JPS6310425A - 蛍光面の形成方法 - Google Patents

蛍光面の形成方法

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JPS6310425A
JPS6310425A JP15201386A JP15201386A JPS6310425A JP S6310425 A JPS6310425 A JP S6310425A JP 15201386 A JP15201386 A JP 15201386A JP 15201386 A JP15201386 A JP 15201386A JP S6310425 A JPS6310425 A JP S6310425A
Authority
JP
Japan
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phosphor
color radiation
phosphor powder
phosphor screen
powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP15201386A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Motomura
敏郎 本村
Harumi Fuwa
不破 晴美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産】(7)ljお1 本発明は陰極線管の蛍光面形成方法に関する。
え来包皮直 陰極線管の蛍光面形成方法の一例は、特公昭57−20
[i51号公報に開示されている。この蛍光面形成方法
を第1θ図乃至第13図を参照しながら説明する。
先ず、第1O図に示すように、基板(1)上に露光によ
り粘着性を生じる感光性樹脂、例えば芳香族ジアゾニウ
ム塩とポリビニルアルコール等の混合液を均一に塗布し
、感光性樹脂層(2)を形成する。
そして、この基板(り上の感光性樹脂層(2)を選択的
に露光して、第1図に示すように、所定パターンの粘着
層(3)を形成する。
つぎに、第12図に示すように、基板(1)上に蛍光体
粉末(4)を供給する。
さらに、基板(1)上の未露光部分に付着した蛍光体粉
末をエアーブロー等によって除去し、第13図に示すよ
うに粘着層(3)に付着した蛍光体粉末(5)だけを残
留させる。
これらの工程を、例えば赤、緑、青色に発光する蛍光体
粉末について、繰り返してカラー陰極線管の蛍光面が形
成される。
この蛍光面形成方法は、各色蛍光体粉末をそれぞれ感光
性スラリーにして、順次塗布、露光、水洗現像を繰り返
す方法に比して、感光性樹脂層の形成は1回ですむため
作業工程が短縮され、しかも蛍光体は、粉末状のまま吹
き付は粘若層に付着しなかった不要な分はエアープロ、
−で吹き払って粉末状のまま回収できるため経済的であ
るなどの利点を有している。
l匪芝股^LLiとtl肌■立 しかしながら、この方法によって、蛍光面を形成した場
合、一つの蛍光体層に異色発光の蛍光体粉末が付着する
いわゆる混色が発生し易いという問題点があった。
混色の発生し易い原因として、蛍光体粉末の静電力によ
る凝集が考えられる。
このような混色の発生は、陰極線管の色純度を低下させ
、画質を著しく低下させていた。
したがって本発明の目的とするところは、混色の発生を
防止し、色純度の高い蛍光面を得ることを可能シミした
蛍光面の形成方法を提供することにある。
一〇占 ?  −の 本発明は、上記目的を達成するために、静電防止膜で表
面が被覆された蛍光体粉末を用いて蛍光面を形成するも
のである。すなわち、蛍光体粉末を静電防止剤で処理し
表面に静電防止膜を形成する工程、 基板上に被着した感光性樹脂の所望する部分に粘着性を
生じさせる選択的露光工程、 前記静電防止膜が形成された蛍光体粉末を前記所望する
部分に付着させそれ以外の部分の蛍光体粉末を取り除く
現像工程を含み、これらの工程はそれぞれ異色発光する
蛍光体に関して繰り返し実施することを特徴とする陰極
線管用蛍光面の形成方法である。
なお、本発明において用いることのできる静電防止膜の
形成物質には無機物のものと有機物のものとがある。前
者は完成後の陰極線管でも残されるような物質として、
酸化インジウム(InzO3)の導電性物質が効果的で
あり、後者の有機物としては、界面活性剤物質、特に陽
イオン性活性剤両性活性剤が効果的である。いずれも蛍
光体粉末の状態でその表面に静電防止剤を処理して被膜
形成される。
作囲一 本発明によれば、静電防止膜で表面が被覆された蛍光体
粉末を用いて蛍光面を形成するので、静電力による粉末
の凝集を防止することが可能となり、一つの蛍光体層へ
の異色発光の蛍光体粉末の被着を、粉末粒子間に働く凝
集力を小さくして、抑制することができる。
実」E例− 以下実施例を用いて本発明による蛍光面の形成方法を詳
細に説明する。
先ず、第1図に示すように、バルブフェースである基板
(6)上に芳香族ジアゾニウム塩化亜鉛複塩とポリビニ
ルアルコールの混合物の水溶液をスピンコード法により
塗布し乾燥させて感光性樹脂層(7)を形成する。
次に、第2図に示すように、所定のストライプパターン
を有するフォトマスクを用いて、まず第1色目として、
例えば赤色発光の蛍光体ストライ   1層(IOR)
を形成する所定位置を露光し、この露光部分に対応する
感光性樹脂層(7)の所望する部分(8)を湿った空気
に接触させることで粘着性を有する層に変える。
次いで、第3図に示すように基板(6)上に静電覆され
た赤色発光の蛍光体粉末(9)を付与し、所望する部分
の粘着性を有する層(8)に付着させると共に所望しな
い部分の未露光部分に付着した赤色光゛光の蛍光体粉末
(3)をエアーブローにより除去して現像処理し、第4
図に示すように、赤色発光の蛍光体ストライプg(10
R)を形成する。
以下、第5図に示すように同様な繰り返しをすることに
より、酸化インジウムC1n203)で表面がされた緑
色発光の蛍光体粉末および青色発光の蛍光体粉末を用い
て、緑色発光の蛍光体ストライプ5(toc)、青色発
光の蛍光体ストライプ層(1(IB)を形成する。
ここで各種の使用蛍光体粉末は、予め静電防止剤による
処理が施され、例えば静電防止剤として酸化インジウム
(1n203)が用いられ、これで被覆された蛍光体粉
末は、以下のようにして用意される。
先ず、有機インジウム化合物と所望の蛍光体粉末をメタ
−キシレン溶液中に入れ撹拌し、濾過し、乾燥する。そ
の後電気炉にて、400°C〜500°C1時間焼成し
て、酸化インジウム(In203)で表面が被覆された
蛍光体粉末を得る。
このようにして形成した蛍光面と従来の方法で形成した
蛍光面に紫外線を照射し、顕微鏡観察することにより、
混色発生の程度を比較したところ、第1表に示すような
結果が得られた。
第1表 第1表から明らかなように本発明の方法による蛍光面は
従来の蛍光面に比べて混色の少ない蛍光面であった。
他の具体例として静電防止剤に界面活性剤を用いて静電
防止膜を形成する場合を示す。この場合、陽イオン性活
性剤で表面が被覆された赤、緑、青色発光の蛍光体粉末
を用意した。以下第1の実施例と同様にして蛍光面を形
成した。
この実施例で用いた陽イオン性活性剤で被覆された静電
防止膜付蛍光体粉末は、以下のようにして得る。
所定の蛍光体粉末を陽イオン性活性剤のへキサデシルト
リメチルアンモニウムプロミド溶液中に入れ、一定時間
撹拌し、濾過し、乾燥して得る。
陽イオン活性剤で表面が被覆された蛍光体粉末を用いて
形成した蛍光面と従来の方法で形成した蛍光面に紫外線
を照射し、顕微鏡観察することにより混色発生の程度を
比較したところ第2表に示すような結果が得られた。
第2表 第2表から本発明の方法による蛍光面は、従来の蛍光面
に比へて、混色の少ない蛍光面であることが認められた
更に別の実施例として、静電防止膜が両性活性剤を用い
て粉末表面に被覆された赤、緑、青色発光の蛍光体粉末
を用いた。
蛍光体粉末の基板上への被着は第1の実施例と同様にし
て行い蛍光面を形成した。
この実施例で用いた両性活性剤で表面が被覆された蛍光
体粉末は、先ず所定の蛍光体粉末を両性活性剤のN−ド
デシル−N、N−ジメチルグリシン溶液中に入れ、一定
時間撹拌し、濾過し、その後乾燥して得る。
両性活性剤で表面が被覆された蛍光体粉末を用いて形成
した蛍光面と従来の方法で形成した蛍光面に紫外線を照
射し、顕微鏡観察することにより混色発生の程度を比較
したところ第3表に示すような結果が得られた。
第3表 第3表から本発明の方法は、混色防止に効果があること
が明らかである。
尚、実施例においては、赤、緑、青色発光の蛍光体スト
ライプからなる蛍光面の形成方法について述べたが、本
発明はこれに限定されるものではない。
光朋!亮顎良 本発明の混色防止効果をより明確化するために、前述し
た三つの実施例で形成した蛍光面と従来の方法で形成し
た雷光面を用いて陰極線管を製造した上で、赤色蛍光体
ストライプの発光スペクトルを各々測定した。第6図乃
至第8図は各々、酸化インジウム、陽イオン活性剤およ
び両性活性剤で表面が被覆された蛍光体を用いて形成し
た蛍光面における赤色蛍光体ストライプの発光スペクト
ル分布図である。
第6図乃至第8図に示すとおり、静電防止膜で表面が被
覆された蛍光体粉末を用いた本発明の方法による場合、
赤色発光体の発光波長GIO〜G40nm付近以外に発
光ピークがほとんど認められながった。
一方、第9図に示す従来の方法による場合、赤色蛍光体
の発光波長GIO〜G40nm以外の450nm付近お
よび530nm付近に青色発光体および緑色発光体に基
づく発光ピークがかなりの量で認められた。
このことは、赤色蛍光体中に青色蛍光体および緑色蛍光
体が混入していることを示している。
以上説明したように本発明の蛍光面形成方法は、一つの
蛍光体層−二異色発光の蛍光体粉末か付着することによ
って生じる混色を防止でき、色純度の高い蛍光面を提供
できるので実用的効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は、本発明の実施例を示す各工程にお
ける要部側断面図、第6図乃至第8図は、本発明によっ
て形成した蛍光面における、赤色蛍光体ストライプの発
光スペクトル分布図、第9図は、従来の方法によって形
成した蛍光面における赤色蛍光体ストライプの発光スペ
クトル分布図、第1θ図乃至第13図は、従来の蛍光面
の形成方法の一例を示すもので、各工程における要部側
断面図を示す。 (6)・・・・基板、 (7)・・・・感光性樹脂層、 (9)・・・・静電防止膜を形成した蛍光体粉末、(I
OR) 、(IOC)、(IOB)・・・・蛍光体スト
ライプ層。 特 許 出 願 人  関西日本電気株式会社相対鍛&
     偵 ・相対弦・t     狛 C) 箱材強度    公

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)蛍光体粉末を静電防止剤で処理し表面に静電防止膜
    を形成する工程、 基板上に被着した感光性樹脂層の所望する部分に粘着性
    を生じさせる選択的露光工程、 前記静電防止膜が形成された蛍光体粉末を前記所望する
    部分に付着させそれ以外の部分の蛍光体粉末を取り除く
    現像工程を含み、これらの工程はそれぞれ異色発光する
    蛍光体に関して繰り返し実施することを特徴とする陰極
    線管用蛍光面の形成方法。 2)前記静電防止膜が導電性物質である特許請求の範囲
    第1項記載の蛍光面の形成方法。 3)前記静電防止膜が界面活性剤である特許請求の範囲
    第1項記載の蛍光面の形成方法。
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