JPS63103494A

JPS63103494A - 集積回路カートリッジ付き電子機器

Info

Publication number: JPS63103494A
Application number: JP61249313A
Authority: JP
Inventors: Hideo Ueno; 英生上野
Original assignee: Brother Industries Ltd
Current assignee: Brother Industries Ltd
Priority date: 1986-10-20
Filing date: 1986-10-20
Publication date: 1988-05-09
Anticipated expiration: 2010-09-06
Also published as: JPH0782467B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、カード状又は偏平直方体状の集積回路カート
リッジの電子機器への装着方法に関する。

（従来技術）近年、１チツプマイコンを内蔵したＩＣカード’ＰＲＯ
Ｍ　（リード・オンリ・メモリ）或いはＲＡＭ（ランダ
ム・アクセス・メモリ）を内蔵したメモリカードは、キ
ャッシュカード、クレジットカード、身分証明書、健康
カルテや電話カード等として、各種の分野で多種多様に
用いられ、携帯型の有力な情報媒体として普及している
。

特に上記メモリカードは比較的大きなメモリ容量を確保
出来、専用インターフェイスを必要とせず、安価である
ことから、現代の種々な電子機器においてメモリカード
が用途や目的に応じて適宜差換えて使用されている。

前記メモリカードには雄コネクタ（又は雌コネクタ）が
１個設けられており、この雄コネクタ（又は雌コネクタ
）を電子機器に設けられた雌コネクタ（又は雄コネクタ
）に接続することにより、両コネクタを介してメモリカ
ードからデータが読出され、またデータがメモリカード
に書込まれるように構成されており、大型コンピュータ
に接続される外部記憶装置としてのノ＼−ドディスクや
磁気テープ等に記ｊｌ）する大量のデータをメモリカー
ドに記憶させたいとき、或いは記憶させるデータを内容
に応じて分類したデータ毎に別々のメモリカードに記憶
させたいときには、１度に複数のメモリカードを電子機
器に接続する必要が生じる。

（発明が解決しようとする問題点）上記のように１度に複数のメモリカードを電子機器に接
続する必要が生じる場合には、複数枚のメモリカードを
夫々電子機器に設けた複数のコネクタに接続することが
考えられる。

しかし、現在においてメモリカードのアドレス設定は固
定され一種類に統一されているので、同一アドレスに対
して複数のメモリチップが存在することになり不都合が
生じる。

この不都合を解消するために、メモリのアドレス設定が
選択的に設定可能なメモリカードを使用すればよいこと
になるが、このメモリカードを単数或いは複数で使用す
るときには、各メモリカードのアドレスを何のように設
定してよいのか判らないという問題がある。

（発明の目的）本発明の目的は、集積回路カートリッジのメモリのアド
レス設定方法を電子機器に予め表示し、その設定方法に
基いてアドレスを選択設定し得る集積回路カートリ・ノ
ジの電子機器への装着方法を提供することである。

（問題点を解決するための手段）本発明に係る集積回路カートリッジの電子機器への装着
方法は、少なくともメモリとしての集積回路とこのメモ
リのアドレスを選択的に設定可能にしたアドレス設定手
段を備えた集積回路カートリッジを電子機器に装着する
に当たり、電子機器に、前記集積回路カートリッジのア
ドレス設定手段の設定方法を予め表示し、前記電子機器
に表示された設定方法に従って集積回路カートリッジの
アドレス設定手段を設定し、前記のようにアドレス設定
手段を設定した集積回路カートリッジを電子機器に装着
するようにしたものである。

（作用）本発明に係る集積回路カートリッジの電子機器への装着
方法においては、先ず集積回路カートリッジのメモリの
アドレスをアドレス設定手段で設定する設定方法が予め
電子機器に表示される。

次に、集積回路カートリッジのアドレス設定手段が電子
機器に表示された設定方法に従って設定され、このアド
レス設定手段で設定された集積回路カートリッジが電子
機器に装着される。

（発明の効果）本発明に係る集積回路カートリッジの電子機器への装着
方法によれば、以上説明したように、アドレス設定手段
を設定する設定方法が予め表示され、集積回路カートリ
ッジのアドレス設定手段は、この設定方法に従って設定
されて電子機器に装着されるので、集積回路カートリッ
ジを使用するまでの準備時間が短縮出来、迅速に且つ正
確にデータの読出し或いは書込み作業が開始出来、作業
能率が向上する。

（実施例）以下、ＲＡＭ　（ランダム・アクセス・メモリ）搭載の
メモリカードを電子機器に装着する方法の実施例を図面
に基いて説明する。

前記メモリカード１は第１図及び第２図に示すように、
縦・横が５２ｎｘ８６ｍｍで厚さが数ｎのカードで、デ
ータの書込み或いは読出しが可能な１チツプのスタティ
ックＲＡＭ（８にバイト）２と、そのＲＡＭ２に書込ま
れたデータを記憶保存するためのバンクアップ用のバッ
テリー３と、３０極の端子が設けられたカードエツジ型
の雌コネクタ４及び雄コネクタ５と、アドレスを選択設
定するためのアドレス設定器６と、Ａ　Ｂ　ｏ＝　Ａ　
Ｂ　＋　ｓの１６本のアドレスバス９と、ＤＢ、〜Ｄ　
Ｂ　７の８本のデータバス１０と、リード・ライト信号
線を含む制御バス１１と、メモリカードｌを保護するた
めのプラスチックケースとで構成されている。

前記誰コネクタ５はメモリカード１の長手方向の一端に
設けられており、タイプライタやプリンタやパーソナル
コンピュータ等の電子ａ器１２に設けられたカードエツ
ジ型の雌コネクタに着脱可能に接続され、また雌コネク
タ４はメモリカード１の他端に設けられ、同種のメモリ
カード１の雄コネクタを着脱可能に直列的に接続し得る
ように構成されている。

前記アドレス設定器６はデコーダチップ（ＩＣチップ）
７と、第１装置ａから第８位ｖｈに至る８位置を選択的
に切換えるロークリ型の切換スイッチ８とで構成されて
いる。

前記デコーダチップ７には、Ａｏ、Ａ１、Ａ２の３つの
入力端子と０゜〜０．の８つの出力端子と接地されたＥ
ｌ　・Ｅ２の２つのイネーブル端子とが設けられており
、各端子ＡＯ１端子Ａ１、端子Ａ２には１６本のアドレ
スバス９の内ＡＢＩｆｆ、Ａ　Ｂ　＋４、ＡＢ＋ｓが夫
々接続され、各端子Ｏ６、端子０１、・・・・端子Ｏ１
からの出力線が前記切換スイッチ８の各第１位置ａ、第
２装置ｂ、・・・第８位置りに接続され、コモン端子ｉ
からの出力線がＲＡＭ２の端子ＣＳ（チップ・セレクト
）に接続されている。

そして、切換スイッチ８の切換操作部がプラスチックケ
ースに設けられた方形の穴に臨んで位置し、第１図にお
いて紙面の直交方向より第１位五ａから第８位置りに亙
って切換自在に構成されている。

前記アドレスバス９　　（ＡＢＩＩ〜ＡＢＩ５）と、デ
ータバス１０（ＤＢ、〜ＤＢ、）と、制御バスＩＩとが
雌コネクタ４〜ｊＭコネクタ５間とＲＡＭ２とに配線（
但し、アドレスバス９のＡ　Ｂ　ｏ〜ＡＢ１□がＲＡＭ
２に配線）されており、メモリカード１が電子機器１２
に接続されると、電子機器１２のＣＰＵ　（中央演算装
置）１３の各アドレスバス、データバス、制御バスがメ
モリカード１の各アドレスバス９、データバス１０、制
御バス１１に対応して雄・雌コネクタ４・５を介して接
続される。

尚、図示していないが、電子機器１２ＯＶｃｃ線とＧＮ
Ｄｉとがメモリカード１に接続されている。

次に、アドレス設定器６によりメモリカード１のメモリ
領域を選択するときの作用について説明する。

前記１３本のアドレスバス９　　（ＡＢ、〜ＡＢ＋ｚ）
のデータによりＲＡＭ２の８にバイトの各アドレスが選
択されるとともに、アドレスバス９　　（ＡＢ１ユ〜Ａ
ＢＩＳ）のデータがデコーダチップ７で次の表１に示す
真理値によりデコードされ、端子００〜端子０．の何れ
か１つの端子からｒＬＪレベル信号が出力される。

即ち、前記電子機器１２のメモリマツプと制御プログラ
ムにより、メモリカード１用のメモリ領域があるアドレ
スから６４にバイト分設けられており、ＣＰＵ１３はア
ドレスデータの出力に応じてＲＡＭ２０８にバイト毎の
メモリ領域を選択するＡ　Ｂ　Ｉ　：Ｉ〜ＡＢ＋ｓ（ア
ドレスバス９）のチップセレクトデータを次の表２に基
いて出力する。

表２ここで、メモリカード１用に割当てられた６４にバイト
において、切換スイッチ８を第２図に示す第１位置（１
の表示）ａに切換えると、ＲＡＭ２はアドレス「０００
〜ＩＦＦＦＪに至る８にバイトが選択され、同様にして
第２位置（２の表示）ｂに切換えるとアドレスｒ２００
０〜３ＦＦＦ」に至る８にバイトが選択され、第３位置
（３の表示）Ｃに切換えるとアドレスｒ４０００〜５Ｆ
ＦＦＪに至る８にバイトが選択され、第４位置（４の表
示）ｄに切換えるとアドレスｒ６０００〜７ＦＦＦＪに
至る８にバイト選択され、第５位置（５の表示）ｅに切
換えるとアドレス「８０００〜９ＦＦＦＪに至る８にバ
イトが選択され、第６位置（６の表示）ｆに切換えると
アドレス「Ａ０００〜ＢＦＦＦＪに至る８にバイトが選
択され、第７位置く７の表示）ｇに切換えるとアドレス
ｒｃ０００−ＤＦＦＦＪに至る８にバイトが選択され、
第８位置（８の表示）ｈに切換えるとアドレスｒＥＯＯ
Ｏ〜ＦＦＦＦＪに至る８にバイトが選択される。

つまり、切換スイッチ８を第１位ｉａ〜第８位Ｈｈの何
れかの位置に切換えることにより、ＲＡＭ２のスタート
アドレスが選択出来る。

次に、上記メモリカード１を３種類の各電子機器１２Ａ
、１２Ｂ、１２Ｃに装着する方法について、第３図のブ
ロック図に基いて説明する。

まず、各電子機器１２Ａ、１２Ｂ、１２Ｃのメモリカー
ド１挿入口近傍には、各電子機器１２Ａ、１２Ｂ、１２
Ｃのメモリ割振り等によりメモリカード１の接続枚数及
びメモリカード１のアドレス設定器６の設定方法が記載
された各ラベル１４Ａ、１４Ｂ、１４Ｃが貼付されてい
る。

即ち、電子機器１２Ａのラベル１４Ａには第３図（ａ）
に示すように、「メモリカード１枚、アドレス設定器を
「１」に設定」と記載されており、電子機器１２Ｂのラ
ベル１４Ｂには第３図（ｂ）に示すように、「メモリカ
ード１枚、アドレス設定器を「２」に設定。尚、拡張メ
モリオプション付のときには２枚目のメモリカードのア
ドレス設定器を「３」に設定」と記載されており、また
電子機器１２Ｃのラベル１４Ｃには第３図（Ｃ）に示す
ように、「メモリカード１枚、アドレス設定器を「３」
に設定」と記載されている。

次に、電子機器１２Ａについているラベル１４Ａの記載
内容に従ってメモリカード１のアドレス設定器６が「１
」に設定される。

電子機器１２Ｂについても同様に、ラベル１４Ｂの記載
内容に従ってメモリカード１のアドレス設定２ｓ　６が
「２」に設定され、更に２枚目のメモリカードのアドレ
ス設定器６が「３」に設定され、この２枚目のメモリカ
ードｌは１枚目のメモリカード１に雄・雌コネクタ４・
５で直列的に接続される。

電子機器１２Ｃについても同様に、ラベル１４Ｃの記載
内容に従ってメモリカード１のアドレス設定器６は「３
」に設定される。

そして、アドレス設定器６を「１」に設定したメモリカ
ード１が電子機器１２Ａに装着され、各アドレス設定器
６を「２］と「３」に設定したメモリカード１が電子機
器１２Ｂに装着され、アドレス設定器６を「３」に設定
したメモリカード１が電子機器１２Ｃに装着される。

以上説明したように、各電子機器１２Ａ、１２Ｂ、１２
Ｃ毎に表示される設定方法に従ってメモリカード１のア
ドレス設定器６が設定されるので、アドレス設定器６を
設定するに際し戸惑うことなく迅速に且つ正確に設定出
来、メモリカード１を各電子機器１２Ａ、１２Ｂ、１２
Ｃに装着し使用するまでの０！備時間が短縮出来、作業
能率が向上する。

尚、前記ラベル１４Ａ、１４Ｂ、１４Ｃは取扱説明書等
にも貼付されても良い。

尚、上記実施例はＲＡＭを搭載したメモリカードを電子
機器１２への装着方法について説明したが、本発明はＲ
ＯＭ　（リード・オンリ・メモリ）を搭載したメモリカ
ードやＩＣカード、さらには偏平直方体状の集積回路カ
ートリッジを電子機器１２に装着する方法にも同様に通
用し得ることは勿論である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図はメモリカ
ードの平面図、第２図はメモリカード内部の配線図、第
３図は各電子機器毎にアドレス設定器を設定したメモリ
カードを装着する装若方法を説明する図である。１・・メモリカード、　　２・・ＲＡＭ　（ランダム・
アクセス・メモリ）、　６・・アドレス設定器、７・・
デコーダチップ、　　８・・切換スイッチ、１２・１２
Ａ・１２Ｂ・１２Ｃ・・電子機器、１４Ａ・１４Ｂ・１
４Ｃ・・ラベル。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）少なくともメモリとしての集積回路とこのメモリ
のアドレスを選択的に設定可能にしたアドレス設定手段
を備えた集積回路カートリッジを電子機器に装着するに
当たり、電子機器に、前記集積回路カートリッジのアドレス設定
手段の設定方法を予め表示し、前記電子機器に表示された設定方法に従って集積回路カ
ートリッジのアドレス設定手段を設定し、前記のように
アドレス設定手段を設定した集積回路カートリッジを電
子機器に装着することを特徴とする集積回路カートリッ
ジの電子機器への装着方法。