JPS6310798Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6310798Y2
JPS6310798Y2 JP1982165035U JP16503582U JPS6310798Y2 JP S6310798 Y2 JPS6310798 Y2 JP S6310798Y2 JP 1982165035 U JP1982165035 U JP 1982165035U JP 16503582 U JP16503582 U JP 16503582U JP S6310798 Y2 JPS6310798 Y2 JP S6310798Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
groove
flexible
grooves
wood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982165035U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5968486U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16503582U priority Critical patent/JPS5968486U/ja
Publication of JPS5968486U publication Critical patent/JPS5968486U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6310798Y2 publication Critical patent/JPS6310798Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bathtub Accessories (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は可撓性風呂蓋材に関し、特に折り畳
むことができる可撓性風呂蓋材に関する。
(従来技術) この考案の背景となる従来の風呂蓋が、たとえ
ば特公昭52−6666号公報や特開昭56−5619号公報
に開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) 特公昭52−6666号公報に開示されている風呂蓋
では、全体がポリプロピレン発泡シートで形成さ
れているため、木質材料で形成された風呂蓋が持
つ木質の風合いを備えていない。
一方、特開昭56−5619号公報に開示されている
風呂蓋では、シートの表面に木質材料などからな
る複数のリブを取り付けられているので、木質の
風合いを有するが、複数のリブをシートにいちい
ち取り付けなければならないので、その製造に手
間を要する。さらに、この風呂蓋では、風呂桶を
密封することができるが、リブとリブとが間隔を
隔てて設けられていて、リブ間ではシートのみし
か存在しないことになるので、その部分で風呂桶
内の熱が外に伝わつて逃げやすく、風呂桶内がす
ぐに冷めてしまう。
それゆえに、この考案の主たる目的は、木質の
風合いを備え、簡単に製造でき、かつ、保温性の
よい、可撓性風呂蓋材を提供することである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、強靭でしかも可撓性に富んだシー
トと、このシートの片面に積層接着される木質材
料の板材と、それぞれがシートに積層接着された
板材の一端から他端にわたりかつシートに達する
がシートの片面が露出されないように相互に間隔
を隔てて切削されることによつて形成される複数
の溝とを含む、可撓性風呂蓋材である。
(作用) 溝部位で、全体が折り曲げ可能とされる。
(考案の効果) この考案によれば、シートの片面に積層接着さ
れる板材が木質材料で形成されるので、木質の風
合いを有する。しかも、シートに積層接着された
板材を初削することによつて溝が形成されるの
で、シートに複数のリブをいちいち取り付けるよ
うな手間が不要となり、そのため、簡単に製造す
ることができる。その上、シートの片面全面に木
質材料の板材が存在するので、保温性がよくな
る。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図および第2図は、それぞれ、この考案の
一実施例を示し、第1図はその一部分の断面図で
あり、第2図はその一部切欠斜視図である。この
可撓性風呂蓋材1は、たとえば布、不織布等の強
靭で可撓性に富んだシート2を含み、このシート
2の片面には、たとえば杉、桧等の木材板、平行
合板等の木質材料の板材3が積層接着される。
さらに、この板材3には、それを切削すること
によつて、たとえば断面V字形の溝4……が、板
材3の繊維方向に同一間隔で複数条平行開設され
る。これらの溝4……は、シート2に達するがそ
れを傷つけない程度に開設され、また、溝4の溝
底5部位においては、シート2が外部に露出しな
いように形成されている。したがつて、この可撓
性風呂蓋材1は、溝4部位において、シート2の
みで連結されることになり、第1図2点鎖線で示
すように、シート2の両主面側に折り曲げ自在と
なり、容易に湾曲し得る。
なお、この実施例においては、全体を3つ折り
に折り畳みやすくするために、特に第3図および
第4図に示すように、左右の2群の溝4a,4a
……は、隣接する溝4aと4aとの間隔が、他の
部分の溝4bと4bとの間隔よりも狭くなるよう
に形成されている。さらに、溝4aは、その谷の
角度がたとえば60゜に形成され、他の部分の溝4
bは、その谷の角度がたとえば30゜に形成され、
溝4a部位が溝4b部位よりも大きい角度で折り
曲げられるように形成されている。
なお、溝4の形状は、溝を見る人に与える美的
感覚を考慮し、また、可撓性風呂蓋材を撓め折り
曲げる時に溝を閉じることも考慮すべきであつ
て、たとえば、第5図Aないし第5図Dに示すよ
うに、種々の形状に変更されてもよい。
さらに、溝の数、位置および溝間の間隔も、た
とえば第6図ないし第14図に示すように、種々
に変更されてもよい。
なお、第6図および第7図には、それぞれ、交
互に折り畳むことができるようにした可撓性風呂
蓋材1を示し、第11図および第12図Aないし
第12図Cには、それぞれ、長手方向にも溝4′
が形成され、その幅方向および長手方向のいずれ
にも折り畳むことができるようにした可撓性風呂
蓋材1を示した。また、第14図には、それぞ
れ、溝4が2条並列して形成され、この溝4の谷
のなす角度(θ)が90゜あるいはそれ以上の角度
に形成され、この溝4部位において交互に折り畳
むことができるようにした可撓性風呂蓋材1を示
した。
また、板材は上例に限定されず、集成材等の木
質材料を用いることができる。しかし、溝部位に
おいて木理等が美麗にあらわれるようになす必要
性があり、また木材のもつ特有の欠点たるそりや
ねじれ等が生じる点からしてそれらの諸欠点が除
去されている方が良い。たとえば、相隣接する単
板の繊維方向が直交する普通の合板ならば、溝が
開設されると繊維方向が異なつてあらわれ美感が
損なわれるきらいがある。その点、平行合板なら
ば積層接着された単板の繊維方向が同一方向のた
め、溝部位においても美麗であり、しかも天然木
材のもつ特有の欠点も除去されており便利であ
る。
もつとも、第13図に示すように、板材3を、
繊維方向が直交するように2枚の単板3aおよび
3bをシート2の片面に積層接着して構成しても
よい。なお、これらの単板3a,3bには、第1
4図に示すように、溝4が形成される。
上述のように、この考案にかかる可撓性風呂蓋
材は、強靭でしかも可撓性に富んだシートの片面
に板材を積層接着し、この板材にたとえばV字形
等の溝をシートに達する程度に複数条平行開設し
てなるため、容易に溝部位において撓め折曲する
ことができ、不必要時や保管時には小さくコンパ
クトに折り畳むことができる。しかも、この可撓
性風呂蓋材では、シートの片面に木質材料の板材
が積層接着されているので、木質の風合いを有
し、シートに積層接着された板材を切削すること
によつて溝を形成するので、シートに複数のリブ
を取り付けるというような手間が不要となり、簡
単に製造することができ、かつ、シートの片面全
面に板材が存在するのでその保温性がよくなる。
また、美感の面からみても、たとえばV字形等
の溝が形成されているためそれがアクセントとな
り立体感に富み、しかも溝部位においても木理等
が美麗にあらわれデザイン的にも優れ、製造面か
らみても板材として加工が容易な木材板や平行合
板等の木質材料を用いるので製作が容易で製作ミ
スが少なく、また、間伐材等を利用すれば製品コ
ストも安く多量に生産することができ、その上に
間伐材等の有効利用にも資するものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、それぞれ、この考案の
一実施例を示し、第1図はその一部分の断面図で
あり、第2図はその一部切欠斜視図であり、第3
図はその側面図であり、第4図はその平面図であ
る。第5図Aないし第5図Dは溝の変形例を示す
正面図である。第6図ないし第14図は、それぞ
れ、他の変形例を示す図である。 図において、1は可撓性風呂蓋材、2はシー
ト、3は板材、4は溝、5は溝底を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 強靭でしかも可撓性に富んだシート、 前記シートの片面に積層接着される木質材料
    の板材、および それぞれが前記シートに積層接着された前記
    板材の一端から他端にわたりかつ前記シートに
    達するが前記シートの片面が露出されないよう
    に相互に間隔を隔てて切削されることによつて
    形成される複数の溝を含む、可撓性風呂蓋材。 2 前記溝は断面V字形に形成される、実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の可撓性風呂蓋材。 3 前記溝は前記板材の繊維方向に沿つて形成さ
    れる、実用新案登録請求の範囲第1項または第
    2項記載の可撓性風呂蓋材。
JP16503582U 1982-10-30 1982-10-30 可撓性風呂蓋材 Granted JPS5968486U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16503582U JPS5968486U (ja) 1982-10-30 1982-10-30 可撓性風呂蓋材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16503582U JPS5968486U (ja) 1982-10-30 1982-10-30 可撓性風呂蓋材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5968486U JPS5968486U (ja) 1984-05-09
JPS6310798Y2 true JPS6310798Y2 (ja) 1988-03-30

Family

ID=30361660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16503582U Granted JPS5968486U (ja) 1982-10-30 1982-10-30 可撓性風呂蓋材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5968486U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS526666A (en) * 1975-06-27 1977-01-19 Maki Mfg Co Ltd Method of preparing silkwormm feeding stuffs
JPS565619A (en) * 1979-04-30 1981-01-21 Vetter Design Works Lid for tub

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS526666A (en) * 1975-06-27 1977-01-19 Maki Mfg Co Ltd Method of preparing silkwormm feeding stuffs
JPS565619A (en) * 1979-04-30 1981-01-21 Vetter Design Works Lid for tub

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5968486U (ja) 1984-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4194313A (en) Articulated panel display
US2556884A (en) Sound-absorbing surface covering material
US2142548A (en) Decorative display form
JPS6310798Y2 (ja)
JPH0246778Y2 (ja)
US314833A (en) Wooden-surfaced molding
JPH08158601A (ja) 畳 床
JP3187709U (ja) 紙箱
JP3914746B2 (ja) 枠固定パッド
JPH05177282A (ja) ブラインド用スラットの製造方法及びブラインド用スラット
JPS6136192Y2 (ja)
JPS5818781Y2 (ja) カ−テンボツクス
JPS5938913Y2 (ja) 収納具用化粧戸
JP2579887Y2 (ja) ツイスト表示ポップ
JPH0127752Y2 (ja)
JPH0116473Y2 (ja)
JPS6235428Y2 (ja)
JPS5927809Y2 (ja) カ−テンボツクス
JPS6235797Y2 (ja)
KR920003116Y1 (ko) 조립식 담장
JP2557458Y2 (ja) 天然木貼合せシート状物
JPS6135115Y2 (ja)
US1849981A (en) Card table
JPS6341157Y2 (ja)
JPS5935267Y2 (ja) パチンコ機の内枠体