JPS63108550A - テ−プロ−デイング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、回転ヘッド方式の磁気記録再生装置における
テープローディング装置に関するものである。

従来の技術 従来、磁気テープに記録される、テープフォーマット内
にタイムコード等のテープ位置を検出するための補助信
号領域を設けている、回転へノド方式のＶＴＲやＰＣＭ
レコーダ等においては、第５図に示すように、供給リー
ル１より引き出されたテープ１０はガイドローラ３、ガ
イドユニ、ト５を経て、ドラム７に所定量巻き付けられ
た後、ガイドユニット６、キャプスタン８、ピンチロー
ラ９、ガイドローラ４を経て、巻き取りリール２に巻き
取られる。上記のテープローディングが通常の記録再生
状態であるが、従来方法では、高速サーチ時においても
ドラムへのテープの巻き付けは上記と同様状態でテープ
を早送り、巻き戻しして高速走行を行なう。（例えば特
願昭６１−４７６０３号など）。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の方法においては、テープをドラムにか
なりの角度巻き付けたまま、テープを高速走行させるた
め、テープ、ドラム間の摩擦による負荷の増加により、
ドラムを回転させるための駆動モータの消費電流の増加
また負荷の増加により、強力で大型のモータが必要とな
る。さらに、磁気ヘッド、ドラム表面の摩耗の発生、寿
命の低下等の問題が発生しやすい。

本発明はかかる点に鑑みて、高速サーチ時における、負
荷を減らし、上記問題点を解決することを目的とするも
のである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、高速サーチ時に
おいては、サーチに必要な補助信号のみを記録信号より
取り出せばよい点に着目し、補助信号の記録領域に磁気
へノドが接触するようにテープをドラムに巻き付けるこ
とができるよう、通常の記録再生時とサーチ時で、テー
プのドラムに対する巻き付は状態を変えることができる
テープローディング機構にするものである。

作用 本発明は上記した構成をとることにより、テープ高速サ
ーチ時におけるテープとドラムの摩擦による負荷を最小
限度におさえることができ、またドラム回転駆動用モー
タの省力化、小型化、またサーチ時のモータ消費電流の
低減、ヘッド、ドラムの寿命の向上等を図ることができ
る。

実施例 第１図は本発明の一実施例の回転ヘッド方式磁気記録再
生装置の記録、再生状態におけるテープローディング状
態を示す図である。

供給リール１１より供給されたテープ１３は、最初のガ
イドローラ１４より、ドラムに対するテープ入側ガイド
ユニット１７を経てドラム１６に巻き付けられる。ガイ
ドユニット１７は、ガイドローラ１７ａと本装置が回転
ヘッド方式のため、ドラム１６がテープ走行方向に対し
て一定角傾斜しており、そのために、テープ方向を変換
させるための傾斜ボス）１７ｂよりなり、同じく同様の
構成をなす出側ガイドユニット１８とによってテープ１
３をドラム１６に９０°巻き付けるようにテープローデ
ィングを行なう。なおガイドローラ）１７．１８はそれ
ぞれ案内溝１９．２０に添って装置の作動状態に応じた
ローディング状態となるように可動である。２１．２２
はテープ駆動のキャプスタンとピンチローラであり、そ
の後テープ１３はガイドローラ１５を経て巻き取りリー
ル■２に至る。

なおドラム１６は一定回転で回っており、テープ１３が
ドラム１６に巻き付けられた９０°の区間で磁気ヘッド
（記述せず）により、信号の書き込み、読み込みを行な
っている。

第２図は本装置により磁気テープ上に記録される信号の
トラックパターンの図であり、テープ位置検出用のタイ
ムコード信号は、第２図に示す位置に記録される。

本装置では高速サーチ時は、この領域だけテープがドラ
ムに巻き付くようにテープローディングを行なう。その
時のローディング状！虚を示す図が第３図である。

第３図において、第１図で説明した入側のテープガイド
ユニット１７は案内溝１９に添って、図の示す位置まで
、案内溝１９の片端１９ａ方向に移動する。この状態で
はテープ１３は破線２９で示す位置まで戻される。軸２
４に対して回動する可動板２５はその先端部２５ａにガ
イドローラ２８を取り付けられている。なお出側ガイド
ユニット１８は第１図で示したのと同じ位置にある。

高速サーチ時はプランジャー２３に通電されその力で可
動板２５は時計方向に軸２４に対して回転し、位置決め
ビン２６と当接し位置決めされる。

その結果ガイドローラ２８はテープ１３をドラム１６と
反対方向へ押し込む。その結果テープローディングはガ
イドローラ２８と傾斜ボスト１７ｂ及びガイドローラ）
１８によって、第２図に示したトラックパターン上のタ
イムコード位置にテープ１３をドラム１６に巻き付ける
ようにローディングを行なう。なお、ピンチローラ２２
は第１図で示したテープローディング状態以外ではテー
プ面より離れている。

この第３図に示すテープローディング状態で、テープ１
３を高速で早送り、巻き取りを行って高速サーチを行な
うので、テープとドラム及び磁気ヘッドは必要以上接す
ることがない。

なお可動板２５はサーチ時以外はプランジャー２３の力
が働かないのでバネ２７の引張力により軸２４に対して
反時計方向に回動し元の位置に戻され、ガイドローラ２
８はテープ１３に接しない。

第４図はテープがドラムから完全にアン・ローディング
された状態を示す図であり、ガイドユニット１７．１８
はそれぞれの案内ン１１１９．２０に添ってドラム１６
から離れた片端まで移動し、テープ１３はガイドローラ
１４．１５に巻き付くだけで他の部材とは当接しない。

発明の効果 以上述べてきたように、本発明は通常記録再生時と高速
サーチ時においてテープのドラムへの巻き付は状態を変
えることができるテープローディング機構を有すことに
より、高速サーチ時において必要以上にテープをドラム
に巻き付けて走行させる必要がなく、メカニズムへの負
荷の軽減を図ることができる。そしてそれにより、ドラ
ムの駆動モータの省力化、小型化、消費電流の低域、ド
ラム、ヘッドの寿命の向上環を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の６１１気記録再生装置にお
ける、通常記録再生時のテープローディングの状態図、
第２図は磁気テープ記録信号のトラックパターン図、第
３図は高速サーチ時のテープローディング状態図、第４
図はテープ、アン・ローディング状態図、第５図は従来
のテープローディング状態図である。 １１・・・・・・供給リール、１２・・・・・・巻き取
りリール、１３・・・・・・テープ、１４．１５・・・
・・・ガイドローラ、１６・・・・・・ドラム、１７．
１８・・・・・・ガイドユニット、２３・・・・・・プ
ランジャ、２５・・・・・・可動板、２８・・・・・・
ガイドローラ。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　はか１名へ　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　の銖　　　　
　　　　　　　　　　　　嫁Ｌ／）　　（Ｎ　　”’ Ｃ）ｃｖｓ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転ドラムにより、記録再生され、信号トラック規定の
   位置に、テープ検出用の補助信号記録領域が設けられた
   、テープを用いる磁気記録再生装置のテープローディン
   グ機構であって、テープをドラムに巻き付けた状態で前
   記補助信号を検出しながら、高速でテープ早送り、巻き
   戻しを行ない、高速でテープ位置をサーチする機能を有
   し、このサーチ時においては、テープ位置検出に必要な
   補助信号のみを取り出すために、磁気テープとヘッドが
   前記補助信号領域上で接触するように、テープをドラム
   に巻き付けるためのガイドユニットの位置を、通常の記
   録再生状態から可変できる機能を有するテープローディ
   ング装置。