JPS63102901A - 単板の製造方法 - Google Patents

単板の製造方法

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Publication number
JPS63102901A
JPS63102901A JP25026086A JP25026086A JPS63102901A JP S63102901 A JPS63102901 A JP S63102901A JP 25026086 A JP25026086 A JP 25026086A JP 25026086 A JP25026086 A JP 25026086A JP S63102901 A JPS63102901 A JP S63102901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flitch
adhesive
veneer
crack
moisture
Prior art date
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Pending
Application number
JP25026086A
Other languages
English (en)
Inventor
高瀬 良成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、木口割れのない単板の製造方法に関するも
のである。
〔背景技術〕
原木のフリッチをスライスして単板を製造する場合、単
板のスライス時やその後の乾燥時等に単板に木口割れが
発生しやすい。
そこで、従来より、木口割れを防止するために、フリッ
チの木口面に、充填材を添加した割れ防止用接着剤を塗
布し、厚みのある接着層を形成させたのち、フリフチを
スライスして、木口割れを防止していた。
しかしながら、このような処理ができるのは、含水率が
30%以下の低含水率のフリッチに限られ、含水率が8
0%以上の高含水率のフリッチには高い接着強度が得ら
れないため、適用できないという欠点があった。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、高含水率のフリッチに対しても木口
面に接着層を形成することができ、単板の木口割れを防
止した単板の製造方法を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明の単板の製造方法は、フリッチの木口面に湿気
硬化型接着剤を塗布し硬化させたのち、その上面に割れ
防止用接着剤を塗布し硬化させ、ついで前記フリフチを
前記木口面に交差する方向からスライスすることを特徴
とするものである。
このように、この発明によれば、割れ防止周接ぜ剤は湿
気硬化型接着剤を介してフリ・・チの木口面に塗布され
るので、高含水率のフリッチをスライスする場合には湿
気硬化型接着剤がフリッチと割れ防止用接着剤とを継合
する役割を果たし、割れ防止用接着剤を高含水率のフリ
ッチに直接接触させることなく、木口割れを防止するこ
とができる。
前記湿気硬化型接着剤としては、たとえば湿気硬化型の
ウレタン接着剤が好適に使用可能である。
かかる湿気硬化型接着剤の塗布量はとくに限定されるも
のではないが、できるかぎり薄く均一に塗布するのが好
ましい。
また、割れ防止用接着剤としては、従来より単板の木口
割れの防止のために低含水率のフリッチの木口面に塗布
していた充填材含有のものがそのまま使用可能である。
なお、この発明の単板の製造方法は、原木のフリッチの
ほか、脱色し必要により染色した素材単板の複数枚を積
層し圧締接着して得た集成フリッチを高含水率状態でス
ライスする場合にも適用可能であり、かかる集成フリッ
チをスライスすることにより人工的に木目模様を表現し
た化粧単板を得ることができる。
次に実施例をあげてこの発明の単板の製造方法を説明す
る。
実施例: 含水率80〜200%の米栂フリッチの木口
面に湿気硬化型ウレタン樹脂接着剤を30〜200g/
m”でできるだけ薄くかつ均一に塗布した。ウレタン樹
脂が硬化し被膜が形成されたのち、この被膜上に従来よ
り低含水率のフリッチに使用されていた充填材含有の割
れ防止用接着剤を100〜300 g/m”で塗布した
接着剤が硬化したのち、常法に従ってフリッチを木口面
に交差する方向から薄くスライスしていった。このよう
にして得た単板の取り扱い時の木口割れは、従来の無処
理単板の取り扱い時の割れ不良率1.4%に対して0.
6%にまで低減下されていた。
また、上記単板を乾燥し減圧加圧法で樹脂含浸させ、加
熱して樹脂を硬化させるWPC処理を行ったところ、こ
れらの一連の操作によって生じる単板の木口割れ不良率
は、従来2.3%であったもの力月、3%にまで低下し
、木口割れの防止にきわめて有効であることがわかった
〔発明の効果〕
この発明によれば、割れ防止用接着剤は湿気硬化型接着
剤を介してフリッチの木口面に塗布されるので、高含水
率のフリッチをスライスする場合には湿気硬化型接着剤
がフリッチと割れ防止用接着剤とを継合する役割を果た
し、割れ防止用接着剤を高含水率のフリッチに直接接触
させることなく、木口割れを防止することができるとい
う効果がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フリッチの木口面に湿気硬化型接着剤を塗布し硬化させ
    たのち、その上面に割れ防止用接着剤を塗布し硬化させ
    、ついで前記フリッチを前記木口面に交差する方向から
    スライスすることを特徴とする単板の製造方法。
JP25026086A 1986-10-20 1986-10-20 単板の製造方法 Pending JPS63102901A (ja)

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