JPS63109973A - 遠心バ−レル研磨装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、羽根車等の内面を滑らかに研磨する装置に係
り、特に三次元の羽根を有する羽根車の内面を自動的か
つ迅速に研磨するのに好適な装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は特公昭５１−１１３６０号に記載のように
バーレルの中に被研磨物、研磨剤、水などを入れ、バー
レルの回転により研磨剤と被研磨物の摩擦により被研磨
物のパリ・凹凸等を除去する方法であった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術によれば、被研磨物表面のパリ。

凹凸等は良く除去できるが、羽根車の流路面内面の研磨
という点について配慮がされておらず、流路内面の研磨
には適していないという問題があった。

本発明の目的は羽根車等の内面を自動的にかつ迅速に、
均一かつすこぶる平滑に研磨することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は研磨剤と補助剤として水などを入れた槽の中
で羽根車を高速で回転させることにより研磨剤を吸い込
み流路面を研磨させることによつて達成される。

ただしこの場合羽根車の形状特に羽根の傾き角が違うと
研磨の状態が著しく異なり研磨面のコントロールが困難
な範囲が出てくる１通常流路の各部位についての研磨の
強弱は羽根の傾き角によって異なり、傾き角の大小によ
って夫々研磨の程度が不足する部分が生じてくる。その
為今回の装置には取付角度を自由に変えられる案内羽根
を設け。

研磨剤が羽根車に吸い込まれる際の入射角を変えること
によってあらゆる部位が過不足なく研磨できるようにし
である。

〔作用〕

羽根車を研磨剤と水等の補助剤を入れた槽の中で回転さ
せると研磨剤及び研磨補助剤が羽根車に吸い込まれ、そ
れが流路壁をこすって出ていく過程で流路壁は研磨剤に
より研磨され凹凸がなくなって平滑な仕上面が得られる
。

この際入口付近では吸い込まれた研磨剤と水等の研磨補
助剤の流れは不安定であり、入射角によって羽根面に当
たる角度が異なるため強く研磨される部分と研磨の弱い
部分ができる。それが設定角自由な案内羽根を設けるこ
とによって入射角を変え常に羽根面に一定の角度で当た
るようにし、いかなる傾き角の羽根車に対しても入口部
の研磨程度が同一になるようになった。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例を第１図により説明する。

研磨剤９と研磨補助剤７を満たした槽６の中に被研磨物
８を挿入し、軸５及び軸継手２を介して原動機１により
回転させると研磨剤９と研磨補助剤７は被研磨物８の吸
込口から吸い込まれ、流路内を通って出口から出てくる
。このように研磨剤が高速で被研磨物の流路内を通過す
る際に流路面内面に強く押し当てられ内部表面の凹凸を
滑らかに研磨する。

この時案内羽根１０は研磨剤と研磨補助剤の流れを整流
し、吸込時の入射角をコントロールして研磨剤が羽根面
に当たる角度を最適なものにする。

本実施例によれば種々の形状をした羽根車の流路内面を
均一に過不足なく研磨することができ、しかも研磨時間
は従来の手作業に比較して一例として約２０％程度の時
間に短縮できる効果がある〔発明の効果〕 本発明によれば、種々の形状をした羽根を有する羽根車
の流路内面研磨を均一に高精度に行なうことができ、し
かも研磨作業は全て自動で行なうことができるので、人
が介在する時間は従来の手作業に比べ大巾に短縮するこ
とができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

１・・・原動機、２・・・軸継手、３・・・ラジアル軸
受、４・・・スラスト軸受、５・・・軸、６・・・研磨
槽、７・・・研磨補助剤、８・・・被研磨物（羽根車）
、９・・・研磨剤。 １０・・・案内羽根。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、研磨剤及び研磨補助剤で満たされている槽の中に被
   研磨物を入れ、被研磨物を回転させることにより被研磨
   物自身が有する羽根・流路等の吸込み力によつて研磨剤
   及び研磨剤助剤を吸込み、羽根及び流路の中を通して出
   口より吐き出させることにより被研磨物の羽根及び流路
   等の内面を滑らかに研磨するバーレル研磨装置において
   、研磨剤及び研磨補助剤が被研磨物に吸い込まれる時の
   入射角を自由に変えることのできる取付角度調整可能な
   案内羽根を設けたことを特徴とする遠心バーレル研磨装
   置。