JPS6310437A - カラ−受像管用並接スプリング - Google Patents
カラ−受像管用並接スプリングInfo
- Publication number
- JPS6310437A JPS6310437A JP15400186A JP15400186A JPS6310437A JP S6310437 A JPS6310437 A JP S6310437A JP 15400186 A JP15400186 A JP 15400186A JP 15400186 A JP15400186 A JP 15400186A JP S6310437 A JPS6310437 A JP S6310437A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- spring
- plate thickness
- width
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 33
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 25
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 abstract description 9
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 abstract description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 3
- 229910001374 Invar Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 241000270666 Testudines Species 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、シャドウマスク方式カラー受像管のシャドウ
マスクをパネル内面に支持させるために用いるシャドウ
マスク熱膨張補正用の並接スプリングに関する。
マスクをパネル内面に支持させるために用いるシャドウ
マスク熱膨張補正用の並接スプリングに関する。
従来この種のスプリングとしては、実開昭58−116
689号公報に記載されえように熱膨張率の異なる細長
金属帯を幅方向に相互接合したバイメタルスプリングが
提案されている。
689号公報に記載されえように熱膨張率の異なる細長
金属帯を幅方向に相互接合したバイメタルスプリングが
提案されている。
これは、例えば第5図(a) 、 (b)に示すように
低熱膨張材であるアンバー板材2と高熱膨張材であるス
テンレス板材3とを、引張シ応力をかけながらプラズマ
アーク片面溶接によシ溶接部4において接合したもので
、とのバイメタルスプリング1がたわんだときに、圧縮
応力の作用する面のビード幅が、引張少応力の作用する
面の溶接ビード幅よシも広くなるように形成される。
低熱膨張材であるアンバー板材2と高熱膨張材であるス
テンレス板材3とを、引張シ応力をかけながらプラズマ
アーク片面溶接によシ溶接部4において接合したもので
、とのバイメタルスプリング1がたわんだときに、圧縮
応力の作用する面のビード幅が、引張少応力の作用する
面の溶接ビード幅よシも広くなるように形成される。
しかし、上述したような従来の並接スプリングは、溶接
ビード5の幅W1をアンバー板材2およびステンレス板
材3の板厚の3倍前後まで拡大しないと裏面が溶着せず
、十分な溶接強度が得られない。
ビード5の幅W1をアンバー板材2およびステンレス板
材3の板厚の3倍前後まで拡大しないと裏面が溶着せず
、十分な溶接強度が得られない。
このため、溶接後に熱歪による残留応力が大きくなシ、
スプリングが湾曲状に反シを生じて十分な熱膨張補正効
果が得られないことがあった。また、溶接部4はもとの
アンバー板材2やステンレス板材3に比較して硬度が低
下し、その意味でこの幅が広くなることは機械的強度の
点でも好ましくなかった。
スプリングが湾曲状に反シを生じて十分な熱膨張補正効
果が得られないことがあった。また、溶接部4はもとの
アンバー板材2やステンレス板材3に比較して硬度が低
下し、その意味でこの幅が広くなることは機械的強度の
点でも好ましくなかった。
この発明は、溶接後の残留応力を低下させ、変形を防い
で、しかも十分な強度と良好な温度補正効果が得られる
カラー受像管用並接スプリングを提供することを目的と
する。
で、しかも十分な強度と良好な温度補正効果が得られる
カラー受像管用並接スプリングを提供することを目的と
する。
上記問題点は、高熱膨張部材と低熱膨張部材との溶接ビ
ード幅を上記両部材の板厚の2倍未満とすることによう
解決される。
ード幅を上記両部材の板厚の2倍未満とすることによう
解決される。
ビード幅を狭く抑えることで残留応力が小さく、また硬
度の低下部が少なくなる。
度の低下部が少なくなる。
第2図は本発明の一実施例を示すスプリングの正面図、
第3図はとのスプリング11を用いたカラー受像管の断
面図である。
第3図はとのスプリング11を用いたカラー受像管の断
面図である。
第2図において、12はパネル、13はパネル12の内
面に設けられた色選別用のシャドウマスク、14はシャ
ドウマスク13の周囲を補強する角枠状のサポートフレ
ームであシ、シャドウマスク13、サポートフレーム1
4およびサポートフレーム14の側面に固着されたスプ
リング11とでシャドウマスク組立体を構成している。
面に設けられた色選別用のシャドウマスク、14はシャ
ドウマスク13の周囲を補強する角枠状のサポートフレ
ームであシ、シャドウマスク13、サポートフレーム1
4およびサポートフレーム14の側面に固着されたスプ
リング11とでシャドウマスク組立体を構成している。
スプリング11は、X印で示した溶接点15においてサ
ポートフレーム14に溶接固着されるとともに、パネル
ピン121にピン孔111を嵌挿させてパネル12に固
定される。このスプリング11は、第3図に示すように
帯状のアンバー板材2とスプリング板材3とを幅方向に
並接させ、溶接部16で相互に溶接してなυ、電子ビー
ムの射突によシャドウマスク13に熱膨張が生じ、シャ
ドウマスク13のマスク透孔とパネル12の内面上に形
成されたモザイク状スクリーンとの相互関係が変化する
のを補正する。
ポートフレーム14に溶接固着されるとともに、パネル
ピン121にピン孔111を嵌挿させてパネル12に固
定される。このスプリング11は、第3図に示すように
帯状のアンバー板材2とスプリング板材3とを幅方向に
並接させ、溶接部16で相互に溶接してなυ、電子ビー
ムの射突によシャドウマスク13に熱膨張が生じ、シャ
ドウマスク13のマスク透孔とパネル12の内面上に形
成されたモザイク状スクリーンとの相互関係が変化する
のを補正する。
ここで、本実施例のスプリング11は、アンバー板材2
とステンレス板材3との溶接ビード幅を板厚tの2倍未
満としである。
とステンレス板材3との溶接ビード幅を板厚tの2倍未
満としである。
このスプリング11は、第1図(a) 、(b)に示す
ように、アンバー板材2とステンレス板材3とをそれぞ
れ張力をかけながら幅方向に並接させ、プラズマアーク
により両面から相互溶接することKよυ形成される。溶
接は両面から同時に連続的に行なってもよいし、一定の
時間幅をずらせて連続的に行なってもよいが、いずれに
しても、溶接ビード部17.18の深さがそれぞれ板厚
tの60〜70%程度あれば完全々溶着ができるため、
溶接強度を低下させるととなく溶接ビード幅w1.w2
を板厚tと同等程度まで狭くするととができる。
ように、アンバー板材2とステンレス板材3とをそれぞ
れ張力をかけながら幅方向に並接させ、プラズマアーク
により両面から相互溶接することKよυ形成される。溶
接は両面から同時に連続的に行なってもよいし、一定の
時間幅をずらせて連続的に行なってもよいが、いずれに
しても、溶接ビード部17.18の深さがそれぞれ板厚
tの60〜70%程度あれば完全々溶着ができるため、
溶接強度を低下させるととなく溶接ビード幅w1.w2
を板厚tと同等程度まで狭くするととができる。
安全率を考慮してもビード幅は板厚の1.5倍程度あれ
ば十分で、2倍以上にする必要はない。
ば十分で、2倍以上にする必要はない。
同様に溶接ビード幅を狭くすることは、低′wL流にし
て溶接スピードを低下させることによっても実現できる
が、本実施例のように両面溶接方式をとった場合には、
溶接スピードを落とすことなく溶接ビード幅を狭くシ、
かつ十分な溶接強度を得ることができる。
て溶接スピードを低下させることによっても実現できる
が、本実施例のように両面溶接方式をとった場合には、
溶接スピードを落とすことなく溶接ビード幅を狭くシ、
かつ十分な溶接強度を得ることができる。
これに対し、片面溶接方式によった第5図(亀)。
伽)K示すような従来のスプリングではビード幅は裏側
W2で板厚tと同等以上、したがって表側W1でL板厚
to2倍以上にしなければ十分な溶接強度は得られず、
安全率を考慮するとWlで1゜25〜1.5倍、Wlで
は前述したように2.5〜3.0倍は必要とまる。
W2で板厚tと同等以上、したがって表側W1でL板厚
to2倍以上にしなければ十分な溶接強度は得られず、
安全率を考慮するとWlで1゜25〜1.5倍、Wlで
は前述したように2.5〜3.0倍は必要とまる。
例えば、txl、2s+tの板材を用い、従来の片面溶
接方式によシプラーズマアーク電流100 A 、溶接
スピード3.0 m /分の条件で溶接した場合、表ビ
ード幅W1=3.0mg、裏ビード@W2=1.3mで
あるOK対し、第1図(1) 、 ff1)に示した本
実施例のものは、プラズマアーク電150A、溶接スピ
ード5.0m/分の条件で表ビード幅W1=2.2m1
裏ビード幅1.9諺と々シ、溶接スピードを約1.7倍
としても十分カ溶接強度を得られることが確認できた。
接方式によシプラーズマアーク電流100 A 、溶接
スピード3.0 m /分の条件で溶接した場合、表ビ
ード幅W1=3.0mg、裏ビード@W2=1.3mで
あるOK対し、第1図(1) 、 ff1)に示した本
実施例のものは、プラズマアーク電150A、溶接スピ
ード5.0m/分の条件で表ビード幅W1=2.2m1
裏ビード幅1.9諺と々シ、溶接スピードを約1.7倍
としても十分カ溶接強度を得られることが確認できた。
上述したように本実施例によれば、電流も小さく、また
プラズマアーク溶射時間も短時間ですむため、熱歪によ
る残留応力も小さくなシ、溶接時間の短縮がはかれ溶接
スピードが大幅に向上できる。
プラズマアーク溶射時間も短時間ですむため、熱歪によ
る残留応力も小さくなシ、溶接時間の短縮がはかれ溶接
スピードが大幅に向上できる。
さらに、第4スは、上述し九条件で溶接したスプリング
における断面硬さ分布図(ピッカス硬度、荷重500
、 )である。同図において、21は溶接部のビード中
心を示し、破線Iは従来のスプリング、実線■は本実施
例によるスプリングの硬度分布をそれぞれ示している。
における断面硬さ分布図(ピッカス硬度、荷重500
、 )である。同図において、21は溶接部のビード中
心を示し、破線Iは従来のスプリング、実線■は本実施
例によるスプリングの硬度分布をそれぞれ示している。
従来のものは、硬度低下幅が4〜5mであるのに対し本
実施例のものは2〜3Mと約1/2であシ、機械的強度
の点からも、また両部材2,3の熱膨張特性を有効に活
用できる点からも好ましいことが確認できた。
実施例のものは2〜3Mと約1/2であシ、機械的強度
の点からも、また両部材2,3の熱膨張特性を有効に活
用できる点からも好ましいことが確認できた。
以上説明したように、本発明によれば、高熱膨張部材と
低熱膨張部材との溶接ビード幅を板厚の2倍未満とした
ことKよシ、残留応力を低下させ変形を防ぐとともに、
十分な強度と良好な温度補正効果とを有するスプリング
を得ることができる。
低熱膨張部材との溶接ビード幅を板厚の2倍未満とした
ことKよシ、残留応力を低下させ変形を防ぐとともに、
十分な強度と良好な温度補正効果とを有するスプリング
を得ることができる。
第1図(1)は本発明の一実施例を示すスプリングの溶
接部の斜視図、同図(b)は同じく断面図、第2図は上
記スプリングを用いたカラー受像管を示す断面図、第3
図は同じくスプリングの全体構造を示す平面図、第4図
は溶接部の断面硬さ分布図、第5図(1)は従来例を示
すスプリングの斜視図、同図(b)は同じく断面図であ
る。 2・・・・アンバー板材(低熱膨張材)、3・・・・ス
テンレス板材(高熱膨張材)、11・・e・スプリング
、17.11・・・溶接ビード部。
接部の斜視図、同図(b)は同じく断面図、第2図は上
記スプリングを用いたカラー受像管を示す断面図、第3
図は同じくスプリングの全体構造を示す平面図、第4図
は溶接部の断面硬さ分布図、第5図(1)は従来例を示
すスプリングの斜視図、同図(b)は同じく断面図であ
る。 2・・・・アンバー板材(低熱膨張材)、3・・・・ス
テンレス板材(高熱膨張材)、11・・e・スプリング
、17.11・・・溶接ビード部。
Claims (1)
- 1、シヤドウマスク方式カラー受像管のシヤドウマスク
をパネル内面に支持させるための高熱膨張部材および低
熱膨張部材からなるスプリングにおいて、帯状の高熱膨
張部材と低熱膨張部材とをそれぞれ張力をかけながら幅
方向に並接させて相互に溶接してなり、かつ溶接ビード
幅が上記両部材の厚みの2倍未満であることを特徴とす
るカラー受像管用並接スプリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15400186A JPS6310437A (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | カラ−受像管用並接スプリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15400186A JPS6310437A (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | カラ−受像管用並接スプリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6310437A true JPS6310437A (ja) | 1988-01-18 |
Family
ID=15574743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15400186A Pending JPS6310437A (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | カラ−受像管用並接スプリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6310437A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4921346A (ja) * | 1972-06-20 | 1974-02-25 | ||
JPS528941A (en) * | 1975-07-12 | 1977-01-24 | Kobe Steel Ltd | Bothhsurface welding process |
-
1986
- 1986-07-02 JP JP15400186A patent/JPS6310437A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4921346A (ja) * | 1972-06-20 | 1974-02-25 | ||
JPS528941A (en) * | 1975-07-12 | 1977-01-24 | Kobe Steel Ltd | Bothhsurface welding process |
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