JPS63102700A - ヒトのグリコアルブミンの定量において使用するための抗体 - Google Patents

ヒトのグリコアルブミンの定量において使用するための抗体

Info

Publication number
JPS63102700A
JPS63102700A JP62206605A JP20660587A JPS63102700A JP S63102700 A JPS63102700 A JP S63102700A JP 62206605 A JP62206605 A JP 62206605A JP 20660587 A JP20660587 A JP 20660587A JP S63102700 A JPS63102700 A JP S63102700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glycosylated
peptide
amino acid
sequence
bond
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62206605A
Other languages
English (en)
Inventor
ウイリアム・ジエイ・ノウルズ
ビンセント・テイ・マーチエシ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molecular Diagnostics Inc
Original Assignee
Molecular Diagnostics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molecular Diagnostics Inc filed Critical Molecular Diagnostics Inc
Publication of JPS63102700A publication Critical patent/JPS63102700A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1週ノと12一 本発明は、ヒトの血液試料中の、ここではグリコアルブ
ミン記す、アルブミンのグリコシル化した形態の決定に
関するものである6個々の血液中のアルブミンのグリコ
シル化の程度の決定は糖尿病患者におけるグルコース濃
度抑制の有用な指オスである。特に、本発明はヒトのア
ルブミン中の525の位置におけるグリコシル化リシン
残基を特異的に認識する単クローン性抗体の製造に関す
るものである。
アルブミンは血液の主な血清蛋白質であり循環中C′1
0日の半減期を有している。非酵素的なグリコシル化反
応は、すべての個体中の僅かな割合に対するグルコース
の共有結合をもたらす。非酵素的なグリコシル化は循環
するグルコースの濃度に依存するから、血液中グルコー
スの比較的高い平均濃度を有する糖尿病患者はグリコシ
ル化アルブミンの増大を有している。それ故、糖尿病状
態の重さは、グリコシル化アルブミンの割合に反映する
類似の反応はグルコースとヘモグロビンの間で生じてヘ
モグロビンAlc及びその他のグリコシル化ヘモグロビ
ンを産生ずる。ヘモグロビンは120日の寿命を有し、
それ故、グリコシル化ヘモグロビン値の決定はその期間
に対する平均的な循環グルコース濃度を反映するのに対
して、グリコアルブミンの定量は10日の平均循環グル
コース濃度ヲ表わす。グリコシル化ヘモグロビン値の重
要性は、糖尿病の症状の正確な評価のために臨床的にm
要であるものとして広く認識されている。グリコシル化
ヘモグロビンのための検定は、ヘモグロビン分子が着色
しており、従って安価な分光計を用いて容易に定量する
ことができるから、比較的容易に発達した。アルブミン
は無色であり、グリコアルブミンの定量のための方法は
炭水化物を着色物に誘導体化するか又はグリコアルブミ
ンの蛋白質部分で反応させて着色物質を生じさせること
を必要とする。この理由によって、現在のところでは、
臨床検査室における大規模な使用のためのグリコアルブ
ミンの検定は存在していない。
多くのグリコアルブミンの分析方法の提案が文献により
公知である。それらの中の主なものはボロン酸塩クロマ
トグラフィー及びチオバルビッール酸分析に基づくもの
である。ボロン酸塩クロマトグラフィ一方法は、たとえ
ば、ピアースケミカル社のグリコゲルに対して結合した
、結合蛋白質の比色定量を包含する。この検定において
は、血清をボロン酸塩アフィニティーカラムに付与する
と、そこですべてのシスージオール含有物茸(たと乏ば
、グリコアルブミン及びその他の糖蛋白質)が結合する
。これらの物質を次いで溶出し、蛋白質と反応して着色
生成物を与える染料を添加したのちに、結合及び溶離画
分の両者を定量する。この方法の主要な欠点は血清中の
多くの非アルブミン蛋白質が糖蛋白質(たとえば、免疫
グロブリン)であり、それ故、ボロン酸塩クロマトグラ
フィー検定において結合し且つ測定されること;カラム
方法は分離と分析のために多くの段階を要し且つ自動1
ヒが容易でないこと;及びグルコースがボロン酸塩結合
を妨害することを示唆するデータもまた存在すること、
である。チオバルビッール酸検定においては、ケトアミ
ン−蛋白質付加物を、しゆう酸による加水分解によって
5−ヒドロキシメチルフルフラールに変えて着色物を生
じさせる。
この場合の主な欠点は加水分解が100℃以上で2〜4
時間を要すること;及び現在のところでは、標準物質又
は較正物質が入手できないことである。
グルコースとアルブミンの反応は(a)グルコースのC
−1とアルブミンのアミノ基の間のシップ塩基の生成及
び(b)アミノ基の窒素に共有結合した1−デオキシフ
ルクトシル炭水化物を生じるアマトリ転位反応を包含す
る。!ルブミン分子は酵素によらないグリコシル化に対
して60の可能部位(アミノ基)を有している。これは
リシン残基の59のイプシロンアミノ基と蛋白質のN−
末端上の1つのアルファアミノ基から成っている。60
の可1[5位の中で天然分子中では一つのリシンのみが
グリコシル化されていることが知られている。
しかしながら、他のリシンを種々な程度にグリコシル化
することが可能である。既知のリシンはリシン525[
蛋白質のN−末端から数えて525番目のアミノ酸−〃
−リックら、ジャーナル オブビオロシカル ケミスト
リー、25B:6142(1983)]としで同定され
ており、この位置がここでも確認されている。このリシ
ンの特異的なグリコシル化及びアルブミンのグリコシル
化の速い速度についての理由は完全には明らかでない。
リシン525に対する特異性は、(a)位置524にお
ける隣接リシンへの近接効果及びそれによるグリコシル
化反応を一層活性化するリシン525のε−アミノ基の
p K aの低下、(b)アルブミン分子の水性の外部
へのリシン525側頻の露出、及び/又は(c)未知の
機構によってグリコシル化反応に討するリシン525の
反応性を増大させるアルブミン分子の3−次元的構造、
によるものと思われる。
単クローン性抗体は、合成ペプチドを含む、種種の有機
化合物への結合に対する正確な特異性を有することが知
られている。しかしながら、この方法の有用性とグリフ
アルブミンに対する免疫検定に対して認められている必
要性にもかかわらず、グリコアルブミンの定量に対して
有用な抗体の取得のための方法は未だ報告されていない
本明細書中ではペプチド中のアミノ酸単位に対して以下
の略称を使用する: アルギニン         Arg アスパルチン酸       Asp グルタミン酸         Gluリシン    
       Lys セリン          Ser アスパラギン         Asnグルタミン  
       Gln グリシン          Gly プロリン           Pr。
トレオニン         ”I’hrアラニン  
        Ala ヒスタミン         His システィン         Cys メチオニン         M e tバリン   
       Val イソロイシン        エ18 0イシン           Leuチロシン   
       Tyr フェニルアラニン      Phe トリプトファン        Trpアル7アーアミ
ノ酪酸     Abaλ胛ユ灸咋 か(して本発明の目的は、ヒトの血液試料中のグリフア
ルブミンの定量のための免疫検定法の基礎として役立て
ることができるグリコアルブミンに対して特異的に結合
させるための抗体を提供することにある。糖尿病の症状
を評価するための比較的簡単で信頼性のある手段を提供
する免疫検定法に対しては、十分に認aされでいるが未
解決の必要性が存在している。
525の位置におけるリシン残基、すなわち、遊離のN
−末端アミノ基から数えてペプチド連鎖中の525@目
のアミノ酸、1こおいてグリコシル化しであるヒトのア
ルブミンに対して特異的に結合する単クローン性抗体を
生じさせることが特に本発明の目的である。本明細書中
で用いる場合に、グリコシル化したアミノ酸とは、非酵
素反応によりグルツースを用いて1−デオキシフルクト
シル残基によって変性しであるアミノ基を有するアミノ
酸を意味する。
本発明はソましいグリコアルブミン特異性を有する単ク
ローン性抗体を分泌する体細胞ハイブリドーマを取得す
るための方法を提供することによって、これら及びその
他の目的と利点を達成する。
かかるハイプリドーマは免疫原性担体物質に化学的に結
合した適当なグリコシル化ペプチドを包含する免疫原で
免疫にしである動物、好ましくはマウス、からのリンパ
球との骨髄腫細胞の常法による融合によって生成させる
。免疫原中のグリコシル化ペプチドは合成的に又は蛋白
質加水分解によって取得することができ、且つそれは第
一に非酵素反応によってグリコシル化しであるアミノ基
を有するリシン残基、及び第二に、525の位置のリシ
ン残基に隣接するヒトのアルブミンのペプチド配列に相
当する位置における少なくとも一つの他のアミノ酸単位
を包含している。
かくして、本発明の基クローン性抗体は、式のグリコシ
ル化したペプチド残基に対して特異的に結合するが、上
式中において、グリコ−(NH)はリシン残基中の非酵
素反応的にグリコシル化したε−アミノ基を表わし、A
A、及びAA2の中の一つ又は両方は、好ましくは1〜
12のアミノ酸を含有するアミノ酸の配列であって、そ
の中で、少なくとも一つ、好ましくは全部のアミノ酸単
位がリシン525に隣接するヒトのアルブミンのペプチ
ド配列に相当する位置にあり、且つAA、及びA A 
2の中の一つのみがかかる配列である場合には、他のも
のは単なる結合、末端アミノ又はカルボキシル基、ある
いは付加的なアミノ酸残基である。
抗体結合部位を包含するそのフラグメントをも含む上記
の基クローン性抗体、かかる抗体を分泌するハイプリド
ーマ細胞系、かかる細胞系から基クローン性抗体を産生
するための方法、及びかかる方法において用いる細胞系
及び免疫源を取得するための方法に加えて、本発明は、
たとえば全血、血清又は血漿のようなヒトの血液試料中
のグリコアルブミンを定量するための免疫検定方法をも
提供する。この方法においては、血液試料を本発明の基
クローン性抗体又はそのフラグメントと接触させる。必
要又は所望に応じて、血液試料を先ず変性処理するか、
さもなければ、顕著な量のグリコアルブミンが試料中に
存在する場合にリシン525においてエピトープを暴露
出させる。然るのち、試料からのグリコアルブミンへの
抗体試薬の結合を、任意の通常の免疫検定法手順に従っ
て、試験する試料中のグリコアルブミンの量の関数とし
て定量する。本発明は合成的に、又は、免疫原中のペプ
チド残基として働らくことができるか又はその前駆体で
あるグリコアルブミンあるいは非グリコシル化フルブミ
ンの蛋白質加水分解によって調製した、新規且つ有用な
ペプチド及プそのグリコシル化形態をも提供する。
発贋しと災岸jJ歓認− 第1図及ゾ第2図は、本発明において有用な免疫原を生
成させるために通常の免疫原担体物質に対して結合させ
ることができる好適ないくつかのグリコシル化ペプチド
フラグメント又は残基を示している。構造(1)及び(
2)は、リシン525の区域におけるグリコアルブミン
の部分的配列及び蛋白質加水分解酵素トリプシン(実線
三角)及び■8プロテアーゼ(点線三角)に対する開裂
部位を示す。リシン525上の星印は生体内グリコシル
化の部位を示す。構造(3)乃至(12)は合成的に製
造することができるペプチドフラグメントを示す。
リシン525における以外の星印は試験管内合成の間に
付加的にグリコシル化する可能性のある部位を示す。図
面中で、且つ本明細書全体にわたって、配列は左側のN
−末端から右側のC−末端へと示されている。一層詳細
な説明を以下に実施例に示す。
奸 −形1、の 明 本発明の基クローン性抗体は、主として、ヒトのアルブ
ミン中のリシン525の頌域におけるグリコシル化した
ペプチド配列の結合に討するその特異性を特徴とする。
このグリコシル化残基はグリコアルブミンの顕着なりI
造的特徴である。本発明の抗体は、少なくとも、グルコ
ースとリシン中のε−アミノ基間の反応生成物のアマト
リ転位によって生じた1−デオキシフルクトシル変性リ
ジン単位、及びそれからのびている、リシン525に隣
接するグリコアルブミンに相当する位置に少なくとも一
つのアミノ酸単位を包含しているペプチド配列から成る
エピトープすなわち抗原決定部位を必要とする。エピト
ープを特性化するペプチド配列中の他のアミノ酸単位は
天然のグリコアルブミン配列中に表われるものと同一で
あっても異なっていてもよい。このようにして、エピト
ープは、抗体が結合し且つグリコアルブミン中のグリコ
シル化リシン525配列に対して独特である炭水化物と
ペプチド配列から成るものとして特徴付けることができ
る。抗体は式: のグリコシル化ペプチド残基と特異的に結合することが
好ましいが、上式中においてグリコ−(NH)、A A
 、及びAA2は前記と同様である。最低限度として、
アミノ酸配列AA、及びAA2は、試験試料中に存在す
る可能性のあるグリフアルブミン中の池のグリコシル化
リジン単位又はその他の蛋白質あるいはペプチドに対し
てではなくてリシン525におけるグリコシル化に対し
て特異的であるため(こ1土、リシン525の近くのグ
リコ7ルブミン中の配列に相当する位置にあるアミノ酸
を包含していることが必要である。AA、及びA A 
2の一方又は両方が、グリコアルブミン中の位に525
におけるリシン残基に隣接するペプチド配列に正確に一
致する1〜12のアミノ酸の配列であることが好ましい
リシン525の両方の側に12のアミノ酸を含んでいる
グリコアルブミンの配列は次のようである(N−末端か
らC−末端の方向へ)ニー−11e −Cys −Th
r −Leu−Ser −G l u−Lys −−G
lu−^rH−Gln−11e−Lys−Lys(52
5)−−Gln−Thr−^1a−Leu−Val−1
1:1u−Leu−−Val −Lys−His−Ly
s−Pro−一本発明の単クローン性抗体は、前記の式
(A)中でAA、及びAA2が下記のものから選んだも
のである場合の式(A)のペプチド残基に討して特異的
に結合することがもっとも好適である:^^+ニーLy
s−Glu−^rH−に1(1−11e−Lys−1−
Gln−^rg−Gln−11e−Lys−1−^rH
−Gln−11e−Lys−1−Gln−11e1Ly
s−1 −I 1e−Lys−1 Lys−又は結合、及び ^^2ニーGln−Thr−^1a−Leu−Val−
Glu−−GIr+−Thr−八Ia−Leu−Val
−−Gln−Thr−^1a−Leu− −Gin−Thr−^1a− −Gir+−Thr− −G I n−1又は結合。
本発明に従って、全蛋白質に対してではな(、アルブミ
ン分子のグリコシル化したリシン525部分に対しての
み抗体を産生ずるハイブリドーマ細胞系を生ゼしぬ且つ
そのような細胞系及びその抗体をスクリーニングするこ
とによってグリコシル化リシン525エピトープと選択
的に反応することができる単クローン性抗体を確認し且
つ単離する。
このような抗体を産生させるために、天然に生じるグリ
コシル化ペプチド配列に一致する蛋白質連鎖のフラグメ
ントを担体に結合させ且つ実験動物に注射することによ
って免疫応答を引き出す。
免疫を与えた動物からのたとえば評&1細胞のようなリ
ンパ球を骨髄腫細胞と融合させることによってハイブリ
ドーマを生じさせ、それを単クローン性抗体の産生のた
めに培養し且っスクリーニングする。単クローン性抗体
を、グリコシル化ペプチドエピトープに対して選択的な
ものについてスクリーニングし、特定の細胞系を、一層
の量の単クローン性抗体の産生において使用するために
クローンする。このような単クローン性抗体技術につい
ての総説は、メルチャーズら者、リンパ球ハイブリドー
マ、スプリンガー出版にニーヨーク、1978)、ネー
チャー266:495(1977)、サイエンス208
:692(1980)、及プ酵素学における諸方法73
(パートB):3〜46(1981)中に認められる。
実験動物、たとえば、BALB/Cマウス、ラットなど
に注射するための適する免疫源を調製するためには、グ
リコシル化したアルブミンフラグメントを、天然に生じ
るヒトのアルブミン又はグリコアルブミンから産生及び
単離するか又は化学的に合成し且つ精製しなければなら
ない。本発明において有用なグリコシル化ペプチドフラ
グメント及ゾその非グリコシル化形態又は前駆体は式:
(QNll) ; (N)12>(Cys)Q−(Tyr)r−AA+−L
ys−Δへ2−(Tyr)s−(Cys)t(COOH
)<B> のちのであるが、上式中でAA、及びA A 2の中の
少なくとも一つはヒトのアルブミン中のリシン525に
膿接するペプチド配列に相当する1〜12のアミノ酸の
配列であり、且つAA、及びA A 2の中の一つのみ
がかかる配列である場合には、他方は結合であり;q及
びしは、他と無関係に、ゼロ又は1であり;r及びSは
、他と無関係に、ゼロ、1又は2であり;QNHはリシ
ン中のε−アミノ基を表わし且つQは水素又は1−デオ
キシフルクトシルであり:(N H2)A A 1中の
N−末端アミノ基及びAA、又はA A 2中のリシン
単位はグリコシル化してあってもグリコシル化してなく
てもよい。フラグメント中でQのみがグリコシル化しで
あることが好ましい。通常はqとtの中の一つが1であ
る場合は、他方はゼロであり、且つさらにq又はtがゼ
ロである場合はr又はSは、それぞれ、やはりゼロであ
る。
好適実施形態においては、グリフアルブミンをヒトの血
液から単離し、適当な蛋白質加水分解酵素又は酵素類を
用いて111N裂して、グリコシル化したリシン525
及V隣接するアミノ酸を包含する適当な大きさのペプチ
ドフラグメントを与える。
アルブミンはその本来の立体配座において蛋白質加水分
解に対して実質的に耐性であるから、通常は望ましい蛋
白質加水分ヤを生じさせるために必要な程度に蛋白質を
変性することが必要である。
かくして生じるグリコペプチドフラグメントを、炭水化
物残基に対する選択的な親和性を有するデル上のクロマ
トグラフィー及び高性能液体クロマトグラフィー(HP
LC)のような通常の方法によって単離する。非グリコ
シル化アルブミンの開裂によって非グリコシル化ペプチ
ドフラグメントを調製したのち、そのフラグメントをグ
リコシル化することもまた可能であるが、リシン525
に加えて、たとえば、他のリシン単位及びN−末端アミ
ノ基の部位においてグリコシル化が生じる可能性がある
から、逼かに望ましくないということば明らかである。
ヒトのアルブミンの蛋白質加水分解によって調製した好
適なグリコシル化ペプチドフラグメントは次のものであ
る: QNH (Nt12)Lys−Gln−Thr−^1a−Leu
−Val−Glu−Leu−Vat −Lys(COO
H)、及び (QNH) (Nl2)Arg−Gln−11e−Lys−Lys−
Gln−Thr−^l a −Leu −Va 1−G
lu(COOH)、 上式中でQは1−デオキシフルクトシルである。
望ましい配列のペプチドフラグメントの714*に討し
ては、通常の手順に従かい且つ市販のペプチド合成装置
を用いる化学的合成をも使用することができる。ペプチ
ド合成によって生成するペプチドを、適当な条件下に、
たとえば、グルツース−飽和ビリノン、又はグルツース
−飽和ビリノン:酢酸(1:1 )中で、室温において
48時間グリコシル化する。このような試験管内グリコ
シル化の間に、リシン525に相当するものを含み且つ
それに加えて当該ペプチド中のN−末端アミノ基及びす
べてのリシン単位のε−アミノ基がグリコシル化する可
能性がある。このような付加的なグリコシル化は、ペプ
チドフラグメント中のかかるグリコシル化の末梢位置又
はその配置のために、このようなグリコシル化1こ関し
て非特異的に応答する動物によって免疫の間に異なるよ
うに耐容させることができるか、又は、たとえば一つ以
上の末端アミノ酸、特に場合によってはグリコシル化さ
れたN−末端アミノ酸の蛋白質加水分解によるようにし
て、選択的に除去することができる。ペプチド合成によ
って調製される好適なグリコシル化及び非グリコシル化
ペプチドフラグメントは以下のものであるニ ーTyr−Δ^、(COOH)、 −Leu(COOtl)、 (QNH) 本     1 (Nl2)Gln−11e−Lys−Lys−Gln−
Thr−八Ia−Leu−Val−C1u−−Leu−
^へ4(COO11)、 (NI+2)AA5−Gin−11e−Lys−Lys
−Gln−Thr−^1a−Leu−Val −−Gl
u(COOH)、 (QNII) (N112)八Δ6−Lys−Gln−Thr−^1a
−Leu−^へ、(COOI+)、及び (Nl2)^^5−ArH−Gln−11e−Lys−
L、ys−Gln−Thr。
式中でQは水素又は1−デオキシフルクトシルであり:
 A A’ 3はL ys−G 1u−A rHlAr
g又は結合であり;AA4はCys又は結合であり: 
A A sはArg又は木 L ys、又は結合であり;AA、はCysT yr−
T yr。
CysT yr、 Cys、又は結合であり;ペプチド
中のN−末端アミノ基及びLys、111位はグリコシ
ル化しであるか又はグリコシル化してない。上式のもつ
とも有用なグリコシル化ペプチドは、1−デオキシフル
クトシルであるQとグリコシル化してないN−末端アミ
ノ基及びその他のLys単位を有している。
好適な非グリコシル化前駆体ペプチドは以下の式のもの
である: Lys−Glu−^rFl−Gln−1!e−Lys−
Lys−Gln−Thr−^1a−−Leu −Va 
l −Tyr −Cys、 Cys −G l u−^
rg−Gln−11e−Lys−−Lys−Gln−T
hr−^Ia−LeuSGln−11e−Lys−Ly
s−−Gln−Thr−^1a−Leu−Va1−に1
u−Leu−Cys、及びLys−Gln−Thr−Δ
I a −Tyr −Tyr −Cys、 Lys −
Lys −G l n −Thr−^1a−Tyr−T
yr−CysSIle−Lys−Lys−Gln−Th
r−^!a−Tyr−Tyr−Cys1GIn−11e
−Lys−Lys−C1n−Thr−^1a−Tyr−
Tyr−Cys、及びCys−Tyr−Tyr−八rg
−Gln−11e−Lys−Lys−Gln−Thr。
リシン525に相当するリシンの一層特異的なグリコシ
ル化はa−アミノ保護したε−アミン1−デオキシフル
クトシルリジンと結合させた?8液及び固相ペプチド合
成の組合わせによって取得゛することができる。この合
成において、A A = −(T yr)r−(Cys
)s−(COOH)は通常の合成によって調製すること
ができる。リジン(a−アミノ保護したε−デオキシフ
ルクトシルリジン)は別個に調製し且っ古典的な溶液相
化学を用いてかかるペプチドのアミノ末端に結合させて
、 (QNH) (B)Lys−^^2−(Tyr)s−(Cys)t−
(COOH)を与えるが、上式中でBはリシンのα−ア
ミノ基上の、たとえばt−ブトキシカルボニル(t−B
 OC)、ノニトロフェニル(D N P )、p−フ
ルオレニルメトキシカルボニル(fM OC)、又はQ
HN−Lys(1−デオキシフルクトシルリジン)を変
化させることなく除去することができる他の適当な保護
基のような、保護基である。保護基はリシンの1−デオ
キシフルクトシル構造を変化させることがない選択した
化学的手段(当該保険基に依存する)に五つで除去する
ことができる。このペプチドは直接に免疫原として又は
免疫検定法において使用することができ、あるいはN 
H、−(Cys)q−(T’yr)r−A A +の付
加によって延長して、 を生じさせることができる。この付加は古典的な溶液又
は同相ペプチド合成を用いる連続的な延長によって、あ
るいは予め形成させたNl2−(Cys)q−(Tyr
)r−^Δ、をQHN−Lys−AA2−(Tyr)s
−(Cys)t −(COOH)に対して縮合させて最
終生成物を与えることから成るセグメント縮合によって
、行なうことができる。
末端Cys単位の導入は、たとえば、この分野で公知の
二官能性結合剤、たとえば、m−アレイミドベンゾイル
−N−スルホスクシンイミドエステル(M B S )
、によるようにして、免疫源性担体物質に対するペプチ
ドの選択的カップリングを可能とする。あるいはまた、
通常のペプチド縮合法、たとえば、カルボジイミドカッ
プリング剤を使用して、C−末端力ルボキシル基を通じ
てペプチドフラグメントを結合させることができる。一
般的に公知のその他の結合方法をも用いることができる
ペプチド上の末端単位として、又はアルブミン特異性配
列及び/又はペプチドの免疫源性担体物質に対するカッ
プリングに対して用いられる末端アミノ酸に隣接させて
、たとえば末’i@Cys単位に隣接させて、一つ又は
二つあるいはそれ以上のTyr単位を導入することもま
た、一般に好適である。ペプチド残基の非特異的望域中
のTyr単位の存在は、ペプチドのグリコシル化特異性
の領域の免疫源性を増進し、それによって抗体の応答を
刺激するものと思われる。
それ故、特に好適な実施形態においては、上式中のAA
、とAA2は、それぞれ、配列Cys−(Tyr)r−
によって始まり、配列−(Tyr)s  Cysによっ
て終るが、ここでr及びSは1から多いときは10以上
までの整数、好ましくは1又は2である。
もつとも一般な意味において適当な免疫グロブリンの産
生を刺激するために用いる免疫原は、免疫原性担体物質
に対して化学的に結合した一つ以上のグリコシル化ペプ
チド残基を包含する。このような免疫原に対する一般式
は犬のものである:式中でグリ:+−(NH)、A A
 +及びA A 2は、論又はnがゼロである場合は、
それぞれ末端アミノ又はカルボキシル基であってもよく
;Rは結合又は結合基であり;担体は免疫原性担体物質
であり;m及びnの中の一つは1であり且つ他のものは
ゼロであり;且つpは平均して1乃至担体上に存在する
カップリング部位の数であることを条件として、前記と
同様な意味を有する。残基AA、及びA A 2は前記
のようなTyr及びCys単位を含有することができる
免疫原性担体物質は、グリコシル化ペプチド残基へのカ
ップリングのために使用することができる官能基を有す
る一般的に公知のものの中から選択することができる。
大部分の場合、担体は蛋白質又はポリペプチドであるけ
れども、十分な大きささ免疫原性の、たとえば、炭水化
物多糖類、リボ多糖類、核酸などのような他の物質をも
同様に使用することができる。大部分に対して免疫原性
蛋白質入ゾポリベプチドは、4000〜10,000.
000、好ましくはis、oooよりも大、さら1こ一
般的には50,000よりも大きい分子量を有する。一
般に、一つの動物種から得た蛋白質は、池の種の血液流
中に導入するときに免疫原性である。特に有用な蛋白質
はアルブミン、グロブリン、酵素、ヘモシアニン、グル
テリン、者るしく非蛋白質的な成分を有する蛋白質など
である。
通常の免疫原性担体物質及びそれに対してノ1ブテンを
結合させるための方法に関する技術の現状についてのそ
の他の文献は以下のものである:パーカー、生物学的に
活性な化合物の放射性免疫検定法、プレンチスーホール
(エングルウッドクリックス、ニューツヤ−ジー、米国
、1976);パトラ−、ジャーナル オブ イミュノ
ロジカル メソッド7:1〜24(197f3);ウニ
インリプ及びシュロック、ドラッグメタポライドレビュ
ー10:271〜283(1974);ブラフトン及び
ストロング、クリニカルケミストリー、22ニア26〜
732(1976);及びプレイフェアら、プリティッ
シュメディカルブレチン30:24〜31(1974)
式(C)中のpの文字は担体1こ抱合するグリコシル化
残基の数、すなわち、免疫原のエピトープ密度を表わし
且つ1から担体丘に存在する結合部位の数に至る範囲で
あり、且つたとえばポリリシンのような、ある種の高分
子量合成ポリペプチドの場合には5000のような高い
値とすることができる。特定の担体上のエピトープ密度
は担体の分子量及び存在する結合部位の密度に依存する
。免疫原の合成の容易さと再現性及び抗体応答について
の考X!から、最適なエピトープ密度は当該担体上に存
在するカップリング基の約10%乃至約50%の範囲に
ある。
結合基Rは本質的に何らかの便宜且つ安定な構造とする
ことができる。このような結合基Rは通常は、単結合又
は、水素を省き、且つたとえば窒素、酸素及び硫黄のよ
うなヘテロ原子を含めたときに、1乃至約20原子を包
含する脂肪族連鎖の形態にある。グリコシル化残基は、
結合MRを形成させるために、メチレン、エーテル、チ
オエーテルイミノなどを含む、種々の基によって結合さ
せることができる。この分野の専門家には、免疫原の調
製のために選択することができる広く異なる結合基が公
知である。一般に、グリコシル化ペプチドは、担体分子
中の適当な基へのカップリング反応において活性である
、たとえばアミノ、カルボキシル、千オール、ヒドロキ
シル又はマレイミドのような官能基を末端基として調製
する。
特に好適な式(C)の免疫原は、その中で(a)  A
A、が末端アミノ基であり、A A 2がG lnT 
hr−A Ia−L eu−V al−G 1u−L 
eu−V al −Cysであり、mがゼロであり、且
つnが1である;(b)  AA、が(N H:)A 
rg−G In−、I Ie−L ysであり、AA2
がG In−T hr−A 1a−L eu−V al
−G Iuであり、mがゼロであり、且つnが1である
;(c)AA、が(N H2)L ys−G Iu−A
 rg−G ln−■1e−Lysであり、AA2がG
 In−T I+r−A 1a−L eu−V al−
T yr−Cysであり;lがゼロであり且っnが1で
ある; (cl)  AA、がCys−G 1u−A rg−G
 ln−I 1e−L ysであり且つAA2がG I
n−T hr−A 1a−L eu(C00H)であり
、鴫が1であり且つnがゼロであり;ここ本 でLysはグリコシル化しであるか又はグリコシル化し
てないリシン単位である; (e)AA、がGin−I 1e−Lys、 I 1e
−Lys。
Lys又は末端アミノ基であり、AA2がGln−Tl
+r−A Ia−L e’u−T yr−T yr−C
ysであり、mがゼロであり、且つnが1である: (f)AA、がCys−T yr−T yr−A rg
−G In−I Ie−Lysであり、AA2がG I
n−T hr−であり、mが1であり且つnがゼロであ
る 場合のものである。
免疫検定法において使用するために選択される抗体は免
疫グロブリンの部類のもの、たとえば、IgG、IgM
なと、及びそれらのサブクラスのものとすることができ
る。一般に、抗体はIgGの部類のものであり、所望す
るならば、抗体結合部位を含有するかかる抗体のフラグ
メント、たとえば、F ab、 F (ab’ )及び
F (ab’ )2を用いることができる。生物学的液
体中のグリコアルブミンの定量のための何らかの免疫検
定法において、選択した抗体試薬を用いることができる
。このような免疫検定法は免疫拡散法、免疫電気泳動法
、凝集方法及び補体固定のような比較的古典的な方法、
並びに、たとえば放射線免疫検定法及び非放射性同位元
素法を含む比較的新しい方法を包含する5後者の方法は
、抗体試薬への結合に対して標識試薬をグリコシル化分
析物と競争させる競争的結合方式のような、広く異なる
方式で実施することができる。抗体試薬に結合した標識
試薬又はそのよう1こ結合しない標識試薬から成る遊雑
の種の量を適当な方法で測定し且つ試料中のグリコシル
化分析物の量に機能的に相関させることができる。
放射性免疫検定法においては、標識が発生する信号は遊
離種と結合部の両者において定性的に同一であるから、
標識を測定するためには、その両者を物理的に区別しな
ければならない。このような方法は、相分籠の必要があ
ることから不均一なものとしてこの分野で公知である。
場合によってはEL I SA法(米国特許第3,65
4,090号参照)と呼ばれる、酵素標識免疫検定法及
び蛍光免疫検定法(米国特許第4,201,763号、
4゜133.639号及び3,992,631号参照)
、特に粒子濃度蛍光免疫検定法(ヨーロッパ特許公開明
細書出124,050号参照)を包含する、その他の不
均一免疫検定法が公知である。
かなり最近、結合相手、たとえば、抗体による4楳識試
薬の結合によって検出可能な信号を変調させることがで
きる標識の使用により分離段階を不必要とする多くの免
疫検定法が開発された。このような方法は均−法として
知られ、分離の必要がなく且つ放射性同位元素を用いな
いことから、本発明において使用する際に有利である。
このような方法のいくつかは、蛍光消光及び強化(米国
特許第4.160,016号参!@)、エネルギー移動
免疫検定法(米国特許第3,996,345号)及び二
重抗体立体1草書免疫検定法(米国特許第3,935、
(’174号及び3,998,943号参照)である。
特に好適な均一免疫検定法は、酵素触媒反応に関わる標
識を使用するものである。その例は基質標識免疫検定法
(米国特許第4,279,992号及び英国特許第1,
552,607号参照)、補欠分子団(FAD)標識免
疫検定法(米国特許第4,348.565号参照)たと
えば、抑制子標識を用いる、酵素モノニレ−ター標識免
疫検定法(米国特許第4.134,972号及び4,2
7.3,866号参照)及び酵素PJ識免疫検定法(米
国特許第3,817゜837号参照)である。
本発明の単クローン性抗体は、ヒトのアルブミン中のリ
シン525を包含するグリコンル化ペプチド残基への結
合に対して特異的である。場合によっては、望ましい免
疫検定を達成するために、天然のアルブミン中のグリコ
シル化リシン525エピトープを露出させることが、検
定性能の向上のために必要であるか又は特に望ましいこ
とがある。完全な蛋白質中のエピトープの露出は、少な
くともエピトープの領域における物理的又は化学的な変
性又は消化によって達成すべきものと了解される。この
ような変性又は消化は、エピトープの領域に局在化させ
てもよいし、あるいはさらに一般的に、又は蛋白質の三
次、さらに加えて二次構造の実質的に完全な変性すら、
あるいは蛋白質の部分的又は完全な消化を包含してもよ
い。
必要又は所望に応じ、変性は、たとえば熱、超音波照射
、高又は低pHのような物理的手段による蛋白質の通常
の処理、溶液中のカオトロピック剤、すなわち、カオト
ロープとの相互作用による化学的変性を包含する種々の
方法で達成することがでさる。有用なカオトロピック剤
は、通常は、制限なしに、グアニジン尿素及び、たとえ
ば、ドデシル硫酸ナトリウム(S D S )及び、制
限なしに、デオキシコール酸塩及びある種の胆汁酸塩、
3−(3−コールアミドプロピル)−ジメチルアミノ−
1−プロパンスルホン酸塩、メタノール、プロパノール
、アセトニトリルのような有機溶剤及びチオシアン酸ナ
トリウムのような、ある種の塩類を包含する、その他の
ものを含んでいる。たとえば、トリトンX−100、/
ニデットNP−40及びオクチル−グリコシドのような
非イオン洗剤もまた蛋白質変性剤として働らくことがで
きる。ジスルフィド結合を還元する試剤(たとえばメル
カプトエタ/−ル又はジチオトレイトール)の包含は、
変性プロセスの有効な促進剤となる。蛋白質変性は通常
は、化学的手段及び/又は化学的手段と物理的手段の組
合わせ(たとえば、グアニジンと加熱、グアニジンとS
DS、又はグアニジンとジチオトレイトール)を用いる
場合に、もつとも効果的に達成することができる。いう
までもなく、露出したエピトープの顕著な量が抗体結合
のための溶液に対して接近することができなくなるよう
な蛋白質の実質的な不溶化、漿果又は沈殿を生じさせる
変性条件は避ける。有用な免疫結合を得るためには十分
な量の変性蛋白質が、溶液又は1gl濁液として、留ま
っていなければならない。必要な可溶化の程度は、意図
する又は望ましい結合の環境に依存する。
本発明を以下の実施例によって例証するが、これらの実
施例は本発明を制限するものではない。
実施例 正常な供血者の全血を、くえん酸塩−デキストロース溶
液中に集めて、遠心分離により赤血球と血漿に分離した
。血漿画分を100z1のボロン酸塩−7ガロース力ラ
ム(グリコデル、ピアース ケミカル社、ロック7オー
ド、イリノイ州、米国)上で、pH8,0の0.25M
酢酸アンモニウム、50 wrM  M gc b中で
、クロマトグラフィーにかけた。結合した両分(主とし
てグリフアルブミンと免疫グロブリンを含有)を0.1
 M )リス、0゜2Mソルビトール、10mM  E
DTASpH8゜0、を用いて溶出した。免疫グロブリ
ンからグリコアルブミンを分離するために、結合した両
分を50mMりん酸ナトリウム、pH8,0、中に透析
して、100z1のDEAEアフイーゲル ブルーカラ
ム(ビオ−ラッド研究所、リッチモンド、カルホルニア
、米国)上に負荷した。カラムをゼロ乃至1.4MのN
 a C1のグラジエントを含有する50mMのりん酸
ナトリウム、緩衝剤、pH8,0、で溶出した。溶離液
を280nmでモニターして、グリコアルブミンをSD
S〜ポリアクリルアミドデル電気泳動によって確認した
。いくつかの実験においては、血漿を、グリコデル カ
ラム前に、DEAEアフイーデル ブルー上でクロマト
グラフィーにかけた。分離の順序はアルブミン又はグリ
コアルブミンの純度に影響を与えなかった。
上記のようなりEAE−7フイーデル ブルーカラム上
で引続いて分離したグリコデル非結合画分から非グリコ
シル化アルブミンを精製した。アルブミンとグリコアル
ブミンを、0.05%のナトリウムアジYを含有するり
ん酸塩緩衝食塩水(PBS、7.2uM  Na2HP
O−,2,8mMNaH2PO,,127+nM  N
aCN、、pH7,4)中に透析し、凍結乾燥して、そ
の後の使用まで一80℃で保存した。
羨1 ヒトの血清アルブミンは59のリシン残基を有し、その
中の−っが天然分子中の主なグリコシル化の部位である
。グリコシル化したリシン(位置525で)を含有する
ペプチドを産生させるために、2種のプロテアーゼ ト
リプシン及び黄色ブドフ状球菌■8プロテアーゼの独特
の特異性と結合させたアルブミンの既知の蛋白質配列を
用いた。
トリプシンは、リジンとフルギニンのカルボキシ側にお
いてペプチド結合を開裂させるが、グリコシル化したリ
シンのカルボキシ側においては開裂させない。スタフイ
V8はセパルチン酸とグルタミン酸のカルボキシ側で開
裂させる。それ故、トリプシンによる消化又は■8によ
る消化は、位置525においてグリコシル化しであるリ
ジンを含有する各ペプチドを与えるものと思われる[図
面中の構造(1)及び(2)参照−実線及び点線の三角
は、それぞれ、トリプシンと■8プロテアーゼに対する
開裂部位を示す1゜ アルブミンはその自然の立体配座において蛋白質加水分
解に対して実質的に耐性である。蛋白質をプロテアーゼ
に対して最高に露出させるために、グリコアルブミンを
8Mの尿素、5mMのノチオトレイトール(D T T
 )、0.1Mの重炭酸7ンモニツム・pH7,5、中
で室温において2時間変性した。変性した蛋白質溶液を
、プロテアーゼの蛋白質に対する1:500比(酵素の
重さ:グリコアルブミンの重さ)を有する0、1Mの重
炭酸アンモニウム、pH7,85、に徐々に加えた。生
しる尿素の最終濃度は0.8Mであり、その溶液を37
°Cで16時間保った。次いで酵素(重量は第一の添加
と等量)を加え、溶液を8時間培養した。溶液をボロン
酸塩アジイーグル601カラム(ビオラッド、リッチモ
ンド、カリホルニア、米国)に加えて炭水化物含有ペプ
チドを選択的に結合させた。カラムを50mMm炭酸ア
ンモニウムで十分に洗浄したのち、結合したベブチVを
0.1M酢酸で溶出した。溶離したペプチドを乾燥し、
2゜IIIMのりん酸カリウム、pH7,0、中に再懸
濁して、アルテックス−〇 D S (4、1IIIm
X 25 cm)HPLCカラム(レーニン、エマ−ビ
ル、カリホルニア、米国)上に注入した。上記の緩衝液
中の1%アセトニトリル/分から60%アセトニトリル
の最終濃度までのグラジェントを用いて結合成分を溶出
した。各両分を集め、乾燥し、アルゴン下に0.02%
のフェノールを含有するeN  HCf中で24R間加
水分解した。加水分解物を乾燥し、OPAプレカラム誘
導体化手順(ベンゾン及びヘア、プロシーディング、ナ
ショナルアカデミーオブ サイエンス72:619〜6
22.1975)及ヒアミノ酸の分離−HPLCC−1
8カラム(スベルコ、ベルホンテ、パサデナ州、米国)
上の○PA付加物の分離を用いて分析した。アミノ酸を
既知の標準(標準物H;ピアース ケミカル社、ロック
7オード、イリノイ州、米国)との比較により識別し且
つ定量した。トリプシン及び\18ペプチドに対する予
想値と実測値を第1表中に示す。
亀1fi スタフイ■8プロテアーゼペプチド アミノ酸    L1江  実測値 GLU       3   3.I THR11,0 ARG       1   1.2 ALA       1   1,0 VAL       1   1,0 ILE       1   0.7 LEU       1   1.0 LYS       2   1.9 トリプシンペプチド アミノ酸    予想値  癩u1 GLU       2   2.I THR1,1,0 ALA       1   1.2 VAL       2   1.8 LEU       2   2.0 LY3      2   2.0 実施例3:i    *5’)解約に開裂させたグリコ
ペプチドの担体蛋白質への 合 C−末端カルボン酸を選択的に活性化して担体蛋白質の
アミンに対して結合させたくセル34:587−596
.1983)。200μffiの0.01NH(l中の
2HのEDCI(1−エチル−3−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)−カルボジイミド、ピアース ケミカル社
)を実施例1の2111gの乾燥グリコペプチドに加え
た。この溶液を迅速に21のH2O中の6II1gのキ
ーホール リンベット ヘモシアニン(KLH)に加え
て沈殿を生じさせた。溶液のpHを0.1Mの炭酸アン
モニウムによって9゜0に上げ、3時間攪拌したのち、
P B S l:対して透析した。チオバルビッール酸
試験(7ラツキンが−及びウィンターハルター、FEB
Sレターズ71:356〜360.1976)は、標準
としてフルクトースを使用して、少な(とも2の炭水化
物/100,000分子景のKLHを示した。
実施例4:フルプミンベプチドの −人成(a)  ア
プライド ビオシステム430Aペプチド合成装置(ア
プライド ビオシステムズ、7オスター シティ−、カ
リホルニア、米国)を用いてベブチrを得た。
カルボキシル末端アミノ酸を、フェニル7−1=)アミ
ドメチル結合によって、133 Wl 1 g当り0.
7xlモルの置換度で、樹脂に結合させた。一般に、−
回の合成で0.5IIIIII01のペプチドが生じた
。ジクロロメタン(DCM)中の60%トリフルオロ酢
酸を用いでN−末端t−BOCを除去し且っα−アミン
をジメチルホルムアミド(D M F )中の10%ノ
イソプロとルエチルアミンで中和した。t−BOCアミ
ノ酸(2l6io&)を、2xlのジクロロメタン中の
lll1ωolのジシクロへキシルカルボジイミドの添
加によって、対称無水物に転化させた。t−B OCア
ミノ酸の側鎖を次のようにして保護した:Arg(TO
S)、A sp(○B zl>、Cys(4−CHB 
zl)、Glu(OBzi’)、His(TOS)、L
ys(Ci’  Z)、5er(Bzl)、Thr(B
zi’)及びT yr(B r−Z )。t−B OC
アミノ酸Ala、  Asn、 Gln、  Gly、
  I 1eSLeu。
Met、 PheSProSTrp及びVatは保護し
なかった。t−B OC−L−ト1is(TOS)のノ
シクロヘキシルアミン塩をカップリングの1時間以内に
AG−50−X 8 (H十〇Jf脂(ビオ−ラッド)
上のイオン又換によって遊離酸に転化させた。t−B 
OCアミノ@ A sn、 A rHl及びG In(
2mmol)を、2 mmofのHOBtと2 +aa
+oiのDCCの添加によってあらかじめ形成させたヒ
ドロキシベンズトリアゾール(HOBt)活性エステル
を用いて、結合させた。N−末端t−B OCを完成し
たペプチドから除去して、ペプチド樹脂を減圧下に終夜
乾燥した。
10%のアニソールを含有する無水HFを用いるO″C
において30分の処理によって、ペプチドを完全に脱保
護基し且つflflllWから開裂させた。樹脂を酢酸
エチルで洗浄し且つ1.ON酢酸を用いてペプチドを樹
脂から抽出した。抽出物を液体窒素中で直ちに凍結させ
、凍結乾燥したのち、その後の使用まで一20℃で保存
した。
(b)  AL、B  K14C LYS−GLU−ARG−GLN−I LE−LYS−
LYS−GLN−THR−ALA−LEU−VAL−T
 Y R−CY S この1・tアミノ酸ペプチドは前末1TYRとC−末端
CYSと共に12のアミノ酸配列を有している。CYS
のスルホヒドリルは担体又は蛍光試薬(実施例6及び9
参照)に討して選択的に結合させることができる。試験
管内グリコシル化の開にN−末端及びN−末端リシンの
ε−アミノ基もまたグリコシル化する可能性がある。し
かしながら、■8による蛋白質分解的な消化は末端L 
Y S −GLUを除去し、あるいはトリプシンによる
消化は末端L Y S −G L U −A RGを除
去して、グリコシル化の可能性のあるN−末端リジンを
有していない、短かくなったペプチドを生じさせる。
(c)  ALB  CIIL CYS−GLU−ARG−GLN−ILE−LYS−L
 Y S −G L N −T HR−A L A −
L euこのペプチドはアルブミン配列の10アミノ酸
に加えて選択的カップリングに対するN−末端CYSを
有している。CYSのN〜末端アミノ基はグリコシル化
するものと思われるが、それは担体又は標識に近接して
いるから、グリフアルブミンに対して特異的な抗体の産
生に対して影響を有していないものと思われる[図中の
構造(4)参照]。
このペプチドはC−末端疎水性アミノ酸VAL及びTY
Rを有していないので、水性及びピリジン緩衝液中で比
較的良好な溶解性を有してν・る。
(d)ALB   12C GLN−I LE−LYS−LYS−GLN−THR−
A L A −L E U −V A L −G L 
U −L E IJ −CY Sこのペプチドはアルブ
ミン配列の11のアミノ酸に加えて、選択的カップリン
グに対するC−末端CYSを有している[図中の構造(
5)参照1゜望ましいリシンエピトープ(525)はN
−末端から4番目のアミノ!1であり、その露出性と抗
原性が増大している。
(e)  ALB  RIIE ARG−GLN−I LE−LYS−LYS−GLN−
T HR−A L A −L E U −V A L 
−G L Uこのペプチドはアルブミン配列の11のア
ミノ酸を有している(図中の構造(6)参照1゜N−末
端ARGは、試験管内グリコシル化の開にN−末端アミ
ノ基がグリコシル化する場合は、トリプシンを用いて除
去することができる。所望のリシンエピトープ(525
)はN−末端から4番目のアミノ酸であり、その露出性
と抗原性が増大してり)る。
このペプチドもまた良好な水性及びピリジン緩衝液中の
溶解性を有している。
(f)  ALB  Q10 L Y S −G L N −T HR−A L A 
−L E U −V A L −G L U −L E
 U −V A L −CY SN −t−B OC−
L−リシン(シグマ ケミカフ1社、セントルイス、ミ
ズーリ州、米国)を、グルツースで飽和させた無水メタ
ノール中の95%ピリジン、5%酢酸又は10%ピリジ
ン中で50℃において7日間装置した。この溶液をシロ
ップ状となるまで乾燥したのち、C−18(アトラスC
OD。
4.1umX25cm)カラム上のHPLC(溶媒A=
50mM)リエチルアミンー酢酸塩、pH6,0;溶媒
B=Aニアセトニトリル50:50)によって精製した
。生rl 物はクロロホルム二メタ7−ル:酢酸(14
:5:1)を用いるシリカゲル上で0681のRfを有
し且つ、HC1蒸気に短時間さらして100℃に加熱し
ない限りは、アミン検出試薬に対して非反応性であった
N−L−BOC−6−1−デt’lrシ’フル9トシル
 ’)シンを合成ペプチドG L N −T HR−A
 L A −L EU −V A L −G L U 
−L E U −V A L −CY SのN−末端に
結合させる。このペプチドはアルブミン配列の8アミノ
酸に加えてカップリングに対するC−末端CYSを有し
ている[図中の構造(7)参照]。
t−B OCの除去後に生成するペプチドはε−アミノ
基においてのみグリコシル化したリシン525を有して
いる。カップリングには、ジクロロメタン中の1当量の
N −t−B OC−t−デオキシフルクトシル リシ
ンを0.5当量のジシクロヘキシルカルボジイミドと室
温においてアルゴン下に15分間反応させる。等量のジ
メチルホルムアミドを加えたのち、0.25モル当量の
合成ペプチドを加える。30分後に溶液を乾燥し、ジク
ロロメタン中の25%TFA中に30分間再懸濁させ、
再び乾燥したのち、生成物をC−28カラム上のHPL
Cで精製する。
(g)  ALB  Q9C(AA、)のグ+) :y
 シル化生成物とAA2のトリプシンによる縮合 通常の溶液又は同相ペプチド合成によってN−末端延長
ヘプf−1’B−GLN−I LE−LYSを合成する
。HPLC精製ペプチドを30%インプロパ/−ル又は
その他の適当な有機溶剤(フルトン、アドバンス イン
 エイザイモロノ−53:239−306.1981 
)中ノTPCK−処理トリフシン(クーパー ビオケミ
カル、フルバーン、ペンシルバニア州、米国)と共に湯
漬し且つ等モル量のL Y S −G L N −T 
HR−A L A −L E U −G LU−LEt
J−VAL−CYS(実施例4f(7)生成物)を加え
る。24時間後に、生じた生成物B−GLN−I L 
E −L Y S −L Y S −G L N −T
 HR−A L A −LE U −V A L −G
 L U −L E U −V A L −CY S 
ヲHPLCによって単離する。末端保護基CB)は、リ
シン525上の1−デオキシフルクトシル残基に影響を
及ぼさない手順によって、除去することができる。
(h)  戊LB  Q7C LYS−GLN−THR−ALA−LEU−TYR−T
YR−CYS このペプチドは(f)中に記すようにノシクロへキシル
カルボジイミドを用いてN −t−B OC−ε−1−
デオキシフルクトシルリシンがN−末端GLNに結合さ
せである(f)A L B  Q 9 Cについて記し
たものと同様な実験において用いる。このペプチド(A
LB  Q7C)はC−末端にTYR−TYR−CYS
vI造を有し、それは合成ペプチド免疫原に対する免疫
応答を増強するものと思われる。配列のフルプミン部分
(5アミノ酸)の小さな大きさは、限定された大きさの
エピトープを提供し、それによって免疫応答をグリコシ
ル化リシン残基に対して集中させるものと思われる。
(i)  ALB  K2O L Y S −G L N −T HR−A L A 
−L E U −T Y R−T Y R−CY 5 ALB  K2OはN−末端に望ましいグリコシル化リ
シンとC−末端に非アルブミンT Y R−T YR−
CY S配列を含有している小さなペプチドである。こ
のペプチドは0.1%TFA及び無水メタノール中にき
わめて溶解性であり、従ってHPLCによるその精製及
びこれらの溶剤中のグリコシル化が可能となる。
(j)  ALB  K9O L Y S −L Y S −G L N −T HR
−A L A −L E U −T Y R−T Y 
R−CY 5 ALB  K9C1iALB  K2Oの性質とN−末
端における付加的なリシン残基の性質を合わせて有して
いる。
(k)  ALB  ll0C I LE−LYS−LYS−GLN−THR−ALA−
L E U −T Y R−T Y R−CY 5AL
B  I 10Cは(j)ALB  K9Oの性質を有
しているがN−末端に付加的なILE残基を有している
(N)  ALB    IIC GLN−I LE−LYS−LYS−GLN−THR−
A L A −L E U −T Y R−T Y R
−CY 5ALB  Ql 1 Cは(ko 10Cの
性質を有uているが、N−末端に付加的なGLN残基を
有している。
(m)  ALB  Cl0T CYS−TYR−TYR−ARG−GLN−I LE−
LYS−LYS−GLN−THR ALB  Cl0Tはこのペプチドのグリコシル化リシ
ン及びC−末端配列に対して優先的に結合することがで
きる抗体に有利であるようにN−末端上に非アルブミン
配列(CY S −T Y R−T Y R)を伴なう
ように合成した。
実施例5:合成ペプチドのグリコシル 第2表中に示した4種の合成ペプチドを指示のようにし
てグリコシル化した。Q9Cペプチドは実施例4(f)
に記すようにしてグリコシル化することによって調製し
た。
第」」( IA旦 吐胆 吐剣 RIIE− (a)ピリジン、0.258 グルコース     +  十士士 反応は室温乃至50°Cで1〜20日間行なった。
試料をシロップ状に乾燥して、0.1%のTFAと0.
1%乃至60%のアセトニトリルグラジエントを使用し
てアルテックスC−18<lX25ca+)上に注入し
た。ピーク画分を集め、炭水化物について分析し且つグ
リコペプチド−M B S−担体蛋白質免疫原の産出に
おいて使用した。
非グリコシル化ペプチドをもK L H−M B Sに
結合させたのち、試験管内で1.0Mのグルコースを含
有するP B S (pH9、5又は7.4)中で、3
7℃において7〜14日間グリコシル化した。
チオバルビッール酸分析は10〜40炭水化物/分子量
100,0OOKLHを示した。
実施例4(i)乃至(輪)のペプチドをグルコース飽和
メタノール中で70℃の温度(50〜80°C)で24
時間グリコシル化した。減圧によってメタノールを除き
、グリコペプチドをHPLCによって精製した。これは
、合成ペプチド中のリシンアミノ基に対して及び実施例
4 (f)ノN −t−B OC−L −リシンに対し
てグルコースを結合させるために、きわめて有効である
ことが示された。
グルコース飽和メタノール中の50〜80℃で24時間
のN −t−B OC−L−リシンのグリコシル化は、
特に効果的であった。配列分析(下記実施例6)は、生
成物(α−アミン保護基の除去後)をε−デオキシフル
クトシルリシンとして識別した。迅速原子衝撃質量スペ
クトルもまた予想分子1のグリコシル化N−t−BOC
−L−リシン誘導体を与えた。
実施例6:グリコシル化 リシンの位 のIEと−のた
めの配J分析 自動化した気相エドマン減成配列方法を用いるグリコシ
ル化リジンの位置の決定と定量のための方法を開発した
。通常の配列分析の間に、リジン上の両アミノ基はPI
TCとの反応性があって、ε−アミノ基上のPTC基(
フェニルチオカルバミル)とα−アミノ基上のPTH(
フェニルチオヒグントイン)を有するリジンを形成する
。しかしながら、グリコシル化リジンは炭水化物がε−
アミノ基とPITCとの反応を妨げるから、そのアミノ
基上にはPTC基を有していない。
それ故、リシン生成物はPTHリシンである。
実施例2の自然に産するグリコアルブミンペプチドの配
列分析において、種々のPTH−アミノ酸を分離し且つ
定量するために用いたc−18逆相カラム上でPTHリ
シン残基が独特のクロマトグラフィー保持時間を有して
いることから、それを識別することができた。すべての
グリコシル化合成ペプチドを、多リシンペプチド中の特
定のグリコシル化リジンを識別し且っリシンのグリコリ
シンに対する比を定量するように配列させた。その結果
は、グリコシル化をメタノール中で行なうときには、リ
ジンの75%を超えるものが正当なグリコシル化反応生
成物となっていることを示した。
実施例7:介J(グ」ニーごF乙テ」二の」[怪j1駈
望?ΣΩ−カップリング CYSを含有する合成グリコペプチドを、ラーナーら(
プロシーディング ナショナル アカデミ−オブ サイ
エンス 78:3403.1981)が記すようにして
、担体に結合させる。簡単に記すと、KLHを、50m
Mのりん酸ナトリワム、pH6,2中で、室温において
、モル的に50倍の過剰量のスルホ−MBS(ピアース
 ケミカル社)と反応させ、同じ!&衝液中のデル濾過
によって未反応のスルホ−MBSからKLH−MBS抱
合体を分離した。KLH−MBS抱合体を直ちに乾燥し
たグリコペプチド(担体のマレイミドに対してモル的に
グリコペプチドの2倍過剰)に加え、室温で終夜反応さ
せた。
CYSを欠(ペプチドに討しては、C−末端カルボン酸
を実施例3に記すようにして担体蛋白質の7ミノ基に結
合させた。
実施例8:た(汲 実施例7の選択したグリコペプチドMBS−KLH抱合
体を等量の70インドの完全7ノエバントによって乳化
させた。マウス(B A L B/cB Y )に20
0μビの抱合物を注射して、不完全7ジエバント中で、
抱合物により30〜60日間増強させた。融合の3日前
にマウスに50μgのIVを注射した。マウスを殺して
、その膵臓をコーラ−及びミルスタイン、ネーチャー2
56:495(1975)に従かう融合に対して使用し
た。
(a)  ELISA検定 実施例1のアルブミンとグリコアルブミンを、別々のポ
リ六ナレン ミクロタイター板(2μg/100ミクロ
リットル/ウェル)上に4℃で終夜被覆した。板をPB
S+0.05%トウイーン20で洗浄した。各細胞系か
らの上澄液を、アルブミン又はグリコアルブミン被覆し
た板中で60分温湯漬た。板をPBS+0.05%トウ
イーン20によって4回洗浄したのち、200ミクロリ
ツトルの二次抗体を各ウェルに加えた(ウサギの抗マウ
スIgG−ベルオキシグーゼ、マイルス研究所、エルク
ハート、インジアナ州、米国の1 :2000希釈物)
。60分後に板をPBS+0.05%トウイーン中で4
回洗浄し且つ200ミクロリツトルの基質溶液(24,
3111M<えん酸、51,4a+Mりん酸ナトリウム
、pH5,3,2、211IMの0−フェニレンジアミ
ンと5.2 a+Mの過酸化水素を含有)を加えた。2
0分後に50ミクロリツトルの8MH2SO,を加える
ことによって反応を停止させたのち、ペルオキシダーゼ
反応の生成物を492nmで読んだ。グリコアルブミン
に対して特異的である単クローン性抗体はグリコアルブ
ミンとは反応するがアルブミンとは反応しない。
(b)  粒子濃度蛍光免疫検定法 アルブミンとグリコアルブミンを別々にポリスチレン粒
子(バンデツクス研究所、マングーライン、イリノイ州
、米国)上に被覆した。ハイブリドーマ上澄液(20ミ
クロリツトル)を各ウェルに加えたのち、20ミリリツ
トルのアルブミン又はグリコアルブミン被覆粒子を加え
た。30分後にヤギの抗−マウスIFiG−FITC(
実施例10参照)を加え、さらに30分の湯煮を続けた
。ll!過によって全部の非結合反応物を除いたのち、
蛍光を測定した。特異的な応答において、ハイプリドー
マ上澄演中の抗体はグリコアルブミン被覆粒子には結合
するがアルブミン被覆粒子には結合しない。
(c)lItクローン性抗体からのアルブミン/グリコ
アルブミンの事前の解離を伴なう粒子濃度蛍光免疫検定
法 ヤギの抗マウス粒子(パンデツクス研究所)をハイブリ
ドーマ上澄液と共に湯煮することによって、マウスの抗
体を捕獲する。ハイブリドーマ細胞の増殖のために用い
る細胞培地中で自然に生じるグリコアルブミンに対して
一定比率のマッス単りローン性抗体が結合する。非結合
成分を濾過によって分離して、ハイブリドーマ培地から
の結合したマウス免疫グロブリン及び、一方、マウス免
疫グロブリンに結合したグリフアルブミンを伴なうヤギ
の抗−マウス粒子を残す。20ミクロリツトル+7) 
100mMり’) シン、pH3,0、を加エテ全複合
物を解離させる。20分後に、スルフヒドリル特異性フ
ルオレセイン−5−マレイミドを用いてフルオレセイン
でラベルしたグリフアルブミンを含有する20ミクロリ
ツトルの50o+M)リス塩基を加える。かくして生じ
た7、5のpHはマウスの免疫グロブリンを再変性し、
それは過剰の蛍光性グリフアルブミンに対して優先的に
結合する。マウス免疫グロブリン−蛍光性グリコアルブ
ミン複合体を存在するヤギ抗マウス粒子によって又は新
しいヤギの抗−マウスIg粒子の添加によって捕獲する
。非結合試薬を濾過によって除くと、信号はハイブリド
ーマ上澄液中に存在するマウス抗−グリコアルブミン抗
体に比例する。
(d)(良尋性l臭 骨髄腫細胞とハイブリドーマ細胞を保ち且つ増殖させる
ために用いたウシの胎児の血清(20%)は顕著な濃度
のウシのアルブミン及び、恐らくは、525の位置のグ
リコシル化リジンを取り囲むヒトのアルブミンと同一の
アミノ酸配列を有することが公知であるグリコアルブミ
ンを有している。
それ故、組織培地中に分泌した僅かな量の抗−グリコア
ルブミン抗体が直ちにグリコシル化アルブミン分子に結
合し且つ標準的なEL I SA検定において検出し得
ない可能性がきわめて大さい。
抗体の培体グリコアルブミンへの結合を排除するために
、骨W!腫細胞及びハイプリドーマ細胞を血清(及びア
ルブミン)が存在しない培地中で増殖させた。一般に使
用される培地は市販のもの(HL−1、ベントレックス
、ポートランド、メイン州、米国)である。HL−1培
地中のハイプリドーマ上澄液のスクリーニングは、抗−
グリコアルブミン抗体を分泌するクローンの識別を簡単
化する。
(e)  グリコアルブミン含有培地中のハイプリドー
マ細胞の増殖 実施例9(d)に記したように、培地中のグリコアルブ
ミンの存在は抗−グリコアルブミン特異性抗体の検出を
妨げるおそれがある。それ故、選択吸着方法によって培
地からグリコアルブミンを除く必要がある。それは、製
造者の指針に従って7フイーデル ブルー カラム(ビ
オラッド研究所、リッチモンド、カリホルこア、米国)
の通過によりウシの胎児の血清からアルブミンとグリコ
アルブミンを選択的に吸着することによって、達成され
る。アルブミン画分は、このような条件下に反応性のブ
ルー染料に対する親和性を有しているが、1.4Mの塩
化ナトリウムを用いて溶離することができる。約90%
のアルブミンと10%のグリコアルブミンを含有する溶
離画分をグリフ−デルB(ポロン酸塩カラム−ピアース
 ケミカル社、ロック7オード、イリノイ州、米国)に
加える。このカラムはグリコアルブミンを選択的に結合
する。
非結合画分は非グリコアルブミンを含有しており、それ
をフルブミン以外の全血清成分を含有するアフイーデル
非結合画分に加えもどす。最終混合物はグリフアルブミ
ンが除かれたウシの胎児の血清であって、抗−グリコア
ルブミン特異性抗体を産生するハイプリドーマの増殖の
ための培地の調製のために用いられる。
実施例10:人成グリコペプチドの4、−イ・けグリコ
ペプチドはスルフヒドリル特異性フルオレセイン抱合体
を用いて具合良り楳熾付けすることができる。ジメチル
ホルムアミド中のモル的に2倍過剰のフルオレセイン−
5−マレイミド(40mg/wl)を100mMのりん
酸ナトリウム、5mMのEDTASpH7,1、中のグ
リコペプチド(10mg/ zl )に加える。試料を
室温で20時間温1する。グリコペプチド−フルオレセ
イン抱合体をアルテックスC−184,llllmX2
5cIBカラム上で20a+Mりん酸ナトリウム、0.
1%乃至50%アセトニトリル グラジェントを用いて
精製する。
グリフアルブミンに対して特異性な抗体をポリスチレン
粒子(0,8μ11パンデツクス研究所)上に被覆する
。抗体被覆したビーズ(20μm)を、適当に、たとえ
ば、1 :8001 に希釈した血液試料と共に湯漬刷
る。試料は血清、血漿−又は全血である。希釈剤は生理
学的緩衝液又は赤血球を溶解させてグリフアルブミンエ
ビトープを最高に露出させる変性溶剤とすることができ
る。適当な湯煮(たとえば5分)後に、合成グリコペプ
チドフルオレセイン抱合体(実施例10)を加えて粒子
上の占11されていない抗体結合部位に結合させる。さ
らに湯煮(たとえば、20分)し、次いで全非結合反応
物を濾過によって除いたのち、フルオレセインを定量す
る。フルオレセイン信号は、それ故、臨床試料中の競争
するグリコアルブミンの量に逆比例する。
本明細書中の説明及び実施例は例証のためのものである
が、本発明を限定するためのものではなく、本発明の精
神及び範囲内のその他の実施形態及び修飾は、この分野
の専門家には明白であるということを了解すべきである
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明において有用な免疫原を形成
させるために通常の免疫原担体物質に対して結合させる
ことができる好適なグリコシル化ペプチドフラグメント
又は残基のいくっがを示す・特許出願人 モレキュラー
・ダイアグノステイッFIo、 2 エ エ 、EU−TYII−TYR−CYS         
   ALB X9C+EtJ−TYR−TYR−CY
S             ALB  X10C、E
U−TYR−TYR−CYS            
ALB QIICALB  Cl0T

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、525の位置のリシン残基においてグリコシル化し
    てあるヒトのアルブミンに対して特異的に結合する抗体
    結合部位を包含するモノクローナル抗体、又はそのフラ
    グメント。 2、式 【アミノ酸配列があります】 式中でグリコ−(NH)はリシン残基中の酵素作用によ
    らずにグリコシル化したε−アミノ基を表わし、且つA
    A_1とAA_2の一方又は両方はアミノ酸の配列であ
    り、その中でア ミノ酸単位の少なくとも一つは525の位 置におけるリシン残基に隣接するヒトのア ルブミンのペプチド配列に相当する位置に あり、且つAA_1及びAA_2の中の一つのみがその
    ような配列である場合は、他のもの は結合、末端アミノ又はカルボキシル基、 あるいは付加的なアミノ酸残基である、 のグリコシル化ペプチド残基に特異的に結合する、特許
    請求の範囲第1項記載のモノクローナル抗体又はそのフ
    ラグメント。 3、式: 【アミノ酸配列があります】 式中でグリコ−(NH)はリシン残基中の酵素作用によ
    らずにグリコシル化したε−アミ ノ基を表わし;AA_1及びAA_2の一方又は両方は
    アミノ酸の配列であり、その中でア ミノ酸単位の少なくとも一つは525の位 置におけるリシン残基に隣接するヒトのア ルブミンのペプチド配列に相当する位置に あり、且つAA_1とAA_2の中の一つのみがそのよ
    うな配列であるときは、他のものは 結合、末端アミノ又はカルボキシル基、あ るいは付加的なアミノ酸残基であり;Rは 結合又は結合基であり;担体は免疫原性担 体物質であり;m及びnの中の一つは1であり且つ他の
    ものはゼロであり;且つpは平均して1乃至担体上に存
    在する利用できる結 合部位の数である、 の免疫原。 4、段階: (a)免疫原性担体物質に化学的に結合したグリコシル
    化ペプチドを包含する免疫原によつて動物に免疫を与え
    、該グリコシル化ペプチドはε−アミノ基が酵素作用に
    よらずにグリコシル化してあるリシン残基及び525の
    位置におけるリシン残基に隣接するヒトのアルブミンの
    ペプチド配列に相当する位置にある少なくとも一つの他
    のアミノ酸単位を包含し、 (b)該グリコシル化したヒトのアルブミンに対する抗
    体を生産する免疫を与えた動物からのリンパ球を骨髄腫
    細胞と融合させてハイブリドーマを形成させ、 (c)ハイブリドーマをそれに対して選択的な培地上で
    クローニングし (d)該グリコシル化したヒトのアルブミンに対して特
    異的な抗体を分泌する単離したハイブリドーマを決定し
    、 (e)かかる単離したハイブリドーマをサブクローニン
    グする、 から成る、525の位置のリシン残基においてグリコシ
    ル化してあるヒトのアルブミンに対して特異的に結合す
    るモノクローナル抗体を分泌するハイブリドーマ細胞系
    の産生方法。 5、免疫原は式: 【アミノ酸配列があります】 式中でグリコ−(NH)はリシン残基中の酵素作用によ
    らずにグリコシル化したε−アミ ノ基を表わし、且つAA_1とAA_2の一方又は両方
    はアミノ酸の配列であつてその中で 少なくとも一つのアミノ酸単位は525の 位置におけるリシン残基に隣接するヒトの アルブミンのペプチド配列に相当する位置 にあり、且つAA_1及びAA_2の中の一つのみがそ
    のような配列である場合は、他のも のは結合、末端アミノ又はカルボキシル基、あるいは付
    加的なアミノ酸残基であり;R は結合又は結合基であり;担体は免疫原性 担体物質であり;m及びnの中の一つは1であり且つ他
    のものはゼロであり;且つpは平均して1乃至担体上に
    存在する利用できる 結合部位の数である、 のものである、特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、段階: (a)血液試料を525の位置のリシン残基においてグ
    リコシル化してあるヒトのアルブミンに対して特異的に
    結合する、抗体結合部位を包含する単クローン性抗体又
    はそのフラグメントと接触させ; (b)単クローン性抗体又はそのフラグメントのグリコ
    シル化したヒトのアルブミンに対する結合を検査する試
    料中のその量の関数として決定する、 ことから成る、ヒトの血液試料中のグリコシル化したア
    ルブミンの決定のための免疫検定方法。 7、式: 【アミノ酸配列があります】 式中でAA_1及びAA_2の中の少なくとも一つはヒ
    トのアルブミン中の525の位置の リシン残基に隣接するペプチド配列に相当 する1〜12のアミノ酸の配列であり、且 つAA_1及びAA_2の中の一つのみがそのような配
    列であるときは、他のものは結合で あり、且つここで(NH_2)AA_1中のN−末端ア
    ミノ基及びAA_1又はAA_2中の何れかのリシン単
    位はグリコシル化してあつても グリコシル化してなくてもよく;q及びtは相互に無関
    係にゼロ又は1であり;r及び sは、相互に無関係に、ゼロ、1又は2で あり;QNHはLys中のε−アミノ基を表わし;且つ
    Qは水素又は1−デオキシフルクトシルである、 のペプチド。 8、a)【アミノ酸配列があります】 ここでQは1−デオキシフルクトシル である; b)【アミノ酸配列があります】 ここでQは1−デオキシフルクトシル である; c)【アミノ酸配列があります】 ここでQは水素又は1−デオキシフル クトシルであり;AA_3はL■s−Clu−Arg、
    Arg、又は結合であり;且つAA_4はTyr−Cy
    s又は結合であり;ここで(NH_2)AA_3中のN
    −末端アミノ基及びペプチド中 の何れのL■s単位もグリコシル化して あるか又はグリコシル化してない; d)【アミノ酸配列があります】 ここでQは水素又は1−デオキシフル クトシルであり且つAA_4はCys又は 結合であり、且つここで(NH_2)AA_5中のN−
    末端アミノ基及びペプチド中 のL■s単位はグリコシル化してある か又はグリコシル化してない; e)【アミノ酸配列があります】 ここでQは水素又は1−デオキシフル クトシルであり、AA_4はCys又は結 合であり、且つペプチド中の(NH_2) Gln及びL■s単位中のN−末端アミノ 基はグリコシル化してあるか又はグリ コシル化してない; f)【アミノ酸配列があります】 ここでQは水素又は1−デオキシフル クトシルであり、AA_5はArg又は結 合であり、且つペプチド中の(NH_2) AA_2上のN−末端アミノ基及びペプチ ド中のL■s単位はグリコシル化してあ るか又はグリコシル化してない; g)【アミノ酸配列があります】 ここでQは水素又は1−デオキシフル クトシルであり;AA_6はGln−Ile−L■s、
    Ile−L■s、L■s又は単結合であり;AA_7は
    Tyr−Tyr−Cys、Cys又は結合であり;且つ
    ここで(NH_2)AA_6中のN−末端アミノ基及び
    ペプチド中のL■s単位はグ リコシル化してあるか又はグリコシル 化してない; h)【アミノ酸配列があります】 ここでQは水素又は1−デオキシフル クトシルであり;AA_8はCys−Tyr−Tyr、
    Cys−Tyr、Cys又は結合であり;且つL■sは
    グリコシル化してあるか又はグリコ シル化してない;及び i)【アミノ酸配列があります】 から成るグループから選択したペプチド。 9、グリコシル化したヒトのアルブミンに対する抗体を
    生じさせるための特許請求の範囲第7項記載のペプチド
    の何れかの使用。 10、特許請求の範囲第1及び2項記載の何れかの抗体
    を包含する免疫検定法検査キット。
JP62206605A 1986-08-22 1987-08-21 ヒトのグリコアルブミンの定量において使用するための抗体 Pending JPS63102700A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US89945686A 1986-08-22 1986-08-22
US899456 1986-08-22
US054131 1987-06-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63102700A true JPS63102700A (ja) 1988-05-07

Family

ID=25411009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62206605A Pending JPS63102700A (ja) 1986-08-22 1987-08-21 ヒトのグリコアルブミンの定量において使用するための抗体

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS63102700A (ja)
ZA (1) ZA876206B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007163515A (ja) * 2002-06-18 2007-06-28 Asahi Kasei Pharma Kk 糖化タンパク質測定用検量物質および標準測定法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
THE JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY 261-29=1986 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007163515A (ja) * 2002-06-18 2007-06-28 Asahi Kasei Pharma Kk 糖化タンパク質測定用検量物質および標準測定法

Also Published As

Publication number Publication date
ZA876206B (en) 1988-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI84107B (fi) Hba1c:s immunologiska bestaemningsfoerfarande som innefattar denaturering.
US4423034A (en) Process for the preparation of antibodies
US5173422A (en) Monoclonal antibodies specific for human glycoalbumin
US5225354A (en) Monoclonal antibodies specific for human glycoalbumin
US5230999A (en) Monoclonal antibody to endothelin-3 or precursor thereof and use thereof
JP3107225B2 (ja) Pacapに対する抗体およびその用途
JPS6223822B2 (ja)
EP0257421B1 (en) Antibodies for use in determining human glycoalbumin
US5451527A (en) HCG peptides for use in antibody purification procedures
GB2062644A (en) Glucagon fragment and utility hereof
JP4318458B2 (ja) pan特異的モノクローナル抗体
JP2778775B2 (ja) 蛋白誘導体及びその調製法
US20030004320A1 (en) Activated peptides and conjugates
JPS63102700A (ja) ヒトのグリコアルブミンの定量において使用するための抗体
JP4258271B2 (ja) ポリアミノ酸担体
US5254672A (en) Synthetic peptides which contain sequences from factor VIIa, and the use thereof
RU2062473C1 (ru) Иммунометрический способ определения хорионического гонадотропина человека
JPH03163095A (ja) ヒト神経成長因子の部分ペプチド、抗体およびその用途
JP3419746B2 (ja) エンドセリン−3前駆体に対するモノクローナル抗体およびその用途
JP3167024B2 (ja) エンドセリン―3あるいはエンドセリン―3前駆体に対するモノクローナル抗体およびその用途
JP2628336B2 (ja) ブラジキニン誘導体およびその定量
JP3194762B2 (ja) モノクローナル抗体、その製造法および用途
JPH08333393A (ja) リポタンパク(a)の診断アッセイおよびそれに用いるペプチド
DE3827416A1 (de) Peptide mit prourokinase-sequenzen, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung, antikoerper gegen diese peptide und mittel enthaltend diese antikoerper zur bestimmung von prourokinase
JPS6341425B2 (ja)