35を形成してある。
さらに、この載置部35は上記巻取カセツト1
の開放された台紙案内溝15を設けた底面と対向
し、その両側面に設けた段部77に係合する。ま
た機枠33の前壁36内には、半円状の一対の係
合凹部37を形成しており、さらに機枠33の前
端には貼付ローラ39を回転自在に軸着し、その
貼付ローラ39の下方にはラベル出口38を開口
形成してある。
また、上記機枠33の後部を延長形成すること
によりグリツプ40を形成し、そのグリツプ40
の下方には、その前端を枢着軸42に軸着するこ
とによりハンドレバー41を回動可能に取り付け
てある。このハンドレバー41とグリツプ40と
の間には戻しバネ43を収納し、これによつてハ
ンドレバー41を常に時計方向に付勢するものと
する。
さらに、機枠33内の下部には第6図に示すよ
うに、台紙5の移送機構44を設けてある。この
移送機構44は、上端に一対の移送爪45を設け
た爪部材46と、この爪部材46を保持している
保持枠47と、この保持枠47を前後に移動させ
る第一リンク48、第二リンク49、および第三
リンク50とから構成してある。
この第一リンク48は、その一端を前記ハンド
レバー41に固定し、またその他端に取り付けた
コロ51を、第二リンク49に穿設した長孔52
に嵌合している。上記第二リンク49は、その下
端を、機枠33間に横架されたピン53に枢着す
るとともに、その上端を第三リンク50に枢着軸
54において枢着している。なお、上記第三リン
ク50は、その先端を保持枠47に固定している
ものである。
この保持枠47は、第7図に示すように、平面
「コ」形に形成され、その両側面には各一対のコ
ロ55,56を取り付け、それらコロ55,56
を、機枠33の各内壁面に凹設したガイド溝57
に嵌合している。(第11図ハ)。
また上記爪部材46は、保持枠47に横架した
ピン58に回動可能にこれを取り付けてあり、ス
プリング59により常に第6図中反時計方向に付
勢してある。
第6図および第7図において、符号60は、保
持枠47の後端に横架したピン61に回動可能に
取り付けた押上げ板を示し、この押上げ板60に
より前記台紙押え機構18を解除して台紙5の移
送を可能とするものである(詳細は後述)。また
符号62は、機枠33間に横架したピン63に回
動可能に取り付けた支持部材を示す。そして、こ
の押上げ板60を第6図中反時計方向に、支持部
材62を時計方向にスプリング64,65により
それぞれ付勢している。しかして第10図イの静
止状態においては、支持部材62の上面が押上げ
板60の後端下面を当接支持しているものであ
る。また、押上げ板60の後端上面にはテーパ部
66を形成してある。
さらに、機枠33の後部には巻取カセツト1の
取付け時のロツクを行なうロツク機構67を設け
てある(第6図)。すなわちこのロツク機構67
は、機枠33に回動可能に取り付けかつスプリン
グ68により常に時計方向に付勢したロツク部材
69と、機枠33の後部上端に前後方向に摺動可
能に取り付け、その一部をロツク部材69に当接
させている取外しボタン70とからなる。したが
つて、巻取カセツト1の取付け時においてはロツ
ク部材69の下端角部71が、巻取カセツト1の
後面に穿設した開口部72の下端の係合部73に
係合してロツクするものである(第3図、第7図
および第10図イ参照)。
なお、前記爪部材46の前方には、板バネから
構成した台紙押え片74を機枠33に取り付けて
ある。
つぎに、以上のような構成の巻取カセツト1お
よび貼付機2、さらにはプリンター3を用いてラ
ベルに印字し、これを剥離して物品に貼付する操
作、および各機器の作用について説明する。
まず第9図に示すように、巻取カセツト1をプ
リンター3にセツトして印字を行なう。このプリ
ンター3はとくに機種を問わないが、たとえば、
サーマルプリンター等が好適である。なお、該プ
リンター3には駆動源に連結し、印字されたラベ
ル連続体4の送り出しに同期して回転する回転軸
75を設けてあり、その一端のギア76を巻取カ
セツト1の前記ギア11と噛み合うように構成し
てある。
しかして、印字を行なうには巻取カセツト1の
回動体12を第9図の鎖線に示すように起立さ
せ、ついでラベル連続体4の先端をプリンター3
から引き出して巻取コア8のスリツト9に挿入、
挟持させた後、印字をスタートさせ、所定枚数の
ラベル6に印字を行なう。その際、ラベル連続体
4の送り出しに同期して、巻取コア8が回転軸7
5およびギア76,11を介して回転しラベル連
続体4を巻き取る。
印字が終了したらラベル連続体4を切断し、巻
取カセツト1をプリンター3から取り外す。つい
で、切断したラベル連続体4の先端を引き出して
数枚のラベル6を剥がし、第2図に示すように台
紙5のみを転向ピン16の前部で後方へ反転さ
せ、その先端を押圧部22と受板21との間に挟
持させる。すなわち、摘み片24を指で押し上げ
て押圧部材20全体を上動させてから、押圧部2
2と受板21との間に台紙5を挿入した後、指を
離せば押圧部材20はスプリング26の作用によ
り下降し、その押圧部22が受板21との間で台
紙5を挟圧するとともに、針23が台紙5を突き
刺して台紙5を固定する。そして、起立している
回動体12を第2図に示すように元の位置へ回動
させて、ラベル押え部13をラベル連続体4に当
接させる。
つぎに第1図および第5図に示すように、この
先端の係合凸部30を貼付機2の係合凹部37に
係合させながらの取付部31を収納部34に収納
する。その場合、底面を開放した巻取カセツト1
の表示札収納部32の下方に形成された段部77
が貼付機2の平坦な載置部35上に載置されると
ともに、ロツク機構67により自動的にロツクさ
れる。すなわち、巻取カセツト1の挿入時には前
記係合部73がロツク部材69(第6図)をスプ
リング68の作用力に抗して反時計方向に回動さ
せながら下降するが、その係合部73がロツク部
材69の下端角部71を乗り越えると、上記スプ
リング68の作用によりロツク部材69は元位置
に復帰しその下端角部71が上記係合部73に係
合してロツクされる(第10図イ,ロ)。
そこで、静止状態の第10図イ,ロにおいて、
ハンドレバー41を把握すれば、第一リンク4
8、第二リンク49、および第三リンク50を介
して保持枠47がガイド溝57に沿つて後方へ水
平に移動する(第11図イ)。その移動の際に、
爪部材46の移送爪45が、台紙5に定間隔に穿
設されている切込み78(第8図)に係合して台
紙5を移送するとともに、押上げ板60も移動し
て巻取カセツト1の押圧部材20の係合舌片25
を押し上げ、その結果、該押圧部材20の押圧部
22および針23による台紙押えは解除されるの
で、台紙5は円滑に後方へ移送され機外へ排出さ
れる。
さらにハンドレバー41を把握すれば、第12
図イ,ロに示すように、押上げ板60が後退して
該押上げ板60の下面と支持部材62との係合が
外れるため、巻取カセツト1の押圧部材20はス
プリング26の作用力によつて押上げ板60を反
時計方向に押し下げながら下降して元位置に復帰
し、その押圧部22と針23とにより再び台紙5
を固定する。
一方、この台紙移送の間に、機体前部の転向ピ
ン16においては、ラベル連続体4がラベル押え
部13により水平状に規制されているため、台紙
5のみが急角度で反転し、ラベル6は台紙5から
剥離しながら前進し、ラベル38から貼付ローラ
39の下方へ送り出される。
かくして物品へのラベル6の貼付けは、通常の
ハンドラベラーと同じく、貼付ローラ39の下方
にあるラベル6の下面(粘着面)を物品に当てて
こすりつけるようにすれば貼付ローラ39の作用
で貼り付けられる。
ついでハンドレバー41を開放すれば、戻しバ
ネ43の作用力によつてハンドレバー41は元位
置に復帰し、同時に第一リンク48、第二リンク
49、第三リンク50を介して保持枠47も前進
して第10図イ,ロの状態に復帰する。なお、こ
の前進の際には押上げ板60の下面角部79(第
12図イ)が支持部材62に当接するため、該押
上げ板60を押し下げているスプリング26の作
用力の方が、スプリング64と65との相加作用
力より大のため支持部材62を反時計方向に回動
させ、したがつて押上げ板60は係合舌片25を
押し上げることなく該係合舌片25の下面を摺動
して前進する。その結果、台紙5は押圧部材20
によつて固定されたままであるので、爪部材46
の前進によつて前方へ戻されるようなことがな
い。よつて、爪部材46はその移送爪45が台紙
5の切込み78から外れるとともに、スプリング
59(第7図参照)に抗して時計方向に回動し、
台紙5の下面を摺動しながら第10図イの元位置
に復帰し、そこで再び台紙5の切込み78に係合
する。
つぎに巻取カセツト1を貼付機2から取り外す
には、第13図に示すように取外しボタン70を
前方へ押せば、ロツク部材69が反時計方向へ回
動しその下端角部71が巻取カセツト1の係合部
73から外れ、それと同時に台紙案内溝15の前
部において台紙5の下面を押圧している台紙押え
片74のバネ作用によつて巻取カセツト1の後部
が若干浮き上がるため、ワンタツチで容易に取り
外すことができる。
(発明の効果) 本発明は上述のように、巻取カセツト側に台紙
押え機構を設けることにより当該巻取カセツトを
貼付機にセツトした後ただちにラベルの剥離・貼
付作業を行なうことが可能であるとともに、この
巻取カセツトを装填する貼付機側にハンドレバー
の把握後の釈放操作に連動し、テープ状台紙の移
送時にのみ、この台紙押え機構を解除させる台紙
押え解除機構を設けたので、移送爪による台紙の
移送作動の際にはテープ状台紙はスムーズに牽引
移送され、ラベル剥離が常に円滑であるととも
に、ハンドレバーの静止時ならびに把握時におい
てテープ状台紙を規定の位置に停止保持できる。
また、巻取カセツトにはロツク用の係合部を設
け、貼付機にはこの係合部に係合するロツク部材
を設けたので、巻取カセツトを確固と貼付機に取
り付けることができ、操作中に巻取カセツトが脱
落することがない。
さらには、巻取カセツトを貼付機に装填し、こ
の貼付機のロツク部材に係止状態の巻取カセツト
を離脱したとき、巻取カセツトを上方へ持ち上げ
る台紙押え片を貼付機に備えたので、巻取カセツ
トの離脱をワンタツチで行ない得て簡便である。
以上のように、光学的読取りが可能な印字を行
なつたラベルを巻取カセツトに巻き取り、これを
貼付機にセツトしてラベル貼付するにあたり、巻
取カセツトの脱着を迅速かつ簡単に行なうことが
可能となり、機動性ある携帯式ラベル貼付装置と
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の一実施例を示し、第1図は
巻取カセツト1の斜視図、第2図は巻取カセツト
1の断面図、第3図は同、背面図、第4図は同、
底面図、第5図はラベル貼付機2の斜視図、第6
図は同、断面図、第7図は同、平面図、第8図は
ラベル連続体4の平面図、第9図は巻取カセツト
1をプリンター3にセツトした状態の正面図、第
10図は巻取カセツト1をラベル貼付機2にセツ
トした状態(静止状態)を示し、イはその断面
図、ロはラベル貼付機2の機枠を取り外した側面
図、第11図はラベル貼付機2のハンドレバー4
1を途中まで把握した状態を示し、イは要部の断
面図、ロはイのA−A線断面図、ハはイのB−B
線断面図、第12図は同、ハンドレバー41を握
り切つた状態を示し、イはその断面図、ロはラベ
ル貼付機2の機枠を取り外した側面図、第13図
はラベル貼付機2から巻取カセツト1を取り外す
ときの状態を示す一部を断面した側面図である。 1……巻取カセツト、2……貼付機、3……プ
リンター、4……ラベル連続体、5……台紙、6
……ラベル、8……巻取コア(巻取部)、15…
…台紙案内溝(台紙ガイド部)、16……転向ピ
ン(ラベル剥離部)、18……台紙押え機構、2
0……押圧部材、21……受板、25……巻取カ
セツト1の係合舌片、34……貼付機2に形成し
た巻取カセツト1の収納部、35……貼付機2に
形成した巻取カセツト1の載置部、39……貼付
ローラ(貼付部)、44……移送機構、45……
移送爪、60……押上げ板(台紙押え解除機構)、
67……ロツク機構、69……ロツク部材、70
……取外しボタン、73……係合部、74……台
紙押え片、77……段部、78……台紙5の切込
み。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 移送用の切込みが形成された帯状の台紙にラ
    ベルが順次仮着されてなるラベル連続体に印字す
    るプリンターに着脱自在に取付けられ、その印字
    されたラベル連続体を巻取る巻取部と、上記台紙
    のみを転向させてラベルを剥離する剥離部と、そ
    の転向された台紙を案内するガイド部と、受板お
    よびこの受板に対して弾性押圧される押圧部材を
    有するとともに上記受板と上記押圧部材との間に
    上記台紙を押え可能な台紙押え機構とを備えた巻
    取カセツトと、 該巻取カセツトがその上記ガイド部を移送爪に
    対向させた状態で着脱自在に取付けられ、手動操
    作により上記転向された台紙を上記移送爪により
    移送し、これによりラベルを剥離させる移送機構
    と、上記移送爪による台紙移送にともなつて上記
    台紙押え機構の上記押圧部材を上記受板から離脱
    させる押上げ板を有する台紙押え解除機構と、上
    記剥離されたラベルを物品に貼り付ける貼付部と
    を備えた貼付機と、からなることを特徴とする携
    帯式ラベル貼付装置。 2 移送用の切込みが形成された帯状の台紙にラ
    ベルが順次仮着されてなるラベル連続体に印字す
    るプリンターに着脱自在に取付けられ、その印字
    されたラベル連続体を巻取る巻取部と、上記台紙
    のみを転向させてラベルを剥離する剥離部と、そ
    の転向された台紙を案内するガイド部と、受板お
    よびこの受板に対して弾性押圧される押圧部材を
    有するとともに上記受板と上記押圧部材との間に
    上記台紙を押え可能な台紙押え機構と、ロツク用
    の係合部と、を備えた巻取カセツトと、 該巻取カセツトがその上記ガイド部を移送爪に
    対向させた状態で着脱自在に取付けられ、手動操
    作により上記転向された台紙を上記移送爪により
    移送し、これによりラベルを剥離させる移送機構
    と、上記移送爪による台紙移送にともなつて上記
    台紙押え機構の上記押圧部材を上記受板から離脱
    させる押上げ板を有する台紙押え解除機構と、上
    記剥離されたラベルを物品に貼り付ける貼付部
    と、上記巻取カセツトの上記係合部に係脱可能に
    係合するロツク部材と、このロツク部材を上記係
    合部から離脱させる取外しボタンと、を備えた貼
    付機と、からなることを特徴とする携帯式ラベル
    貼付装置。 3 移送用の切込みが形成された帯状の台紙にラ
    ベルが順次仮着されてなるラベル連続体に印字す
    るプリンターに着脱自在に取付けられ、その印字
    されたラベル連続体を巻取る巻取部と、上記台紙
    のみを転向させてラベルを剥離する剥離部と、そ
    の転向された台紙を案内するガイド部と、受板お
    よびこの受板に対して弾性押圧される押圧部材を
    有するとともに上記受板と上記押圧部材との間に
    上記台紙を押え可能な台紙押え機構と、ロツク用
    の係合部と、を備えた巻取カセツトと、 該巻取カセツトがその上記ガイド部を移送爪に
    対向させた状態で着脱自在に取付けられ、手動操
    作により上記転向された台紙を上記移送爪により
    移送し、これによりラベルを剥離させる移送機構
    と、上記移送爪による台紙移送にともなつて上記
    台紙押え機構の上記押圧部材を上記受板から離脱
    させる押上げ板を有する台紙押え解除機構と、上
    記剥離されたラベルを物品に貼り付ける貼付部
    と、上記巻取カセツトの上記係合部に係脱可能に
    係合するロツク部材と、このロツク部材を上記係
    合部から離脱させる取外しボタンと、上記巻取カ
    セツトの上記ガイド部に案内される上記台紙の下
    面に位置して設けたバネ性を有する台紙押え片
    と、を備えた貼付機と、からなることを特徴とす
    る携帯式ラベル貼付装置。
JP56210021A 1981-04-30 1981-12-28 携帯式ラベル貼付装置 Granted JPS58112786A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56210021A JPS58112786A (ja) 1981-12-28 1981-12-28 携帯式ラベル貼付装置
DE198282111897T DE83070T1 (de) 1981-12-28 1982-12-22 Tragbare etikettiermaschine.
AT82111897T ATE35401T1 (de) 1981-12-28 1982-12-22 Tragbare etikettiermaschine.
DE8282111897T DE3278716D1 (en) 1981-12-28 1982-12-22 Portable label applying machine
EP82111897A EP0083070B1 (en) 1981-12-28 1982-12-22 Portable label applying machine
US06/452,707 US4436573A (en) 1981-12-28 1982-12-23 Portable label applying machine
KR8205819A KR850001853B1 (ko) 1981-12-28 1982-12-27 휴대식 레이블 첩부장치(貼付裝置)
US06/587,274 US4498950A (en) 1981-04-30 1984-03-07 Portable label applying machine

Applications Claiming Priority (1)

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JPS58112786A JPS58112786A (ja) 1983-07-05
JPS6311211B2 true JPS6311211B2 (ja) 1988-03-12

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KR850001853B1 (ko) 1985-12-28
JPS58112786A (ja) 1983-07-05
KR840002720A (ko) 1984-07-16

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