JPS63109976A - 低硬度の工作物の鏡面加工方法 - Google Patents

低硬度の工作物の鏡面加工方法

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JPS63109976A
JPS63109976A JP61256577A JP25657786A JPS63109976A JP S63109976 A JPS63109976 A JP S63109976A JP 61256577 A JP61256577 A JP 61256577A JP 25657786 A JP25657786 A JP 25657786A JP S63109976 A JPS63109976 A JP S63109976A
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JP
Japan
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workpiece
machining
face
work holder
dummy
Prior art date
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Pending
Application number
JP61256577A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tsuboi
坪井 ▲あきら▼
Hiromichi Tamiya
田宮 博道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薄板状の工作物を1.微細粉末粒子などを含
む加工液を用いて高精度の鏡面に加工する方法に関する
〔従来技術〕
この種の加工方法には、例えば特公昭54−30800
号公報、特開昭61−71965号等に示す如(、ベー
スにより支承されて鉛直軸線回りに回転駆動される定盤
の上面に環状の加工基準面を形成し、この加工基準面と
対向する下側に工作物を固定支持して鉛直軸線回りに回
転駆動されるワークホルダを上下動可能に支承し、前記
加工基準面と工作物の間の相対的運動によりその間に加
工液を流通させて同工作物を鏡面加工する方法がある。
このような加工方法においては、加工液により生じる動
圧で工作物とワークホルダを多少浮上させて、加工基準
面と工作物の間を流通する工作液により工作物を加工す
るので、加工変質層を形成せず、また角部にだれを生じ
ない高精度の鏡面加工面を得ることができる。従って加
工変質層による電気的特性、磁気的特性などの変化をき
らう半導体結晶の加工等によく使用される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような加工方法は、加工基準面と工作物の相対的運
動により工作物とワークホルダを浮上させる動圧を生ぜ
しめているので、加工の開始時と終了時にはこの勤王が
消失して工作物と加工基準面が直接接触し、あるいは浮
上中にておいても異常な外力が加われば同様の直接接触
が生じることがある。工作物が高硬度の物質(例えば、
ガラス。
フェライト等)の場合は特に問題はないが、低硬度の物
質(例えばカドミウム・テルル等の半導体結晶)よりな
る場合には、この接触により工作物の鏡面加工面に引掻
き傷を生じるという問題がある。本発明はこのような問
題を解決したものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このために、本発明による低硬度の工作物の鏡面加工方
法は、添付図面に例示する如く、ベース10により支承
されて鉛直軸線回りに回転駆動される定盤15の上面に
環状の加工基準面16を形成し、この加工基準面と対向
する下側に工作物Wを固定支持して鉛直軸線回りに回転
駆動されるワークホルダ20を上下動可能に支承し、前
記加工基準面16と工作物Wの間の相対的運動によりそ
の間に加工液14を流通させて同工作物を鏡面加工する
方法において、それぞれ複数の低硬度の工作物Wと高硬
度のダミー〇とを前記ワークホルダ20の下側にその鉛
直軸線を中心とする円周上に沿って規則的な順序で固定
支持させたことを特徴とするものである。
〔作用〕
定盤15とワークホルダ20が回転駆動されれば、工作
物Wとダt−Vは加工基準面16との間の相対的運動に
より浮上して同加工基準面16との間を流通する加工液
14により鏡面加工されるが、低硬度の工作物Wの加工
面は高硬度のダミーDの下面よりも余分に加工され、第
3図に示す如く、ダミーDの下面との間に段差を生じる
。従って加工が成る程度進行して段差が生じた後は、異
常な外力が加わってもこの段差によりダミーDの下面が
加工基準面16に接触して工作物Wの加工面が加工基準
面16に接触することはなくなり、また加工が終了して
動圧が消失すれば、工作物WとダミーDとワークホルダ
20は、ダミーDの下面のみが加工基準面16に当接し
て支持される。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明によれば、加工が成る程度進行した
後は工作物の加工面が加工基準面と接触することがなく
なるので、工作物の加工面は引掻き傷のない鏡面加工面
に保たれる。
(実施例〕 以下に、本発明を添付図面により説明する。
第1図に示す如く、ベース10上には鉛直軸線回りに回
転可能に主軸11が支承されて、回路の駆動モータによ
り回転駆動され、主軸11上端の支持部11aの上面に
は支承部材12を介して環状の定盤15が固定されてい
る。定盤15は錫製でその上面には多数の溝17を設け
た加工基準面16が形成されている。加工基準面16は
ダイヤモンドツールを有する回路の刃物台により整形さ
れて精度が維持され、その表面にはダイヤモンドツール
の加工条痕による規則的な僅かの凹凸が形成されている
。また支持部11aの周縁には円形の液槽13が液密に
固定され、液槽13内にはシリカ等の微細粉末粒子を懸
濁した加工液14が収容されている。
第1図に示す如く、定盤15の上方には、加工基準面1
6と対向する下面を有するワークホルダ20が、主軸1
1と偏心して鉛直に支承された回転軸21の下端に支持
されている。ワークホルダ20は回転軸21により多少
上下動自在に浮動支持されると共に回転駆動され、かつ
回転軸21を介して回路のラムにより上下動されるもの
である。
ワークホルダ20の下面にはワークプレート22が回転
軸21と同軸的に着脱可能に固定されている。第1図及
び第2図に示す如く、ワークプレート22の下面には、
回転軸21と同心の円周上に沿って等間隔に、それぞれ
3個の低硬度の工作物Wと高硬度のダ<−0が交互に配
置して固定されている。本実施例においては、低硬度の
工作物Wはカドミウム・テルルよりなる半導体結晶(ピ
ンカース硬度で約45)であり、高硬度のダミーDはフ
ェライトであり、この両者は寸法形状がほぼ同一の薄板
である。工作物W及びダ<−0はワークプレート22下
面の前述の位置に融点が70〜80℃のワックスにより
接着し、通常のラッピングまたはポリッシングを行って
各工作物W及びダミーDの厚さを揃えた後、ワークプレ
ート22をワークホルダ20の下面に取り付け、回路の
ラムによりワークホルダ20を下降させて鏡面加工を行
う。
ワークホルダ20が下降した状態においては、工作物W
の加工面(下面)Waとダミー0の下面Daは、ワーク
ホルダ20.ワークプレート22゜工作物W、ダ<−D
等の重量により加工基準面16に接触しているが、定盤
15とワークホルダ20が回転駆動されれば、工作物W
とダミー〇は加工基準面16との間の相対的運動と加工
液14により生ずる動圧により前記重量に抗して浮上し
、加工基準面16との間を加工液14が流動するように
なる。第1図はこの状態を誇張して示したものである。
工作物Wの加工面Wa及びダミー〇の下面Daと加工基
準面16の間の隙間を通る加工液14中の微細粉末粒子
は加工面Wa及び下面Daに衝突して此等の面を微小量
ずつ削り取り、突出している部分は粉末粒子との衝突が
多くなって余分に削り取られるので此等の面Wa、Da
は加工基準面16にならって鏡面加工がなされる。加工
液14は定盤15の回転に伴う遠心力により液槽13内
で全体として外向に流れるが、この加工液14は液槽1
3の周縁部で回路の回収装置により回収され定i15の
中央部に戻される。
工作物W及びダミーDの単位時間当りの加工量は、第4
図の加工量進行状態特性Rw、Rdに示す如く、加工当
初の各面Wa、Daが粗い状態では多いが鏡面に近付け
ば少なくなる。また加工当初は、低硬度の工作物Wの加
工面Waの方が多く加工されるのでダミー〇の下面Da
との間に段差が生じ、これにより加工基準面16との間
の隙間は加工面Waの方が下面Daよりも大となって加
工面Waに対する加工液14の流速が減少するので単位
時間当りの加工量も減少し、第3図に示す如く前記段差
が成る値eとなれば、第4図に示す如く加工面Waと下
面Daの単位時間当りの加工量は同じとなり、段差は値
eのままとなる。この状態においてワークホルダ20を
下向に移動させるような異常な外力が加われば、ダi 
 Dの下面Daが加工基準面16に接触することはある
が、工作物Wの加工面Waが加工基準面16に接触して
引掻き傷を生じることはない、工作物Wに対する所定の
鏡面加工が終了し、定盤15とワークホルダ20の回転
が停止されれば、加工液14による勤王が消失するので
、ダミー0の下面Daが加工基準面16に当接してワー
クホルダ20等の重量が支持される。加工面Waと加工
基準面16の間には値eなる隙間があるので鏡面加工済
の加工面Waが加工基準面16に接触して引掻き傷が生
じることはない。次いで、ワークホルダ20は、工作物
W及びダミーDを接着したワークプレート22と共に、
回転軸21を介して引き上げられ、このワークプレート
22を取り外し、未加工の工作物W及びダミーDを接着
した別のワークプレート22がワークホルダ20の下面
に取り付け、前述と同様の手順により加工が行われる。
なお、上記加工に際しては工作物Wの加工面Waに力が
加わることがないので加工面Waの内側に加工応力によ
る変質層を形成することはなく、加工液14中の微細粉
末粒子は加工面Waに均一に衝突するので加工面Waの
周縁の角部にだれを生ずることもない。
なお、上記実施例においては各3個の工作物Wとダミー
Dを円周上に交互に配置したが、工作物Wとダ<−Vは
同数には限られず、その配置も回転軸21の軸線に対し
点対称的で規則的であればよい。
また、ダミー〇の材質は工作物Wよりも硬度が大なもの
であれば任意であり、フェライトの他に石英等を使用す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明による低硬度の工作物の鏡面加工方法
の一実施例を示す図であり、第1図は使用する加工装置
の要部の縦断面図、第2図は工作物とダミーの配置状態
を示す図、第3図は第2図のIII−I断面図、第4図
は加工の進行状態を示す図である。 符号の説明 10・・・ベース、12・・・定1.14・・・加工液
、16・・・加工基準面、20・・・ワークホルダ、D
・・・ダミー、W・・・工作物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ベースにより支承されて鉛直軸線回りに回転駆動される
    定盤の上面に環状の加工基準面を形成し、この加工基準
    面と対向する下側に工作物を固定支持して鉛直軸線回り
    に回転駆動されるワークホルダを上下動可能に支承し、
    前記加工基準面と工作物の間の相対的運動によりその間
    に加工液を流通させて同工作物を鏡面加工する方法にお
    いて、それぞれ複数の低硬度の工作物と高硬度のダミー
    とを前記ワークホルダの下側にその鉛直軸線を中心とす
    る円周上に沿って規則的な順序で固定支持させたことを
    特徴とする低硬度の工作物の鏡面加工方法。
JP61256577A 1986-10-28 1986-10-28 低硬度の工作物の鏡面加工方法 Pending JPS63109976A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013031909A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Seiko Instruments Inc ガラス基板の研磨方法、パッケージの製造方法、圧電振動子、発振器、電子機器並びに電波時計

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6171965A (ja) * 1984-09-11 1986-04-12 Toyoda Mach Works Ltd フロ−トポリシング加工装置
JPS61214970A (ja) * 1985-03-20 1986-09-24 Sanyo Electric Co Ltd 研摩装置

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