JPS6310150A - 感光性樹脂版 - Google Patents

感光性樹脂版

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Publication number
JPS6310150A
JPS6310150A JP15419986A JP15419986A JPS6310150A JP S6310150 A JPS6310150 A JP S6310150A JP 15419986 A JP15419986 A JP 15419986A JP 15419986 A JP15419986 A JP 15419986A JP S6310150 A JPS6310150 A JP S6310150A
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JP
Japan
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photosensitive resin
resin plate
substance
photosensitive
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP15419986A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Shimizu
清水 隆顕
Katsuyuki Ota
大田 勝行
Toshimi Aoyama
青山 俊身
Setsuo Nojima
野島 節男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUOTOPORI OUKA KK
Original Assignee
FUOTOPORI OUKA KK
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Publication date
Application filed by FUOTOPORI OUKA KK filed Critical FUOTOPORI OUKA KK
Priority to JP15419986A priority Critical patent/JPS6310150A/ja
Publication of JPS6310150A publication Critical patent/JPS6310150A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、感光性樹脂表面に粘着性を防止する層を設け
た感光性樹脂版に関するものである。さらに詳しくいえ
ば、活性光線を照射することによって、照射部が変色す
る粘着防止層を感光性樹脂表面に設けた感光性樹脂版に
関するものである。
従来の技術 感光性樹脂は、感光性樹脂凸版や印刷配線板等を製造す
るために用いられている。
しかしながら、これらの感光性樹脂表面は粘着性を帯び
ていることが多く、この粘着性のために、原図フィルム
を感光性樹脂表面に真空密着させた場合、原図フィルム
と感光性樹脂表面との均一な密着が阻害され、その結果
得られる画像は焼きぼけとなって不鮮明な像を形成する
ことになる。また原図フィルムを介して活性光線を照射
したのち、原図フィルムを感光性樹脂表面からは、かす
ときに、原図フィルムのゼラチン層が感光性樹脂表面に
付着転写されて原図フィルムを損傷するという問題があ
る。
このような問題を解決するために、感光性樹脂の粘着防
止方法として、特開昭51−49803号公報および特
開昭52−110010号公報には、感光性樹脂表面を
特定のポリビニルアルコールで被覆する方法が開示され
ており、また特開昭56−110941号公報には、ア
ルコール可溶性ポリアミド被膜を感光性樹脂印刷版表面
に設ける方法が開示されている。しかし、これらの被膜
を設けた感光性樹脂版は粘着性が改良されるものの、活
性光線照射後の感光性樹脂版は照射前のそれと色彩的変
化がないため、レリーフ画像形成のために活性光線を照
射処理した版であるのか否かの判断がつかず1画像形成
のために再度活性光線を照射するという過ちを犯す危険
性を含んでいる。
一方、特開昭55−55335号公報および特開昭55
−151638号公報には感光性組成物中に光により変
色する染料、いわゆるロイコ型染料と光酸化剤を含有さ
せることが開示されているが、これを感光性樹脂版とし
た場合、感光性樹脂の感度の低下を伴う欠点を有する。
特に、感光性樹脂版が厚い感光性樹脂凸版印刷版では実
用的な製品を提供することができなくなるばかりでなく
、感光性樹脂表面の粘着性が改善されないので得られる
画像の焼きぼけや原図フィルムの損傷を招くことになる
発明が解決しようとする問題点 本発明は、感光性樹脂凸版印刷版や印刷配線板などを製
造する際に、感光性樹脂表面に原図フィルムを真空密着
させて活性光線を選択的に照射するに当たり、原図フィ
ルムと感光性樹脂版とが均一に密着すると共に、得られ
る画像に焼きぼけや原図フィルムに傷を生じることがな
く、しかも照射の後、現象前において感光性樹脂版に感
光部分の視覚的識別ができる画像、いわゆる焼きだし画
像を形成できる感光性樹脂版を提供することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 上記した目的を達成するため、本発明者らは鋭意研究を
重ねた結果1本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、感光性樹脂版の表面に、活性光線を
照射することによって変色する物質を含有した粘着防止
層を0.1〜307Lmの厚さで設けて成る感光性樹脂
版を提供するものである。
以下に本発明の詳細な説明する。
く感光性樹脂) 本発明で使用する感光性樹脂は、従来公知の種々の感光
性樹脂が使用可能であるが、特に、感光性樹脂表面に粘
着性を有している感光性樹脂には好適である。そのよう
な感光性樹脂としては、互いに相容性のある有1jit
合体バインダー、活性光線照射によって重合可能なエチ
レン性不飽和化合物、光重合開始剤、さらに所望により
熱重合防止剤、可塑剤などの添加物から成る感光性樹脂
組成物がある。この感光性樹脂組成物は、金属1合成樹
脂、紙またはこれらのコンポジットの板あるいはシート
を基板として、その上に上記の感光性樹脂組成物をフィ
ルム状に成形したもので、その感光性樹脂組成物の有機
重合体バインダーとしては、天然あるいは合成の各種樹
脂を用いることができるが、他の成分との相容性、適用
する基板との密着性等の点から、ポリビニルアルコール
、ポリビニルアルコール誘導体、アクリル樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ポリスチレン、
フェノール樹脂、ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリビ
ニルブチラール、ポリウレタン、セルロース誘導体、あ
るいはビニルコポリマー、ジエンコポリマーなどを挙げ
ることができる。
活性光線照射によって重合可能なエチレン性不飽和化合
物としては、通常の感光性樹脂に使用されている光重合
性単量体はすべて使用可能であり、光重合開始剤の作用
によって重合体を形成し得るものである。そのようなも
のとしては、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ル、アクリルアミド、メタクリルアミド、アリル化合物
、ビニルエーテル化合物、ビニルエステル化合物を挙げ
ることができ、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エ
ステルには、多価アルコールのポリアクリル酸エステル
及びポリメタクリル酸エステルがあり、その多価アルコ
ールとしては、エチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリトリトール、ブタンジオール、トリメチ
ロールエタンなどがある。アクリルアミドおよびメタク
リルアミドには、メチレンビスアクリルアミド、メチレ
ンビスメタクリルアミド、エチレンジアミン、ヘキサメ
チレンジアミンなどのポリアクリルアミドおよびポリメ
タクリルアミドなどがある。アリル化合物にはフタル酸
、アジピン酸、マロン酸などのジアリルエステルなどが
ある。またビニルエーテル化合物には、前記多価アルコ
ールのポリビニルエーテル化合物があり、ビニルエステ
ル化合物には、ジビニルサクシネート、ジビニルアジペ
ート、ジビニルフタレートなどがある。
光重合開始剤としては、活性光線の照射によって、前記
光重合性単量体の重合を開始させるものであり、その例
としては、アントラキノン、2−メチルアントラキノン
、2−エチルアントラキノンなどのアントラキノン類、
ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエ
チルエーテルなどのベンゾイン類、ベンゾフェノン、フ
ェナントレンキノン、4.4′−ビス(ジメチル7ミノ
)ベンゾフェノンなどを挙げることができる。
上記した有機重合体バインダー、活性光線の照射によっ
て重合可能なエチレン性不飽和化合物及び光重合開始剤
は感光性樹脂として常用されているものであるから、そ
の配合割合については慣用的範囲で使用すればよい。
本発明の感光性樹脂組成物には上記の外に熱重合防止剤
、可塑剤、染料、顔料、接着改善剤、塗工向上剤、難燃
剤、難燃助剤などを添加することができるが、これらの
選択は従来の感光性樹脂組成物と同様の考え方で添加す
ればよい。
〈粘着防止層) 本発明の感光性樹脂版は、上記感光性樹脂表面に活性光
線照射によって変色する物質を含有する粘着防止層を設
けて成るものであるが、粘着防止層としては、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリアミド、ポ
リメチルメタクリレート、ポリスチレン、スチレンとア
クリル系モノマーとの11体、エチルセルロース、セル
ロースアセテートブチレートなどの高分子化合物を使用
するのが好ましい、そして、上記感光性樹脂版が、上記
感光性樹脂組成物中の有機重合体バインダーとして、ポ
リアミド、ポリウレタン、ポリエステル、ポリビニルア
ルコール誘導体、セルロース誘導体、ビニルコポリマー
、ジエンコポリマーなどを用いるときには、粘着防止層
としてポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、
あるいはポリアミドなどを用いるのが好ましい、このよ
うな組み合わせで適用することによって、本発明の感光
性樹脂版へ選択的に活性光線を照射したのちの現像処理
において、その現像液の作用で粘着性防止層と感光性樹
脂版の所要の部分のみが有効に除去できるという効果を
奏することができる。
〈活性光線の照射によって変色する物質〉本発明で使用
する活性光線の照射によって変色する物質としては、活
性光線が照射されることによってその物質が酸化または
還元されて、ある色合いから、脱色、着色あるいは濃色
化する性質の物質が該当する。このような性質を宥する
物質を示せば、特開昭55−55335号公報に開示さ
れたロイコ色素と光酸化剤とから成るもの、特開昭55
−151638号公報に開示されたロイコ盟の染料と酸
供給化合物から成るのもの、あるいはジアゾニウム化合
物、アジド化合物等が有効である。
これらのうち代表例としてロイコ型染料について示す、
ロイコ型染料とは1個または2個の活性水素原子を有し
、その水素原子を除去すると染料を生成する酸化還元色
素の還元型のものであり。
無色ないし淡色であるが、光酸化剤を用いて活性光線を
照射すると発色して濃色の酸化型となる。
このロイコ型染料としては、アミノトリアリールメタン
、アミノキサンチン、アミノチオキサンテン、アミノー
9.10−ジヒドロ7クリジン、アミノフェノチアジン
、アミノジヒドロフェナジン、アミノフェニルメタン、
ロイコインダミン。
アミノヒドロケイ皮酸、ヒドラジン、ロイコインジゴイ
ド色素、フェネチルアニリンなどを挙げることができる
。また光酸化剤としては、ハロゲン化炭化水素、7ジド
ポリマー、アジド化合物、ヘキサアリールビイミダゾー
ル化合物、ベンゾフェノン、p−7ミノフエニルアルキ
ルケトン、p−7ミノフエニルアリールケトン、多核キ
ノン、チオキサンテノンを挙げることができる。ロイコ
型染料と光酸化剤との混合物は活性光線照射がなくても
空気または酸素に曝されると変色するので、それを避け
るために酸化防止剤あるいは安定剤を添加するのが有効
である。このような酸化防止剤あるいは安定剤としては
、ヒドロキノン、エリソルビン酸、p−7ミノフエノー
ル、2,6−シーtert−ブチル−p−クレゾール、
尿素、チオ尿素、トリフェニルホスフェート、レゾルシ
ン、m−アミンフェノール、モルホリノへキソールレダ
クトン、L−アスコルビン酸、p −tert−ブチル
カテコール、サリチルアルドキシム、ジメチルグリオキ
シム、N、N−ビス(サリチリデン)−1,2−エチレ
ンジアミン、1.2−ビス(2、4−ジヒドロキシベン
ザル)エチレンジアミン、2.5−ビス(1,1,3,
3−テトラメチル−ブチル)ヒドロキノン、サリチルア
ダジン、2.4−ジヒドロキシベンゾアルドキシムなど
が用いられる。
本発明に用いるロイコ型染料には、さらに酸性物質と接
触することにより発色する木質的に無色の染料と光照射
で遊離基を発生し得る有機ノーロゲン化合物との組み合
わせをも包含する。酸性物質と接触することにより発色
する木質的に無色な染料としては、トリフェニルメタン
−フタリド系、フルオラン系、フェノチアジン系、イン
ドリルフタリド系、ロイコオーラミン系、スピロピラン
系、ローダミンラクタム系、トリフェニルメタン系、ア
ザフタリド系、クロメノインドール系、トリアゼン系な
どが知られており、また活性光線の照射で遊離基を発生
し得る有機ハロゲン化合物としては四臭化炭素、ヨード
ホルム、ヘキサクロロエタン、2,2.2−)リブロモ
エタノール、P−二トロベンゾトリクロリド、ペンシト
リプロミド、α、α、α、α′、′、α°−ヘキサクα ロロキシレン、ジクロロブロモメタン、2−ω。
ω、ω−トリクロロメチル−6−二トロベンゾチアゾー
ル、ω、ω、ω−トリブロモキナルジン。
4−ω、ω、ω−トリブロモメチルビリジンなどのハロ
ゲン化炭化水素類、トリクロロアセトアミド、N−エチ
ル−トリブロモアセトアミド、p−二トローα、α、α
−トリブロモアセトフェノン、α、α、α−トリクロロ
アセトフェノンなどのハロゲン含有ケトン類、ペンタブ
ロモジメチルスルホキシド、ヘキサブロモメチルスルホ
ン、トリクロロメチル−フェニルスルホン、ヘキサクロ
ロジメチルスルホン、2−トリブロモメチルスルホニル
−6−メドキシーペンゾチアゾール、l−メチル−2−
トリブロモメチルスルホン−ベンゾイミダゾール、2−
トリブロモメチルスルホニル−5−二トロベンゾチアゾ
ールなどが挙げられる。上記の酸性物質と接触すること
により発色する本質的に無色な染料と活性光線の照射で
遊離基を発生し得る有機ハロゲン化合物との組み合わせ
では、さらに特公昭60−4975号公報に記載されて
いる増感剤および保存安定性向上剤としての共役系窒素
含有複素環化合物や増感効果を大きくするための添加剤
としての7工ロセン化合物を添加することもできる。
本発明の活性光線の照射によって変色する物質は、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリアミド
、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、エチルセ
ルロース、セルロースアセテートブチレートなどの粘着
性防止層の樹脂に相容性を有し、かつそれ単独であるい
は増感剤などを併用して、活性光線の照射によって有効
に変色する限りすべて用いることができ、その使用量は
粘着防止層に0.01〜20重量%、好ましくは0.1
〜5重量%である。ロイコ型染料を用いた場合のロイコ
型染料と光酸化剤との混合割合は、重量比で1071〜
1/l O,好ましくは、2/1−1/2であり、酸化
防止剤あるいは安定剤の使用量はロイコ型染料を基準と
して約0.01〜20重量%で、好ましくは、0.1−
10重量%である。
〈粘着防止層の厚さ〉 本発明の感光性樹脂版の感光性樹脂表面に設けられる粘
着防止層の厚さは約0.1〜30 #Lm。
好ましくは0.5〜10μmであり、この厚さは感光性
樹脂版の種類にもよるが、0.1ルm以下の厚さでは活
性光線照射前後における照射部と非照射部との色別を区
別するのが困難となり、また粘着防止効果も認められな
い、一方30#Lm以上の厚さでは、感光性樹脂の感度
低下が大きいばかりでなく原図フィルムとの間隔が大き
くなるため得られる画像の再現性は損なわれる。
く感光性樹脂版の形成方法) 本発明の感光性樹脂版は金属、合成樹脂1紙またはこれ
らのコンポジットの板またはフィルム、具体的には感光
性樹脂凸版印刷用支持体や印刷回路用銅張積層板などの
上に、接着剤を設けるかあるいは接着層を設けないまま
で、前記感光性樹脂組成物から感光性樹脂版を形成し、
その上に前記活性光線照射によって変色する物質を含有
する粘着防止層を形成し、さらに所望によりその上にカ
バーフィルムを積層して製造される。その感光性樹脂版
の形成方法には、熱プレス法、注型法、溶液流延法、溶
融押し出し法、ロールコータ−法、カーテンコーター法
、スプレー法、浸漬法などがあり、また活性光線照射に
よって変色する物質を含有する粘着防止層の形成方法に
は、ロールコータ−法、カーテンコーター法、スプレー
法、浸漬法などがあり、また別な方法としては感光性樹
脂版と粘着防止層とをあらかじめ用意しておいてのち、
両者を直接積層あるいは接着層を介して積層する方法が
ある。
実施例 以下実施例を挙げ、本発明をより一層具体的に説明する
実施例1 ポリビニルアルコール     100iL量部(ケン
化度80%、平均重合度500)β−ヒドロキシエチル メタクリレート      90重量部エチレングリコ
ール ジアクリレート       20重置部ベンゾインイ
ソプロピルエーテル  2重量部ヒドロキノンモノメチ
ルエーテル0.3重量部エチルアルコール      
  30重量部水               70
重量部以上を配合して成る感光性組成物を、ポリエステ
ル系接着剤を塗布した厚さ250 pmのポリエステル
フィルム上に700 gm厚の感光層が得られるように
流延し、60℃で5時間乾燥した。
一方、 ポリビニルアルコール      25重量部(ケン化
度90%、平均重合度1000)マラカイトグリーン 
     0.251量部水            
   50重量部メチルアルコール        2
5III量部以上を配合して成る変色剤溶液を厚さ12
5μmのポリエステルフィルム上にロールコータ−で塗
布し、乾燥して27Lmのフィルムを形成し、これを前
記感光層表面に95℃のラミネーターで熱圧着して、カ
バーフィルムをもった感光性樹脂版を得た。そしてカバ
ーフィルムをはがすことによりカバーフィルムに塗布し
た被膜は完全に感光層に転移された。
カバーフィルムをはがした感光性樹脂版を4kWの超高
圧水銀灯を備えたポリマープリンター(オーク製作断部
)を用いて2秒間感光性樹脂版の全面に露光し、次にネ
ガフィルムを介して30秒間露光した。N先後ネガフィ
ルムをはがすと露光部は消色しており、N先部の可視画
像が明確に認められた。この樹脂層をブラシ式溶出機を
用いて水で現像し、乾燥、後露光してネガフィルムに対
応したレリーフ画像を得た。このレリーフはシャープな
画像で、150線、3%の網点、50pmの細線が再現
されていた。
比較例工 実施例1の感光性組成物中にマラカイトグリーンをさら
に1重量部添加して実施例1に準じて700 pm厚さ
の感光層を形成した。
一方、ポリビニルアルコールのみを粘着防止層として厚
さ125μmのポリエステルフィルム上に2μmの厚さ
に塗布して上記感光層に熱圧着した。このようにして得
られた感光性樹脂板から1257zmのポリエステルフ
ィルムをはがし、ポリマープリンター(オーク製作新製
)を用いて実施例1と同様にして版面全面に2秒間露光
し、次にネガフィルムを介して30秒間露光した。露光
後の感光性樹脂板は露光したにもかかわらず露光部は鮮
明な可視画像は得られず、溶出して得たレリーフ画像は
150線10%の網点、1100pの細線しか再現され
なく、しかも実施例1に比べて極端に感度が低下してい
た。
実施例2 水10を音部にメチルヒドロキノン0 、025重量部
を溶かし、これにジメチロール尿素ジメチルエーテル7
4重量部、N−メチロールアクリルアミド202重量部
、塩化アンモニウム2重量部を加えて80℃に加熱し、
2時間かきまぜた0次いでこの反応混合物を7セトン1
000重量部中に注加し、析出した沈澱をろ別した。ろ
液は蒸留することによってアセトンを除き粘稠なポリマ
ー状の縮合物を得た。このものは、水、アルコールおよ
びアセトンに可溶で、その赤外吸収スペクトルは800
cm−1に強い吸収を示した。
このようにして得られた縮合物10重量部、重合度50
0、ケン化度86〜89モル%のポリビニルアルコール
10重量部とアントラキノン−2,7−ジスルホン醸ナ
トリウム0.135重量部とを湯浴中で90℃に加熱溶
解し、かきまぜることによって感光性樹脂組成物を調製
した。
これをポリエステル系接着剤を塗布した鉄板上に流延し
、70℃で3時間乾燥し、厚さ400ルmの感光層を得
た。
一方、ブチラール樹脂(ブチラール化70モル%、重合
度300)25g、1,3.3−トリメチルインドリノ
−7°−ジエチルアミノベンゾスピロピラン20mg、
四臭化炭素20mg、エチレングリコール七ノエチルエ
ーテル100gを調製して成る粘着防止用溶液を上記感
光層表面にロールコータ−を用いて塗布し、70℃で1
時間乾燥して厚さlpmの薄膜をもつ感光性樹脂板を得
た。
得られた感光性樹脂板にネガフィルムを介してポリマー
プリンターを用いて20秒間露光した。
ネガフィルムをはがすと露光後の感光層は、露光部が鮮
明な紫赤色に発色した画像が認められた。
この感光性樹脂板をブラシ式溶出機により水を溶出液と
して用い現像した。続いて乾燥、露光して65線2%、
40ルmの細線が再現されたレリーフ画像を得た。
実施例3 0.1mm厚のポリエステルシートで両面が保護されて
いる板状の感光性フレキソ樹脂板であるエラスロン(東
京応化工業株式会社製感光性フレキソ樹脂版)の3mm
厚のものと、4mm厚のものを使用してその各々の片面
のポリエステルシートをはがし、そのはがした側の面同
士を合わせたのち、0.2kg/cm″の圧力でローラ
ー圧着して両面がポリエステルシートで保護された7m
mの2層構造を有する感光性フレキソ印刷版を得た。
一方、スチレン樹脂(分子量10万)25g、ロイコク
リスタルバイオレット25mg、四臭化炭素25mg、
メチルエチルケトン300gから成る溶液をバーコータ
ーを用いて乾燥のちの膜厚がlog、mとなるように厚
さ125μmのポリエステルフィルム上に塗布、乾燥し
て積層体を得た。この積層体を先に作成したフレキソ印
刷版の感光層に圧着してカバーフィルムをもつ感光性樹
脂板を得た。
このようにして得た感光性樹脂板に20Wケミカルラン
プ(東芝社製FL−20BL)を用いて、3分間裏面を
全面露光し、次にカバーフィルムをはがしネガフィルム
を密着して8分間露光した。ネガフィルムをはがすと露
光部は可視画像が鮮明に現出していた。この可視画像の
輪郭に沿ってナイフで感光性樹脂版の半分はどの深さに
切込みを入れて未露光部をはぎとり、ブラシ式溶出機を
用いて、トリクロロエタン/イソプロピルアルコール=
3/lの現像液で現像した。そして乾燥、後露光してシ
ャープなレリーフ画像を得た。
比較例2 0イコ染料を用いずに、スチレン樹脂のみの薄膜を実施
例3において用いたエラスロンの表面に設けて実施例3
と同様にして露光処理したが、可視画像は得られなかっ
た。したがって実施例3のようにナイフで切込みを入れ
るのが難しく現像処理に不当な時間を要した。
実施例4 メタクリル酸メチルとアクリル酸メチル(90/ 10
重量比)の共重合体100重量部テトラエチレングリコ
ール ジ7クリ゛レート          30重量部ビス
フェノールA型 エポキシジアクリレート      5重量部2−二チ
ルアントラキノン     5重量部p−メトキシフェ
ノール  o、oos重量部エチレングリコール モノエチルエーテルアセテート 200重量部上記組成
から成る無色の粘稠な液状感光性樹脂組成物を調製し、
これを両面コーターを用いて、両面に銅箔を積層したが
ラスエポキシの印刷配線基板の両面に塗布、乾燥して、
乾燥後の膜厚が104mの感光層を有する感光性樹脂版
を作成した。
一方、 ポリビニルアルコール      25重量部(ケン化
度95%、平均重合度1,000)マラカイトグリーン
     0.25重量部水            
             50重量部を配合して成る
粘着防止用溶液を両面ロールコータ−を用いて前記感光
性樹脂版に塗布し、乾燥後の膜厚が2pmの薄膜を有す
るホトレジスト積層板を得た。
次に、オーク製作新製の超高圧水銀灯HMW−201B
型を用いて、プリント配線のパターンマスクを介して上
記積層板に紫外線を90mJ/ c m″露光た。その
結果露光部は消色しており、露光部の可視画像が鮮明に
現出していた。
この感光性樹脂板を1.1.1−)リクロロエタンを現
像液として用い、シャワ一式現像を行ったところ良好な
レリーフパターンを得た。
また、このようにして得たパターンについてエツチング
を施したところプリント配線パターンに忠実な回路が得
られた。
発明の効果 本発明の感光性樹脂版の表面は、粘着性がなくまた活性
光線の照射によって照射部が変色するため、照射部と非
照射部とを色刷できるので、感光性樹脂凸版印刷版や印
刷配線板などの製造に用いた場合、本発明の感光性樹脂
版は原図フィルムと均一に密着して得られる画像の焼き
ぼけや原図フィルムを損傷することがなく、しかも照射
前後における色別が明瞭であるから、再度焼付ミスが生
じない優れた効果がある。なお従来の焼きだし画像形成
剤を含有する感光性樹脂表面に粘着防止層を設けた感光
性樹脂版に比べて活性光線照射により変色する物質の添
加量が少なくてすみ、従来の感光性樹脂版よりも感度を
高くするとともに製造コストを低くするという利点があ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光性樹脂層の表面に、活性光線を照射すること
    によって変色する物質を含有した粘着防止層を0.1〜
    30μmの厚さで設けて成る感光性樹脂版。
  2. (2)粘着防止層として、ポリビニルアルコール、ポリ
    ビニルブチラール、ポリアミド、ポリメチルメタクリレ
    ート、ポリスチレン、スチレンとアクリル系モノマーと
    の共重合体、エチルセルロース、セルロースアセテート
    ブチレートから選択される高分子化合物を用いる特許請
    求の範囲第1項に記載の感光性樹脂版。
  3. (3)活性光線を照射することによって変色する物質と
    して、ロイコ型染料、ジアゾニウム化合物またはアジド
    化合物を用いる特許請求の範囲第1項または第2項に記
    載の感光性樹脂版。
JP15419986A 1986-07-02 1986-07-02 感光性樹脂版 Pending JPS6310150A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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