JPS6310711Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6310711Y2
JPS6310711Y2 JP1985150200U JP15020085U JPS6310711Y2 JP S6310711 Y2 JPS6310711 Y2 JP S6310711Y2 JP 1985150200 U JP1985150200 U JP 1985150200U JP 15020085 U JP15020085 U JP 15020085U JP S6310711 Y2 JPS6310711 Y2 JP S6310711Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seaweed
belt
line
transport
feeding device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985150200U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6257694U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985150200U priority Critical patent/JPS6310711Y2/ja
Publication of JPS6257694U publication Critical patent/JPS6257694U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6310711Y2 publication Critical patent/JPS6310711Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Edible Seaweed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、乾燥及び剥ぎ工程を終了した板状海
苔を選別や計数ラインに供給する自動送り装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来、海苔の生産ラインにおいて、海苔抄きか
ら乾燥及び抄き枠からの剥ぎ工程を経た後、選別
及び計数ラインに供給することが通常行われてい
る。
第4図は従来の海苔生産ラインの概略図で、横
に海苔Mを一列に載せたベルトコンベヤ50を矢
印方向に供給し、この海苔Mをラインの側方に配
置した送り装置51に払い出し、さらに選別・計
数装置52へベルトコンベア53により供給する
システムとなつている。
そして、送り装置51は一列の海苔Mを矢印方
向に給送するとともに、この給送方向と略直交す
る側に位置する選別・計数装置52に供給できる
ように海苔Mの搬送を連続的に行う構成である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このシステムでは、ベルトコンベヤ5
0は一列ずつであるため、海苔Mの処理能力に限
界があることから生産効率の向上に支障をきた
し、またこのようなシステムを複数設けてこの問
題に対処するにしても設備や稼動費が高くなると
いう難点がある。
本考案の目的は、海苔の生産ラインにおける計
数・選別への送り装置の処理能力を大きくして生
産効率の向上を図ることにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案の海苔の自動送り装置は、以上の目的を
達成するために、剥ぎ工程後の海苔を後続ライン
に搬送する自動送り装置であつて、同自動送り装
置は機枠と、同機枠内に二列並列配置した搬送帯
と、同搬送帯と後続ラインとを接続する払い出し
装置とを備え、上記二つの搬送帯による海苔の搬
送距離を等しくするとともに両搬送帯の海苔搬送
速度の比を1.8以上としたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説
明する。
第1図は本考案に係る海苔の自動送り装置の平
面図、第2図は同側面図、第3図はラインレイア
ウトの平面図である。
抄き枠から剥ぎ取られた海苔Mを搬送するベル
トコンベヤ50は二列毎にライン上を搬送され、
このベルトコンベヤ50にセツトされた海苔Mを
連続して送り出すため送り装置には二列の搬送帯
A,Bを配備している。
図中、1はベルトコンベヤ50の走行方向に直
交して配置した機枠で、ベルトコンベヤ50のラ
インに向けて傾斜した受けシユート2を二列連結
し、搬送帯A,Bの搬送速度を設定する駆動モー
タ3,4を独立して配置する他は略同様の構成で
あり、まず搬送帯Aについて述べる。
5,6,7は駆動ロープ8,9,10を巻回し
駆動モータ3,4の回転をチエイン8aにより伝
達して第1図の矢印方向に回転する駆動プーリ、
11は駆動プーリ5〜7に近接して配置され矢印
方向に回転するドラムである。
駆動プーリ5〜7は海苔Mを搬送するための搬
送駆動系を構成し、この海苔M搬送系にはプーリ
12,13を備え、搬送ロープ14を複数本巻回
している。
駆動プーリ7とプーリ15間には、搬送する海
苔Mを搬送ラインからずれることなく保持するた
めの押さえロープ16を巻回している。
下位側の駆動プーリ5とプーリ17間にはドラ
ム11から反転して供給される海苔Mを搬送する
ための搬送ロープ18を巻回し、さらにこの搬送
ロープ18の上位に沿つて走行する押さえロープ
19をドラム11とプーリ20間に配置してい
る。尚、この押さえロープ19は駆動ロープ10
側において搬送ロープとしても機能する。
また、受けシユート2部分にはプーリ12と入
口のプーリ21間に搬送ロープ22を設けるとと
もにその上位にはプーリ23,24間に巻回した
押さえロープ25を配置している。
26は機枠1の下部に配置され搬送帯A,Bの
走行方向と直交して後続のラインに搬出するため
の払い出し装置で、27,28はこの払い出し装
置26に近接配置した送りロールで、図示しない
駆動装置を備えて独立回転可能である。
この送りロール27,28は搬送されてきた各
海苔Mを一定の排出速度で払い出し装置26へ供
給するためのもので、両ロール27,28間に海
苔Mを挟んだ状態で図の矢印方向に排出する。
払い出し装置26は、後続ラインに接続する搬
出ベルト29を駆動装置30によつて作動する構
成で、ガード31を立設して送りロール27,2
8からの海苔Mを受け止めてオーバランを防止
し、確実に搬出ベルト29面に海苔Mを供給でき
る。
また、32は搬出ベルト29の近傍に配置した
吸気フアンで、搬出ベルト29の下面に設けた吸
気チヤンバ33に連通している。この吸気フアン
32を設けたことにより、送りロール27,28
から給送される海苔Mを搬出ベルト29面に吸着
できる。
34は受けシユート2内に配置した補助吸気フ
アンで、ベルトコンベヤ50からの海苔Mを確実
に搬送帯A,Bに供給する機能を果たす。
これらの系において、搬送ロープ22,14,
18は図の矢印方向に駆動プーリ5〜7の回転に
よつて走行し、海苔Mを受けシユート2から順次
第2図の右方向へ搬送してドラム11を周りなが
ら反転して機枠1の下部側に移送される。この搬
送の間、押さえロープ16,19は搬送ロープ1
4,18とともに走行し、海苔Mを両ロープ間で
保持して脱落を防止している。
上記の海苔Mの搬送に関する駆動系及び押さえ
ロープ25,16,19による保持は搬送帯Bで
も同様であり、両搬送帯A,Bは駆動モータ3,
4の制御により独立して動作し、ベルトコンベヤ
50からの二列の海苔Mを受けシユート2からそ
れぞれ払い出し装置26方向へ搬送する。
この搬送帯A,Bの動作において、それぞれの
搬送速度をVA,VBとすると、これらの速度比が
略1:2となるように駆動モータ3,4の回転出
力を設定する。
この速度比設定下では、ベルトコンベヤ50に
二列縦隊に配列された海苔Mは順次受けシユート
2から両搬送帯A,Bに供給され、搬送ロープ1
4,18の走行によつて、搬出ベルト29面上に
搬送される。
この海苔Mの走行は、各搬送帯A,Bの速度比
をVA:VB=1:2としたので、搬送距離が一定
であれば、搬送帯Bを通過する海苔Mが全て搬出
ベルト29に排出された後に搬送帯Aからの海苔
Mがこれに続いて供給され、両搬送帯A,Bから
同時に海苔Mが重なりあつて搬出ベルト29面に
載ることはない。
従つて、ベルトコンベヤ50に海苔Mを二列縦
隊にして搬送するラインであつても、単一の装置
で海苔Mを次工程ラインに連続的に供給でき、生
産性の向上を図ることができる。
尚、駆動モータ3,4の速度比を任意に変えれ
ば、様々な搬送形態を実現でき、例えば二列のベ
ルトコンベヤ50に載せた海苔の形状が異なるよ
うな場合でも、海苔のオーバラツプを招くことな
く搬送できる。
〔考案の効果〕
本考案は、海苔生産ラインでの計数・選別ライ
ンへの搬送能力を倍加したので、生産性の向上が
可能で、しかも単一の装置の設備でよいので、設
備費及び稼動費を節減することもできるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る海苔の自動送り装置の側
面図、第2図は同平面図、第3図はラインレイア
ウトの平面図、第4図は従来のラインレイアウト
の平面図である。 1:機枠、2:受けシユート、3,4:駆動モ
ータ、5,6,7:駆動プーリ、8,9,10:
駆動ロープ、11:ドラム、12,13:プー
リ、14:搬送ロープ、15:プーリ、16:押
さえロープ、17:プーリ、18:搬送ロープ、
19:押さえロープ、20,21:プーリ、2
2:搬送ロープ、23,24:プーリ、25:押
さえロープ、26:払い出し装置、27,28:
送りロール、29:搬出ベルト、30:駆動装
置、31:ガード、32:吸気フアン、33:吸
気チヤンバ、34:補助吸気フアン、50:ベル
トコンベヤ、A,B:搬送帯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 剥ぎ工程後の海苔を後続ラインに搬送する自動
    送り装置であつて、同自動送り装置は機枠と、同
    機枠内に二列並列配置した搬送帯と、同搬送帯と
    後続ラインとを接続する払い出し装置とを備え、
    上記二つの搬送帯による海苔の搬送距離を等しく
    するとともに両搬送帯の海苔搬送速度の比を1.8
    以上としたことを特徴とする海苔の自動送り装
    置。
JP1985150200U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPS6310711Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985150200U JPS6310711Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985150200U JPS6310711Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6257694U JPS6257694U (ja) 1987-04-09
JPS6310711Y2 true JPS6310711Y2 (ja) 1988-03-30

Family

ID=31066125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985150200U Expired JPS6310711Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6310711Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5437719B2 (ja) * 2009-07-10 2014-03-12 株式会社白子 板状海苔の製造方法および製造装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57203611A (en) * 1981-06-05 1982-12-14 Toshiba Corp Article conveyor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57203611A (en) * 1981-06-05 1982-12-14 Toshiba Corp Article conveyor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6257694U (ja) 1987-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4238024A (en) Conveyor device
US4684116A (en) Method and apparatus for collating folded printed signatures using conveyors rotating about a central axis
US5915525A (en) Parts processing system with notched conveyor belt transport
US5620081A (en) Turnover device for graphic products
US4606173A (en) Method and apparatus for the intermediate storage of printed products arriving in an imbricated product formation
US4219120A (en) Method and apparatus for handling both green and dried timber lengths
JPS6310711Y2 (ja)
JPH09118466A (ja) 印刷された製品の送り装置
JPH11240508A (ja) 角型容器の方向規正装置
JP2004189435A (ja) 振り分け供給装置及び振り分け供給方法
JPS6343283B2 (ja)
JP2000025939A (ja) 長物農産物の供給装置
JPH10501511A (ja) 印刷物ストリームの搬送方法及び装置
JP2000053240A (ja) 容器合流装置
JPH0524662Y2 (ja)
JPH0145741B2 (ja)
JPH0710257A (ja) コンベヤー
JPS6222505Y2 (ja)
US3709350A (en) Method and device for constituting a continuous stream of a plurality of superposed layers of rod-shaped objects such as cigarettes
JP3649779B2 (ja) 果菜物搬送帯
US4452443A (en) Apparatus for distributing continuously supplied tube sections to three production lines for making sacks
JP2023104516A (ja) 青果物供給装置及びこれを備えた青果物搬送装置
JPS632850B2 (ja)
JPH03232615A (ja) 農作物の選別用搬出装置
JPS6040307A (ja) 真空搬送装置