JPS63111142A - 摺動接点材料 - Google Patents
摺動接点材料Info
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- JPS63111142A JPS63111142A JP25790686A JP25790686A JPS63111142A JP S63111142 A JPS63111142 A JP S63111142A JP 25790686 A JP25790686 A JP 25790686A JP 25790686 A JP25790686 A JP 25790686A JP S63111142 A JPS63111142 A JP S63111142A
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- Pending
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R39/00—Rotary current collectors, distributors or interrupters
- H01R39/02—Details for dynamo electric machines
- H01R39/022—Details for dynamo electric machines characterised by the materials used, e.g. ceramics
- H01R39/025—Conductive materials
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Contacts (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、摺動接点材料の改良に関する。。
(従来技術とその問題点)
従来、摺動接点材料としては各種材料が用いられ、とり
わけ整流子用の材料としては、Au60〜65wt%、
A g 5〜10wt%、Cu27〜33wt%より成
る合金材料が広く用いられていた。
わけ整流子用の材料としては、Au60〜65wt%、
A g 5〜10wt%、Cu27〜33wt%より成
る合金材料が広く用いられていた。
然し乍ら、この合金材料で製作した整流子では刷子との
摺動時の凝着により耐摩耗性が劣り、摩耗粉が生じ易く
、大きなノイズの発生の原因となっていた。
摺動時の凝着により耐摩耗性が劣り、摩耗粉が生じ易く
、大きなノイズの発生の原因となっていた。
この問題を解決するためにCr、Mg5Zrの−4また
は二種以上を添加した合金が考えられるが、塑性加工性
が悪く、生産性が低いと云う問題がある。また摩耗と共
に添加元素の酸化物の量が増え接触抵抗が増大する傾向
がある。
は二種以上を添加した合金が考えられるが、塑性加工性
が悪く、生産性が低いと云う問題がある。また摩耗と共
に添加元素の酸化物の量が増え接触抵抗が増大する傾向
がある。
本発明は、斯かる欠点を解消すべくなされたものであり
、前記合金を基材としてこれに特定の元素を表面から拡
散添加させて、摺動時の凝着を抑制し、耐摩耗性を向上
させた作り易い摺動接点材料を提供せんとするものであ
る。
、前記合金を基材としてこれに特定の元素を表面から拡
散添加させて、摺動時の凝着を抑制し、耐摩耗性を向上
させた作り易い摺動接点材料を提供せんとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段)
本発明の摺動接点材料は、Au60〜65w t%、A
g5〜10wt%、Cu27〜33wt%より成る合金
に、めっきにてCr、Mg、、Zrの少なくとも一種よ
り成る表面層を設け、さらにその表面層を拡散して合金
化したことを特徴とするものである。
g5〜10wt%、Cu27〜33wt%より成る合金
に、めっきにてCr、Mg、、Zrの少なくとも一種よ
り成る表面層を設け、さらにその表面層を拡散して合金
化したことを特徴とするものである。
本発明の摺動接点材料に於いて、Cr、Mg、Zrの少
なくとも一種から成る表面層をめっきにて設けた理由は
、クラッドでは薄い層を設けることがむずかしいからで
ある。特に乾式めっきでは拡散処理中に剥がれることが
ないから好ましい。
なくとも一種から成る表面層をめっきにて設けた理由は
、クラッドでは薄い層を設けることがむずかしいからで
ある。特に乾式めっきでは拡散処理中に剥がれることが
ないから好ましい。
さらにその表面層を拡散して合金化した理由は、摺動時
の耐凝着性を抑制して耐摩耗性を向上させるためであり
、また表面と内部で添加元素の濃度勾配を付け、摩耗と
共に増大する傾向にある接触抵抗を抑え安定させるため
である。
の耐凝着性を抑制して耐摩耗性を向上させるためであり
、また表面と内部で添加元素の濃度勾配を付け、摩耗と
共に増大する傾向にある接触抵抗を抑え安定させるため
である。
(実施例)
次に下記の左欄に示す本発明による摺動接点材料と従来
の摺動接点材料を用いて夫々厚さ0 、5 mmの板材
を打ち抜いて直径50璽璽の整流子を作った。
の摺動接点材料を用いて夫々厚さ0 、5 mmの板材
を打ち抜いて直径50璽璽の整流子を作った。
またA u 10wt%、P t 10wt%、Pd3
5wt%、Ag30wt%、Cu 14wt%、Zn1
wt%から成る合金で線径0 、7 amの刷子線材を
作り、これを長さ8鰭に切断し、2本並列させて一端を
幅10龍、長さ1311、厚さ0.2mmの合材に溶接
し、他端に2Rの円弧状の接触部を曲成して刷子接点を
作った。そして夫々の円盤状の整流子に刷子接点を接触
させ、整流子を正逆回転させて下記の試験条件にて摺動
試験を行い、寿命を測定した処、下記の表の右欄に示す
ような結果を得た。
5wt%、Ag30wt%、Cu 14wt%、Zn1
wt%から成る合金で線径0 、7 amの刷子線材を
作り、これを長さ8鰭に切断し、2本並列させて一端を
幅10龍、長さ1311、厚さ0.2mmの合材に溶接
し、他端に2Rの円弧状の接触部を曲成して刷子接点を
作った。そして夫々の円盤状の整流子に刷子接点を接触
させ、整流子を正逆回転させて下記の試験条件にて摺動
試験を行い、寿命を測定した処、下記の表の右欄に示す
ような結果を得た。
試験条件
電□流 0.6A
電 圧 12V
負 荷 抵抗負荷
回転速度 ]000rpm
周 速 120 〜130m/min接触力
100 g (以下余白) 上記の表で明らかなように実施例1〜3の整流子は従来
例の整流子接点に比し長時間接触抵抗が低く安定してい
ることが判る。これはひとえに実施例1〜3の整流子を
構成している本発明の摺動接点材料が、Cr、Mg、Z
rによる析出物により軟化温度が上昇し耐凝着性が向上
するからに他ならない。また表面と内部で添加元素の濃
度勾配(表面から内部に向かって低くなっている)が付
いており、辛耗と共に添加元素の酸化物の増える量が減
少するので、接触抵抗が低く安定して変わらないからに
他ならない。
100 g (以下余白) 上記の表で明らかなように実施例1〜3の整流子は従来
例の整流子接点に比し長時間接触抵抗が低く安定してい
ることが判る。これはひとえに実施例1〜3の整流子を
構成している本発明の摺動接点材料が、Cr、Mg、Z
rによる析出物により軟化温度が上昇し耐凝着性が向上
するからに他ならない。また表面と内部で添加元素の濃
度勾配(表面から内部に向かって低くなっている)が付
いており、辛耗と共に添加元素の酸化物の増える量が減
少するので、接触抵抗が低く安定して変わらないからに
他ならない。
尚、上記実施例では、表面層をスパッタリングで設けた
が、イオンブレーティング、蒸着、CVD (Chem
ical Vapour Deposition)でも
よく、また上記実施例では表面層の厚さを1μm〜2μ
mにしたが、耐凝着性の向上及びクランクや表面荒れを
考慮すると0.01〜5μmが好ましい。さらに上記実
施例では拡散処理温度を300〜500°C1その処理
時間を0.5〜1時間としたが、これに限るものではな
く、溶かすことなく合金化できる温度及び時間であれば
よいものである。
が、イオンブレーティング、蒸着、CVD (Chem
ical Vapour Deposition)でも
よく、また上記実施例では表面層の厚さを1μm〜2μ
mにしたが、耐凝着性の向上及びクランクや表面荒れを
考慮すると0.01〜5μmが好ましい。さらに上記実
施例では拡散処理温度を300〜500°C1その処理
時間を0.5〜1時間としたが、これに限るものではな
く、溶かすことなく合金化できる温度及び時間であれば
よいものである。
(発明の効果)
以上詳記した通り本発明による摺動接点材料によれば、
従来の摺動接点材料に比べ軟化温度が高く、著しく耐摩
耗性に優れ、摩耗粉の発生量が極めて少なく、極めて長
時間低く安定した接触抵抗を有する刷子接点を得ること
ができるという効果がある。
従来の摺動接点材料に比べ軟化温度が高く、著しく耐摩
耗性に優れ、摩耗粉の発生量が極めて少なく、極めて長
時間低く安定した接触抵抗を有する刷子接点を得ること
ができるという効果がある。
Claims (1)
- Au60〜65wt%、Ag5〜10w%、Cu27〜
33wt%より成る合金に、めっきにてCr、Mg、Z
rにの少なくとも一種より成る表面層を設け、さらにそ
の表面層を拡散して合金化したことを特徴とする摺動接
点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25790686A JPS63111142A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 摺動接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25790686A JPS63111142A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 摺動接点材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63111142A true JPS63111142A (ja) | 1988-05-16 |
Family
ID=17312831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25790686A Pending JPS63111142A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 摺動接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63111142A (ja) |
-
1986
- 1986-10-29 JP JP25790686A patent/JPS63111142A/ja active Pending
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