JPS63107964A - プロビタミンdまたはタキステロール化合物とジエノフィルとの付加物およびその製造方法 - Google Patents

プロビタミンdまたはタキステロール化合物とジエノフィルとの付加物およびその製造方法

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JPS63107964A JP62244420A JP24442087A JPS63107964A JP S63107964 A JPS63107964 A JP S63107964A JP 62244420 A JP62244420 A JP 62244420A JP 24442087 A JP24442087 A JP 24442087A JP S63107964 A JPS63107964 A JP S63107964A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプレビタミンDまたはタキステロール化合物と
ジェノフィルとの付加物およびこの付加物の製造方法に
関するものである。
1α−ヒドロキシビタミンD化合物、例えば、1α−ヒ
ドロキシビタミンD3.1α、25−ジヒドロキシビタ
ミンD3および1α、24.25− )ジヒドロキシビ
タミンD3が強い生物学的活性を有し、カルシウム代謝
に関する問題が役割を演するすべての場合に用いること
ができることは広(知られている。原則として1α−ヒ
ドロキシ−プレビタミンD化合物は同じ生物学的用途に
用いることができる。
1α−ヒドロキシビタミンD化合物の需要が大きいこと
を考えると、かかる化合物の優れた製造方法は極めて重
要である。
オランダ国特許第159,093号明細書はコレステロ
ールから出発して約15の反応工程で1α−ヒドロキシ
ビタミンD3を製造する方法を開示している。この方法
によれば、紫外線照射前に1α位に水酸基を導入する。
この方法は、紫外線照射で得られる1α−ヒドロキシル
化ビタミンD化合物の収率が、1位でヒドロキシル化さ
れていない対応する化合物の紫外線照射工程における収
率と較べて低い、即ち最大で20%であるという欠点を
有し、後者の場合には転化した出発物質に対して計算し
て60%の収率を容易に得ることができる(例えば、r
Recueil J79、第369頁(1960)参照
)。また、上述のオランダ国特許明細書に記載されてい
る方法の他の反応工程も低い収率を与える。
また工α−ヒドロキシエルゴカルシフェロールの製造方
法は米国特許第3,907,843号明細書に開示され
ているが、この方法では出発物質としてイソエルゴステ
ロンを用いる。この方法は上述と同じ欠点を有する。明
らかに、これらの欠点はこの分野における多数の研究者
によって認められており、このことは■α−水酸基をビ
タミンD化合物自体に導入するに当って紫外線照射後に
これを行うことが記載されている数多くの特許から明ら
かである。これらの特許明細書、例えば欧州特許出願第
10992号および米国特許第4,195,027号お
よび同第4,202,829号明細書では、二酸化セレ
ンまたはセレン酸エテスルを用いてアリル位置の酸化を
行うことにより1α−水酸基をビタミンD化合物に直接
導入している。しかし、かかるアリル位置の直接酸化の
結果はあまり満足できぬものである。この理由は酸化が
小さい選択率で進行するからである。実際に、所望のl
α−水酸基のほかに、1個または2個以上の他の水酸基
がビタミンD化合物に容易に導入される。
コレステロールから出発して1α−ヒドロキシビタミン
D、を合成する方法の全体は佐藤氏等によってrche
m、 Pharm、 Bul1g第26巻、第10号(
1978) 、2933−2940頁に披瀝されている
。この刊行物には全収率は約1.5%であることが記載
されているが、この全収率はこれ以前の刊行物に記載さ
れている値、すなわち2.2%より僅かであるが小さい
。しかし、このような収率は1α−ヒドロキシビタミン
D化合物を商業的規模で製造する場合には改善する必要
がある。
いくつかの1α−ヒドロキシ−プレビタミンD化合物は
文献から既知である。上述の佐藤氏等の刊行物には油状
の1α−ヒドロキシ−プレビタミンD3の単離が記載さ
れている。これと同一の化合物は英国特許第1.463
,985号から知られている。
本発明の目的は1α−ヒドロキシビタミンDまたば1α
−ヒドロキシ−プレビタミンD化合物を満足できる収率
および純度で製造する方法において好都合に使用するこ
とができるプレビタミンDまたはタキステロール化合物
とジェノフィルとの新規な付加物を提供することにある
本発明のこの目的は、次の一般式: (上式において、 Rは7〜10個の炭素原子を有し1個または2個以上の
水酸基または弗素原子で置換されていることのある分岐
または非分岐で飽和または不飽和のアルキル基を示し、 R′は水素原子、水酸基、エテスル化された水酸基また
はエーテル化された水酸基を示し、A′およびB′は同
一の基でメトキシ基またはエトキシ基を示すか、あるい
はA′とB′とは一緒になってフェニルイミノ基または
0−フェニレン基を構成する基を示す)で表わされるプ
レビタミンDまたはタキステロール化合物とジェノフィ
ルとの付加物によって達成される。
本発明の好適な付加物は次の一般式: (式中のR’ 、A’およびB′は上述のものと同一の
もの、R2はプレビタミンD3.25−ヒドロキシ−プ
レビタミンD、 、24.25−ジヒドロキシ−プレビ
タミンD、IおよびこれらのプレビタミンD化合物の1
種と脂肪族または芳香族のカルボン酸とのエーテル化生
成物あるいは適当なエーテル化剤とのエーテル化生成物
からなる群から選定したプレビタミンD化合物から得ら
れる側鎖を示す)で表わされる付加物、即ちプレビタミ
ンD化合物とジェノフィルである4−フェニル−L2,
4− トリアゾリン−3,5−ジオン、ジメチルまたは
ジエチルアゾジカルボキシレートあるいは1,4−フタ
ラジンジオンとの付加物である。
rJ、 Org、 Chem、 J第41巻、第12号
、第2098〜2101頁(1976)およびrLie
bigs Ann、 Chem、 」旦邦、第745〜
756頁には、4−フェニル−1,2゜4−トリアゾリ
ン−3,5−ジオンを用いてビタミンD、中の作用を受
は易いトリエン系を保護することが記載されている。し
かし、4−フェニル−1,2,4−1−リアシリジン−
3,5−ジオン−1,2−ジイル基の脱離によってビタ
ミンD3の立体異性体、即ち5.6−トランス−ビタミ
ンD、が生成する。
しかし、本発明においては、プレビタミンD化合物と適
当なジェノフィル、例えば、4−フェニル−1,2,4
−)リアシリジン−3,5−ジオン、ジエチルアゾジカ
ルボキシレートまたは1.4−フタラジンジオンとの付
加物を、1α−ヒドロキシビタミンDまたは1α−ヒド
ロキシ−プレビタミンD化合物を製造する際の出発物質
として使用できることを確かめた。所望の水酸基を導入
した後に、上記付加物からジェノフィル基を容易に除去
することができ、この付加物では、上述のビタミンD3
付加物とは対照的にヒドロキシル化(ブレ)ビタミンD
化合物に転位する間に立体配置が維持されている。
反応の際に妨害作用をする付加物中の水酸基は、付加物
生成の前または後に、ステル化剤またはエーテル化剤と
反応させることにより保護することができる。
適当なエーテル化剤は2〜5個の炭素原子を有するアル
キルクロロカーボネート、または芳香族カルボン酸、1
〜4個の炭素原子を有する飽和脂肪族カルボン酸、p−
トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロ
酢酸、またはエステル化反応に適したこれらの酸の誘導
体である。エーテル形態の不安定な水酸基を保護するに
は、かかる目的に知られているすべてのエーテル化剤、
例えば、トリフェニルメチルハライド、2.3−ジヒド
ロピラン、またはトリアルキルシリルハライドまたはト
リアルキルシリルエトキシメチルハライドでそのアルキ
ル基が1〜6個の炭素原子を有するものが原則として適
当である。この目的に特に適当なのはトリメチルシリル
クロリド、ter t −ブチルジメチルクロリドまた
はトリメチルシリル−エトキシメチルクロリドである。
この理由はこれらのエーテル化剤は保護すべき水酸基と
直ちに反応してエーテル官能基を生成し、この基は一方
では反応雰囲気下に充分安定であり、他方では容易に脱
離してもとの水酸基に戻すことができるからである。t
er t−ブチルジメチルシリルクロリドが好ましい。
この理由はter t−ブチルジメチルシリル基が保護
基として極めて適当であることが分ったからである。
rJ、 A’m、 Chem、 Soc、 J 94 
(17) 、第6190〜6191頁(1972)には
、tert−ブチルジメチルシリル基を用いて水酸基を
保護することが示されている。しかし、ビタミンD化合
物またはプレビタミンD化合物中の不安定な水酸基を保
護するために上記シリル基を用いることは記載されてい
ない。
ter t−ブチルジメチルシリルクロリドとの反応は
、上述のrJ、 Am、 Chem、 Soc、 J 
94 (17) 、第6190〜6191頁(1972
)に記載されているように、即ち不活性有機溶媒例えば
ジメチルホルムアミド中で、有機塩基例えばイミダゾー
ルの存在下に、O′Cと溶媒の沸点との間の温度好まし
くは室温でter t −ブチル−ジメチルシリルクロ
リドとアルコールとを互に反応させることにより実施す
ることができる。
1α−ヒドロキシル化付加物の保護基の除去はかかる基
を除去するそれ自体既知の方法で行うことができる。例
えば、保護基であるter t−ブチルジメチルシリル
基は、rJ、 Am、 Chem、 Soc、 J 9
4(17) 、第6190〜6191頁(1972)に
記載されているように、不活性有機溶媒例えばテトラヒ
ドロフランのようなエーテルの存在下に、弗素化合物例
えばテトラプチルアンモニウムフルオリドと反応させる
ことにより除去できる。また、酸、所要に応じて担体例
えば二酸化ケイ素に吸着させた酸を用いて脱離を行うこ
ともできる。保護基であるジェノフィル基は、rLie
bigs Ann、 Chem、 J 1978、第7
45〜756頁中に4−フェニル−1,2,4−トリア
ゾリン−3,5−ジオン−1,2−ジイル基の場合につ
いて記載されているようにして、即ち所要に応じて1種
または2種以上の酸化剤の存在下に、プロトン性溶媒、
非プロトン性溶媒またはこれらの混合物中で塩基と反応
させることにより、好ましくはアルコール例えばメタノ
ールまたはn−ブタノール中で、0°Cと使用アルコー
ルの沸点との間の温度好ましくはアルコールの沸点でア
ルカリ金属水酸化物と反応させることにより簡単に除去
できる。またアルカリ金属水素化物例えば水素化アルミ
ニウムリチウムにより、不活性非プロトン性溶媒中で、
アルコール中のナトリウムアルコラードを用いて、ある
いはS−コリジンを用いて脱離を行うことができる。
上述のプレビタミンDまたはタキステロール化合物と一
般式3(式中のA′およびB′は上述のものと同一のも
のを示す)で表わされるジェノフィルとの付加物は、関
連する化合物を製造するそれ自体既知である方法で製造
することができる。
例えば、この付加物はビタミンD化合物と4−フェニル
−1,2,4−1−リアゾリン−3,5−ジオンとの付
加物を製造するのに既知である方法、例えば上述の文献
rJ、 Org、 Chem、 J第41巻、第12号
、第2098〜2101頁(1976)及びrLieb
igs Ann、 Chem、 」旦互、第745〜7
56真に記載されている方法で製造できる。このために
は、プレビタミンDまたはタキステロール化合物とジェ
ノフィルとを不活性有機溶媒、例えばエテスル例えば酢
酸エチル、塩素化脂肪族炭化水素例えばジクロロメタン
、芳香族炭化水素例えばトルエン、エーテル例えばテト
ラヒドロフラン、ケトン例えばアセトン、またはこれら
の溶媒の混合物中で、室温またはこれより僅かに低い温
度、好ましくは約0°Cで反応させる。
プレビタミンDまたはタキステロール化合物としてはプ
レビタミンDs、25−ヒドロキシ−プレビタミンD、
 、24.25−ジヒドロキシ−プレビタミンD3、タ
キステール、またはこれらの化合物の1種と脂肪族また
は芳香族カルボン酸とのエーテル化生成物あるいは適当
なエーテル化剤とのエーテル化生成物を選定するのが好
ましい。
本発明においては、上述のプレビタミンD化合物と一般
式3で表わされるジェノフィルとの付加物は異なる方法
で、即ち適当な有機溶媒中で対応する7−ジヒドロコレ
ステロール化合物に紫外線を照射し次いで未転化出発物
質を回収した後に照射生成物とジェノフィルとを反応さ
せることにより製造することができることを見い出した
。7−ジヒドロコレステロール化合物としては次の一般
式4: (式中のRおよびR′は上述のものと同一のものを示す
)で表わされる化合物、例えば、7−ジヒドロコレステ
ロール、25−ヒドロキシ−7−ジヒドロコレストロー
ル、24.25−ジヒドロキシ−7−ジヒドロコレスト
ロール、あるいはこれらのエテスルまたはエーテルを用
いるのが好ましい。紫外線照射は、不活性有機溶媒好ま
しくはテトラヒドロフランまたはジエチルエーテルのよ
うなエーテル中で、室温またはこれより僅かに低い温度
で行う。照射後に未転化の出発物質を、例えば、適当な
溶媒から晶出させた後に濾過することにより回収するこ
とができる。次に行われる一般式3で表わされるジェノ
フィルとの反応はほぼ同じ温度で不活性有機溶媒好まし
くはジクロロメタンのような塩素化脂肪族炭化水素の溶
液中で行う。
次に本発明を実施例および参考例について説明する。
実1u鉗L プレビタミンD、−ブチレートと4−フェニル−L2,
4−1−リアゾリン−3,5−ジオンとの付加物の製造 (a)  約0°Cに冷却した乾燥ジクロロメタン90
m Rに17.77 gのビタミンD3  (式5、R
=L5−ジメチルヘキシル) 、4.03gの酪酸およ
び0.656 gのジメチルアミノピリジンを溶解した
溶液に、0°Cにおいて窒素雰囲気下に9.54gのジ
シクロへキシルカルボジイミドを添加した。0°Cで1
0分間かきまぜた後に反応混合物を室温に達するまで静
置した。このエテスル化反応後に薄層クロマトグラフィ
ーを行った(溶離剤:イソオクタン/酢酸エチル=95
15)。3〜4時間後に、生成した懸濁液を濾過し、し
かる後に沈澱をジクロロメタンで洗浄した。濾液と洗液
とを一緒にし、0.IN塩酸および飽和NaCl溶液で
順次洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥した
。減圧下に濃縮した後に、残留物を少量のアセトンに溶
解し、次いで生成した溶液を0°C〜−20°Cの温度
まで冷却した。
所望のブチレート(弐6)が晶出した。生成物を濾別し
た。収量18.354 g、融点60°C0(b)  
23.11 gのビタミンD3−ブチレート(弐6)を
丸底フラスコに入れ、油浴上で融解させた。
生成したほぼ透明な淡黄色の融成物を110〜120°
Cの温度に45分間維持した。70°Cに冷却後、この
融成物に99mj2の冷アセトンを加えた。次いで生成
した溶液を8°Cまでさらに冷却し、数個のビタミンD
3−ブチレート結晶を種晶として添加した。
この反応混合物を一20°Cで12時間静置した後に結
晶質物質を濾別した。この物質は11.7 gの未転化
ビタミンD3−ブチレートであった。母液を減圧下に最
高20゛Cで蒸発させた。残留物は淡黄色樹脂状物質で
、その重量は10.9gであった。この物質はビタミン
D3−ブチレート(式6)とプレビタミンD3−ブチレ
ート(式7)との混合物であった。確認は薄層クロマト
グラフィーにより行った。
(c)  7.25gの4−フェニル−1,2,4−)
リアゾリン−385−ジオンを90mj2の乾燥ジクロ
ロメタンに溶解した溶液を、窒素雰囲気下にO″Cでか
きまぜながら、ビタミンD3−ブチレート(弐6)とプ
レビタミンD3−ブチレート(式7)との混合物18.
8gを330m℃の乾燥ジクロロメタンに溶解した溶液
に滴下した。この溶液は反応の終りに淡黄色になった。
この溶液を減圧下に濃縮し、次いで油状残留物を少量の
アセトンに溶解した。所望のプレビタミンD3−ブチレ
ートと4−フェニル−1,2,4−)リアプリン−3,
5−ジオンとの付加物(弐8)が−10°Cで晶出し、
これを濾別し、次いで冷ヘキサンで洗浄した。濾液を濃
縮することにより第2の分量の結晶質の付加物が生成し
た。
この結晶質物質を集め、アセトンで再結晶し、冷ヘキサ
ンで洗浄した。収it 14.87g、物理化学的特性
: UV :λ−X=218nm ; Rr (酢酸エ
チル/イソオクタン: 3/7 ) =0.34 、 
 融点:153°C0式8に示す構造はX線回折分析に
より求めた。
実施例2 (a)  プレビタミンD、と4−フェニル−1,2,
4=トリアゾリン−3,5−ジオンとの付加物の製造1
06.0 gの7−ジヒドロコレストロール(弐4、R
=1.5−ジメチルヘキシル)を蒸留精製したテトラヒ
ドロフラン2!に溶解した溶液に対し窒素雰囲気中で1
0〜15°Cの温度で25分間照射を行った。
この照射は照射すべき液体がポンプにより循環されてい
て1500W高圧水銀灯が設置されている装置で行った
。照射後に得た溶液を最高20°Cの温度で減圧下に蒸
発させた。固体残留物を窒素雰囲気下に各回300m 
lのメタノールと共に2回かきまぜた。
不溶性の未転化7−ジヒドロコレステロールを濾別しく
86.5g) 、濾液を最高20°Cの温度で50m2
の容積まで濃縮した。−20°Cまで冷却することによ
り未転化の出発物質をさらに1.0g回収した。
濾液を濃縮して泡立った生成物を得、これを高真空で乾
燥した。重量19.0 g、この残留物を300m l
のジクロロメタンに溶解した溶液に10゛Cで8.6g
の4−フヱニルー1,2.4− )リアゾリン−3,5
−ジオンをLoom 1.のジクロロメタンに溶解した
溶液を滴下した。生成した反応混合物から溶媒を減圧下
に留出させ、次いで残留物を60m℃のアセトンに熔解
した。この溶液を一20°Cまで冷却することにより所
望の生成物(式9)が6.9gの収量で晶出した。融点
152〜153°C0母液を蒸発させた後に300gの
5iOz (メルク社)を用いてクロマトグラフィーを
行い、トルエンとアセトンとの混合物で溶離を行った(
傾斜溶離法)。このようにして所望の付加物をさらに6
.7g得た。全敗i13.6g。
(b)  同様な方法で25−ヒドロキシ−プレビタミ
ンD3と4−フェニル−1,2,4−トリアゾリン−3
,5−ジオンとの付加物を7−ジヒドロ−25−ヒドロ
キシコレストロールから製造した。生成物はNMRスペ
クトルにより6iM−’2した。
参考例1 1α−ヒドロキシビタミンD3の製造 (a)  13.675gの付加物(式8)を200m
 lの乾燥メタノールに溶解した溶液に12gの炭酸カ
ルシウムを懸濁させ、次いで45分間還流させた。生成
した懸濁液を減圧下に濃縮し、次いで残留物を水とジエ
チルエーテルとの混合物に溶解した。エーテル相を分離
し、希硫酸(100m lの水中の14m1の濃硫酸)
、炭酸ナトリウム溶液および飽和NaC1溶液で順次洗
浄した。硫酸マグネシウム上で乾燥した後に、有機相の
溶媒を留出させた。残留物を少量のアセトンから晶出さ
せ、10.86 gの所望のアルコール(式9)を得た
。融点=153〜153.5°C0(b)  アルコー
ル(式9 ) 11.79 g、イミダゾール3.58
7 gおよびtert−ブチルジメチルシリルクロリド
4.450 gを200m lのジメチルホルムアミド
に溶解した溶液を窒素雰囲気下に室温で45分間がきま
ぜた。15分後に白色結晶質沈澱が生成した。
45分後に2個の透明相が生成するまでヘキサンを加え
た。ジメチルホルムアミド相をヘキサンで抽出し、集め
たヘキサン相を0.IN塩酸、水、重炭酸ナトリウム溶
液および飽和NaC1溶液で順次洗浄し、次いで硫酸マ
グネシウム上で乾燥した。減圧下に濃縮した後に、油状
残留物を200m lの沸騰アセトニトリルに溶解した
。冷却した際に所望のシリルエーテル(式10)が13
.47gの収量で晶出したり融点137°C0弐8のブ
チレートの’HNMRスペクトルと比較した際の’II
NMRスペクトルの変化:δ=4.93における信号は
δ−3,78に移行した(I H,m、 03  H)
参考例1 (b)におけると本質的に同様にして、プレ
ビタミンD3と4−フェニル−C2,4−)リアゾリン
−3,5−ジオンとの付加物のトリメチルシリルエーテ
ルを75%の収率で得た。融点165〜167’C,U
V (CH30H) :λmix =217nm ; 
Rr (ヘキサン/アセトン: 8/2 ) =0.4
0゜(c)  592 mgのN−プロモサクシンイミ
ドおよびα1α′−アゾイソブチロニトリルの結晶を、
工。
50gのシリルエーテル(式10)を20m1.の乾燥
四塩化炭素に溶解した溶液に添加した。生成した溶液を
窒素雰囲気下に5〜10分で110〜120″Cまで加
熱した。次いでこの溶液を水浴中で冷却し、次いでセリ
ットで濾過した。溶媒を減圧下に留出させ、次いで残留
物を15n/l!のアセトンに溶解した。
0.3mfの水をこの溶液に緩徐に滴下し、次いでセリ
シト上の1.3gの炭酸銀を少量ずつ加え、反応混合物
を光から遮蔽した。反応後に薄層クロマトグラフィー(
溶離液:ベンゼン/アセトン=9/1)を行った。10
時間後に反応混合物をセリットで濾過し、次いで溶媒を
減圧下に留出させた。残留物をジエチルエーテルに溶解
し、飽和NaC1溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で
乾燥した。減圧下に濃縮し、溶離液としてベンゼン/酢
酸エチル80/20 (v / v )を用いてカラム
クロマトグラフィーにより精製した後に、全部で783
■の生成物を得た。この生成物は式11および12のア
ルコールの混合物502■と、式11のアルコール12
6■と、式12のアルコール155■とからなっていた
。全反応生成物中の弐11および式12のアルコールの
重量比は3ニアで、NMR分光分析法によりこれを求め
た。式11のアルコールのRr値:RtCベンゼン/酢
酸エチル=8/2) : 0.39 ;  Rt (ベ
ンゼン/酢酸エチル=9/1 ) : 0.38゜民1
2のアルコール(D Rt 4i : Rt (ベンゼ
ン/酢酸エチル間8/2) : 0.33 ;  R,
(、ベンゼン/酢酸エチル=9/1):0.30゜ (d)  式11および式12のアルコールの混合物9
31■を1.5mAの乾燥塩化メチレンに熔解した溶液
を、1.015 gのピリジンジクロメートを2.5m
j2の乾燥塩化メチレンに溶解した溶液に加えた。室温
で10時間静置した後に、約10m1のジエチルエーテ
ルを加えた。生成した懸濁液を濾過し、次いで沈澱をエ
ーテルで洗浄した。エーテル部分を集め、これから溶媒
を減圧下に留出させ、しかる後に残留物をカラムクロマ
トグラフィーにより精製した。
このVA溶離液として容量比9:1のイソオクタンと酢
酸エチルとの混合物を用いた。所望のシリルエーテル−
エノン(式13)を702■の収量で得た。
融点97〜98°C,”CNMR−スペクトルにおいて
エノン系の信号が131.1.149.5および195
.0 ppmで観察された。
Uv:λ、、、 =222no+ ; 240nmにお
いてショルダー・ (e)  また、式13のシリル−エーテルエノンは中
間体として生成した臭素化合物を単離せずに直接酸化す
ることにより式10のシリルエーテルから製造すること
ができた。
参考例1(a)に記載したようにして得た式10のシリ
ルエーテル1.0gを16n/!の乾燥ヘキサンに溶解
した溶液に、0.196mj!のコリジン、触媒量のビ
ス(4−tert−ブチルシクロヘキシル)パーオキシ
ジカーボネートおよび425■のジメチルジブロモヒダ
ントインを順次加えた。20分後にこの懸濁液をセリッ
トで濾過し、乾燥ヘキサンで洗浄した。
濾液を減圧下に濃縮し、101111の乾燥クロロホル
ムに溶解した。5.8■のビス(テトラブチルアンモニ
ウム)ジクロメートを上述の溶液に加え、この反応混合
物を2時間還流させた。室温まで冷却した後に生成した
Q濁液をシリカゲルで濾過し、250m Eのジエチル
エーテルで洗浄した。濾液と洗液とを一緒にし、これを
減圧下に濃縮した。この残留物をカラムクロマトグラフ
ィーにより精製した。この際溶離液としてヘキサン/ア
セトン=9515を用いた。得られた化合物は参考例1
(d)に記載したようにして製造した化合物(式13)
と同一であった。
同様にして上述の付加物のトリメチルシリルエーテルを
対応するシリル−エーテルエノンに転化することができ
た。得られたトリメチルシリルエーテル−エノンをテト
ラヒドロフランに溶解し、さらに精製せずに希釈した(
1.5M)塩酸溶液で処理することにより所望の式14
のアルコール−エノン(物理化学的特性については参考
例1(e)参照のこと)に直接転化した。
げ)また、弐13のter t−ブチルジメチルシリル
エーテル−エノンは下記のようにして製造することがで
きた。
参考例1(C)に記載したようにして式10のシリルエ
ーテルの臭素化反応によりl−臭素置換化合物を製造し
た。臭素化後に10gの残留物を60mj!のジクロロ
メタンに溶解した。この溶液に10gのピリジンジクロ
メートを加え、次いでこの反応混合物を室温で18時間
かきまぜた。 500mj!のジエチルエーテルで希釈
した後に反応混合物を濾別した。
濾液を減圧下に濃縮し、3.5gの化合物を得た。
この化合物は参考例1(d)に従って製造した式13の
化合物と同一であった。
(g)  テトラブチルアンモニウムフルオリドをテト
ラヒドロフランに溶解した1モル溶液10.2 wal
lを、700■の式13のエノンおよび0.47 ta
llの酪酸を10m!!、のテトラヒドロフランに溶解
した溶液に、窒素雰囲気下に一10’Cで滴下した。室
温で3時間かきまぜた後に、反応混合物を約10++/
!のジエチルエーテルで希釈し、飽和重炭酸塩溶液およ
び飽和NaC1溶液で順次洗浄した。次いで有機相を硫
酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に濃縮した。この残
留物をクロマトグラフィーで精製し、この際溶離液とし
て容量比9:1のベンゼンとアセトンとの混合物を用い
た。所望のアルコール−エノン(式14)を528■の
収量で得た。融点101〜102°C0 (ハ)激しくかきまぜながら、308 mgの塩化アル
ミニラムラ3.861IIj2の乾燥テトラヒドロフラ
ンに溶解した溶液を、263■の水素化アルミニウムリ
チウムを20m1.の乾燥テトラヒドロフランに!A濁
させた懸濁液に室温で滴下した。この懸濁液に3tal
lの乾燥テトラヒドロフラン中の式14のアルコールエ
ノン428■を−70“Cで滴下した。−60”Cで1
時間かきまぜた後に約2ff11のジエチルエーテルを
添加し、次いで5%塩酸を加えた。反応混合物を室温に
した後に、有機相を分離し、次いで5%塩酸、飽和重炭
酸塩溶液および飽和NaC1溶液で順次洗浄した。硫酸
マグネシウム上で乾燥した後に溶液を減圧下に濃縮し、
次いでカラムクロマトグラフィーにより精製し、この際
溶離液として容量比8:2のベンゼンとアセトンとの混
合物を用いた。所望のジオール(式15)を421■の
収量で得た。融点165〜167°C(ジエチルエーテ
ル)。
R,(ベンゼン/アセトン=7/3 ): 0.25゜
(i)  カラムクロマトグラフィーによる精製を行わ
なかった点を除き、参考例I Q−1)に記載したと同
様な方法により、10■のアルコール−エノン(式14
)から得た式15のジオールの粗残留物を、水酸化カリ
ウムをn−ブタノールに溶解した3%(重量/容量)溶
液2mI!、に溶解し、この溶液を2時間還流させた。
約5mfのジエチルエーテルで希釈した後に、生成した
溶液を、酸性反応を呈するまで5%塩酸で洗浄し、次い
で中性になるまで飽和NaC1溶液で洗浄し、最後に硫
酸マグネシウム上で乾燥した。減圧下に溶媒を留出させ
た後に、最終生成物をマルチブルーTLC−クロマトグ
ラフィーにより精製し、この際溶離液として容量比8:
2のヘキサンとアセトンとの混合物を用いた。重量比8
:2の式16および式17のアルコ−、ルの混合物3■
を得た。式16のアルコールは1α−ヒドロキシビタミ
ンD3であった。
同様な方法で、参考例1(h)に記載した方法により製
造し、クロマトグラフィーにより精製し、再結晶した後
の式15のジオール100■から、式16の純粋な1α
−ヒドロキシビタミンDs32mgを得た。
物理化学的特性:融点:134°C(n−ヘキサンで再
結晶した後)HUV:λaax (CH308) =2
65nm ;λ−=ll(CH30H) =228nm
 。
(j)  また参考例1(i)に記載した反応は下記の
ようにして行うことができた。
参考例1(h)に記載した方法により得た精製した式1
5のジオール150■を5111のメタノールに溶解し
た。この溶液を沸騰するまで加熱した後に、2mlの1
5N水酸化カリウム水溶液を加え、次いで混合物を24
時間還流させた。次いでこの反応混合物を参考例1(i
)におけると同様にして処理し、純粋な式16の1α−
ヒドロキシビタミンD360Il1gを得た。この生成
物は参考例1(i)に記載した方法により得た上述の純
粋な物質と同一であった。
貴=l12 1α−ヒドロキシビタミンD、lの製造(a)  式1
1のアルコールを参考例1(a)〜(C)に記載と同様
にして製造した。
水酸化カリウムをn−ブタノールに溶解した3%(重量
/容量)溶液5mlに式11のアルコール36■を溶解
した溶液を110”Cで2時間加熱した。
次いでこの溶液を約10m!のジエチルエーテルで希釈
し、酸性反応を呈するまで5%塩酸で洗浄した。次いで
この溶液を中性になるまで飽和NaC1溶液で洗浄し、
硫酸マグネシウム上で乾燥した。溶媒を減圧下に留出さ
せ、残留物をジエチルエーテルに溶解し、次いでこの溶
液を再度蒸発乾固した。
(b)  式18および19のアルコール−シリルエー
テルを含有する残留物を2mfの乾燥テトラヒドロフラ
ンに溶解した。この溶液に141■のテトラブチルアン
モニウムフルオリドを添加し、次イでこの反応混合物を
光から遮蔽しながら室温で20時間かきまぜた。約4n
+1!、のジエチルエーテルで希釈した後に、溶液を水
および飽和NaC1溶液で順次洗浄した。次いで有機相
を硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に濃縮した。残
留物をベンゼンに溶解し、2時間還流させた。溶媒を留
出させた後に、残留物をカラムクロマトグラフィーによ
り精製し、この際溶離液として容量比8:2のヘキサン
とアセトンとの混合物を用いた。6■の1α−ヒドロキ
シビタミンD、を得た。この生成物は参考例1(i)に
記載した方法により得た純粋な物質と同一であった。
実ju11 プレビタミンD3−ブチレートとジエチルアゾジカルボ
キシレートとの付加物の製造 3.85 g  (4,8m l )のジエチルアゾジ
カルボキシレートを、実施例1(a)〜(b)に記載し
た方法により得たビタミンD3−ブチレート(式6)と
プレビタミンD3−ブチレート(式7)との混合物13
.7gを65mfの乾燥塩化メチレンに溶解した溶液に
かきまぜながら窒素雰囲気下に室温で滴下した。
反応混合物を24時間かきまぜて反応させた後に薄層ク
ロマトグラフィー(HPLC)により精製し、この際溶
離液として容量比9:1のヘキサンと酢酸エチルとの混
合物を用いた。次いで溶媒を減圧下に留出させた。生成
した物質をカラムクロマトグラフィー()[PLC)で
精製し、この際溶1iliI液として容量比9:1のヘ
キサンと酢酸エチルとの混合物を用いた。式20の所望
の付加物を10.1gの収量で単離した。
R,(ヘキサン/アセトン: 8/2) =0.51゜
構造はNMR−分光分析法により確定した。
スjI」上 プレビタミンD3−ブチレートとL4−フタラジンジオ
ンとの付加物の製造 5.432 gの四酢酸鉛を40m1の乾燥ジクロロメ
タンおよび2m2の酢酸に溶解した溶液を、60mff
1の乾燥ジクロロメタンにビタミンD3−ブチレートと
プレビタミンD3−ブチレートとの混合物4.64gを
溶解した溶液にさらに4.967 gの1.4−フタラ
ジンジオンを懸濁させた懸濁液に、窒素雰囲気下にO″
Cでかきまぜながら滴下した。室温で4時間かきまぜた
後に懸濁液を濾別し、ジエチルエーテルおよびジクロロ
メタンで順次洗浄した。有機相を一緒にし、次いで飽和
NaC1溶液、5%塩酸、飽和NaCl溶液、飽和Na
)ICOz溶液および飽和NaC1溶液で順次洗浄した
。硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に濃縮した後に
得た残留物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキ
サン/酢酸エチル:85/15)により精製した。次の
一般式27:(式中のRは上述のものと同一のものを示
す)で表わされる所望の付加物を3.2025gの収量
で単離した。UV (CI430H) :λ、、、 =
216nm ; R,(ヘキサン/アセトン: 8/2
) =0.35゜構造はNMR分析により確定した。
叉施■立 タキステロール3.5−ジニトロ−4−メチル−ベンゾ
エートと4−フェニル−1,2,4−トリアゾリン−3
,5−ジオンとの付加物の製造0.3767ミリモルの
4−フェニル−1,2,4−)リアゾリン−3,5−ジ
オンを1mj!の酢酸エチルに溶解した溶液を、式28
(R=1.5−ジメチル−ヘキシル)のタキステロール
3,5−ジニトロ−4−メチルベンゾエート223■(
0,3767ミリモル)を2mlの乾燥ジクロロメタン
に溶解した溶液に、窒素雰囲気下にO′Cで滴下した。
室温で15分間かきまぜた後に溶液を減圧下に濃縮した
。残留物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサ
ン/アセトン:9/1)により精製し、式29の所望の
付加物247■を得た。構造はそのNMRスペクトルに
より確定した。tlV (CI30H) :λn+mx
 =219nm ;油状物:RtCヘキサン/アセトン
: 8/2)=0.19゜ 参考例3 1α−ヒドロキシビタミンD3の製造 (a)  実施例3に記載した方法により得た式2oの
付加物9.1gを100m Il、の乾燥メタノールに
溶解した溶液に2gの炭酸カリウムを懸濁させ、次いで
窒素雰囲気下に室温で約4時間かきまぜた。反応後背層
クロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン/アセトン−8
/2 (v/v))を行った。濾過し、沈澱をメタノー
ルで洗浄した後に、溶液の溶媒を減圧下に留出させた。
残留物をジエチルエーテルに溶解し、次いで中性になる
まで水および飽和NaC1溶液で順次洗浄した。硫酸マ
グネシウム上で乾燥した後に有機相の溶媒を留出させた
。式21の所望のアルコールを7.4gの収量で得た。
Rt(ヘキサン/アセトン: 8/2)= 0.25゜
同様にしてプレビタミンD3と1,4−フタラジンジオ
ンとの付加物を実施例4におけると同様にして得た付加
物から製造した。
UV (C11,011) :λ。、=216nm ;
 Rt (ヘキサン/アセトン: 7/3 ) =0.
48゜また同様にしてタキステロールと4−フェニル−
1,2,4−)リアプリン−3,5−ジオンとの付加物
を実施例5に記載した方法により得た付加物から製造し
た: uV (CHJ)I) :λ−X=216nm 
; R。
(ヘキサン/アセトン: 8/2) =0.16゜上述
の付加物はいずれもそのNMRスペクトルにより確認し
た。
(b)  式21のアルコール4.Ogとイミダゾール
1.2gとtert−ブチルジメチルシリルクロリド1
.5gとを60of!のジメチルホルムアミドに溶解し
た溶液を窒素雰囲気下に室温で約45分間かきまぜた。
反応後に1相クロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン/
アセトン: 8/2 (v/v))を行った。
次いで等容量のヘキサンを加え、次いで同量の飽和Na
C1溶液を加えた。約10分間かきまぜた後にヘキサン
層を分離し、ジメチルホルムアミド層を再度等容量のヘ
キサンで抽出した。ヘキサン相を集め、水および飽和N
aC1溶液で順次洗浄し、次いで硫酸マグネシウム上で
乾燥した。濾過および濃縮後に樹脂状残留物をカラムク
ロマトグラフィー(HPLC)により精製し、この際溶
離液として容量比9:1のヘキサンと酢酸エチルとの混
合物を用いた。かくして所望のシリルエーテル(弐22
)を4.0gの収量で得た。R1−(ヘキサン/アセト
ン二8 / 2 ) =0.54゜この生成物はNMR
分光分析法により確認した。
同様にしてプレビタミンD3と1.4−フタラジンジオ
ンとの付加物のter t−ブチルメチルシリルエーテ
ルを製造した。Rr(ヘキサン/アセトン: 8 / 
2 ) =0.49 ;  uv (cI(ffOH)
:λIIIIM =218nm 。
また同様にしてタキステロールと4−フェニル−1,2
,4−1−リアゾリン−3,5−ジオンとの付加物のt
ert−ブチルジメチルシリルエーテルを製造した。R
r  (ヘキサン/アセトン: 8/2) =0.60
 ;IJV (CLOH) :λIIIIK =211
nm 。
(C)  286■のジメチルピラゾールを、298■
のCry、を2.5mj!の乾燥塩化メチレンに懸濁さ
せた懸濁液に一20°Cで一度に加えた。−20°Cで
20分間かきまぜた後に式22の前記シリルエーテル1
00■を1m2の乾燥塩化メチレンに溶解した溶液を加
えた。生成した懸濁液を−10〜−20゛cの温度で充
分な時間かきまぜ、反応後に薄層クロマトグラフィーを
行い、この際溶離液として容量比8/2のヘキサン/ア
セトンを用いた。反応終了後に21IIPの5N水酸化
ナトリウム溶液を添加し、次いでこの混合物をO″Cで
1時間かきまぜた。有機相を5%塩酸、水および飽和N
aCL溶液で順次洗浄した。
硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に濃縮した後に、
残留物をカラムクロマトグラフィーで精製し、この際溶
離液として容量比96:4のヘキサンとアセトンとの混
合物を用いた。式23の所望のシリルエーテル−エノン
を35■の収量で得た。生成物は油状物で、Uv吸収ス
ペクトルおよびNMRスペクトルには次の特徴があった
:Uシ:λ□、 (CII30H)=246nm ; 
Rt  (ヘキサン/アセトン:8/2)=0.38゜
NMRスペクトルは所望の構造と一致した。
同様にしてプレビタミンD3と1,4−フタラジンジオ
ンとの付加物のシリルエーテル−エノンを製造した:R
1(ヘキサン/アセトンニア/3)=0.33 :  
uV (CH,OH) :λ@ax =217nm、 
242Hm。
同一のシリルエーテル−エノンを参考例1(e)に記載
したと同様な方法によりタキステロールと4−フェニル
−1,2,4−トリアゾリン−3,5−ジオンとの付加
物のシリルエーテル−エノンを製造することができた。
(d)  テトラブチルアンモニウムフルオリドとテト
ラヒドロフランとの1モル溶液1.75mff1を、式
23のエノン120■および0.0853 mlの酪酸
を2mff1の乾燥テトラヒドロフランに溶解した溶液
に、窒素雰囲気下に室温で滴下した。室温で5時間かき
まぜた後に、反応混合物を約10mj!のジエチルエー
テルで希釈し、飽和重炭酸塩溶液および飽和NaC1溶
液で順次洗浄した。次いで有機相を硫酸マグネシウム上
で乾燥し、減圧下に濃縮した。残留物をカラムクロマト
グラフィーにより精製し、この際溶離液として容量比9
:1のヘキサンとアセトンとの混合物を用いた。式24
の所望のアルコール−エノンを72■の収量で得た。生
成物は油状物で、IR吸収スペクトルには次の特徴があ
った。[JV (C)130H):λ、、、 =206
nm、 246Hm。
同様にしてプレビタミンD3と、1.4−フタラジンジ
オンとの付加物のアルコール−エノンを製造した。Rr
(ヘキサン/アセトンニア、/3)=0.19 ;  
UV (CH301() :λ。−=217nm、 2
42nm。
(e)  40.9mgの塩化アルミニウムを0.45
2mj2の乾燥テトラヒドロフランに溶解した溶液を、
34.9■の水素化アルミニウムリチウムを2.6n/
!の乾燥テトラヒドロフランに懸濁させた懸濁液に室温
で滴下した。激しくかきまぜながら、−70°Cでこの
懸濁液に、式24のアルコール−エノン70■を0.4
rn12の乾燥テトラヒドロフランに溶解した溶液を滴
下した。−60°Cで1時間かきまぜた後に、2mfの
ジエチルエーテルを加え、次いで2mlの5%塩酸を加
えた。エーテル層を室温で分離し、次いで5%塩酸、飽
和重炭酸ナトリウムおよび飽和NaCl溶液で順次洗浄
した。硫酸マグネシウム上で乾燥した後に、溶液を減圧
下に濃縮し、次いで生成した生成物をカラムクロマトグ
ラフィーにより精製し、この際溶離液としてヘキサン/
アセトン(8/2(v/v))を用いた。弐25および
26のアルコールを44mgの収量で得た。その重量比
はそれぞれ65%および35%であった。式25のアル
コール:R,(ヘキサン/アセトン=7/3 (v/v
)): 0.34 、  式26のアルコール:R,(
ヘキサン/アセトン=7/3 (v/v) ) : 0
.43゜同様にしてプレビタミンD3と1.4−フタラ
ジンジオンとの付加物のジオールの混合物を製造した。
この場合には主としてα−ヒドロキシ異性体が存在して
いた:R,(ヘキサン/アセトン=6/4 ) =0.
18゜ (f)  式25および式26のアルコール40■を1
.5mfのメタノールに溶解した溶液を80〜85°C
でかきまぜた。1.5mfの5N水酸化カリウム水溶液
を緩徐に滴下した。次いでこの反応混合物を光から遮蔽
し、12時間かきまぜた。次いでこの反応混合物を6倍
過剰のジエチルエーテルと飽和NaC15液との混合物
中に注入し、しかる後に水層をジエチルエーテルでさら
に3回抽出した。集めたエーテル相を5%塩酸、飽和重
炭酸ナトリウム溶液および飽和NaC1溶液で順次洗浄
した。硫酸マグネシウム上で乾燥した後に、溶液を減圧
下に濃縮し、次いで残留物をカラムクロマトグラフィー
(溶離液:ヘキサン/アセトン:85/I5 (v/v
) )により精製した。1α−ヒドロキシビタミンDx
  (式16)と1β−ヒドロキシビタミンD3 (式
17)との混合物6.5■を得た。この混合物中には主
として1α−異性体が存在していた。lα−ヒドロキシ
ビタミンDI3を51.3%の収量で得た。この混合物
も少量の1α−ヒドロキシ−プレビタミンD、を9.2
%の収率(HPLC)で含有していた。
同様にしてプレビタミンD3と1.4−フタラジンジオ
ンとの付加物のジオールの混合物を1−ヒドロキシビタ
ミンD3に転化した。これは35%の1α−ヒドロキシ
ビタミンD3および4%の1α−ヒドロキシ−プレビタ
ミンD3を含有していた。
参考例4 1α−ヒドロキシビタミンD、3の製造参考例2(a)
およびら)に記載した方法により製造した1α−および
1β−ヒドロキシビタミンD3の混合物は、酸化反応に
引続き次のような立体特異的還元を行うことにより純粋
な1α−ヒドロキシビタミンD3に容易に転化すること
ができた。
(a)  100■の分量のヒドロキシル化ビタミンD
3の混合物を、新たに作ったMnO4653mgを乾燥
クロロホルムに懸濁させた懸濁液に、アルゴンブラケッ
ト下に加えた。この混合物を40゛Cでかきまぜ、12
および24時間後に新鮮なMnO□をさらに325■の
分量加えた。48時間後に懸濁液をセリットで濾過し、
Loom lの乾燥ジクロロメタンで洗浄し、減圧下に
?a縮した。残留物をIIPLc (ヘキサン/アセト
ン: 85/15)により精製し、18■の1−ケト化
合物を得た。LIV (CH30H) :λ−X=21
0nm、 245nm。
(b)  参考例1(h)に記載したと同様にしてケト
化合物の立体特異的還元を行った。)IPLc (ベン
ゼン/アセトン:8/2)により精製した後に、1α−
ヒドロキシビタミンD、を28%の収率で得た。
360 MHz ’H−NMRによればこの生成物にお
いて1α−ヒドロキシビタミンD、の立体特異性は95
%より大きかった。
参考例5 1α−ヒドロキシ−プレビタミンD、の製造参考例1 
(h)に記載したようにして得た精製した式15のジオ
ールを500 mgの分量で25m2のメタノールに溶
解した。25mj!の15N KO)l水溶液を添加し
た後に、反応混合物を油浴内で110°Cで加熱した。
次いで反応混合物を氷と水との混合物上に注ぎ、次いで
ジエチルエーテルで抽出した。有機相をNa1lCO3
水溶液およびNaC1溶液で順次洗浄した。
溶媒を蒸発させた後に312■の結晶質生成物を得た。
ジエチルエーテルで再結晶して次式30:(式中のRは
1.5−ジメチルへキシルを示す)で表わされる1α−
ヒドロキシ−プレビタミンD。
を得た。UV (CH30H) :λmsx ””26
Onlll 、構造はそのNMRスペクトルにより確定
した。
参考例6 1α、25−ジヒドロキシ−ビタミンD3の製造実施例
20))に記載したようにして得た25−ヒドロキシ−
プレビタミンD3と4−フェニル−1,2゜4−トリア
ゾリン−3,5−ジオンとの付加物1gを、参考例30
))に記載したと木質的に同じ方法で、tert−ブチ
ルジメチルシリルクロリドによりその3−モノシリルエ
ーテルに転化した。収ff11.1 g ;融点153
°CAL(ヘキサン/アセトン: 8/2)=0.28
゜ このシリルエーテルを参考例3(C)に記載した方法に
よりエノン(式14 ; R=L5−ジメチルー5−ヒ
ドロキシヘキシル基)に転化した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼1 (上式において、 Rは7〜10個の炭素原子を有し1個または2個以上の
    水酸基または弗素原子で置換されていることのある分岐
    または非分岐で飽和または不飽和のアルキル基を示し、 R′は水素原子、水酸基、エテスル化された水酸基また
    はエーテル化された水酸基を示し、 A′およびB′は同一の基でメトキシ基またはエトキシ
    基を示すか、あるいはA′とB′とは一緒になってフェ
    ニルイミノ基またはo−フェニレン基を構成する基を示
    す) で表わされるプレビタミンDまたはタキステロール化合
    物とジエノフィルとの付加物。 2、次の一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼2 (式中のR′、A′およびB′は上述のものと同一のも
    の、R_2はプレビタミンD_3、25−ヒドロキシ−
    プレビタミンD_3、24,25−ジヒドロキシ−プレ
    ビタミンD_3およびこれらのプレビタミンD化合物の
    1種と脂肪族または芳香族のカルボン酸とのエテスル化
    生成物あるいは適当なエーテル化剤とのエーテル化生成
    物からなる群から選定したプレビタミンD化合物から得
    られる側鎖を示す)で表わされる特許請求の範囲第1項
    記載の付加物。 3、次の一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼1 (上式において、 Rは7〜10個の炭素原子を有し1個または2個以上の
    水酸基または弗素原子で置換されていることのある分岐
    または非分岐で飽和または不飽和のアルキル基を示し、 R′は水素原子、水酸基、エテスル化された水酸基また
    はエーテル化された水酸基を示し、 A′およびB′は同一の基でメトキシ基またはエトキシ
    基を示すか、あるいはA′とB′とは一緒になってフェ
    ニルイミノ基またはo−フェニレン基を構成する基を示
    す) で表わされるプレビタミンDまたはタキステロール化合
    物とジエノフィルとの付加物を製造するに当り、 次の一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼4 (式中のRおよびR′は上述のもと同一のもを示す)で
    表わされる7−デヒドロコレステロール化合物に紫外線
    を照射し、次いで未転化出発物質を回収した後に照射生
    成物と、次の一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼3 (式中のA′およびB′は上述のものと同一のものを示
    す)で表わされるジエノフィルとを反応させることを特
    徴とするプレビタミンDまたはタキステロール化合物と
    ジエノフィルとの付加物の製造方法。
JP62244420A 1981-07-17 1987-09-30 プロビタミンdまたはタキステロール化合物とジエノフィルとの付加物およびその製造方法 Granted JPS63107964A (ja)

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