JPS63246411A - 2サイクル燃料噴射内燃機関 - Google Patents
2サイクル燃料噴射内燃機関Info
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- JPS63246411A JPS63246411A JP7967587A JP7967587A JPS63246411A JP S63246411 A JPS63246411 A JP S63246411A JP 7967587 A JP7967587 A JP 7967587A JP 7967587 A JP7967587 A JP 7967587A JP S63246411 A JPS63246411 A JP S63246411A
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- Japan
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
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- 238000000889 atomisation Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は燃料噴射型2サイクル内燃機関に関する。
2サイクルガソリン機関では掃気のため吸気側と排気側
とが連通した期間を長くとる必要がある。
とが連通した期間を長くとる必要がある。
そのため、燃料の吹き抜けが多くなり失火したり、燃料
消費率が悪化する問題点がある。そこで、2サイクル内
燃機関において、燃料噴射用のインジェクタを設け、同
インジェクタの噴射を排気弁の閉弁の少し手前に選定し
、燃料の吹き抜けを防止 ・したものがある。例えば
、特開昭53−27731号参照、ところが、燃料噴射
方式を採用してもエンジンの低負荷側、特にアイドル運
転のような極低負荷域では失火が起きやすい。これは、
低回転側では掃気が不充分となり、残留排気ガスの量が
多くなることによる。
消費率が悪化する問題点がある。そこで、2サイクル内
燃機関において、燃料噴射用のインジェクタを設け、同
インジェクタの噴射を排気弁の閉弁の少し手前に選定し
、燃料の吹き抜けを防止 ・したものがある。例えば
、特開昭53−27731号参照、ところが、燃料噴射
方式を採用してもエンジンの低負荷側、特にアイドル運
転のような極低負荷域では失火が起きやすい。これは、
低回転側では掃気が不充分となり、残留排気ガスの量が
多くなることによる。
この発明は2サイクル機関においてアイドル運転等の極
低負荷運転時における混合気の着火性向上を図ることを
目的とする。尚、従来技術として特開昭53−2773
1 、同52−104613.特願昭61−13505
2、特開昭61−156282号参照。
低負荷運転時における混合気の着火性向上を図ることを
目的とする。尚、従来技術として特開昭53−2773
1 、同52−104613.特願昭61−13505
2、特開昭61−156282号参照。
この考案の2サイクル内燃機関は機関の低負荷時に吸気
ポートを閉鎖維持する手段と、燃焼室に燃料と空気とを
同時に噴射することができる噴射手段とを具備し、機関
の低負荷時に吸気ポートを閉鎖維持すると同時に噴射手
段より燃料と空気とを直接噴射することを特徴とする。
ポートを閉鎖維持する手段と、燃焼室に燃料と空気とを
同時に噴射することができる噴射手段とを具備し、機関
の低負荷時に吸気ポートを閉鎖維持すると同時に噴射手
段より燃料と空気とを直接噴射することを特徴とする。
第1図において10はシリンダブロック、12はピスト
ン、16はクランク軸、18はシリンダー・ソド、20
は燃焼室、21は点火栓、22は吸気弁、24は吸気ポ
ート、26は排気弁、28は排気ポートである。吸気ポ
ート24は吸気管30、掃気ポンプとしての機械式過給
機32、スロットル弁34を介してエアーフローメータ
36に接続される。
ン、16はクランク軸、18はシリンダー・ソド、20
は燃焼室、21は点火栓、22は吸気弁、24は吸気ポ
ート、26は排気弁、28は排気ポートである。吸気ポ
ート24は吸気管30、掃気ポンプとしての機械式過給
機32、スロットル弁34を介してエアーフローメータ
36に接続される。
混合気噴射弁38がシリンダヘッド18に混合気を直接
燃焼室20に噴射するように取付される。
燃焼室20に噴射するように取付される。
混合気噴射弁38は、第2図に示すように、本体40と
、ニードル42と、高速駆動部としてのピエゾ(PZT
)圧電素子44とを基本的な構成要素とするものである
。ニードル42は外部に飛び出ずことにより開弁される
外聞として構成される。
、ニードル42と、高速駆動部としてのピエゾ(PZT
)圧電素子44とを基本的な構成要素とするものである
。ニードル42は外部に飛び出ずことにより開弁される
外聞として構成される。
ニードル42はばね46によって図の上方に付勢される
。ニードル42は第1の受圧面48と第2の受圧面50
とを形成する。第1の受圧面48には空気室52の空気
圧が作用し、第2の受圧面50には燃料室54内の燃料
圧が作用する。空気圧と燃料圧とは、夫々、ニードル4
2を図の上方に付勢し、ばね46に抗してニードル42
がリフトすると空気室52内に燃料室54からの燃料が
導入され、混合気となって燃焼室20に噴出される。
。ニードル42は第1の受圧面48と第2の受圧面50
とを形成する。第1の受圧面48には空気室52の空気
圧が作用し、第2の受圧面50には燃料室54内の燃料
圧が作用する。空気圧と燃料圧とは、夫々、ニードル4
2を図の上方に付勢し、ばね46に抗してニードル42
がリフトすると空気室52内に燃料室54からの燃料が
導入され、混合気となって燃焼室20に噴出される。
空気室52は空気通路62に連通され、この空気通路6
2に後述の通り高圧空気が導入される。
2に後述の通り高圧空気が導入される。
一方、燃料室54は圧電素子44によって駆動される弁
体66を介して外部の燃料供給源に連通ずる燃料通路6
8に選択的に連通される。皿ばね69は弁体66を弁座
67からリフトさせる方向の力を発生する。
体66を介して外部の燃料供給源に連通ずる燃料通路6
8に選択的に連通される。皿ばね69は弁体66を弁座
67からリフトさせる方向の力を発生する。
空気通路62は第1図の空気導管70、クランク軸によ
り駆動される空気加圧用コンプレッサ72を介してスロ
ットル弁34の上流であるが、エアーフロー・メータ3
6の下流の吸気管に接続される。コンプレッサ72を迂
回するバイパス通路74が空気導管70に接続され、バ
イパス制御弁76が設置される。バイパス制御弁76は
空気導管70から混合気噴射弁38に供給される空気圧
力を一定に維持するリリーフ弁としての機能を持ってい
る。バイパス通路74の下流に、空気導管70からバイ
パス制御弁38に導入される空気量を燃焼室20との圧
力差が一定となるように制御するための圧力制御弁78
が設けられる。
り駆動される空気加圧用コンプレッサ72を介してスロ
ットル弁34の上流であるが、エアーフロー・メータ3
6の下流の吸気管に接続される。コンプレッサ72を迂
回するバイパス通路74が空気導管70に接続され、バ
イパス制御弁76が設置される。バイパス制御弁76は
空気導管70から混合気噴射弁38に供給される空気圧
力を一定に維持するリリーフ弁としての機能を持ってい
る。バイパス通路74の下流に、空気導管70からバイ
パス制御弁38に導入される空気量を燃焼室20との圧
力差が一定となるように制御するための圧力制御弁78
が設けられる。
以上述べた混合気噴射弁やバイパス制御弁76圧力制御
弁78は本出願人の出願した特願昭61−156282
号に開示されたものと同様であり、次のように作動する
。コンプレッサ72からの高圧空気は噴射に先立って空
気室52に充填される。噴射前には圧電素子44が通電
され、その伸張により弁体66は弁座67を閉鎖する。
弁78は本出願人の出願した特願昭61−156282
号に開示されたものと同様であり、次のように作動する
。コンプレッサ72からの高圧空気は噴射に先立って空
気室52に充填される。噴射前には圧電素子44が通電
され、その伸張により弁体66は弁座67を閉鎖する。
従って、ニードル42に加わる力は第1受圧部48に加
わる空気圧のみであり、ニードル42は開弁するに至ら
ない。燃料噴射時には圧電素子44への通電が解除され
るため、同圧電素子44は収縮を受け、弁体66は皿ば
ね69の力によって弁座67よりリフトし、燃料室54
に燃料が導入され、受圧部5゜に燃料圧が加わる。その
ため空気圧との合力によりニードル42はばね46に抗
してリフトし、空気室52に燃料が導入され、混合気を
形成し、噴口86より噴射される。
わる空気圧のみであり、ニードル42は開弁するに至ら
ない。燃料噴射時には圧電素子44への通電が解除され
るため、同圧電素子44は収縮を受け、弁体66は皿ば
ね69の力によって弁座67よりリフトし、燃料室54
に燃料が導入され、受圧部5゜に燃料圧が加わる。その
ため空気圧との合力によりニードル42はばね46に抗
してリフトし、空気室52に燃料が導入され、混合気を
形成し、噴口86より噴射される。
第1図において、吸気弁停止機構81は機関のアイドル
等の極低負荷運転時に吸気弁22を閉鎖状態に拘束する
ためのものである。このような機構としては色々なもの
が提案されておりそのなかから適当なものを採用するこ
とができる。吸気弁22を閉鎖する代わりに吸気ポート
24に蝶型弁を設け、この蝶型弁を閉鎖することもでき
る。
等の極低負荷運転時に吸気弁22を閉鎖状態に拘束する
ためのものである。このような機構としては色々なもの
が提案されておりそのなかから適当なものを採用するこ
とができる。吸気弁22を閉鎖する代わりに吸気ポート
24に蝶型弁を設け、この蝶型弁を閉鎖することもでき
る。
制御回路84は混合気噴射制御、点火制御等のエンジン
制御を行うものでマイクロコンピュータ・システムとし
て構成される。制御回路84はマイクロプロセシングユ
ニソト(MPU)86と、メモリ88と、入力ポート9
0と、出力ポート92と、これらのユニットを接続する
バス94とを基本的な構成要素とする。更に、燃料系制
御信号及び空気系制御信号の制御のため2つの比較レジ
スタ95.97を持ち、更にデユーティ比の制御のため
のダウンカウンタ99を具備する。入力ポート90は必
要なセンサ群に接続され、機関運転条件信号が入力され
る。エアーフローメータ36からは機関に導入される吸
入空気IQに応じた信号が得られる。クランク角度セン
サ96はクランク軸16の回転角度に応じたパルス信号
が得られる。その他種々のセンサが設けられるがこの発
明と直接関係しないので説明を省略する。出力ポート9
2は混合気噴射弁38の圧電素子44、リリーフ弁76
のアクチュエータ76A、空気制御弁78のアクチュエ
ータ78A、吸気弁停止機構81、その他のエンジン制
御アクチュエータに接続される。
制御を行うものでマイクロコンピュータ・システムとし
て構成される。制御回路84はマイクロプロセシングユ
ニソト(MPU)86と、メモリ88と、入力ポート9
0と、出力ポート92と、これらのユニットを接続する
バス94とを基本的な構成要素とする。更に、燃料系制
御信号及び空気系制御信号の制御のため2つの比較レジ
スタ95.97を持ち、更にデユーティ比の制御のため
のダウンカウンタ99を具備する。入力ポート90は必
要なセンサ群に接続され、機関運転条件信号が入力され
る。エアーフローメータ36からは機関に導入される吸
入空気IQに応じた信号が得られる。クランク角度セン
サ96はクランク軸16の回転角度に応じたパルス信号
が得られる。その他種々のセンサが設けられるがこの発
明と直接関係しないので説明を省略する。出力ポート9
2は混合気噴射弁38の圧電素子44、リリーフ弁76
のアクチュエータ76A、空気制御弁78のアクチュエ
ータ78A、吸気弁停止機構81、その他のエンジン制
御アクチュエータに接続される。
この発明の詳細な説明すると、アイドル等の極低負荷時
は制御回路84は吸気弁停止機構81に信号を送り、カ
ム軸(図示しない)の回転にかかわらず吸気弁22を閉
鎖維持する。そのため、吸気ポート24からの空気導入
は停止される。制御回路84は混合気噴射弁38に信号
を送り、同混合気噴射弁38からは前述のように空気と
燃料とが混合気として噴射される。第3図は図示しない
カムによる排気弁26の作動タイミングを示す角度線図
であり、排気弁は下死点BDCの十分手前で開弁開始し
、BDCを十分過ぎてから閉弁終了する。EXが排気弁
260開弁期間を示す。混合気噴射弁38は排気弁26
の閉弁付近で、しかしTDCの手前の点火タイミングよ
り十分手前のクランク角度範囲で混合気噴射を実行する
。■は噴射期間を示す。吸気弁22は閉鎖状態に拘束さ
れ、空気は燃料と混合された状態で混合気噴射弁38よ
り噴射されるが、その噴射の時期は排気弁26の閉鎖時
期近傍、即ち点火の直前である。その結果、混合気噴射
弁38からの混合気は燃焼室20の上部の点火栓電極2
1Aの近傍に集中しているため、シリンダボア下部の残
留排気ガスの部分とで成層が行われ、着火性を向上する
ことができる。
は制御回路84は吸気弁停止機構81に信号を送り、カ
ム軸(図示しない)の回転にかかわらず吸気弁22を閉
鎖維持する。そのため、吸気ポート24からの空気導入
は停止される。制御回路84は混合気噴射弁38に信号
を送り、同混合気噴射弁38からは前述のように空気と
燃料とが混合気として噴射される。第3図は図示しない
カムによる排気弁26の作動タイミングを示す角度線図
であり、排気弁は下死点BDCの十分手前で開弁開始し
、BDCを十分過ぎてから閉弁終了する。EXが排気弁
260開弁期間を示す。混合気噴射弁38は排気弁26
の閉弁付近で、しかしTDCの手前の点火タイミングよ
り十分手前のクランク角度範囲で混合気噴射を実行する
。■は噴射期間を示す。吸気弁22は閉鎖状態に拘束さ
れ、空気は燃料と混合された状態で混合気噴射弁38よ
り噴射されるが、その噴射の時期は排気弁26の閉鎖時
期近傍、即ち点火の直前である。その結果、混合気噴射
弁38からの混合気は燃焼室20の上部の点火栓電極2
1Aの近傍に集中しているため、シリンダボア下部の残
留排気ガスの部分とで成層が行われ、着火性を向上する
ことができる。
尚、混合気噴射弁38からの噴射によって賄うことが可
能な空気量はそれほど多くはできないが、アイドル運転
時には必要空気量が少なくて済むため、アイドル運転に
は支障がないようにすることができる。第4図において
(イ)は空気制御弁78のアクチュエータ78Aへの駆
動信号の波形を示し、パルス信号によって駆動される。
能な空気量はそれほど多くはできないが、アイドル運転
時には必要空気量が少なくて済むため、アイドル運転に
は支障がないようにすることができる。第4図において
(イ)は空気制御弁78のアクチュエータ78Aへの駆
動信号の波形を示し、パルス信号によって駆動される。
一方、(ロ)は混合気噴射弁38の圧電素子44への駆
動信号を示す。空気制御信号は噴射開始時の微粒化向上
のため燃料制御信号に先立って出力され、かつ噴射後の
燃料の後型れを防止するため燃料制御信号の後まで継続
している。空気制御用のパルス信号の一つのパルス幅の
、−周期に対する比であるデユーティ比B/Aはそのと
きのエンジンの負荷を代表する例えば吸入空気量一回転
数比Q/NEによって変化され、空気量と燃料量との比
が理論空燃比等の所定値に維持される。即ち、デユーテ
ィ比が大きくなると噴射される混合気における空気量は
多くなり空燃比は増大し、逆にデユーティ比が小さくな
ると噴射される混合気における空気量は多くなり空燃比
は減少する。この発明においては、低負荷時は吸気弁2
2が閉鎖維持されるので、空気量の可変のため空気信号
のデユーティ比を操作している。
動信号を示す。空気制御信号は噴射開始時の微粒化向上
のため燃料制御信号に先立って出力され、かつ噴射後の
燃料の後型れを防止するため燃料制御信号の後まで継続
している。空気制御用のパルス信号の一つのパルス幅の
、−周期に対する比であるデユーティ比B/Aはそのと
きのエンジンの負荷を代表する例えば吸入空気量一回転
数比Q/NEによって変化され、空気量と燃料量との比
が理論空燃比等の所定値に維持される。即ち、デユーテ
ィ比が大きくなると噴射される混合気における空気量は
多くなり空燃比は増大し、逆にデユーティ比が小さくな
ると噴射される混合気における空気量は多くなり空燃比
は減少する。この発明においては、低負荷時は吸気弁2
2が閉鎖維持されるので、空気量の可変のため空気信号
のデユーティ比を操作している。
アイドル運転から負荷が増えると、制御回路84は吸気
弁停止機構81による吸気弁22の拘束状態を解消し、
そのため排気弁26に加え、吸気弁22がその本来の作
動を発揮する。第3図において点線が吸気弁の作動タイ
ミングであり、排気弁の開放開始後に開放され、排気弁
の閉鎖に遅れて閉鎖され、吸気弁の開放期間をINにて
示す。
弁停止機構81による吸気弁22の拘束状態を解消し、
そのため排気弁26に加え、吸気弁22がその本来の作
動を発揮する。第3図において点線が吸気弁の作動タイ
ミングであり、排気弁の開放開始後に開放され、排気弁
の閉鎖に遅れて閉鎖され、吸気弁の開放期間をINにて
示す。
燃料噴射期間■はエンジンの負荷や回転数によって最適
に変化させることができるが、少なくとも排気弁の閉弁
完了までに混合気噴射弁の作動は完了していなければな
らない。第5図において、第4図と同様に、(イ)は空
気制御弁78のアクチュエータ78Aへの駆動信号の波
形を示し、(ロ)は混合気噴射弁38の圧電素子44へ
の駆動信号を示す。負荷がアイドルより増えた状態では
空気はメインは吸気ポート24より導入され、混合気噴
射弁による分担量は減少するのでデユーティ比B/Aは
小さくなる。混合気噴射弁からの空気量は最適な燃料な
微粒化が実現するように選択される。
に変化させることができるが、少なくとも排気弁の閉弁
完了までに混合気噴射弁の作動は完了していなければな
らない。第5図において、第4図と同様に、(イ)は空
気制御弁78のアクチュエータ78Aへの駆動信号の波
形を示し、(ロ)は混合気噴射弁38の圧電素子44へ
の駆動信号を示す。負荷がアイドルより増えた状態では
空気はメインは吸気ポート24より導入され、混合気噴
射弁による分担量は減少するのでデユーティ比B/Aは
小さくなる。混合気噴射弁からの空気量は最適な燃料な
微粒化が実現するように選択される。
第6図、第7図、第8図は第4図及び第5図のような空
気制御信号、燃料制御信号を得るための制御回路の作動
フローチャートである。第6図はクランク角度割り込み
ルーチンで例えば30”CA毎のクランク角度毎に実行
される。ステップ110では、その気筒の燃料及び空気
制御の演算を行うタイミングか否か判別される。即ち、
第9図において(ロ)が演算タイミングであり、空気系
作動信号(ニ)の立ち上がりの手前に選択されることは
当然である。ステップ112では吸気弁22の停止状態
か否か、即ち低負荷か否か判別される。
気制御信号、燃料制御信号を得るための制御回路の作動
フローチャートである。第6図はクランク角度割り込み
ルーチンで例えば30”CA毎のクランク角度毎に実行
される。ステップ110では、その気筒の燃料及び空気
制御の演算を行うタイミングか否か判別される。即ち、
第9図において(ロ)が演算タイミングであり、空気系
作動信号(ニ)の立ち上がりの手前に選択されることは
当然である。ステップ112では吸気弁22の停止状態
か否か、即ち低負荷か否か判別される。
吸気弁の停止状態ではステップ114に流れ、低負荷時
に適した空気制御パルス信号のデユーティ比B/Aの算
出が行われる。第4図に関して前述したように低負荷時
にはデユーティ比は負荷に係わらず適正な空燃比が得ら
れるように吸入空気量一回転数比Q/Nに応じて算出さ
れる。
に適した空気制御パルス信号のデユーティ比B/Aの算
出が行われる。第4図に関して前述したように低負荷時
にはデユーティ比は負荷に係わらず適正な空燃比が得ら
れるように吸入空気量一回転数比Q/Nに応じて算出さ
れる。
低負荷以外の運転時は吸気弁22が作動であり、ステッ
プ116に流れ、高負荷時に適した空気制御パルス信号
のデユーティ比B/Aの算出が行われる。第5図に関し
て前述したように高負荷時にはデユーティ比は適正な微
粒化が行われるように選定される。
プ116に流れ、高負荷時に適した空気制御パルス信号
のデユーティ比B/Aの算出が行われる。第5図に関し
て前述したように高負荷時にはデユーティ比は適正な微
粒化が行われるように選定される。
ステップ118は燃料噴射時間τiの算出を示す。燃料
噴射量は通常の電子制御燃料噴射内燃機関の場合と同様
であり、基本的には負荷因子、即ち吸入空気量一回転数
比Q/NEによって決められる。
噴射量は通常の電子制御燃料噴射内燃機関の場合と同様
であり、基本的には負荷因子、即ち吸入空気量一回転数
比Q/NEによって決められる。
ステップ120は空気制御弁作動信号の開始時刻t、!
及び停止時刻t1゜の算出が行われる。第9図(ニ)に
おいてT、が空気制御弁作動信号の期間を示し、点火信
号との間に適当な間隔Δt1が得られるようにこれらの
時刻は算出される。ステップ122は燃料噴射信号の開
始時刻trt及び終了時刻tf、の算出が燃料噴射時間
τi及び空気制御弁駆動信号の終了迄の時間Δt2より
算出される。ステップ124では空気制御用のBレジス
タ97に空気制御信号の開始時刻”aiがセットされ、
ステップ126では燃料制御用のAレジスタ95に燃料
噴射信号の開始時刻triがセットされる。
及び停止時刻t1゜の算出が行われる。第9図(ニ)に
おいてT、が空気制御弁作動信号の期間を示し、点火信
号との間に適当な間隔Δt1が得られるようにこれらの
時刻は算出される。ステップ122は燃料噴射信号の開
始時刻trt及び終了時刻tf、の算出が燃料噴射時間
τi及び空気制御弁駆動信号の終了迄の時間Δt2より
算出される。ステップ124では空気制御用のBレジス
タ97に空気制御信号の開始時刻”aiがセットされ、
ステップ126では燃料制御用のAレジスタ95に燃料
噴射信号の開始時刻triがセットされる。
第7図はAレジスタ95の時刻一致割り込みルーチンで
ある。即ち、時刻jfiが到来するとこのルーチンが実
行され、ステップ130ではフラグF1−1か否か判別
される。燃料噴射開始時はF1=0であるため、ステッ
プ132に進み、圧電素子44に燃料噴射を開始するた
めの信号が送られる゛、ステップ134ではフラグF、
=1とセントされ、ステップ136ではAレジスタに終
了時刻tfeがセントされる。
ある。即ち、時刻jfiが到来するとこのルーチンが実
行され、ステップ130ではフラグF1−1か否か判別
される。燃料噴射開始時はF1=0であるため、ステッ
プ132に進み、圧電素子44に燃料噴射を開始するた
めの信号が送られる゛、ステップ134ではフラグF、
=1とセントされ、ステップ136ではAレジスタに終
了時刻tfeがセントされる。
時刻がjfeとなると再び第7図のルーチンが起動され
、ステップ130では今度はステップ138に流れ、圧
電素子44に燃料噴射を停止させるための信号が送られ
、ステップではフラグF+=0とリセットされる。
、ステップ130では今度はステップ138に流れ、圧
電素子44に燃料噴射を停止させるための信号が送られ
、ステップではフラグF+=0とリセットされる。
第9図はBレジスタ97の時刻一致割り込みルーチンを
示す。現在時刻=t1.となるとこのルーチンが起動さ
れ、ステップ140ではカウンタnがインクリメントさ
れ、ステップ142では、デユーティ比B/Aの値に応
じた、パルス信号の立ち上がり時間TONが算出される
。ステップ144ではデユーティ比を形成するためのダ
ウンカウンタ(第1図参照)にTONがセットされる。
示す。現在時刻=t1.となるとこのルーチンが起動さ
れ、ステップ140ではカウンタnがインクリメントさ
れ、ステップ142では、デユーティ比B/Aの値に応
じた、パルス信号の立ち上がり時間TONが算出される
。ステップ144ではデユーティ比を形成するためのダ
ウンカウンタ(第1図参照)にTONがセットされる。
ステップ146では空気制御信号の1周期Δtxn≧T
1即ち時刻t1.が到来したか否か判別される。
1即ち時刻t1.が到来したか否か判別される。
NOのときはステップ148に進み、BレジスタにΔt
が入れられる。即ち、空気系駆動用パルス信号の一サイ
クルに等しい時間Δtが経過すると第8図のルーチンが
再び実行され、時刻tmeが到来するとステップ146
でYesとなり、ステップ150に進み、カウンタnが
クリヤされる。そして、ステップ148を迂回するので
空気制御信号は停止される。第9図で(へ)はカウンタ
のタイミングを示し、Δを毎にカウントダウンが行われ
、そのカウントダウンの間空燃比制御信号が立ち上がり
、TONに応じたデユーティ比B/Aが得られる。
が入れられる。即ち、空気系駆動用パルス信号の一サイ
クルに等しい時間Δtが経過すると第8図のルーチンが
再び実行され、時刻tmeが到来するとステップ146
でYesとなり、ステップ150に進み、カウンタnが
クリヤされる。そして、ステップ148を迂回するので
空気制御信号は停止される。第9図で(へ)はカウンタ
のタイミングを示し、Δを毎にカウントダウンが行われ
、そのカウントダウンの間空燃比制御信号が立ち上がり
、TONに応じたデユーティ比B/Aが得られる。
実施例は吸気弁及び排気弁を備えた2サイクル内燃機関
への応用について述べたが、この発明のアイディアはピ
ストンバルブ型の通常の2サイクル内燃機関にも応用す
ることができる。
への応用について述べたが、この発明のアイディアはピ
ストンバルブ型の通常の2サイクル内燃機関にも応用す
ることができる。
この発明によれば、2サイクル内燃機関において低負荷
運転時において吸気ポートを閉鎖し、燃料と空気とを同
時に噴射する手段を設けることにより、低負荷時の混合
気の吹き抜けが防止され、着火性を向上することができ
る。そのため、4サイクルと遜色のないアイドル安定性
を得ることができ、また排気エミツションの向上を図る
ことができる。
運転時において吸気ポートを閉鎖し、燃料と空気とを同
時に噴射する手段を設けることにより、低負荷時の混合
気の吹き抜けが防止され、着火性を向上することができ
る。そのため、4サイクルと遜色のないアイドル安定性
を得ることができ、また排気エミツションの向上を図る
ことができる。
第1図はこの発明のシステム構成全体図。
第2図は混合気噴射弁の断面図。
第3図は吸気弁、排気弁の作動タイミングを示す角度線
図。 第4図は低負荷時の空気制御信号、燃料噴射信号のタイ
ミングを説明する図。 第5図は高負荷時の空気制御信号、燃料噴射信号のタイ
ミングを説明する図。 第6図から第8図は制御回路の作動を説明するフローチ
ャート。 第9図は制御回路の作動を説明するタイミング図。 20・・・燃焼室 22・・・吸気弁 24・・・吸気ポート 30・・・吸気管 32・・・掃気ポンプ 38・・・混合気噴射弁 42・・・ニードル 52・・・空気室 54・・・燃料室 81・・・吸気弁停止機構 B4・・・制御回路 44・・・圧電素子 夕、7 3 b 吸気弁作動停止時 第4図 吸気弁作動時 第5図 第6図
図。 第4図は低負荷時の空気制御信号、燃料噴射信号のタイ
ミングを説明する図。 第5図は高負荷時の空気制御信号、燃料噴射信号のタイ
ミングを説明する図。 第6図から第8図は制御回路の作動を説明するフローチ
ャート。 第9図は制御回路の作動を説明するタイミング図。 20・・・燃焼室 22・・・吸気弁 24・・・吸気ポート 30・・・吸気管 32・・・掃気ポンプ 38・・・混合気噴射弁 42・・・ニードル 52・・・空気室 54・・・燃料室 81・・・吸気弁停止機構 B4・・・制御回路 44・・・圧電素子 夕、7 3 b 吸気弁作動停止時 第4図 吸気弁作動時 第5図 第6図
Claims (1)
- 2サイクル内燃機関において、機関の低負荷時に吸気ポ
ートを閉鎖維持する手段と、燃焼室に燃料と空気とを同
時に噴射することができる噴射手段とを具備し、機関の
低負荷時に吸気ポートを閉鎖維持すると同時に噴射手段
より燃料と空気とを直接噴射することを特徴とする2サ
イクル燃料噴射内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7967587A JPH0713464B2 (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 | 2サイクル燃料噴射内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7967587A JPH0713464B2 (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 | 2サイクル燃料噴射内燃機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63246411A true JPS63246411A (ja) | 1988-10-13 |
JPH0713464B2 JPH0713464B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=13696768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7967587A Expired - Lifetime JPH0713464B2 (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 | 2サイクル燃料噴射内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713464B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01104941A (ja) * | 1987-10-14 | 1989-04-21 | Fuji Heavy Ind Ltd | アイドル回転数学習制御方法 |
US4962745A (en) * | 1988-10-04 | 1990-10-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel supply device of an engine |
JPH0352334U (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-21 | ||
US5172865A (en) * | 1989-01-12 | 1992-12-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel supply device of an engine |
JP6295487B1 (ja) * | 2017-10-24 | 2018-03-20 | 正裕 井尻 | 内燃機関 |
-
1987
- 1987-04-02 JP JP7967587A patent/JPH0713464B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01104941A (ja) * | 1987-10-14 | 1989-04-21 | Fuji Heavy Ind Ltd | アイドル回転数学習制御方法 |
US4962745A (en) * | 1988-10-04 | 1990-10-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel supply device of an engine |
US5172865A (en) * | 1989-01-12 | 1992-12-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel supply device of an engine |
JPH0352334U (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-21 | ||
JP6295487B1 (ja) * | 2017-10-24 | 2018-03-20 | 正裕 井尻 | 内燃機関 |
JP2019078205A (ja) * | 2017-10-24 | 2019-05-23 | 正裕 井尻 | 内燃機関 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0713464B2 (ja) | 1995-02-15 |
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