JP5183569B2 - 空気圧縮装置 - Google Patents

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本発明は、空気圧縮装置に関する。
空気圧縮機は、電動機の動力によって空気を圧縮するが、この圧縮は、空気の温度上昇を伴うポリトロープ変化となる。圧縮機としてスクリュ圧縮機を用いる場合、圧縮機の熱変形等の問題から、空気の吐出温度を250℃程度に抑える必要がある。
このため、高い圧縮比が必要である場合、空気圧縮装置は、スクリュ圧縮機を多段とし、中間に空気を冷却するインタークーラを設ける必要がある。また、高温の圧縮空気は、アフタークーラで冷却してから需要設備に供給される。
空気の圧縮行程において、空気に与えられる機械的エネルギーの大半は、熱エネルギーとなるので、圧縮機が空気に与えたエネルギーの殆どは、インタークーラやアフタークーラで空気を冷却することで廃棄されることになる。
特許文献1には、空気圧縮装置において、インタークーラやアフタークーラで圧縮空気を冷却した温水を熱源とする吸収式冷凍機を設けることによって、空気を圧縮する際に生じる熱エネルギーを回収する発明が記載されている。しかしながら、このシステムでは、熱エネルギーを冷熱に変換して回収するので、その用途が限定的であり、また、回収した熱量のうち相当量を凝縮潜熱として放出するため、十分に熱利用することが難しかった。
特開2005−195265号公報
前記問題点に鑑みて、本発明は、空気を圧縮する過程で発生する熱を、利用しやすい形態で回収できる空気圧縮装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明による空気圧縮装置は、オイルフリー圧縮機と、前記オイルフリー圧縮機の吐出した圧縮空気と給水との間で熱交換し、前記給水を加圧した状態で蒸発させて蒸気を発生させる排熱ボイラとを有し、前記排熱ボイラは、前記圧縮空気と前記給水との間で向流熱交換を行う熱交換器であるものとする。
この構成によれば、圧縮空気の熱を蒸気エネルギーとして回収するので、用途が広く、回収した熱を有効に利用できる。
また、本発明の空気圧縮装置において、前記排熱ボイラは、前記圧縮空気と前記給水との間で向流熱交換を行う熱交換器であるので、圧縮空気の熱交換器出口温度を低く、蒸気温度を高くできる。
また、本発明の空気圧縮装置において、前記オイルフリー圧縮機は、第1段オイルフリー圧縮機および第2段オイルフリースクリュ圧縮機を含み、前記排熱ボイラは、前記第1段オイルフリー圧縮機の吐出した圧縮空気を熱源とする第1排熱ボイラと、前記第2段オイルフリースクリュ圧縮機の吐出した圧縮空気を熱源とする第2排熱ボイラとを含み、前記第2段オイルフリースクリュ圧縮機は、前記第1排熱ボイラにおいて熱交換した前記圧縮空気をさらに圧縮してもよい。前記オイルフリー圧縮機は、第1段オイルフリー圧縮機および第2段オイルフリースクリュ圧縮機を含み、前記排熱ボイラは、前記第1段オイルフリー圧縮機の吐出した圧縮空気を熱源とする第1排熱ボイラと、前記第2段オイルフリースクリュ圧縮機の吐出した圧縮空気を熱源とする第2排熱ボイラとを含み、前記第2段オイルフリースクリュ圧縮機は、前記第1排熱ボイラにおいて熱交換した前記圧縮空気をさらに圧縮する。
本発明によれば、排熱ボイラによって圧縮空気の熱を蒸気の熱エネルギーとして回収するので、用途が広く、回収した熱を有効に利用できる。
本発明の一実施形態の空気圧縮装置の構成図である。
これより、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1に、本発明の一つの実施形態である空気圧縮装置1を示す。
空気圧縮装置1は、吸込フィルタ2を介して外気を吸い込んで圧縮して吐出する第1段オイルフリースクリュ圧縮機3と、第1段オイルフリースクリュ圧縮機3の吐出した圧縮空気を熱源とし、水を加熱して蒸気を発生させる第1排熱ボイラ4と、第1排熱ボイラ4によって熱を奪われた圧縮空気をさらに圧縮する第2段オイルフリースクリュ圧縮機5と、第2段オイルフリースクリュ圧縮機5の吐出した圧縮空気を熱源とし、水を加熱して蒸気を発生させる第2排熱ボイラ6とを有する。
第1段オイルフリースクリュ圧縮機3は、例えば、出力55kW、圧縮比2.83、吸込容量22m/minであり、約30℃の外気を吸い込んでポリトロープ圧縮し、約250℃の圧縮空気を吐出する。
第1排熱ボイラ4は、第1段オイルフリースクリュ圧縮機3の吐出した圧縮空気と、給水との間で1パスの向流熱交換を行う熱交換器からなり、例えば、約25℃の給水を加熱して蒸発させ、温度約175℃、圧力0.8MPaGの蒸気として流出させる。この第1排熱ボイラ4の蒸気発生量は、約30kg/hrとなる。
これにより、第1排熱ボイラ4を通過した圧縮空気は、約60℃まで冷却される。換言すると、第1排熱ボイラ4は、第1段オイルフリースクリュ圧縮機3の吐出した圧縮空気を冷却するインタークーラとして機能する。
第2段オイルフリースクリュ圧縮機5は、例えば、出力55kW、圧縮比2.83、吸込容量7.9m/minであり、第1排熱ボイラ6を通過した圧縮空気を吸い込んでさらに圧縮して、圧力0.7MPaG、流量2.8m/minの圧縮空気を、約250℃で吐出する。
第2排熱ボイラ6は、第2段オイルフリースクリュ圧縮機5の吐出した圧縮空気と、給水との間で1パスの向流熱交換を行う熱交換器からなり、第1排熱ボイラ4と同様に、約25℃の給水を加熱して蒸発させ、温度約175℃、圧力0.8MPaGの蒸気として流出させる。この第2排熱ボイラ6の蒸気発生量は、約30kg/hrとなる。
これにより、第2排熱ボイラ6を通過した圧縮空気は、約55℃まで冷却される。換言すると、第2排熱ボイラ6は、第2段オイルフリースクリュ圧縮機5の吐出した圧縮空気を冷却するアフタークーラとして機能する。第2排熱ボイラ6から流出した圧縮空気および蒸気は、それぞれ、需要設備に供給されて消費される。
本実施形態の空気圧縮装置1は、第1排熱ボイラ4および第2排熱ボイラ6において、60kg/hr以上の蒸気を発生することができる。年間4000時間運転するとして、蒸気単価を6¥/kgとすると、年間約160万円の蒸気を発生することができる。
本実施形態において、第1排熱ボイラ4および第2排熱ボイラ6は、向流熱交換器である。向流熱交換を行うことにより、圧縮空気の入口温度近くまで蒸気温度を上昇させることができるので蒸気の用途が広がり、且つ、圧縮空気の出口温度を給水温度近くまで低下させることができるので、第2段オイルフリースクリュ圧縮機5等を異常過熱から保護できる。
このように、本発明によれば、空気の圧縮過程で発生する熱エネルギーを、需要の多い蒸気エネルギーとして回収できるので、回収したエネルギーを廃棄することなく有効に利用できる。
以上の実施形態では、2段圧縮式の空気圧縮装置1について説明したが、本発明では、1段圧縮式の空気圧縮装置において、アフタークーラとして排熱ボイラを用いるものであってもよい。
1…空気圧縮装置
3…第1段オイルフリースクリュ圧縮機
4…第1排熱ボイラ
5…第2段オイルフリースクリュ圧縮機
6…第2排熱ボイラ

Claims (2)

  1. オイルフリー圧縮機と、
    前記オイルフリー圧縮機の吐出した圧縮空気と給水との間で熱交換し、前記給水を加圧した状態で蒸発させて蒸気を発生させる排熱ボイラとを有し、
    前記排熱ボイラは、前記圧縮空気と前記給水との間で向流熱交換を行う熱交換器であることを特徴とする空気圧縮装置。
  2. 前記オイルフリー圧縮機は、第1段オイルフリー圧縮機および第2段オイルフリースクリュ圧縮機を含み、
    前記排熱ボイラは、前記第1段オイルフリー圧縮機の吐出した圧縮空気を熱源とする第1排熱ボイラと、前記第2段オイルフリースクリュ圧縮機の吐出した圧縮空気
    を熱源とする第2排熱ボイラとを含み、
    前記第2段オイルフリースクリュ圧縮機は、前記第1排熱ボイラにおいて熱交換した前記圧縮空気をさらに圧縮することを特徴とする請求項1に記載の空気圧縮装置。
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