JPS63107539A - 隔壁を有する中空分割形構造体の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、隔壁により中空を分割せしめたプラスチック
？主体とする構造体の製造体の製法にかかり、＠量で断
熱性に優れ、かつ容易ＶＣ製作する方法に関する。

〔従来の技術〕

従来プラスチックを用いた中空体の製法ｖｃは、ブロー
成形による製法が主に用いられている。

この製法は多額の設備投資を必要とし、また本発明の如
き中空体を隔壁により分割した構造体は得られなかった
。

また、本発明が用いるプラスチックシートを材料とした
従来の成形方法は、第２図に示す如く加熱軟化せしめた
一板のシートａを、目的とする形状に倣った型すへ押し
付けて、型すとシートａＫ−よって囲われた空隙部ｆの
圧力を、型に設けた圧力調歪ロｃ’６通して、小孔ｄよ
りａ１４整してその外部の圧力ｇより小として、シート
ａをｇｂの成形面へ押し付けて一板のシートからなる成
形品を得ている。

このため、中空構造体を得るには、更に同様の方法によ
り別に成形した成形品あるいは、板を接層剤等を用い接
層によって構成する必要があったなお、との檀の装置と
して関連するものには例えば、実開昭５０−５０４５３
号等が挙げられる〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術は一度に中空構造体を成形する点について
は配慮がなされておらなかった。

本発明の目的は、多額の設備投資を必要とせず、かつ簡
便な手段で、中空を分割せしめた中空構造体を得る方法
を提供することにある。

〔間穏点ｔ−解決するための手段〕

上記目的は、中空構造体の外壁を構成する２枚のプラス
チックシートを外側に配し、上記中空を分割する隔壁シ
ートをその中間に配置し、中空構造体の外壁形状に倣い
、隔壁シートの面を型の分割面とした一対の戯によって
、上記シートを挟み込み、隔壁シートと外壁を構成する
シートにより区切られた空隙ｇＡ、Ａ’と、外壁を構成
するシートと型の成形面との間に形成される空隙部Ｂ　
、　Ｂ／との間に、前記空隙部り、Ａ′を大とする圧力
差を生ぜしめて、外壁を構成するシートを型の成形面へ
押し付けることにより成形することにより達成される。

〔作用〕

加熱軟化せしめた３枚のシートを積層することによって
得られる空隙Ａ　、　Ａ’と、積層して外側に配置した
シートと、型の成形面によって形成される空間Ｂ、Ｂ’
、との間に空隙Ａ　、　Ａ’を大とし、かつ空隙部とに
の圧力は中間に配置したシート１ａの変形に耐えうる圧
力差、好ましくは等しく保持して、外側に配置したシー
ト１ｂ、１ｃの成形に必要な圧力差として、１ｂおよび
１ｃを、型２゜２′の成形面へ押し付けるべく作用せし
め、外側に配置したシー）１ｂ、ＩＣによって形成され
る中空体を、中間に配置したシート１ａによりて分割す
る中空構造体を成形するもので、ある。

〔実施例〕

本発明の実施例の構成を第１図により説明する中空体の
外壁形状に倣った形状を有する１対の凰２．２′を用い
る。この盟２と２′の分割面は中空体を分割する隔壁１
ａの面に一致せしめる。

この型の分割面へ第１図（ａ）図の如く加熱して軟化せ
しめた３枚のシー）１ｂ＋１ａｅｔｃを積層す形で挿入
し、盤２．２’を閉じ積層したシートを押え込む。

ついで、第１図Φ）図に示すように積層したシートの中
間に位置するシート１ａと外側に配置せしめたシー）１
ｂおよび１Ｇによって区切られた空隙部Ａ、Ａ’と、外
側に配置せしめたシー）１ｂ。

ＩＣと型２，２′の成形面との間に形成される空隙部Ｂ
、Ｂ／、との間ＶｃＡ　、　Ａ’を大とする圧力差を生
ぜしめて、外側に配置したシー）１ｂ、ＩＣをそれぞれ
型２．２′の成形面へ押し付けることによって、第１図
（Ｃ）図に示すような中間に配置せしめたシー）１ａを
隔壁とした中空を分割する構造を有する中空体が得られ
る。

なお、空隙部Ａ、にの圧力調整はＢ　、　Ｂ’部の圧力
に対して大きい圧力を生ぜしめるために、第１図（ｂ）
図に示すように加圧口４．４′から空隙部人。

Ａ′に通ずる通路５．５’ｔ−生ぜしめるべく、第１図
（ａ）図に示すようにあらかじめ聾に堀シ込み８，８′
を設けこれによって得られる加圧通路５．５′を通して
行う。

また、空隙ｇＢ　、　Ｂ’の圧力調整は人、に部の圧力
に対して小さい圧力を生ぜしめるべく、第１図Φ）図に
示す型２．２′の成形面に設けた小孔６．６′を通じて
減圧ロア、７′より調整する。

また、第１図（Ｃ）図の９部に示す如く、加熱軟化せし
めて積層したシートが型を閉じることによって、シート
が互に接触する型構造とすることにより各シート間の接
層は容易に達成され、３枚のシートからなる中空構造体
を得ることができる。

〔実施例〕 以下、本発明の具体的実施例を第１図、第３図、第４図
、第５図により説明する。

実施例１゜ 第１図（ａ）図の２，２′に示す構成で、６ｕＸ７０Ｕ
の断面を有する加圧通路用堀り込み８．８′を型の周囲
に４個所設け、第３囚に示す寸法でその外壁形状に倣い
、７ランジＸを分割面とする一対の型を用いた。

シートのクランプは、隔壁シート１−１を挟み込む枠の
四辺に、６１ｆｌｌＸ７０ｆｆの断面を有する加圧口４
．４′を設けた第１図（ａ）図に示す構成のクランプ治
具３．３′を用い、第１図（ａ）図の如く中空構造体の
外壁を構成することとなるシー）１ｂ、１ｃｉｃｌ、５
ｍ厚、中空を分割する隔壁シートＩａに１ｆｆ厚さの加
熱軟化せしめたＡＢＳ製のシートを２０Ｕ間隔に積層す
る形でそれぞれセットした。

ついで、第１図中）図に示すように型２，２′を閉じ、
加圧口４．４′は大気に通じ、減圧ロア、７′はホース
を通して一般のシート成形に用いる真空成形機により１
３　、　Ｂ／の圧力ｆ：減圧保持し、加熱軟化せしめた
シートを冷却せしめることにより第３図に示す隔壁１ａ
を有する中空構造体が得られた。

実施例２゜ 隔壁を構成するシー）＋ａ［Ｏ，１３ｆｆ厚さでＡＢＳ
と熱溶着性を有しないアルミニウムシートを用いた一実
施例を示す。

この成形品の構成は第５図に示すように、外壁を構成す
るシー）１ｂとＩＣＯ熱溶着によって隔壁１ａ＝ｉ保持
せしめるよう配慮したもので、隔壁となるシートを第４
図の如（ｌｂとＩＣの熱溶着を必要とする部分Ｙｉあら
かじめ打ち抜いたものを第１図（ａ）図に示す隔壁シー
）１ａとして、以下実施例１と同様の方法で成形するこ
とにより、アルミニウムシートを隔壁として中空を分割
した構造？有する中空構造体が得られた。

〔発明の効果〕

本発明によれば、高価な設備を必資とせず、かつ＠遺体
の構成部材を分割して成形し、それを接着により纏め上
げる必要がなく、低コストな手段で簡単に中空を分割し
たＶ４壁を有する中空構造体を得ることができる。

これ〆ζよって得られた構造体は４！！ニーｊｊｋでか
つ断熱性ｖｃ優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の成形方法を示す概要図で、（ａ）図は
、盤の間ＶＣ３枚の７−トを挿入した状況を示し、Φ）
図は、３枚のシートを型で押え込み、成形の状況を示す
。（Ｃ）図は、成形後型から成形品を取シ出す状況図。 第２図は、従来の真空成形の概要図、第３図は、本発明
一実施例の形状、寸法を示す斜視図。第４図は、第２の
実施例で用いた隔壁シートを示す斜視図、第５図は、第
４図の隔壁シート保持部を示す断面図。 ｌｂ、ｌｃ・・・成形シート　　１ａ・・・隔壁シート
２．２′−成形型　　３．３′・・・シートクランプ治
具４．４′・・・加圧口　　５，５′・・・加圧通路　
　６゜６′・・・減圧用小孔　　７，７′・・・減圧口
　　８，８′・・・加圧通路用掘込み　　９・・・シー
ト間の接合部Ｘ・・・フランジ　　Ｙ・・・隔壁シート
＋ａの打ち抜き部。 算Ｚ已 ご　ｒ力蟹Ｉ迄口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中空構造体の外壁を構成する２枚のプラスチックシート
   を外側に配し、上記中空を分割する隔壁シートをその中
   間に配置し、中空構造体の外壁形状に倣い、隔壁シート
   の面を盟の分割面とした一対の型によって、上記シート
   を挟み込み、隔壁シートと外壁を構成するシートにより
   区切られた空隙部Ａ，Ａ′と、外壁を構成するシートと
   型の成形面との間に形成される空隙部Ｂ，Ｂ′との間に
   、前記空隙部Ａ，Ａ′を大とする圧力差を生ぜしめて、
   外壁を構成するシートを型の成形面へ押し付けることに
   より成形することを特徴とする隔壁を有する中空分割形
   構造体の製造方法。