JPS631024Y2 - - Google Patents

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JPS631024Y2
JPS631024Y2 JP592383U JP592383U JPS631024Y2 JP S631024 Y2 JPS631024 Y2 JP S631024Y2 JP 592383 U JP592383 U JP 592383U JP 592383 U JP592383 U JP 592383U JP S631024 Y2 JPS631024 Y2 JP S631024Y2
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JP
Japan
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cooling
aftercooler
compressor
water
heat exchanger
Prior art date
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Expired
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JP592383U
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English (en)
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JPS59113676U (ja
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Publication date
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Priority to JP592383U priority Critical patent/JPS59113676U/ja
Publication of JPS59113676U publication Critical patent/JPS59113676U/ja
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Publication of JPS631024Y2 publication Critical patent/JPS631024Y2/ja
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  • Compressor (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコンプレツサの圧縮空気熱利用シス
テムに関すものである。
従来、コンプレツサの圧縮熱を利用するシステ
ムとしては第1図に示すようなものが一般的に用
いられている。
このシステムの目的とするところはコンプレツ
サ1の冷却と圧縮空気内の水分除去と圧縮の際に
発生する圧縮熱をボイラ用に回収しようとするも
のであつて、その構成は一段圧縮空気を冷却する
ための、インタークーラー2、温度コントロール
弁3、回収配管4、冷却塔5、冷却水槽6及び冷
却水ポンプ7からなる第1冷却系と、二段圧縮空
気の冷却(圧縮空気内の水分除去も同時に行なわ
れる)を行うための、アフタークーラー8、水温
度コントロール弁3B、回収配管4、冷却塔5、
冷却水槽6及び冷却水ポンプ7からなる第2冷却
系と、回収配管4内を流れる高温の冷却水をボイ
ラ12用に利用するための、軟化器9、軟水槽1
0及び給水ポンプ11からなる圧縮回収系とから
なつている。
ところがこのシステムでは本来的にはコンプレ
ツサ1を冷却すべく設けられている第1冷却系に
対して冷却塔5、冷却水槽6及び冷却水ポンプ7
を兼用したかたちで圧縮空気を冷却するための第
2冷却系を付設した形式になつているので、コン
プレツサ1の発熱量が大きくなると同コンプレツ
サ1と圧縮空気とがともに冷却不足になつてしま
い、コンプレツサ1の消費電力が増大したりレシ
ーバータンク13を介して接続されている図示し
ないエア消費設備内で結露が発生して(冷却が不
足すると水分除去を完全に行なえなくなる)設備
故障を誘発する等の問題があつた。
そこで本考案では設備故障を誘発したりするこ
となくかつコンプレツサの圧縮熱も有効に利用す
ることができるコンプレツサの圧縮空気熱利用シ
ステムの提供を目的とするものである。
本考案では上記目的を達成するために、空気を
圧縮するためのコンプレツサと、同コンプレツサ
と吐出管を介して接続されたアフタークーラーと
同アフタークーラーと吐出管を介して接続された
レシーバータンクと、前記アフタークーラーを冷
却するための、温度コントロール弁、冷却塔、冷
却水槽及び冷却水ポンプからなる冷却系と、この
冷却系での高温になつている冷却水を利用するた
めの温水利用設備とを有する圧縮空気熱利用シス
テムにおいて、特に前記コンプレツサとアフター
クーラーとの間に熱交換器を設けるとともに、こ
の熱交換器によつて高温にされる冷却水は温水利
用設備へ供給されていることを特徴とするもので
ある。
以下、本考案の実施例を図面によつて詳細に説
明する。ただし、以下に説明する圧縮熱利用シス
テムは前述のシステムとは一部構成が異なるのみ
あるから同一部位には同一符号を付して以下の説
明を行なう。
多段圧縮型のコンプレツサ1にはインタークー
ラー2が設けられている。このインタークーラー
2には温度コントロール弁3A、回収配管4、冷
却塔5、冷却水槽6及び冷却水ポンプ7からなる
第1冷却系が設けられており、この第1冷却系で
冷却水を循環させることによつてコンプレツサ1
の冷却を行なうようになつている。
コンプレツサ1の圧縮出力側には吐出管14を
介して熱回収専用の熱交換器15が設けられてお
り、この熱交換器15の後方には吐出管16によ
り接続されたアフタークーラー8が設けられてい
る。このアフタークーラー8には温度コントロー
ル弁3B、回収配管4、冷却塔5及び冷却水ポン
プ7からなる第2冷却系が設けられており、この
第2冷却系で冷却水を循環させることによつて圧
縮空気の冷却と水分の除去(即ちアフタークーラ
ー8での冷却により圧縮空気内の水分を結露させ
て水分除去を行う)を行うようになつている。
一方、アフタークーラー8の後方には吐出管1
7を介してレシーバータンク13が設けられてお
り、これによつて圧縮空気の脈流を平滑してから
図示しない工場等のエア消費設備へ圧縮空気を送
るようになつている。又、前記回収配管4の後方
には硬水を軟水に変えるための軟水器9が設けら
れており、更にこれの後方には軟化器9からの軟
水を貯蔵しておくための軟水槽10が設けられて
いる。
次に、コンプレツサ1とアフタークーラー8と
の間に介装された前記熱交換器15には、前記軟
水槽10から給水ポンプ11を介して同軟水槽1
0内の軟水が供給されており、さらに熱交換器1
5からの熱を奪つた軟水は吐出管18を介してボ
イラ12に供給されている。
上記構成において、インタークーラー2を主体
としてなる第1冷却系とアフタークーラー8を主
体としてなる第2冷却系による冷却は従来と同様
であるが、(即ち、冷却水槽6に貯蔵されている
水は冷却水ポンプ7によつてインタークーラー2
とアフタークーラー8へそれぞれ送られ、コンプ
レツサ1の熱と圧縮空気の熱を吸収してから回収
配管4を介して冷却塔5へ送られ、同冷却塔5で
冷却されて冷却水槽6へ回収されている)本実施
例では熱交換器15が設けられているので、コン
プレツサ1からの圧縮空気は熱交換器でまず冷却
されてからアフタークーラー8へ送られることに
なる。そして、熱交換器15に供給される冷却水
としては軟水槽10に貯蔵されている軟水(この
軟水は回収配管4から従来と同様に回収される、
インタークーラー1とアフタークーラー8の熱を
奪つた高温の軟水である)であり、これが熱交換
器15を通ることによつて更に高温にされてボイ
ラ12へ供給される。
即ち、圧縮空気は熱交換器15を設けたことに
よつて従来より、より一層冷却され、かつボイラ
12へ供給される温水は熱交換器15を介して供
給することにより従来より、より一層高温にする
ことができるわけである。従つて、アフタークー
ラー8による冷却は従来ほど必要なくなるので冷
却塔5の運転率を下げることができる(従つて省
エネになる)とともに、ボイラ12へ供給される
温水は従来より高温になつていることからボイラ
12で使用する燃料の量は従来より削減すること
ができる。
なお、他の実施例として熱交換器15とボイラ
ー12との間の吐出管18には第3図に示すよう
にコントロール弁19と温度調節器21を主体と
してなる温度コントロール弁3Cを設けてもよ
い。こうすることによりボイラ12等の温水利用
設備に対して常に任意に設定できる一定温度の温
水を送ることができるので温水の利用範囲が拡大
するという特徴がある。ただし、第3図において
20は温度検出用の最少流量を確保するためのミ
ニマムフロー弁、22は温水の温度を検出すると
ともに温度調節器21に対して温度に関する信号
を送出するための温度検出器である。なお、第2
図、第3図に示す温度コントロール弁3A,3B
は前述の温度コントロール弁3Cと同様に構成さ
れている。ただしこの温度コントロール弁3Aと
3Bは必ずしも設ける必要はない。
即ち本考案は実用新案登録請求の範囲に記載し
た構成によつてコンプレツサの圧縮熱をより一層
有効に利用でき、かつ冷却不足による圧縮空気内
の水分除去不足といつた事態も生じないので設備
故障を誘発するといつた不具合を未然に防止でき
るという優れた特徴がある。また既存の設備に対
しても熱交換器を付設するのみで本考案を容易に
適用できるので、既存の設備をほとんどそのまま
利用できるとともにきわめて軽微な工事で改装で
きるという好ましい特徴も有する。
なお、本考案では熱交換器により得られる温水
はボイラ等に限らずあらゆる温水利用設備に使用
できることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す説明図、第2図は本考案
の一実施例を示す説明図、第3図は他の実施例を
示す説明図である。 1……コンプレツサ、3A,3B……温度コン
トロール弁、5……冷却塔、6……冷却水槽、7
……冷却水ポンプ、8……アフタークーラー、1
2……ボイラ(温水利用設備)、15……熱交換
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気を圧縮するためのコンプレツサと、同コン
    プレツサと吐出管を介して接続されたアフターク
    ーラーと、同アフタークーラーと吐出管を介して
    接続されたレシーバタンクと、前記アフタークー
    ラーを冷却するため温度コントロール弁、冷却
    塔、冷却水槽及び冷却水ポンプからなる冷却系
    と、この冷却系での高温になつている冷却水を利
    用するための温水利用設備とを有する圧縮空気熱
    の利用システムであつて、特に前記コンプレツサ
    とアフタークーラーとの間に熱交換器を設けると
    ともに、この熱交換器によつて高温にされる冷却
    水は温水利用設備へ供給する構成にしたことを特
    徴とする圧縮空気熱利用システム。
JP592383U 1983-01-18 1983-01-18 圧縮空気熱利用システム Granted JPS59113676U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP592383U JPS59113676U (ja) 1983-01-18 1983-01-18 圧縮空気熱利用システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP592383U JPS59113676U (ja) 1983-01-18 1983-01-18 圧縮空気熱利用システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59113676U JPS59113676U (ja) 1984-08-01
JPS631024Y2 true JPS631024Y2 (ja) 1988-01-12

Family

ID=30137490

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JP592383U Granted JPS59113676U (ja) 1983-01-18 1983-01-18 圧縮空気熱利用システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5183569B2 (ja) * 2009-05-25 2013-04-17 株式会社神戸製鋼所 空気圧縮装置
JP5651366B2 (ja) * 2010-04-07 2015-01-14 中部電力株式会社 空気圧縮機排熱回収システム
JP5821235B2 (ja) * 2011-03-30 2015-11-24 三浦工業株式会社 液冷システム

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JPS59113676U (ja) 1984-08-01

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