JPS63106328A - ロ−タリピストンエンジンのメタリングオイル供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、軽負荷運転時の燃費向２Ｆの為に採用される
気筒数制御の一種であるサイクル噴射を実施するロータ
リピストンエンジンのメタリングオイル供給装置に関し
、特に、サイクル噴射正転と同期してメタリングオイル
の供給Ｉｋ制御を行なうものに関する。

（従来枝術） 軽負荷運転時に一部気筒への燃料供給を停止して他の運
転気筒を高負荷で運転させることにより、ボンピングロ
スを相対的に低下させて燃費向［−を図る所謂気筒数制
御エンジンとしては、特開昭５５−２９００２号公報開
示のもの等があるが、これを更に発展させたものとして
、軽負荷運転時に、運転気筒数制御に代えて燃料噴射サ
イクルを制御する所謂サイクル噴射エンジンがある。即
ち、噴射ノズルから燃料併給を行なう燃料噴射式１ンジ
ンに於いて、各気筒に於て繰り返される吸気−圧縮一燃
焼一排気サイクルに燃料噴射を行なわない休止サイクル
を所定周期で設けるものである。

このサイクル噴射エンジンでは、休止気筒を設けること
なく全気筒を運転状態に置くものの、運転中の各気筒に
、例えば２回に１回或いは３回に１回を燃ネ１非噴射と
する等所定周期で体１Ｆサイクルを、没けるものであり
、休止サイクルの周期を任意に設定可能である為、！軽
気口数制御方式に比べて負荷調整の自由度が飛Ｒ的に向
丘し、しかも、全気筒を一様の負荷で運転することがｕ
ｆ俺である為、完全体１気筒と高負荷運転気筒との負荷
バランスの差に起因する振動等の問題が生じないという
特徴を有している。

一方、ロータリピストンエンジンでは、ハウジング内を
遊回ａ！動するロータとハウジング内壁面との潤滑を図
る為、叉開昭６６−３２０１号公報に開示の如く、燃焼
作動室内にメタリングオイルを供給しており、このメタ
リングオイル供給量は、通常、潤滑に必要なオイル量に
作動室内で燃焼するオイル量を加えた量に設定されてい
る。従って、サイクル噴射運転を実施するロータリピス
トンエンジンにあっては、燃焼の行なわれない体１１−
サイクルの際に上記作動室内燃焼分に相当するｒｌｌの
オイルが過剰に供給されることとなる。この為、過剰分
のオイルがプラグホールに侵入してプラグに付着してそ
の後の燃焼過程での着火不良を起し、或は、そのままエ
ンジン外に持出されて排気詐化装置内の触媒の劣化乃至
大気の汚染を将来する問題が生じている。

（発明の目的） 本発明は、上記の如き事情に鑑み、サイクル運転の際に
は休止サイクルと燃焼サイクルでのオイル供給績を変更
し、休止サイクル時に過剰のオイルが燃焼作動室内に供
給されないよう制御するロータリピストンエンジンのメ
タリングオイル供給装置の提供、をモの目的とする。

（発明の構成） 上記目的達成の為、本発明に係るロータリピストンエン
ジンのメタリングオイル供給装置は、運転負荷状部を判
定する子役と、該超軽負荷状態判定手段により所定の軽
負荷運転域と判断された場合に燃焼サイクルと休止サイ
クルとを所定周期で繰り返させるよう燃料噴射とＪ４：
＊射とを所定間隔で行なわせる燃料噴射制御手段とを備
えたロータリピストンエンジンに於いて、上記軽負荷運
転域では休止作動室へのメタリングオイル供給湯を噴射
作動室への供給量より少ない量とするメタリングオイル
供給量補正手段を設け、休止サイクル時のメタリングオ
イル供給量を適正化させるよう構成したものである。

（発明の実施例） 第２図示ニンジンｌは、電子制御による燃料噴射式ロー
タリピストンエンジンであり、吸気通路２内のスロット
ル弁３下流に第一燃料噴射弁４が、又、ハウジング５の
燃焼室５１頂部付近に第二燃料噴射弁６が夫々設けられ
ている。

第一燃料噴射弁４とハウジング５の側壁に開口した吸気
ポート９との間の吸気通路２内は。

隔壁２ａによって１一部通路２ｂと下部通路２Ｃとに分
割され−（いる、各分割通路２ｂｅ２ｃには、ダイヤフ
ラム１０によって連動開閉作動されるシャツタ弁１１ａ
・ｌｌｂが設けられており、ダイヤフラム１０は、吸気
通路２の吸気ポート９側と大気側に開［１した三方電磁
ブｆ１２に連通されている。この三方型ｍ３Ｆ１２は、
電子制御ユニット１３からの作動信時によりＯＮ・ＯＦ
Ｆ制御され、ダイヤプラム１０を介してＯＮ時にシャツ
タ弁１１ａを閉成すると共にシャツタ弁１１ｂを開成し
、一方、ＯＦＦ時にはシャツタ弁１１＆を開成すると共
にシャツタ弁ｆｌｂを閉成するようになっている。

下部分割通路２Ｃ内には、ロータ２０により回転される
エキセントリックシャフト２１によりベルト３２を介し
て回転駆動されるロータリバルブ３０が設置されている
。このロータリバルブ３０は、その回転中心軸と直交す
る径方向に透孔部３１が形成されており、ロータリバル
ブ３０の回転に伴なって下部分割通路２Ｃを開閉するよ
うになっている。

第二燃料噴射弁６は、吸気通路２のスロー７トルｊ１３
と第一燃料噴射弁４との間に一端を開口すると共にハウ
ジング５の頂部付近に他端を開口したアシスト通路７の
他端側聞０城にノズル先端を位置せしめている。

又、上記第一燃料噴射弁４及び第二燃料噴射ブｔ６は、
いずれも図示しない燃料パイプを介して供給される所孟
圧の燃料を、電子制御ユニッ）１３からの作動信号によ
り開成制御される時間に応じたＦＭだけノズル先端から
噴射するようになっている。

上記第１燃料噴射弁４及び第２燃料噴射弁６の近傍には
、第１メタリングオイル供給口４４乃至第２メタリング
オイル供給口４６とが設置されており、オイルポンプ４
０により図示しないオイルタンク内のメタリングオイル
をオイルパイプ４５−４７を介して吸気通路２乃至燃焼
作動室５１内に夫々供給するようになっている。又、オ
イルパ・イブ４７には、電子制御ユニッ）１３からの制
御信号により作動される電磁弁４８が付設されてる。

電子、ＩＪＩｎユニット１３は、エキセントリックシャ
フト２１の回転角を検知するクランクアングルセンサ２
２から出力される回転角信号Ｎ１と、エアフローメータ
２３から出力される吸気量信ｆ４−　Ｑと、ロータリパ
ルプ３０の回転角を検知するロータリパルプアングルセ
ンサ２４から出力される回転角信号Ｎ２とＶ基いて、第
１燃料噴射弁４乃至第２燃料噴射弁６の燃料噴射制御及
び第２メクリングオイル供給口４６からのオイル供給制
御を実行するものである。

このｔ子制御ユニット１３による制御フローは、第３図
示の通りである。即ち、先ずクランクアングルセンサ２
２とエフフローメータ２３から出力される回転角信号Ｎ
１と吸気量信号Ｑを読み込んで燃料噴射パルスＩＩ！　
Ｔ　ｏを演算する０次いで、求めた噴射パルス幅Ｔｏと
既に読み込んだ回転角信号Ｎ】とから当該時点での辻転
領域判定を行なう、この判定は、予め用意された？５４
図示の如き”ｒｏ−Ｎｌ二次元テーブルに設定されたサ
イクル噴射域・ダイＬ・クト噴射域・ダイレクト及びマ
ニホールド噴射域のいずれの領域に属するかを判断する
ことによって行なわれる。

この領域判定の結果、サイクル噴射ゾーンに属していな
いと判断された場合には、まず電磁弁４８をＯＦＦ制御
してオイルパイプ４７を開成し、第２メタリングオイル
供給口４６からオイルが燃焼作動室５１内に供給される
ようにする１次いで、三方電磁弁１２をＯＦＦ制御して
ダイヤフラムｌＯに大気圧を取り込み、上部分割通路２
ｂ内のシャツタ弁１１ｂを開成する一方、下部分割通路
２Ｃ内のシャツタ弁１１ｂを閉成し、新気が１部分割通
路２ｂを介して燃焼室５１内に導入されるようにする。

この状態で、先の領域判定の結果がダイレクト及びマニ
ホールド噴射ゾーンに属しているか否かを判断し、ｒ！
シていない場合、即ちダイレクト噴射ゾーンに属してい
る場合には、回転角信号Ｎ！の読み込みにより噴射タイ
ミングを判断して第２燃料噴射弁６に作動信号を送り、
上記噴射パルス幅Ｔｏでダイレクト噴射を実行した後、
制御フローの第１ステツプに１！帰する。

又、ダイレクト及びマニホールド噴射ゾーンに属してい
る場合には、回転角信号Ｎ１の読み込みにより噴射タイ
ミングを判断すると共に、」−記噴射パルス幅Ｔｏをダ
イレクト噴射用パルス＋１１１！Ｔｏとマニホールド噴
射用パルス＠ｆ！ＴＭとに分；１し、第２燃料噴射弁６
と第１燃料噴射弁４に作動信号を送って、大々ＴｏとＴ
Ｍでダイレクト噴射及びマニホールド噴射を実行した後
。

１１ｇ４フローの第１ステツプに復帰する。

一方、上記領域判定直後の噴射ゾーン判断でサイクル噴
射ゾーンに屁していると判断された場合には、三方電磁
弁１２をＯ１ｌａｇ御してダイヤフラム１０にエンジン
内負圧を取り込み、上部分割通路ｚｂ内のシャツタ弁１
１ａを閉成する−・方、下部分割通路２Ｃ内のシャッタ
ｌｌｂを開成して、新気が下部分割通路２Ｃを介して燃
焼室５１内に導入されるようにする１次いで、ロータリ
バルブ回転角信号ＮＺを読み込み、ロータリバルブ３０
が開状態、即ち、燃焼サイクルか否かを判断し、ロータ
リバルブ３０が開成！６でない場合は″ＫＬ磁弁４８を
ＯＮ制御してオイルパイプ４７を閉成し、第２オイル供
給口４６からのオイル供給を停止した後、制御フローの
第１ステツプに復帰する。一方、ロータリバルブ３０が
開状態の場合は、″１ｔＪａ弁４８をＯＦＦ制御してオ
イルパイプを開成し、クランク回転角信号Ｎ１により噴
射タイミングを図って噴射パルス幅Ｔｏでダイレクト噴
射を実行し、制御フローの第１ステツプに復帰する。

このように構成するものでは、エンジンｌが第４図示の
サイクル噴射ゾーンに移行すると、燃焼作動室内に開口
した第２メタルオイル供給口からのオイル供給を停止二
して、マニホールド内に開口した第１メタリングオイル
供給口からのオイル供給のみが実行されると共に、吸気
通路２からの吸気も燃焼サイクル時に実行されるのみと
なるので、結局、燃焼サイクル時以外には燃焼作動室内
にオイルが供給されず、ｆ［っ又、その品も通常のオイ
ル供給晴よりも減じたものとなる。

（発１ＪＩの効果） 本発明に係るロータリピストンエンジンのメタリングオ
イル供給装置に依れば、す・ｆクル運転時には１通常よ
り少ない量のオイルが、燃焼サイクル時のみ燃焼作動室
内に導入されることとなるので、過剰のオイル供給によ
るプラグのオイル被りゃ、これに起因して発生する燃焼
不良により触媒の劣化乃至大気の汚染が生ずることがな
く、１１つ又、オイル消費量も節約されるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るロータリピストンエンジンのメタ
リングオイル供給装置の構成を示すブロック図、第２図
はその実施例を示すシステム構成図、第３図はその制御
フローチャート図、第４図は運転領域判定用の二次元テ
ーブルを示すグラフである。 ｌ・・・エンジン ２・・・吸気通路 ４・・・第１燃料噴射弁 ６・・・第２燃料噴射弁 １３・・・電子制御ユニット

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 運転負荷状態を判定する手段と、該運転負荷状態判定手
   段により所定の軽負荷運転域と判断された場合に燃焼サ
   イクルと休止サイクルとを所定周期で繰り返させるよう
   燃料噴射と非噴射とを所定間隔で行なわせる燃料噴射制
   御手段とを備えたロータリピストンエンジンに於いて、
   上記軽負荷運転城では休止作動室へのメタリングオイル
   供給量を噴射作動室への供給量より少ない量とするメタ
   リングオイル供給量補正手段を設けたこと、を特徴とす
   るロータリピストンエンジンのメタリングオイル供給装
   置。