JPS63104722A - スクラツプボ−ラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は帯鋼の耳端を切断除去した際に発生する耳屑処
理に係り、特に、切り代の少ない耳屑処理にも好適なス
クラップボーラに関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は実開昭５０−１８９９９号公報に記載のよ
うに、耳端切断装置から屑を水平方向に案内して巻取る
方式となっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は耳屑を巻取シャフトに巻付け、および、
所定コイル巻取り後の屑後端切り離しに作業者が回転体
周辺に近づき屑を巻付け、また、ハサミで後端を切断す
る必要があり、危険であった。また、巻取中に肩が破断
した場合も同様に巻付は作業が必要であった０巻取った
コイルの表面は肩の飛び出しがあるため、巻取シャフト
から引抜いて払出す際にひっかかったり、うまく転がら
ず搬送装置への受渡しが円滑にならぬ場合があった。

本発明の目的はこれらの層巻付け１巻取中に破断した屑
の再巻付け１巻取後の後端切り離し、および、巻取コイ
ルの払い出し作業を合理的に行い、耳屑処理の信頼性を
向上させて、切り代の少ない耳屑処理を可能にして製品
の歩留りと生産能率を増大することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、サイドトリーマの真下に落下する耳屑を巻
取シャフトと押えローラの喰込み方向に垂直に誘導する
ガイドを設け、さらに１巻取シャフト表面に層巻付ピン
を設けることにより屑の巻付けを機械的に行う、耳屑を
溜め込む二部屋からなるシュート部の境界付近に先端に
ナイフを取付けた仕切り板装置を設けることにより１巻
取りコ′、ンルの後端、切り離しを機械的に行う、さら
に。

゛巻取シャフトの真下に肩コイル搬送装置を設け。

巻取シャフトから引抜いたコイルを直接に受取ることに
より、コイル払出作業を円滑に行うことにより達成され
る。

〔作用〕

サイドトリーマの真下に耳屑を収集する漏斗状のシュー
トと巻取シャフトの喰込み方向に垂直に誘導するシュー
ト、および、ガイドを設けているので１巻取シャフトと
押えローラの喰込み部へ耳屑を確実に誘導する１巻取シ
ャフト表面に屑巻付けフックを半径方向に出入自在に設
けであるので。

喰込み部へ誘導された屑を巻取シャフトに巻付けできる
０巻取中に耳屑が破断した場合でも、破断した屑は垂直
方向に巻取りコイルと押えローラの喰込み部へ誘導され
、巻取りコイルのささくれ表面にひっかかり巻付くので
巻取りを継続できる。

巻取コイルの外径が外定寸法になると二部屋からなるシ
ュートの境界付近に先端ナイフ付の仕切り板が水平方向
に突出て耳屑を分割すると共に漏斗状のシュート部と垂
直のシュート部を仕切る。コイルの払出しが完了して次
の巻付は準備までの聞漏斗状のシュート部に連続して落
下する耳屑を溜め込む０巻取シャフトの真下にコイル搬
送装置を設けているので１巻取シャフトから引抜いた屑
コイルを直接的に受取り払い出すので誤動作することが
ない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図から第４図の動作手順
により説明する。まず、第１図において、連続してパス
ライン上を進行する帯鋼２はサイドトリーマ１により所
定幅の寸法になるよう両端を切断され、耳屑３が除去さ
れる。耳屑３はサイドトリーマ１の真下に漏斗状からな
るシュート４と垂直部からなるシュート５で収集され巻
取シャフト６と押えローラ７の噴込部へ案内される０巻
取シャフト６と押えローラフの入口に耳屑３を噴込部へ
垂直に誘導するガイド８，９が設けである。

耳屑３は巻取シャフト６に巻付は後、第２図のように巻
太り屑コイル１１を形成していく、屑コイル外径が所定
寸法になると、第３図のように、シュート４とシュート
５の境界付近から先端にナイフを取付けた仕切り板１０
が水平方向に突出して、連続して進行する耳屑３を切断
する。さらに、連続して進行する耳屑はシュート４と仕
切り板１０により肩コイル１１が払い出され、次の巻取
り準備が完了するまで溜められ６．一方、巻取り中の屑
コイル１１は仕切板１０でシュート４とシュート５が完
全に分離されているので耳屑３を全て巻取ることができ
る。第４図で屑コイル１１は巻取りシャフト６を軸方向
に引抜き、巻取シャフト６の真下に設けである搬出袋Ｗ
１１２により受取られて所定の場所に払い出す、つぎに
、シュート４と仕切り板１ｏに溜め込まれた耳屑３は第
１図のように巻取り準備を行い、仕切板１０をひっ込め
てシュート５、ガイド８．９部へ案内され、巻付け、お
よび、巻取りを開始する０本実施例によれば巻取シャフ
ト６の真下に搬送装ｆ！！１２が設けられているので、
シュート４，５に収集した耳屑や巻取り中に破断した細
かい耳屑を全て受取り払い出すことができる。また、ガ
イド８は斜め方向に流体シリンダ１３などにより移動可
能となっているので巻取り準備時には巻取シャフトとの
ギャップを最適にセットされ、巻取り中は屑コイル１１
とのギャップを連続してセツティングされる。仕切板１
０は流体シリンダ１４などにより水平方向に出入できる
ので、耳屑３を瞬時に切断すると同時に分割した上流の
耳屑をせき止めることができる。

つぎに、第５・図、第６図および第７図によりスクラッ
プボーラ本体について説明する０巻取シャフト６は駆動
機１６により回転自在に支持され、モータ１５を介して
回転される０巻取シャフト６、駆動機１６およびモータ
１５は移動フレーム１７上に設置されており流体シリン
ダ１８により軸方向に水平移動するので、巻取り中はポ
ーラのフレーム１９の内部へ突込み、また、コイル払出
し時にはフレーム１９の外部へ引抜くことができる。

押えローラ７は流体シリンダ２０などにより巻取シャフ
ト６に対して水平方向に移動して、耳屑の巻付時には巻
取シャフト６と一定の押付力でタッチし、巻取り中には
肩コイル１１と一定の押付力でタッチして巻付け、およ
び、巻取りが円滑に行えるように制御される。ガイド８
は流体シリンダ１３などにより斜め方向に移動可能とな
っている。

ガイド９は押えローラ７のアーム２１に固定されており
、押えローラフの移動に合せて動くので耳屑を喰込み部
へ確実に誘導できる。さらに、ガイド８，９の外部りに
屑飛び出し防止の固定ガイド２２が設けてあり、シュー
ト５から収集された耳屑３を確実に受取ることができる
。

第８図において１巻取シャフト６の表面に屑巻付けフッ
ク２３が流体シリンダ２４により複数個、半径方向に出
入自在に設けであるので、耳屑を巻取シャフト６と押え
ローラ７にて喰込むと同様にビンに引っかけて巻付ける
ことができる。屑コイルの払い出し時にはフック７を巻
取シャフト表面から引っ込めて、肩コイル１１を巻取シ
ャフト７から引抜く際に邪魔にならぬ様にする。流体シ
リンダ２４は巻取シャフト７の後端に取付いている回転
継手２５から巻取シャフト７を貫通して設けられた管路
２６を介して操作される。

耳屑の先端誘導と巻付けが確実に行えるので１、耳°屑
が途中で破断しても圧延設備、または、精整設備を停止
させる必要がなく、耳切り代を極力少なくできる。従来
、この切り代は８閣程度が限界であったが１本発明によ
れば、糸くず状のものまで処理できるので製品の世情り
が著しく向上する。

さらに、肩コイルの払出しにいたる作業まで一連の自動
運転が可能となり、省力化が図れるので生産能率が著し
く上がる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、耳屑の巻付け１巻取りおよび屑コイル
の払出し作業を機械的、かつ１合理的に処理することが
できるので、耳屑処理の安全性および信頼性が向上する
。

【図面の簡単な説明】

第１図から第４図までは本発明の一実施例の動作説明図
、第５図は本発明スクラップボーラの平面図、第６図は
第５図のＶＩ−ＶＩ線矢視図、第７図は第５図の■−■
線矢視図、第８図は第５図の■−■線断面図である。 １・・・サイドトリーマ、９・・・ガイド。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、サイドトリーマの真下に耳屑を溜め込む二部屋から
   なるシュート部と前記シュート部から垂直方向に耳屑を
   巻取シャフトと押えローラの喰込み部へ誘導するガイド
   および前記巻取シャフトの真下に屑コイル搬送装置を設
   けたことを特徴とするスクラップボーラ。 ２、特許請求の範囲第１項において、 耳屑を溜み込む二部屋からなるシュートの境界付近に、
   先端にナイフを取付けて水平方向に出入自在な仕切り板
   装置を設けたことを特徴とするスクラップボーラ。 ３、特許請求の範囲第１項において、 前記巻取シャフトの表面に屑巻付けフックを複数個半径
   方向に出入自在に設けたことを特徴とするスクラップボ
   ーラ。