JPS6310712Y2 - - Google Patents

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JPS6310712Y2
JPS6310712Y2 JP1985073718U JP7371885U JPS6310712Y2 JP S6310712 Y2 JPS6310712 Y2 JP S6310712Y2 JP 1985073718 U JP1985073718 U JP 1985073718U JP 7371885 U JP7371885 U JP 7371885U JP S6310712 Y2 JPS6310712 Y2 JP S6310712Y2
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JP
Japan
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temperature air
drying
peripheral wall
raw algae
blowing
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JP1985073718U
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JPS61188493U (ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Edible Seaweed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は板海苔、その他海苔加工食品の原料と
なる海苔類原藻を脱水乾燥して保存性の良好な乾
燥原藻形態にするための乾燥装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の乾燥原藻の乾燥装置は乾燥室内に棚を設
け、同棚に海中より採取した海苔類原藻を入れた
箱、パレツトを載置して室下方から30〜70℃程度
の高温空気を吹き出して脱水乾燥する構造のもの
であつた。この種の乾燥機としては、特開昭60−
9479号公報、実公昭59−27750号公報、実公昭37
−13296号公報記載の農水産物の乾燥機が知られ
ている。特開昭60−9479号の乾燥機は多孔の回転
ドラムの内周に樋形状の掻き上げ羽根を設け、内
部中心から熱風を吹き出し、回転ドラム内の農水
産物を乾燥させてそのドラム内壁の孔から排出す
る構造のものである。又、実公昭59−27750号の
茶葉炒揉の乾燥機は横置式円筒体内部に熱風を送
り込みながら、撹拌羽根で撹拌する構造である。
更に、実公昭37−13296号公報の茶葉の乾燥機の
多重の筒体と胴体の回転体を横置して回転させ、
熱風を筒体、胴体の回転軸方向に沿つて送り込ん
で茶葉を乾燥させようとするものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる従来の乾燥装置では原藻の一部が箱、パ
レツト内の原藻でも乾燥状態が違い、更に下方か
らの熱風の流れの状態で乾燥状態が棚の位置で相
当違つてきて均一な乾燥状態にすることが難しい
という問題点があつた。前記した三つの公報の記
載の乾燥機はいずれも熱風は農水産物を入れる横
置式回転体に対し、熱風は一方向にしか強制送風
されていない。特開昭60−9479号公報の装置では
回転体の中心から外周に向けて吹き出す流れであ
り、又、実公昭59−27750号公報の炒揉機は回転
体の上方から吹き出すのみであり、更に、実公昭
37−13296号公報の乾燥機は回転軸方向に沿つて
熱風は移動する。そのため熱風の流れが単純であ
り、農水産物の熱風との空気接触が不充分・不均
一となつて乾燥効率が悪かつたり、均一な乾燥が
できないという問題点がある。
更に本考案の対象とする海苔類原藻の場合は、
茶葉と違つて乾燥初期の段階で互いに粘着してダ
ンゴ状にかたまりがちとなり、これを分断した
り、分散させる必要があるが、これは回転体内邪
魔板による持ち上げと落下による撹拌あるいは回
転撹拌羽根だけの撹拌だけでは充分でなく、短く
軽いカールした良質の乾燥原藻を得ることが期待
できないという問題点がある。
〔問題を解決するための手段〕
本考案はかかる問題点を解決し均一な乾燥状態
の乾燥原藻を得ることができる優れた海苔類原藻
乾燥装置を提供せもとするものであり、その要旨
は、外周壁が網又は多孔板で製作され且つ外周壁
の一部を開閉自在として原藻出入口とした回転ド
ラムを乾燥室内に水平に装置し同回転ドラムの内
周壁に回転軸方向に伸びた邪魔板を複数個周設
し、同乾燥室の下方から上記回転ドラムに向けて
高温空気を吹き出す高温空気送風装置を設け、更
に高温空気を吹き出す噴出孔を周壁面に多数穿孔
した吹出筒を回転ドラムの内部中央に回転自在に
横架し、同吹出筒外周に撹拌羽根を所定間隔おい
て複数個植設し、更に吹出筒に高温空気を送り込
む高温空気送風路を備えてなる海苔類原藻乾燥装
置にある。
〔作用〕
この考案では洗 して水切りした海苔類原藻を
回転ドラムの半分以下程度の量投入する。その後
回転ドラムを回転させながら高温空気送風装置に
よつて、30〜70℃程度の高温空気を乾燥室の下方
から回転ドラムに向けて吹き上げる。又同時に回
転ドラムの内部の吹出筒の噴出孔からも30〜70℃
程度の高温空気を吹き出す。この様に内外から高
温空気を吹き出すことによつて原藻と高温空気と
の接触を増大せしめて原藻の乾燥を速めるととも
に均一な乾燥がなされる。更に原藻は回転ドラム
の回転とともにその内周の邪魔板にのつて真上近
くまで回動し、真上又はその近くの角度において
自重によつて垂直又は傾斜した邪魔板から滑つて
落下する。落下した原藻は回転筒の撹拌羽根によ
つて分離されながら回転ドラム下方に直接又は回
転筒にかかつて落下して回転ドラムの回転と共に
回転と共に再び持ち上げられるものである。回転
ドラムの回転による原藻の混合撹拌と邪魔板から
の落下及び撹拌羽根による分断、分散及び回転筒
との衝突分散とによつて原藻はよく撹拌混合され
ながら均一な乾燥がなされるものである。又原藻
がよく乾燥されることは回転ドラム、回転筒への
原藻の付着及び原藻の焼き付きを防ぐこととな
る。更に原藻の乾燥初期の段階では互いに粘着し
てダンゴ状にかたまりがちになるがこのダンゴ状
になつた原藻が邪魔板にのつて上昇し、上方から
滑り落ちる段階で回転筒の撹拌羽根がダンゴ状の
原藻に当たつてダンゴ状の原藻を引き裂くように
していくつかの小さな塊状に分断してダンゴ状に
固まるのを防ぎ短く軽いカールした良質の乾燥原
藻を得ることができるものである。
〔実施例〕
図面に示す実施例では回転ドラム1の円筒壁は
金網によつて製作され、その円筒壁を形成する細
かい編み目の略1/6面積の円周部分が蝶着され開
閉自在となつている。同回転ドラムの内周面には
6個の邪魔板2が中心方向に向かつて突出してい
る。回転筒3の半径は邪魔板2の巾程度であり、
これに噴出孔4が多数穿孔されている。同回転筒
の外周には邪魔板5の巾程度の長さの細長板状の
撹拌羽根6が対向位置に一対突設し、この撹拌羽
根6はその軸方向に10cm間隔程度に15組設けられ
ている。上方が開口し側面に原藻出入用扉7を設
けた乾燥室8内に回転ドラム1は装置され、同乾
燥室に隣接してバーナー室が設けられている。バ
ーナー室にはバーナー9と燃焼筒10とが設けら
れ、燃焼筒に連通する煙突11の外周からバーナ
ー室へ空気が導入されるべく導入筒12が煙突1
1のまわりに設けられ、その導入筒12のの途中
に中圧送風機13が取り付けられ、外気を導入筒
12から吸引しバーナー室の燃焼室10によつて
過熱して高温空気として回転ドラム1に向けて吹
き出させている。一方バーナー室の高温空気は別
の高圧送風機14によつてダクト15を介して回
転筒3へ送りだされている。原藻の出入れは乾燥
室8の扉7と回転ドラム1の蝶着壁の開閉によつ
てなされる。
〔考案の効果〕
以上の様に本考案によれば原藻の乾燥をよく撹
拌して均一な乾燥を行なえ、又ダンゴ状に固まる
ことなく短く軽くカールした良質の乾燥原藻に出
来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案海苔類原藻乾燥装置の実施例を
示す平面図、第2図は同中央縦断面図、第3図は
同背面図、第4図は乾燥状態を示す説明図であ
る。 1:回転ドラム、2:邪魔板、3:回転筒、
4:噴出孔、5:邪魔板、6:撹拌羽根、8:乾
燥室、10:燃焼筒、13:中圧送風機、14:
高圧送風機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周壁が網又は多孔板で製作され且つ外周壁の
    一部を開閉自在として原藻出入口とした回転ドラ
    ムを乾燥室内に水平に装置し同回転ドラムの内周
    壁に回転軸方向に伸びた邪魔板を複数個周設し、
    同乾燥室の下方から上記回転ドラムに向けて高温
    空気を吹き出す高温空気送風装置を設け、更に高
    温空気を吹き出す噴出孔を周壁面に多数穿孔した
    吹出筒を回転ドラムの内部中央に回転自在に横架
    し、同吹出筒外周に撹拌羽根を所定間隔おいて複
    数個植設し、更に吹出筒に高温空気を送り込む高
    温空気送風路を備えてなる海苔類原藻乾燥装置。
JP1985073718U 1985-05-18 1985-05-18 Expired JPS6310712Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985073718U JPS6310712Y2 (ja) 1985-05-18 1985-05-18

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JP1985073718U JPS6310712Y2 (ja) 1985-05-18 1985-05-18

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Publication Number Publication Date
JPS61188493U JPS61188493U (ja) 1986-11-25
JPS6310712Y2 true JPS6310712Y2 (ja) 1988-03-30

Family

ID=30613342

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JP1985073718U Expired JPS6310712Y2 (ja) 1985-05-18 1985-05-18

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0547590Y2 (ja) * 1990-05-10 1993-12-15
JP2006288223A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Takafumi Urano 海苔の収縮乾燥法
JP6278502B2 (ja) * 2013-08-06 2018-02-14 松本 孝 非板状乾燥海苔及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927750U (ja) * 1982-08-18 1984-02-21 仲栄真 正清 ズボンホルダ−
JPS609479A (ja) * 1983-06-27 1985-01-18 Awaji Wakame Kk 乾燥機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5927750U (ja) * 1982-08-18 1984-02-21 仲栄真 正清 ズボンホルダ−
JPS609479A (ja) * 1983-06-27 1985-01-18 Awaji Wakame Kk 乾燥機

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JPS61188493U (ja) 1986-11-25

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