JPS63107328A - スペクトラム拡散通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は送信側出力符号と受信側出力符号により相関出
力を得るスペクトラム拡散通信（以下本明細書において
はＳＳＣと略記する。）方式Ｂ０発明の概要 本発明による　ＳＳＣ方式は、　　ＧＯＬＤ符号により
分割された通信チャンネルを有することを特徴とする。

ｍ系列符号のＰｒｅｆｅｒｒｅｄ　Ｐａ１ｒをｍｏｄ、
２で加算することにより得られる。以下に示される（３
）および（８）式に示すＧＯＬＤ符号系列をそれぞれ送
信側および受信側の拡散符号とするのが有利である。

Ｃ０従来の技術 スペクトラム拡散通信（５ｐｒｅａｄ　Ｓｐｅｃｔｒｕ
ｍＣｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ　）　（以下本明細書に
おいてはＳＳＣと略記する。）において用いられる拡散
符号の条件としては、 （ｉ）通信チャンネル数を沢山様れるものであること、 （ｎ）符号間の相互相関値が小さいものであること。

（■）符号自身の自己相関値のサイドローブ値が小さい
ものであること、 等があり、このような条件を満たす符号としてｍ系列符
号のＰｒｅｆｅｒｒｅｄ　Ｐａ１ｒにより生成されるＧ
ＯＬＤ符号がある。

Ｄ０発明が解決しようとする問題点 しかし、上記ＧＯＬＤ符号を、ＳＡＷコンボルバを用い
たＳＳＣにおける拡散符号として適用している例はこれ
まで知られておらず、またＧＯＬＤ符号により分割され
る通信チャンネルと、　ＧＯＬＤ符号を生成するｍ系列
符号のＰｒ、ｅｆｅｒｒｅｄ　Ｐａ１ｒとの対応関係も
明らかではない。

本発明の目的は、上記ＧＯＬＤ符号をＳＡＷコンボルバ
を用いたＳＳＣにおける拡散符号とした時の通信チャン
ネルの分割手段を与えることができる　ＳＳＣ方式を提
供することである。

Ｅ１問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明による、送信側出力
符号と受信側出力符号により相関出力を得る　ＳＳＣ方
式は、送受出力符号としてＧＯＬＤ符号を用いて分割さ
れた通信チャンネルを使用する。

上記ＧＯＬＤ符号は二つのｍ系列符号のＰｒｅｆｏｒａ
ｄ　Ｐａ１ｒをｍｏｄ、２　で加算することにより構成
される。

本発明の有利な実施の態様においては、上記送信側符号
は二つのｍ系列符号｛ｕ、ｖ）から生成されるＧＯＬＤ
符号の次式で表わされる集合Ｇ｛ｕ、ｖ）＝　｛ｕ、ｖ
、ｕ■ｖ、ｕｅＴｖ、＝・。

ｕｅｔＮ−１ｖ） ただし、Ｔ：ｖの状態遷移行列 Ｎ：Ｇ｛ｕ、ｖ）中の各系列の符号長 を用いて得られる拡散符号であり、受信側符号が。

丁および７をそれぞれＵ　およびＶのイメージ符号とし
て、 Ｇ（了−、Ｖ）＝（丁、■、τΦ７．τΦＴＮ−１ｖ。

・・・・・・、ｕｅＴｖ） を用いて得られる拡散符号である。

Ｆ０作用 符号長Ｎ（＝２’−１．ｎはｍ系列符号発生器のシフト
レジスタの段数）のｍ系列符号の中で、相互相関値Ｒｅ
が次のような３値をとる。符号の対はｍ系列符号のＰｒ
ｅｆｅｒｒｅｄＰａｉｒと呼ばれ、良好な相関特性を示
す。

ただし、ｔ　（ｎ）は ｔ　　（ｎ）　　　＝　　１　　＋　　２　　［（ｎ”
２）／２コ　　　　　　・・・・旧・・　（２）［］は
ガウス記号 例えば、Ｎ　＝　　１２７の１８個のｍ系列符号の中で
Ｐｒｅｆｅｒｒｅｄ　Ｐａ１ｒは６個であり、ＲＱはで
ある。

ｍ系列符号ｕ、ｖ　　をｍｏｄ、２　で加算することに
より得られる系列は、ＧＯＬＤ符号Ｇ　（ｕ　。

■）と呼ばれる。これを模式化すると第２図のように表
わされる。

ｍ系列符号の初期位相を考慮すると、二つのｍ系列符号
｛ｕ、ｖ）から生成されるＧＯＬＤ符号の集合Ｇ｛ｕ、
ｖ）は（３）式のようになる。

Ｇ｛ｕ、ｖ）＝　｛ｕ、ｖ、ｕｅｖ、ｕｅＴＶｔ　−ｔ
ｕ５１ｔＮ−’ｖ）　　　　−・−・−・・−（３）た
だし、Ｔ：ｖの状態遷移行列 Ｎ　：　Ｇ　｛ｕ、ｖ）中の各系列の符号長一般に、Ｇ
　｛ｕ、ｖ）に含まれる系列数αはα＝　Ｎ＋２　＝　
　２’＋１　　　　　　・旧・・・・・（４）となり、
例えばＮ　＝　　１２７　の時は　α　＝１２９となる
。

（３）式中の｛ｕ、ｖ）をｍ系列符号のＰｒａｆｅｒｒ
ｅｄ　Ｐａ１ｒとする。

今、系列ｙ、Ｚ　を ｙ＋　ｚ　ＦＥ　Ｇ｛ｕ、ｖ）　　　　　　　””””
’　（ｓ）とすると、次のことが知られている。

（１）ｙ、ｚ　　の相互相関値　θヶ、、（１２）はＶ
ｆｉ　　について （２）自己相関関数のサイドローブ値　θＹ　（Ｑ）は ＶＱ　　Ｓ　　Ｏｍｏｄ、Ｎ　にツイテすなわち、θｙ
、ｚ（ｒｔ　）および　θ７（Ｑ）は（１）式のＲｅに
一致しており、したがってｍ系列符号のＰｒｅｆｅｒｒ
ｅｄ　Ｐａ１ｒにより生成されるＧＯＬＤ符号の集合は
、良好な相関特性を示す。

以上述べたことから、（ｉ）〜（■）の条件を満たす拡
散符号としてＧＯＬＤ符号が有力であることがわかる。

すなわち、（３）゛式中の各系列ｕ、ｖ、ｕｅｖ。

・・・、ｕｅＴ”ｖ　　を一つの通信チャンネルとして
割り当てることが可能である。

さて、５ＡＶＩ／コンボルバを用いたＳＳＣにおいては
、イメージ関係にある一対の系列が必要であり、送信側
の系列として（３）式を用いた場合には、受信側は次の
ような系列となる。

Ｇ（丁、、）　＝　（丁、７９丁Φ７．τΦＴ　Ｎ−１
７゜・・・・・・、マΦＴｖ）・・・・・・・・・（８
）丁、７：それぞれｕ、ｖ　のイメージ符号すなわち、
通信は（３）および（８）式の（）内の各対応する系列
によって行なわれる。

Ｇ、実施例 以下に、図面を参照しながら、実施例を用いて本発明を
一層詳細に説明するが、それらは例示に過ぎず、本発明
の枠を越えることなしにいろいろな変形や改良があり得
ることは勿論である。

本発明による送受ＧＯＬＤ符号発生部の構成を第１図に
、また通信チャンネル分割の例（ＧＯＬＤ　符号長が１
２７　の時）を第１表に示す。

第　　１　　表 Ｌ　：　Ｌｏｗ　レベルを意味する。

第１図において、ＰＮＧＩおよびＰＮＧ２はそれぞれｍ
系列符号のＰｒｅｆｅｒｒｅｄ　Ｐａ１ｒ　ｕ　、　ｖ
　　を生成するｍ系列符号発生器、ＰＮＧＩ　　および
丁Ｖ丁丁はそれぞれｕ、ｖ　のイメージ符号τ。

７を生成するｍ系列符号発生器、制御回路　１はＰＮＧ
Ｉ　およびＰＮＧ２　の出力符号の初期位相制御を行な
うもので、（３）式のようなＧＯＬＤ符号系列の生成を
可能とする。また。

制御回路２は丁■百丁および丁丁丁丁に対して制御回路
　１　と同様の動作を行なうもので、（８）式のような
ＧＯＬＤ符号系列の生成を可能とするものである。３　
は相関出力を形成するコンボルバであり、コンボルバ３
の左側は送信側ＧＯＬＤ符号発生部であり、右側は受信
側ＧＯＬＤ符号発生部である。

なお、制御回路　１，２の動作の詳細は、既に本出願人
による昭和６１年１０月　９　日付けのスペクトラム拡
散通信方式と題する特許出願に述べられている。また、
ＰＮＧ　の構成の詳細は、既に本出願人による特願昭筒
６１−１６３０８８号に述べられている。

Ｈ０発明の詳細 な説明した通り１本発明によれば、相関特性にすぐれた
ＧＯＬＤ符号を用いて通信チャンネルを分割することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による送受ｍ系列符号発生部の構成を示
すブロック図、第２図はｍ系列符号発生を表わす模式図
である。 １．２・・・・・・・・・制御回路、３・・・・・・・
・・コンボルバ。 ＰＮＧＩ、ＰＮＧ２・・・・・・・・・ｍ系列符号のＰ
ｒｅｆｅｒｒｅｄ　Ｐａ１ｒ　ｕ　、　ｖ　　を生成す
るｍ系列符号発生器、Ｐ　Ｎ　Ｇ　１　、　丁■τ丁・
・・・・・・・・ｕ　、　ｖ　のイメージ符号ｕ、ｖ　
　を生成するｍ系列符号発生器。 建受ｍ系列符９光往芹グＤγり２ 第１図 ｍ傘列符号ズ失漂パ図 第２図 手続補正書 昭和６２年９月２日

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）送信側出力符号と受信側出力符号により相関出力
   を得るスペクトラム拡散通信方式において、 （ａ）上記送受出力符号としてＧＯＬＤ符号を用いて分
   割された通信チャンネルを使用することを特徴とするス
   ペクトラム拡散通信方式。
2. （２）上記ＧＯＬＤ符号が二つのｍ系列 符号のＰｒｅｆｅｒｒｅｄ　Ｐａｉｒをｍｏｄ．２で加
   算することにより構成されることを特徴とする、特許請
   求の範囲第１項記載のスペクトラム拡散通信方式。
3. （３）上記送信側符号が二つのｍ系列符号 ｛ｕ、ｖ｝から生成されるＧＯＬＤ符号の次式で表わさ
   れる集合 Ｇ（ｕ、ｖ）＝｛ｕ、ｖ、ｕ■ｖ、ｕ■Ｔｖ、…、ｕ■
   ｔ＾Ｎ＾−＾１ｖ｝ ただし、Ｔ：ｖの状態遷移行列 Ｎ：Ｇ（ｕ、ｖ）中の各系列の符号長 を用いて得られる拡散符号であり、受信側符号が、＠ｕ
   ＠および＠ｖ＠をそれぞれｕおよびｖのイメージ符号と
   して、 Ｇ（＠ｕ＠、＠ｖ＠）＝｛＠ｕ＠、＠ｖ＠、＠ｕ＠■＠
   ｖ＠、＠ｕ＠■Ｔ＾Ｎ＾−＾１＠ｖ＠、……、＠ｕ＠■
   Ｔ＠ｖ＠｝ を用いて得られる拡散符号である ことを特徴とする、特許請求の範囲第１項記載のスペク
   トラム拡散通信方式。