JPS63102901A - 単板の製造方法 - Google Patents
単板の製造方法Info
- Publication number
- JPS63102901A JPS63102901A JP25026086A JP25026086A JPS63102901A JP S63102901 A JPS63102901 A JP S63102901A JP 25026086 A JP25026086 A JP 25026086A JP 25026086 A JP25026086 A JP 25026086A JP S63102901 A JPS63102901 A JP S63102901A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flitch
- adhesive
- veneer
- crack
- moisture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 7
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 18
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 18
- 239000004839 Moisture curing adhesive Substances 0.000 claims description 6
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 7
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 4
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 238000013008 moisture curing Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、木口割れのない単板の製造方法に関するも
のである。
のである。
原木のフリッチをスライスして単板を製造する場合、単
板のスライス時やその後の乾燥時等に単板に木口割れが
発生しやすい。
板のスライス時やその後の乾燥時等に単板に木口割れが
発生しやすい。
そこで、従来より、木口割れを防止するために、フリッ
チの木口面に、充填材を添加した割れ防止用接着剤を塗
布し、厚みのある接着層を形成させたのち、フリフチを
スライスして、木口割れを防止していた。
チの木口面に、充填材を添加した割れ防止用接着剤を塗
布し、厚みのある接着層を形成させたのち、フリフチを
スライスして、木口割れを防止していた。
しかしながら、このような処理ができるのは、含水率が
30%以下の低含水率のフリッチに限られ、含水率が8
0%以上の高含水率のフリッチには高い接着強度が得ら
れないため、適用できないという欠点があった。
30%以下の低含水率のフリッチに限られ、含水率が8
0%以上の高含水率のフリッチには高い接着強度が得ら
れないため、適用できないという欠点があった。
この発明の目的は、高含水率のフリッチに対しても木口
面に接着層を形成することができ、単板の木口割れを防
止した単板の製造方法を提供することである。
面に接着層を形成することができ、単板の木口割れを防
止した単板の製造方法を提供することである。
この発明の単板の製造方法は、フリッチの木口面に湿気
硬化型接着剤を塗布し硬化させたのち、その上面に割れ
防止用接着剤を塗布し硬化させ、ついで前記フリフチを
前記木口面に交差する方向からスライスすることを特徴
とするものである。
硬化型接着剤を塗布し硬化させたのち、その上面に割れ
防止用接着剤を塗布し硬化させ、ついで前記フリフチを
前記木口面に交差する方向からスライスすることを特徴
とするものである。
このように、この発明によれば、割れ防止周接ぜ剤は湿
気硬化型接着剤を介してフリ・・チの木口面に塗布され
るので、高含水率のフリッチをスライスする場合には湿
気硬化型接着剤がフリッチと割れ防止用接着剤とを継合
する役割を果たし、割れ防止用接着剤を高含水率のフリ
ッチに直接接触させることなく、木口割れを防止するこ
とができる。
気硬化型接着剤を介してフリ・・チの木口面に塗布され
るので、高含水率のフリッチをスライスする場合には湿
気硬化型接着剤がフリッチと割れ防止用接着剤とを継合
する役割を果たし、割れ防止用接着剤を高含水率のフリ
ッチに直接接触させることなく、木口割れを防止するこ
とができる。
前記湿気硬化型接着剤としては、たとえば湿気硬化型の
ウレタン接着剤が好適に使用可能である。
ウレタン接着剤が好適に使用可能である。
かかる湿気硬化型接着剤の塗布量はとくに限定されるも
のではないが、できるかぎり薄く均一に塗布するのが好
ましい。
のではないが、できるかぎり薄く均一に塗布するのが好
ましい。
また、割れ防止用接着剤としては、従来より単板の木口
割れの防止のために低含水率のフリッチの木口面に塗布
していた充填材含有のものがそのまま使用可能である。
割れの防止のために低含水率のフリッチの木口面に塗布
していた充填材含有のものがそのまま使用可能である。
なお、この発明の単板の製造方法は、原木のフリッチの
ほか、脱色し必要により染色した素材単板の複数枚を積
層し圧締接着して得た集成フリッチを高含水率状態でス
ライスする場合にも適用可能であり、かかる集成フリッ
チをスライスすることにより人工的に木目模様を表現し
た化粧単板を得ることができる。
ほか、脱色し必要により染色した素材単板の複数枚を積
層し圧締接着して得た集成フリッチを高含水率状態でス
ライスする場合にも適用可能であり、かかる集成フリッ
チをスライスすることにより人工的に木目模様を表現し
た化粧単板を得ることができる。
次に実施例をあげてこの発明の単板の製造方法を説明す
る。
る。
実施例: 含水率80〜200%の米栂フリッチの木口
面に湿気硬化型ウレタン樹脂接着剤を30〜200g/
m”でできるだけ薄くかつ均一に塗布した。ウレタン樹
脂が硬化し被膜が形成されたのち、この被膜上に従来よ
り低含水率のフリッチに使用されていた充填材含有の割
れ防止用接着剤を100〜300 g/m”で塗布した
。
面に湿気硬化型ウレタン樹脂接着剤を30〜200g/
m”でできるだけ薄くかつ均一に塗布した。ウレタン樹
脂が硬化し被膜が形成されたのち、この被膜上に従来よ
り低含水率のフリッチに使用されていた充填材含有の割
れ防止用接着剤を100〜300 g/m”で塗布した
。
接着剤が硬化したのち、常法に従ってフリッチを木口面
に交差する方向から薄くスライスしていった。このよう
にして得た単板の取り扱い時の木口割れは、従来の無処
理単板の取り扱い時の割れ不良率1.4%に対して0.
6%にまで低減下されていた。
に交差する方向から薄くスライスしていった。このよう
にして得た単板の取り扱い時の木口割れは、従来の無処
理単板の取り扱い時の割れ不良率1.4%に対して0.
6%にまで低減下されていた。
また、上記単板を乾燥し減圧加圧法で樹脂含浸させ、加
熱して樹脂を硬化させるWPC処理を行ったところ、こ
れらの一連の操作によって生じる単板の木口割れ不良率
は、従来2.3%であったもの力月、3%にまで低下し
、木口割れの防止にきわめて有効であることがわかった
。
熱して樹脂を硬化させるWPC処理を行ったところ、こ
れらの一連の操作によって生じる単板の木口割れ不良率
は、従来2.3%であったもの力月、3%にまで低下し
、木口割れの防止にきわめて有効であることがわかった
。
この発明によれば、割れ防止用接着剤は湿気硬化型接着
剤を介してフリッチの木口面に塗布されるので、高含水
率のフリッチをスライスする場合には湿気硬化型接着剤
がフリッチと割れ防止用接着剤とを継合する役割を果た
し、割れ防止用接着剤を高含水率のフリッチに直接接触
させることなく、木口割れを防止することができるとい
う効果がある。
剤を介してフリッチの木口面に塗布されるので、高含水
率のフリッチをスライスする場合には湿気硬化型接着剤
がフリッチと割れ防止用接着剤とを継合する役割を果た
し、割れ防止用接着剤を高含水率のフリッチに直接接触
させることなく、木口割れを防止することができるとい
う効果がある。
Claims (1)
- フリッチの木口面に湿気硬化型接着剤を塗布し硬化させ
たのち、その上面に割れ防止用接着剤を塗布し硬化させ
、ついで前記フリッチを前記木口面に交差する方向から
スライスすることを特徴とする単板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25026086A JPS63102901A (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 単板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25026086A JPS63102901A (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 単板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63102901A true JPS63102901A (ja) | 1988-05-07 |
Family
ID=17205239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25026086A Pending JPS63102901A (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 単板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63102901A (ja) |
-
1986
- 1986-10-20 JP JP25026086A patent/JPS63102901A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH102098A (ja) | 木質床材 | |
JPS63102901A (ja) | 単板の製造方法 | |
JPS5850566B2 (ja) | 人工化粧単板の製造方法 | |
JPH0427927B2 (ja) | ||
US2086187A (en) | Surfacing lumber | |
JPS59169803A (ja) | 集成材の製法 | |
JPS59167208A (ja) | コルクフロア材およびその製法 | |
JPS5850846B2 (ja) | 突板単板の製造方法 | |
JPS60257203A (ja) | 木材の歪み防止方法 | |
JPS61171307A (ja) | 化粧単板の製造方法 | |
JP2659158B2 (ja) | 合板の薬剤処理方法 | |
JPS5941202A (ja) | 集成材の製法 | |
JPH01290401A (ja) | 集成材の製造方法 | |
JPS60199601A (ja) | 集成化粧単板の製法 | |
JPS63102902A (ja) | 化粧板の製造方法 | |
Chow | Finger jointing of green lumber | |
JPS59192510A (ja) | 人工化粧単板の製法 | |
JPS5938003A (ja) | 集成化粧単板の製法 | |
JPS6092803A (ja) | 表面強化化粧単板の製法 | |
JPS60176706A (ja) | 単板集成材の製法 | |
JPS5941255A (ja) | 化粧板の製造方法 | |
JPS6096403A (ja) | 薄層単板の製法 | |
JPS5894411A (ja) | 集成フリツチの製造方法 | |
JPS59169804A (ja) | 集成材の製法 | |
JPS6331701A (ja) | 強化化粧単板貼り合板の製法 |