JPS6310230B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6310230B2
JPS6310230B2 JP53086625A JP8662578A JPS6310230B2 JP S6310230 B2 JPS6310230 B2 JP S6310230B2 JP 53086625 A JP53086625 A JP 53086625A JP 8662578 A JP8662578 A JP 8662578A JP S6310230 B2 JPS6310230 B2 JP S6310230B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
pulsating
pulsating flow
voltage
electric railway
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53086625A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5514840A (en
Inventor
Minoru Manabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP8662578A priority Critical patent/JPS5514840A/ja
Publication of JPS5514840A publication Critical patent/JPS5514840A/ja
Publication of JPS6310230B2 publication Critical patent/JPS6310230B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Prevention Of Electric Corrosion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は地中埋設管の電気防食等に使用する
強制排流器に関するものである。 従来の強制排流器を第1図に示す。第1図にお
いて、1は周波数60Hzの3相交流電源、2はノー
ヒユーズブレーカ、3は変圧器、4は可飽和リア
クトル、5はダイオード5a〜5fよりなる3相
全波整流器、6は平滑用コイル6aおよび平滑用
コンデンサ6bよりなる平滑回路、7は外部流入
脈流阻止用コイル、8は脈流検出装置、9はリレ
ー、10はダイオードであり、正側出力端子11
および負側出力端子12がそれぞれ電鉄軌条(図
示せず)および埋設管(図示せず)に接続され
る。 つぎに、この強制排流器の動作について説明す
る。この強制排流器は、3相交流を整流平滑して
直流に変換し、この直流を電鉄軌条・埋設管間
(負荷)に印加して電鉄軌条の漏れ電流に対する
埋設管の電気防食を行う。 また、脈流検出装置8は、強制排流器が第1表
に示すような故障状態となつてリツプル電流が電
鉄軌条・埋設管間に流れたときに電鉄軌道信号回
路に与える悪影響を除去するために設けられたも
のである。
【表】 すなわち、この脈流検出装置8は、強制排流器
の脈流検出端に接続された端子R,S間の脈流電
圧(実効値)を検出し、これが所定のいき値(ト
リツプ電圧)を超えると端子P,Q間を短絡して
リレーコイル9aに電流を流し、それによりリレ
ー接点9bを閉じてノーヒユーズブレーカ2のト
リツプコイル2aにAC100Vを供給してノーヒユ
ースブレーカ2を開放状態にし、3相交流電源を
しや断する。ここで、第2図に第1表で示した強
制排流器の運転状態における直流出力電圧をパラ
メータとした検出点リツプル電圧対直流出力電流
特性を示すとともに第3図A,B,Cに第1表
(イ)、(ロ)、(ニ)の各運転状態のリツプル電流対周波数
特性(抵抗負荷)を示す。なお、第1表(ハ)の運転
状態のリツプル電流対周波数特性はレベルが低い
こと以外は第3図Cと同様である。この第2図の
結果によると、トリツプ電圧を100mV程度に設
定すれば故障時に3相交流電源をしや断できるこ
とがわかる。 また、外部流入脈流阻止用コイル(3mH〜10
mH)7は、外部流入脈流による脈流検出装置8
の誤動作を防止するために脈流検出端より負荷側
に設けられている。すなわち、強制排流器におけ
る負荷回路(電鉄軌条・埋設管間)は、一般の電
気回路のような負荷回路とは異なり負荷電圧変動
が激しく、第4図および第5図に示すように変動
する。第4図は強制排流器休止時の直流出力端1
1,12の電圧すなわち電鉄軌条・埋設管間電圧
の時間特性を示しているが、その値は電鉄負荷の
位置、数およびノツチノイズの大小等に影響され
て最大瞬間−10V〜+200V程度に達し、この負
荷変動が外部流入脈流となつて脈流検出装置8に
誤動作を起こさせていた。この電鉄軌条・埋設管
間電圧の周波数分析を2社の電鉄について行う
と、第5図A,Bに示すようになり、その周波数
成分としては電鉄ノツチノイズを中心とする周波
数30Hz以下の直流領域ノイズと電鉄の起電回路が
3相の全波整流を使用していることに起因する周
波数360Hz成分とに大別でき、どの会社の電鉄で
も共通である。そこで、この外部脈流の流入を阻
止するために外部流入脈流阻止用コイル7が使用
されたのである。 しかし、この外部流入脈流阻止用コイル7には
負荷直流電流が流れるため大きな電流容量が必要
であつた。また、この外部流入脈流阻止用コイル
7は直流領域の外部流入脈流成分を除去すること
ができないので、ラツシユアワー時のようなノツ
チノイズの大きい時間帯では脈流検出装置8の誤
動作を招き、強制排流器の安定動作に支障をきた
していた。この誤動作を防ぐにはトリツプ電圧を
高くするかあるいはしや断遅延時間を長くする方
法があるが、前者は本来の障障時に作動しない危
険性があつて好ましくなく、後者も強制排流器の
故障時のリツプル電流が長時間に渡つて流れるた
め電鉄信号回路に対する影響を考えるとやはり好
ましくない。 なお、第6図にトリツプ電圧対設定ダイヤル特
性を示す。 したがつて、この発明の目的は、外部流入脈流
による誤動作を防止できる強制排流器を提供する
ことである。 この発明の一実施例を第7図および第8図に示
す。すなわち、この強制排流器は脈流検出装置8
とリツプル電圧検出点の間に第9図に示すような
周波数特性をもつアクテイブフイルタ13を介在
させたもので、このアクテイブフイルタ13で低
域成分と360Hz成分とを低減することにより外部
流入脈流による脈流検出装置8の誤動作を防止し
ている。この場合、360Hz成分は第1表(ロ)の故障
状態でも現われているが、この故障状態の360Hz
成分の振幅の方が非常に大きいため、外部流入脈
流の360Hz成分のみが除去される。第8図はアク
テイブフイルタ13の詳細回路図で、14はトラ
ンス、15〜18はダイオード、19〜24はコ
ンデンサ、25は360Hz成分を除去するバンドエ
リミネーシヨンフイルタ、26は60Hz以下をしや
断するハイパスフイルタ、27〜31は切換スイ
ツチ、32はヒユーズ、33および34は電源端
子、35および36は入力端子、37および38
は出力端子、39はグラウンド端子である。 このように構成した結果、トリツプ電圧対設定
ダイヤル特性が第10図に示すようになり、第6
図に示したものと比較するとアクテイブフイルタ
13により減衰した周波数領域は同一の設定ダイ
ヤルでもそのトリツプ電圧が高くなり、外部流入
脈流に対して感度が低下する。すなわち、外部流
入脈流による脈流検出装置8の誤動作を防止する
ことができる。このことを第2表により説明す
る。第2表は脈流検出装置8のトリツプ特性を示
しているが、この表によると故障状態ではダイヤ
ルを何にセツトしてもトリツプすることがわか
る。
【表】 以上のように、この発明の強制排流器は、外部
流入脈流による誤動作を防止できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の強制排流器のブロツク図、第2
図は第1図の強制排流器の各運転状態の直流出力
電圧をパラメータとした検出点リツプル電圧対直
流出力電流特性図、第3図は同じくリツプル電流
対周波数特性図、第4図は電鉄軌条・埋設管間の
電位の時間特性図、第5図は電鉄による外部リツ
プルの周波数特性図、第6図は従来例のトリツプ
電圧対設定ダイヤル特性図、第7図および第8図
はそれぞれこの発明の一実施例のブロツク図およ
び要部詳細回路図、第9図および第10図はそれ
ぞれこの発明の一実施例の動作説明図である。 1……3相交流電源、2……ノーヒユーズブレ
ーカ、3……変圧器、4……可飽和リアクトル、
5……3相全波整流器、6……平滑回路、7……
外部流入脈流阻止用コイル、8……脈流検出装
置、9……リレー、13……アクテイブフイル
タ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 脈流検出装置の前段に負荷から加えられる脈
    流成分を除去するためのフイルタを設けたことを
    特徴とする強制排流器。
JP8662578A 1978-07-14 1978-07-14 Forced drainage Granted JPS5514840A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8662578A JPS5514840A (en) 1978-07-14 1978-07-14 Forced drainage

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8662578A JPS5514840A (en) 1978-07-14 1978-07-14 Forced drainage

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5514840A JPS5514840A (en) 1980-02-01
JPS6310230B2 true JPS6310230B2 (ja) 1988-03-04

Family

ID=13892198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8662578A Granted JPS5514840A (en) 1978-07-14 1978-07-14 Forced drainage

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5514840A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0347434U (ja) * 1989-09-14 1991-05-02

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4962379B2 (ja) * 2008-03-28 2012-06-27 Jfeエンジニアリング株式会社 埋設管電気防食システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0347434U (ja) * 1989-09-14 1991-05-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5514840A (en) 1980-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6118676A (en) Dynamic voltage sag correction
US20050253564A1 (en) Active power filter apparatus with reduced va rating for neutral current suppression
US4453193A (en) Overcurrent protection for push-pull circuits
JPS6258213B2 (ja)
JPS6310230B2 (ja)
CN214314521U (zh) 一种能有效减少漏电保护器误动作的装置
US11722069B2 (en) Power conversion system
US4873602A (en) Ripple attenuator for AC power transmission line protective relays
JPH028516Y2 (ja)
JPS6364576A (ja) インバ−タ装置の保護方法
US4933803A (en) Three phase loss protection circuit
CA1147384A (en) Filter input protection
JPH073801Y2 (ja) アクテイブフイルタの保護回路
JPH0231914Y2 (ja)
JPH0317565Y2 (ja)
SU1185475A1 (ru) Устройство дл защиты аппаратуры от неисправностей в трехфазной сети
JPS61128719A (ja) 回路遮断器
JPH0222728Y2 (ja)
JPH0514715Y2 (ja)
JPH0747958Y2 (ja) アクテイブフイルタの保護回路
JPS63245272A (ja) 保護回路
SU1394316A1 (ru) Способ защиты трехфазной сети от аварийных режимов
JPH03850Y2 (ja)
CN112366650A (zh) 一种能有效减少漏电保护器误动作的装置及其运行方法
SU951599A1 (ru) Преобразователь частоты