JPS63108492A - 誘導装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、異常信号によって動作し、避難経路に設けら
れた熱や煙等のセンサーの動作時には停止する避ｍｙ４
導のための誘導装置に関するものである。

（背景技術） 火災などの災害発生時において、建物の外へ安全に人を
誘導するために、点滅式の誘導灯や、キセノンランプに
よる閃光発生装置、或いは、音声合成装置等を用いた誘
導装置が広く用いられている。これらの誘導装置は御飯
に火災報知信号等の異常信号によってその動作を開始す
るように構成されている。また、避難経路が高温になっ
たり煙が充満したりして安全に避難できない場きには、
その避難経路に誘導することは危険であるので、予めｉ
ｌｉ！難経路に熱や煙、炎等を感知するセンサーを設置
しておき、センサーが動作した場合は、そのセンサーの
設置された避難経路における誘導装置の動作を停止させ
るようにして、誤誘導を防止するものが知られている（
実公昭６０−７１２参照）。

しかしながら、実際の火災では、ｉ［ｉＨＩ経路のセン
サーが煙や熱などを検知して誘導装置を停止させた後、
建物の倒壊や高熱により誘導装置とセンサーとの間の配
線が断線したり、或いは、センサー自身が破壊され、避
難に重大な支障があるにも拘わらず、誘導装置が再動作
し、誤誘導を招くという恐れがある。

（発明の目的） 本発明は上述のような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、避難経路に設けられた熱や煙
などのセンサーが一旦動作したときには、その後、建物
の５ｑ壊や高熱によってセンサーへの配線やセンサー自
身に異常が生じても誤誘導が生じないようにした誘導装
置を提供するにある。

（発明の開示） 本発明に係る誘導装置を、第１図実施例について説明す
ると、火報信号Ｆを受けた時に動作し、避難経路に設け
られた熱や煙等のセンサーＳの動作時に停止する誘導装
ｍＡにおいて、誘導装置ｉ！Ａ側にセンサーＳの動作を
検出して保持する装置を具備して成るものである。

以下、本発明の実施例について説明する。

第１図は本発明の一実施例に係る誘導装置のブロック回
路図であり、第２図はその要部具体回路図である０本実
施例は、音声合成によりｙ：１難誘導を行う誘導音装置
の例である。平常時においては、スイッチＳｌがＯＦＦ
されており、誘導装ＨＡは動作していない、火報信号Ｆ
を受信した場合、火報信号受信部Ａ、の動作により、ス
イッチＳｔが閏じ、電池Ｂ１が音声合成部Ａ２や増幅部
Ａ、に接続される。これによって、音声合成部Ａ２は避
難誘導のための音声信号を合成し、この信号が増幅部Ａ
、にて増幅され、スピーカＳＰから避難誘導音声として
出力される。このとき同時に、センサーＳへ電源供給が
行われ、ｉ難経路に設置されたセンサーＳが熱や煙など
の有無を監視する。熱や煙などの障害が避難経路に生じ
た場合、センサーＳが動作する。その動作をセンサー動
作検出部Ａ。

が検知し、センサー動作検出部Ａ４よりセンサー信号保
持部Ａ、にセンサー動作信号が出力され、センサー信号
保持部Ａ、で一旦センサー動作信号を受けると、音声合
成部Ａ２の動作を停止させる停止信号を出力し続けるよ
うに構成されている。

したがって、誘導音は停止する。さらに、建物の倒壊や
高熱によって、避難経路に設けられたセンサーＳまでの
配線が断線したりセンサーＳ自身が破壊された場合でも
、センサー信号保持部Ａ５で信号保持を行っているため
、停止信号が出力し続けられるものであり、誘導音は停
止状態を保持し、誤誘導を防止する。

第２図はセンサー動作検出部Ａ４とセンサー信号保持部
Ａ、の具体回路例である。センサーＳとしては、異常を
検出すると電流が流れるタイプのセンサーを用いている
。センサー動作検出部Ａ４はフォトカップラＰＣを備え
、フォトカップラＰＣの発光素子は、センサーＳと抵抗
Ｒ６の直列回路を介して、電源Ｂ２に接続されている。

センサーＳが動作すると、フォトカップラＰＣの発光素
子に電流が流れ、フォトカップラＰＣの受光素子がこれ
を検出し、センサー動作が検出されるようになっている
。センサー信号保持部Ａ、としては、Ｄ−フリップフロ
ップＦＦを使用し、そのＱ出力で音声き酸部Ａ２への電
源供給を制御し、センサーＳが動作した後は、音声合成
部Ａ２への電源供給を停止するように構成している。

第３図は第２図回路の動作説明図である０図中、■〜■
の波形図は、第２図回路において■〜［相］の符号を付
した部分の動作波形を示している。始めにイ点て火報信
号Ｆが入力され、スイッチＳ、が閉じると、Ｄ−フリッ
プフロップＦＦの電源端子ＶＤＤとアース端子ＶＳ’３
の間に電池Ｂ、が接続され、Ｄ−フリップフロップＦＦ
が動作可能な状態となる。抵抗Ｒ３とコンデンサＣ２よ
りなる積分回路の時定数によって決まる所定の時間、す
なわち、コンデンサＣ２の電圧■ｃ２が（１／２）Ｖｏ
ｕに達するまでの間は、インバータエ、の出力はｌ（レ
ベルとなり、Ｄ−フリップフロップＦＦのクリア人力Ｃ
Ｌが■］レベルとなって、Ｄ−フリップフロップＦＦの
出力Ｑは強制的にＬレベルとなり、トランジスタＴ「が
ＯＮＬ、音声合成部Ａ２に電源供給され、誘導音が出力
される。

次に、点口でセンサーＳが動作した場合、フォトカップ
ラＰＣの受光素子が導通状態となり、点■の電位がＬレ
ベルからＨレベルとなり、この信号が抵抗Ｔ’（、、Ｒ
，とコンデンサＣ１とからなる誤動作防止用の積分回路
によって積分される。コンデンサＣ１の電圧ＶＣＩが（
１／２）ＶＤＤに達すると、インバータＬ、Ｉ、よりな
るバッファの出力は■］レベルとなり、Ｄ−フリップフ
ロップＦＦのデータ人力りへ入力される。さらに、抵抗
Ｒ１とコンデンサＣ１よりなる留分回路によって、点０
の信号が遅延され、コンデンサＣ１の電圧■ｃ、が（１
／２）ＶＤＤに達した時点で、インバータＩ＝、Ｉｓよ
りなるバッファの出力がト■レベルとなる。これにより
、Ｄ−フリップフロップＦＦのクロック入力ＣＰはＬレ
ベルからＨレベルに立ち上がる。このタロツク入力ＣＰ
の立上り時点でデータ人力りがＱ出力へ伝送されるため
、Ｄ−フリップフロップＦＦのＱ出力はＬレベルからＨ
レベルに変化し、トランジスタＴｒはＯＦＦとなり、誘
導音は停止する。

さらに、凸点において、ｌｔ物の倒壊や高熱により、セ
ンサーＳまでの配線が断線したり、センサーＳ自身が破
壊された場合には、凸点以降に示すようにセンサーＳか
らの動作信号（第３図■）がＬレベルとなり、Ｄ−フリ
ップフロップＦＦのデータ入力りはＬレベルとなるが、
Ｄ−フリップフロップＦＦのタロツク入力ＣＰがＬレベ
ルからＨレベルとなるモードがないために、Ｄ−フリッ
プフロップＦＦのＱ出力はＩ（レベルのままであり、誘
導金製＝は停止状態を保持している。このＤ−フリップ
フロップＦＦによる停止状君保持動作は、二点に示すよ
うに、火災信号Ｆが平常状！序にｆｙ帰して、スイッチ
Ｓ１が開くまで持続する。

なお、実施例では、誘導装置として音声合成をによる誘
導音装置を用いたが、これに限らず、例えばキセノンラ
ンプによる閃光装置や内照式の誘導灯などを用いても良
い、また、センサーＳは異常時に電流が流れるものを用
いて、センサー動作検出部Ａ４では、フォトカプラＰＣ
″′ｃ′：４流検知を行っているが、これに限らず、例
えばセンサーＳの出力が電圧信号で得られるものであっ
ても良い。

さらに、センサー信号保持部Ａ５における保持要素はフ
リップフロップに限定されるものではなく、サイリスタ
などを用いても良い。

（発明の効果） 以上のように、本発明にあっては、異常信号を受けた時
に動作し、避難経路に設けられた熱や煙等のセンサーの
動作時に停止する誘導装置において、誘導装置側にセン
サーの動作を検出して保持する装置を具備したから、一
旦センサーが動作した後は、建物の倒壊などにより誘導
装置とセンサーとの間の配線が断線したり、高熱により
、センサー自身が破壊されたような場合においても、誘
導装置は停止状態を保持することができ、これによって
誤誘導を防止し、より安全な避難誘導を行うことができ
るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック回路図、第２（２
Ｉは同上の要部具体回路図、第３図は同上の動作説明図
である。 Ａは誘導装置、Ｆは火報信号、Ｓはセンサー、Ａ５はセ
ンサー信号保持部である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）異常信号を受けた時に動作し、避難経路に設けら
   れた熱や煙等のセンサーの動作時に停止する誘導装置に
   おいて、誘導装置側にセンサーの動作を検出して保持す
   る装置を具備して成ることを特徴とする誘導装置。