JPS63104402A - 避雷器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は過電圧抑制のために使用される避雷器に係り、
特に、その適用は閉鎖形配電盤、ＶＣＢのサージアブソ
ーバ、ケーブルシース保護、ＣＴ過電圧保護装置に関す
る。

〔従来の技術〕

従来、避雷器の碍管に相当する容器として酸化亜鉛素子
の外周に収縮性チューブを被せたものとして実開昭５７
−４８５８８号公報があるが、これらは酸化亜鉛素子と
収縮性チューブの形状を同一径としていることから、サ
ージエネルギ吸収時加熱により収縮性チューブが剥離す
るおそれがあった。

本発明の目的はこれら不具合を解決できる避雷器を提供
することにある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の実施例では収縮性チューブを酸化亜鉛素子と同一
内径とし、端面を自由端として収縮させていた。このた
め、サージエネルギ吸収時の加熱により、素子と収縮チ
ューブは剥離し、コロナ等を発生し、絶縁的な弱点をも
っていた。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明では酸化亜鉛素子と端面電極との径に差をもたせ
、さらに、凹状の形状を持たせ、収縮チューブ及び接着
シール相当を凹状電極に食いこませたことにある。

〔作用〕

本発明の適用により、電極及び酸化亜鉛素子間の接続を
強固にすることができ、機械的強度の高い碍子レス避雷
器を実用化できる。

〔実施例〕

以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第１図、第３図は本発明の実施例、第３図は、第１図の
避雷器をＧＩＳ用ケーブルヘッドの絶縁物端面より、金
具で固定した状態を示す。第４図は第３図の詳細図を示
す。

第１図で酸化亜鉛素子５は電極↑、２の外径より小さく
し、段差距離１をもたせである。さらに、電極１，２に
は凹形形状の電極をもたせである。

収縮チューブ４の内径側に接着シール３を内径側にもっ
ている。電極］−９２および接着シール３゜収縮チュー
ブ４．酸化亜鉛素子５を組合せて約１６０℃で加熱する
と接着シール４で接着作用を行なうと共に収縮チューブ
４も収縮し、酸化亜鉛素子５と電極１，２間を接着し、
固定作用を行ない、完成品としての避雷器を構成できる
。

第２図は酸化亜鉛素子５を複数個接続し、さらに、外部
塩分汚損に耐えるようにひだ６をもった場合を示す。

第３図では本発明の避雷器をＧＩＳ用ケーブルヘッド甲
スリーブ１２に適用した事例を示す。第４図に示すよう
に、エポキシ絶縁物１４の端面に金具１３を介して、避
雷器９を取付けている。これを適用することにより、従
来の碍子形避雷器に比して、ＧＩＳ用ケーブルヘッドの
小形化が図れる。

図中７はＧＩＳ、８はエポキシブッシング、１０は架台
、１１はケーブル。

〔発明の効果〕

本発明によれば、碍子レス避雷器として強度の高い避雷
器を実現できる。さらに、避雷器をＧＩＳ用ケーブルヘ
ッドに適用することにより大巾な小形縮小化、及び、防
爆性能の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の一実施例の避雷器の断面図、
第３図には第１図避雷器を適用したＧＩＳ用ケーブルヘ
ッドの取付状態図、第４図には第３図避雷器取付状態の
拡大図を示す。 Ｊ、・・・電極、２・・・電極、３・・・接着シール、
４・・・収縮チューブ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、酸化亜鉛素子と直列に電極を設けた避雷装置におい
   て、 前記酸化亜鉛素子の径を前記電極より大にし、外側に絶
   縁物を被覆させたことを特徴とする避雷器。 ２、特許請求の範囲第１項において、 前記電極側にくぼみを設け、外側被覆剤を充填させたこ
   とを特徴とする避雷器。 ３、特許請求の範囲第２項において、 ケーブルヘッドの絶縁物両端面より、金具で固定したこ
   とを特徴とする避雷器。