JPS63103791A - 二重反転推進装置 - Google Patents

二重反転推進装置

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JPS63103791A
JPS63103791A JP24841786A JP24841786A JPS63103791A JP S63103791 A JPS63103791 A JP S63103791A JP 24841786 A JP24841786 A JP 24841786A JP 24841786 A JP24841786 A JP 24841786A JP S63103791 A JPS63103791 A JP S63103791A
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shaft
bearing
inner shaft
outer shaft
rotation
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Takatoshi Kawamura
川村 高星
Taisuke Okamoto
泰典 岡本
Tatsuo Fujita
藤田 龍男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は二重反転推進装置に係り、特に二if!反転軸
に採用される軸受構造の改善を図った二重反転推進装置
に関する。
[従来の技術] 二重反転推進装置は第3図に示すように、船尾aに同軸
で且つ軸方向に沿って重ねて直列に設けられた一対のス
クリュ推進器す、cを、互いに反対方向に回転駆動させ
ることにより推力を発生するようになっている。この場
合に、これら推進器す、cを同軸で反対方向に駆動させ
るために二重反転軸dが採用される。この二重反転軸d
は、船首側の推進器すを駆動する中空の外軸C内に、船
尾側の推進器Cを駆動する内軸「が挿通されて構成され
、は関9の動力を、Y1星歯車機構りを介して内・外軸
f、eに反対方向に伝達することにより、一対の推進器
す。
Cを略等しい回転数で互いに反転できるようになってい
る。そして、これら外軸eと内輪「との間にtよ、これ
らの反転を円滑なものとするために、適宜箇所、図示例
では外軸e側となる船首側の推進器ボスiと内軸rとの
間にころ軸受jが介:Ωされている。尚、rは外軸用軸
受である。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、このような二重反転軸dを利用して、一対の
推進器す、cを同軸で反対方向に回転駆動して推力を発
生させるようにした推進装置にあっては、二重反転軸d
の外軸Cと内軸rとの間に介設されこれらを反転自在に
支持するためのころ軸受jが焼付きや熱膨張によるクリ
アランスの消失により、これら内・外軸f、e間に固着
して相互の回転をロックするおそれがあった。即ち、こ
ろ軸受jの固るが生ずると、互いに反転する内・外軸f
、e相互が他方の回転を規制し合って回転不能に陥って
しまう。このような状態になると、以後二重反転軸dに
よる推進器す、cへの動力伝達が不能となって継続して
航行することができなくなってしまうという問題があっ
た。そこで、このような危急時にあっても継続して航行
できる信頼性の高い推進システムの案出が望まれている
[問題点を解決するための手段] 本発明は、中空の外軸及び外軸内に挿通された内輪とか
ら成り、これら内・外軸に夫々取り付けられた一対の推
進器を同軸上で互いに反転駆動する二重反転軸を有する
二重反転推進装置において、外軸と内軸との間に設けら
れ、これらを反転自在に支持するころ軸受と、ころ軸受
に82けられ、これと内軸とを相対回転自在に支持する
すべり軸受と、すべり軸受を内軸に係合して相対回転を
規制すると共にころ軸受がロックしたときに規制を解除
する規制手段と、規制手段の解除時に内軸若しくは外軸
のいずれか一方の回転を規制するためのロック手段とを
備えて構成される。
[作 用コ 本発明の作用について述べると、ころ軸受によって内・
外軸を反転自在に支持し、機関動力を一対の推進器に伝
達して通常航行しているときに、ころ軸受が焼付き等を
生じて内・外軸間で固着した場合には、その後はすべり
軸受により内・外軸間を相対回転自在に支持するように
なっている。
すべり軸受は、通常航行時にあっては規制手段により内
軸に係合されてその軸受機能を発揮せず、ころ軸受がロ
ックしたときにM制手段による規制が解除されて外軸側
に固着したころ軸受と内軸との間で相対回転自在に支持
するようになっている。
殊にすべり軸受は、内・外軸が互いに反転する場合には
油膜圧力の生成を期待できず十分な軸受能力を発揮し得
ない。そこで、すべり軸受による回転支持に移行した後
には、ロック手段により内・外軸いずれ”か一方の回転
を規制することによって、すべり軸受の軸受能力を確保
するようになっている。そしてこのように内・外軸いず
れか一方の回転を規制した状態で他方の軸に機関動力を
伝達することで、危急時でもすべり軸受により軸受機能
を確保して車−軸で継続航行できるようになっている。
[実施例] 以下に本発明の好適一実施例を添付図面に従って詳述す
る。
第1図に示すように、二重反転軸1は中空の外軸2とこ
の外軸2内に軸方向に沿って挿通された内軸3とから成
り、外軸2の端部及び外軸2の端部から外方へ延出され
た内軸3の端部には、同軸で且つ軸方向に重ねて直列に
夫々船首側推進器ボス4及び船尾側推進器ボス5が取り
付けられる。
そして、これら内・外軸3.2が互いに反対方向に回転
駆動されることにより、一対の推進器6゜7が同軸上で
反転されるようになっている。
このように構成された二重反転軸1の外軸2と内軸3と
の間、図示例にあっては外軸2に連結された筒体状の船
首側推進器ボス4と内軸3との間には、これらを反転自
在に支持するために、環体状のころ軸受8が設けられる
。図示例では、ころ軸受8として自動調心ころ軸受が示
されている。
ころ軸受8の取付けは、推進器ボス4にその軸方向に沿
りて内軸3を囲繞する凹部9が区画形成され、外軸10
がこの凹部9に装着されるスリーブ体11に嵌入される
と共に内輪12が摸述する環状のすべり軸受13を介し
て内軸3に装着され、これらスリーブ体11とすべり軸
受13とにより内・外軸3,2間で径方向から挟み込ま
れて固定される。
このように構成されたころ軸受8には、これと内軸3と
の間に、これらを相対回転自在に支持して外軸2と内軸
3との相対回転を許容するホワイトメタル等のすべり軸
受13が設けられる。このすべり軸受13はころ軸受8
の内輪12に固定され、ころ軸受8側から内軸3を回転
自在に支持するように構成される。
更に内軸3とすべり軸受13との間には、すべり軸受1
3を内軸3に係合してこれらの相対回転を規v1すると
共に、ころ軸受8が焼付き等を生じて固着しロックした
ときに、これらの相対回転の規υ1を解除する規制手段
14が設けられる。この規制手段14は、内軸3の周側
部を囲繞して固定されたクランプリング15と、このク
ランプリング15にその周方向に沿って間隔を隔てて設
けられすべり軸受13の軸方向周端部に形成された溝部
16内に挿入されてすべり軸受13にその回転方向から
係合するシャビン17とから構成される。
そしてこの規制手段14は、ころ軸受8の作用により内
・外軸3,2が互いに反転されているとき、シA7ビン
17によりすべり軸受13をその回転方向から係合して
ころ軸受8の内輪12及びすべり軸受13を内軸3に一
体的に固定すると共に、ころ軸受8がロックしたときに
は、互いに反転する内・外軸3.2の回転力により、外
@2側に固着したころ軸受8の内輪12に固定されたす
べり軸受13と内@3に固定されたクランプリング15
との間に生ずる剪断力でシャビン17を破断させてすべ
り軸受13を内軸3側から離脱させるように構成される
。これにより、内軸3と外@2とはすべり軸受13によ
り相対的に回転できるようになっている。
また、規制手段14のシャビン17には、その破断を検
知して内・外軸3.2の軸受機能がころ軸受8からすべ
り軸受13に移行したことを検知する検知手段18が設
けられる。この検知手段18は、シャビン17にクラン
ブリング15側からすべり軸受13側へ配設した電気配
線1って成り、この電気配a19は船尾側推進器ボス5
、内軸3の軸芯中空部20等を介して機rIJυ」卸盤
に接続される。そしてこの検知手段18は、通電状態に
おいてシャビン°17の破断により断線した場合に、そ
の断線信号を機関制御11盤に入力するようになってい
る。そして、この断線信号により機関が停止されるよう
に構成される。
他方第2図には、機関と二重反転軸1との間に設けられ
入力されるmme力を内・外軸3.2に分配しつつ伝達
する″m星歯車機構21が示されている。この遊星歯車
機構21は一般的構成で成り、内軸3に設けられた太陽
歯車22と、機械台50に固定されたハウジング23に
その公転が規制されつつ自転自在に支持され太陽歯車2
2に噛合される遊星歯車24と、遊星歯車24に噛合さ
れる環状の内歯車25とから構成される。そしてこの内
歯車25には、外軸2にフランジカップリング26を介
して取り付けられ遊星歯車24に軸方向から隣接させて
配置された環状の外歯127が噛合される。そして機関
動力は、その一部が内軸3に直接伝達されると共に、残
部が遊星山車機構27に入力されこの3!2里歯串機構
21で回転方向が逆転されて内歯車25から外軸2へ伝
達されるようになっている。そしてこのように構成され
た′i11星f1m機構21には、規制手段14の解除
時に外軸2の回転を規制するためのロック手段28が備
えられる。これは、危急筒内・外軸3,2の軸受機能が
ころ軸受8からすべり軸受13に移行した場合において
、これら内外軸3,2を継続して反転させると、すべり
軸受13の軸“受面に適当な油膜圧力を生成させること
ができず、すべり軸受13の軸受能力を充分に確保でき
ないことから、軸受機能がすべり軸受13に移行したと
きには外軸2の回転を規制し、すべり軸受13による内
軸3の回転支持を、回転規制した外軸2側を固定側とし
て行なうようにするための構成である。具体的にはこの
ロック手段28は主に、ハウジング23内に、外軸2の
外歯車27に軸方向から隣接させて固定された固定外歯
車30と、ハウジング23内に軸方向に沿って移動自在
に設けられ遊星歯車24と外歯車27とに同時に噛合さ
れて遊星歯車機構21を構成すると共に、移動されて遊
星歯車24から離脱され、外歯車27と固定外歯車30
とに同時に噛合される内歯車25と、内歯車25に形成
された係合凹部31に一端が係合されると共に他端に、
ハウジング23に形成された長孔32を介してハウジン
グ23外方に延出された作8喘33を有し、内歯車25
を軸方向に移動させるシフタ34とから構成される。そ
してこのロック手段28は、シフタ34を移動させて内
歯車25により外歯車27を固定外歯車30に結合する
ことにより、外軸2を船尾隔壁29 filから固定し
てその回転を規制するようになっている。
次に実施例の作用について述べる。
通常航行時にあっては、二重反転軸1の内軸3と外軸2
とはころ軸受8により反転自在に支持され、夫々反対方
向の回転で機関動力を伝達して一対の推進器6.7で推
進する。これに際し、すべり軸受13は規制手段14に
より内軸3側に固定されて一体的に回転し、その軸受機
能は発揮されない。
このような二重反転による推進状態において、ころ軸受
8が焼付きや熱膨張によりロックし、内・外軸3.2の
反転がロックされた場合には、これら内・外軸3,2の
反転力により規制手段14のシャビン17が破断され、
規制手段14によるすべり軸受13の規制が解除される
。これにより、ill侵すべり軸受13が軸受機能を発
揮することになる。
ところで、すべり軸受13は、内・外軸3.2が反転す
る場合には十分な軸受能力を発揮できない。ここに、軸
受機能がすべり軸受13に移行した状態は検知手段18
により検知され、一旦機関が停止される。また検知手段
18の断線信号により、ロック手段28が作動されて、
外軸2はその回転が規制されることになる。これにより
、すべり軸受13は、固定された外軸2に対して内軸3
を相対回転自在に支持できることになり、爾後づべり軸
受13に支持させて内軸3に機関動力を伝達して単一の
船尾側推進器7で継続航行することができる。このとき
、M星歯車機lI21では、内歯車25が遊星歯R12
4から離脱されることになり、外軸2への動力伝達は遮
断される。
上記実施例にあっては、外軸2をロック手段28により
回転規制するように構成したが、外軸2を回転駆動させ
て内軸3をロック手段28で回転規制するように構成し
ても良い。
また、上記実施例にあっては、内軸3と外軸2側のころ
軸受8との間をすべり軸受13で支持するように構成し
たが、外軸2ところ軸受8との間にすべり軸受13を設
け、これを規制手段14により外軸2に係合する構成と
しても良い。
また上記実施例では船首側推進器ボス4に設けたころ軸
受8について説明したが、他の箇所に設けられるころ軸
受8に適用しても良いことは勿論である。
[発明の効果] 以上要するに本発明によれば、次のような優れた効果を
発揮する。
二重反転軸の内輪と外軸とを反転自在に支持するころ軸
受に、これに重ねて外軸側と内軸側とを相対回転自在に
支持するすべり軸受を設け、通常航行時は規υ】手段に
よりすべり軸受を内軸側に係合させると共に、ころ軸受
がロックしたときに規制を解除してすべり軸受に軸受機
能を移行させる構成とし、更にこの際、内・外軸いずれ
かの回転を規制してすべり軸受の軸受能力を確実に発揮
させるようにしたので、ころ軸受の固着等、内・外軸相
互の反転が不能となった場合においても、いずれか一方
の軸を介して継続して機関動力を伝達させることができ
、危急時にあっても継続航行を可能として推進システム
としての信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適一実施例を示す側断面図、第2図
は本発明に採用されるロック手段を示す側断面図、第3
図は二重反転推進装置を示す側断面図である。 図中、1は二重反転軸、2は外軸、3は内軸、6.7は
推進器、8はころ軸受、13はすべり軸受、14は規制
手段、28はロック手段である。 特許出願人  石川島播磨重工業株式会社代理人弁理士
  絹  谷  信  雄5υ 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 中空の外軸及び該外軸内に挿通された内軸とから成り、
    これら内・外軸に夫々取り付けられた一対の推進器を同
    軸上で互いに反転駆動する二重反転軸を有する二重反転
    推進装置において、上記外軸と内軸との間に設けられ、
    これらを反転自在に支持するころ軸受と、該ころ軸受に
    設けられ、これと上記内軸とを相対回転自在に支持する
    すべり軸受と、該すべり軸受を上記内軸に係合して相対
    回転を規制すると共に上記ころ軸受がロックしたときに
    規制を解除する規制手段と、該規制手段の解除時に上記
    内軸若しくは外軸いずれか一方の回転を規制するための
    ロック手段とを備えたことを特徴とする二重反転推進装
    置。
JP24841786A 1986-10-21 1986-10-21 二重反転推進装置 Expired - Lifetime JPH0679919B2 (ja)

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JPS63103791A true JPS63103791A (ja) 1988-05-09
JPH0679919B2 JPH0679919B2 (ja) 1994-10-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102937509A (zh) * 2012-10-31 2013-02-20 中国航天空气动力技术研究院 推进系统综合测试平台

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102937509A (zh) * 2012-10-31 2013-02-20 中国航天空气动力技术研究院 推进系统综合测试平台

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JPH0679919B2 (ja) 1994-10-12

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