JPS6310249A - 異常検索機能付きコンピユ−タ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、マイクロコンピュータに発生する異常を短時
間に発見できる機能を備えた異常検索機能付きコンピュ
ータ装置に関するものである。

（従来の技術） マイクロコンピュータを備えた制御装置では、指示装置
やスイッチ等の入力信号、あるいは各種センサからの入
力信号をプログラムに基づいて処理して、その結果を各
種装置に出力したり、表示器に表示している。

そして、例えば、マイクロコンピュータに入力されるセ
ンサ等に異常が発生した渇きに、表示器に異常を表示し
たり、警報装置等で警報を行っている。

この種の警報装置に１または２以上の表示器を備えたも
のでは、表示器の数似上に異常が発生した場金に、初め
の表示器に戻って順次表示を重ねて表示している。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、この警報装置では、表示器の数似上に異常が発
生したときに、初めの異常が消去されることになり、消
去された異常を検索するのに長時間を要することになる
。

また、表示器を多数設けて全ての異常を表示することが
できるようにしても、１つの主原因から連鎖的に異常が
発生している場合には、上記主原因を発見するのに長時
間を要することになる。また、表示器を多数設けること
は、回路が複雑になるうえに、コストアップになるとい
う問題点があ。

る。

本発明は、上記従来の技術の問題点を解消するためにな
されたもので、連続して異常が発生した場合に簡単に原
因を発見することができ、しかも、簡単な構成による異
常検索機能付きコンピュータ装置を提供することを目的
とする。

（問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決するためになされた本発明は、第１図
に示すように、 コンピュータの異常を検出する異常検出手段Ａと、 この異常検出手段Ａからの異常内容および異常内容の発
生した順番を記憶する記憶手段Ｂと、異常内容の発生し
た順番を指示する指示手段Ｃと、 上記記憶手段Ｂに記憶された異常回数および指示手段Ｃ
にて指示された順番の異常内容を表示手段りに表示させ
る異常表示制御手段Ｅと、を備えたことを特徴とする異
常検索機能１寸きコンピュータ装置を要旨とする。

ここで、上記異常検出手段Ａとは、コンピュータのフロ
ーチャーＩ・にしたがって処理する際にセンサ等を原因
として発生する異常を検出するもの、あるいはフラグ等
により異常のあったことを検出するものをいう。

上記記憶手段Ｂとは、たとえば、異常の内容を予め定め
られたコードにより、異常の発生した順に連続して記憶
するメモリ等をいう。

上記表示手段Ｅは、異常の内容を数字表示や所定の文字
表示をするもの、あるいは数字表示を異常回数と兼用す
るものにより実現できる。

（作用） 本発明では、コンピュータの異常は、異常検出手段Ａに
より検出されて記憶手段Ｂにその異常内容および異常が
発生した順番とともに記憶される。

このとき、異常の回数は、異常表示制御手段Ｅの制御に
より表示手段りに表示される。

そして、この異常回数を見て指示手段Ｃにて異常の発生
した順番にしたがって検索することにより、表示制御手
段Ｅを介して表示手段りに異常内容が表示される。

したがって、指示手段Ｃにより異常の順番に基づいて異
常の内容を検索することで異常の発生の根本原因の発見
を容易に行うことができる。

（実施例） 以下本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。

第２図はマイクロコンピュータを用いた制御装置の外観
図を示し、ケーシング１ｏの前面には、７セグメントに
よる２桁の異常内容表示部１２、番号を表示する指示番
号表示部１４および該表示部１４に番号を指令する番号
指示装置１Ｇが設けられ、さらに、異常の検索を開始指
令するためのスイッチ１８が設けられている。

この制御装置をブロック図に示したものが第３図である
。

この制御装置は、第３図に示すように、上記表示部およ
びスイッチの他に、周知の電子制御回路３０から構成さ
れている。すなわち、電子制御回路３０は、各種センサ
２４、スイッチ１８および番号指示装置１６からの信号
を入力する入力部３２と、各種の制御フローチャートに
基づいて入力信号を演算処理し、駆動信号および表示信
号等を出力するＣ　Ｐ　Ｕ　（Ｃｅｎｔｏｒａｌ　Ｐｒ
ｏｃｅｓｓｉｎｇ　Ｕｎｉｔ）　３４と、上記センサ２
４からの信号を処理するフローチャートの池に、第４図
および第５図に示すような制御フローチャート等を予め
記憶しているＲＯＭ（Ｒｅａｄ　０ｎｌｙ　Ｍｅｍｏｒ
ｙ）　３６と、一時的にデータ等を記憶するＲＡＭ　（
Ｒａｎｄａｍ　Ａｃｃｅｓｓ　Ｍｅ＋＋＋ｏｒｙ）　３
８と、ＣＰＵ３４にて処理された信号をＤ／Ａ変換等を
して上記表示部１２．１４に出力信号として送る出力部
４０と、上記各素子を接続する共通バス４２と、から構
成されている。

次に、本発明の特徴である異常信号処理のフローチャー
１・を第４図にしたがって説明する。

本フローチャートは、異常信号が発生したときに、起動
されるものであり、まず、ステップ１００にて、起動後
に初めて異常信号が入力されたか否かの判断が行な」ン
れ、肯定判断のときには、初＋ｔｌＩｉｔに処理がされ
る。つまり、Ｋ＝１にセットされる。ここで、Ｋは異常
信号の発生回数を示す変数である。

この初期化処理の後に、ステップ１２０にて異常信号の
判別が行われる。これは、上記取り込まれた異常信号が
いかなる種類の異常を示しているかを判断する処理であ
る。その後、上記ステップ１３０にて異常信号の種別を
予め定められたテーブルと照・きすることで異常信号の
コードを求める。

この異常信号のコードは、次のステップ１４０にてＲＡ
Ｍ３８のに番地、つまり、この場合、最初に異常信号が
入力されたのであるから、１番地に記憶される。

その後、ステップ１５０が実行されて、上記異常内容表
示部１２にＫを表示、つまり、異常の回数が１回あった
ことを「１」で表示する。そして、次のステップ１５０
でＫをインクリメントして次回の異常信号の入力に待機
する。

そして、異常信号が順次入力されたときには、ステップ
１００．１２０から１６０の処理を繰り返すことにより
異常内容表示部１２に異常の発生回数を表示するととも
に、ＲＡＭ３８に順次異常信号のコードを記憶する。

次にＲＡＭ３８に記憶された異常内容を検索する処理に
ついて第５図のフローチャー）・に基づいて説明する。

まず、異常を検索するためのスイッチ１８が０Ｎ−１１
にあるか否かを判断した後に（ステップ２００）、番号
指示装置１６を操作することにより異常の番号を指示す
る（ステップ２１０）、そして、ステップ２２０にて、
指示された番号に対応する異常内容をＲＡＭ３８から読
み込んで、ステップ２３０にて異常内容表示部１２に異
常内容の番号を表示する。

したがって、例えば、異常内容表示部１２に異常信号の
発生回数として「５」が表示されているときに、ます、
スイッチ１８をＯＮして番号指示装置１４にて指示番号
表示部１４を「１ノにセットすることで、異常内容表示
部１２には、異常に対応するコードが表示され、これを
テーブル等で照合することによりいかなる異常が発生し
ているかが分かる。これを「２．３．４．５」と繰り返
すことにより異常内容の発生およびその順番を容易に知
ることができる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、異常が連続して
発生した場合に、異常内容の原因を簡単に検索すること
ができ、異常の根本原因を容易に発見することができる
。しかも、警報用の表示装置なども少なくて済み、簡単
な構成とすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成の一例を示すブロック図、第２図
は本発明の一実施例による異常検索機能付きコンピュー
タ装置の外観図、第３図は同実７ｉ！例のブロック図、
第４図および第５図は同実施例のフローチャートである
。 Ａ・・・異常検出手段　　Ｂ・・・記憶手段Ｃ・・・指
示手段　　　　Ｄ・・・表示手段Ｅ・・・異常表示制御
手段 １０・・・ケーシング　　１２・・・異常内容表示部１
４・・・指示番号表示部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 コンピュータの異常を検出する異常検出手段と、この異
   常検出手段からの異常内容および異常内容の発生した順
   番を記憶する記憶手段と、 異常内容の発生した順番を指示する指示手段と、上記記
   憶手段に記憶された異常回数および指示手段にて指示さ
   れた順番の異常内容を表示手段に表示させる異常表示制
   御手段と、 を備えたことを特徴とする異常検索機能付きコンピュー
   タ装置。