JPS6310134A - 導波型光スイツチ - Google Patents

導波型光スイツチ

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Publication number
JPS6310134A
JPS6310134A JP15265486A JP15265486A JPS6310134A JP S6310134 A JPS6310134 A JP S6310134A JP 15265486 A JP15265486 A JP 15265486A JP 15265486 A JP15265486 A JP 15265486A JP S6310134 A JPS6310134 A JP S6310134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveguide
refractive index
intersection
region
optical switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15265486A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Okayama
秀彰 岡山
Keisuke Watanabe
敬介 渡辺
Shigehiro Kusumoto
楠本 茂宏
Kiyoshi Nagai
長井 清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6310134A publication Critical patent/JPS6310134A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、先導波路中を伝搬する光の進行経路を電気的
に制御する導波型光スイッチに関する。
この光スィッチは内部全反射形光スイッチとも呼ばれる
ものである。
〔従来の技術〕
従来この種の光スィッチとして、第2図に示すように、
基板11中に形成され互いにX字状に交差して平行四辺
形の交差部12を形成する2本の導波路1,2と、前記
平行四辺形の交差部12の一方の対角線に沿う領域3即
ち2本の導波路の双方をさえぎる領域3上に形成された
電極4とを備えたものが知られている。この光スィッチ
においては、電極4に電圧を印加しないときには、一方
の導波路、例えば1の−118から入力された光が同じ
導波路1の他端1bから出力され、他方の導波路2の一
端2aから入力された光が同じ導波路2の他端2bから
出力される状態(クロス(Cross )状態)になる
ように、導波路の交差角φが設定されている。
電極4に電圧を印加したときは、電極下の領域3の屈折
率が低下し、一方の導波路から交差部12に入射した光
が、上記領域3との界面で全反射し、他方の導波路に導
かれる。即ち、導波路1の一端1aから入力された光は
他方の導波路2の他端2bから出力され、導波路2の端
部2aから入力された光は導波路1の端部1bから出力
される。この状態をバー(bar)状態という。
バー状態において、一つの導波路の一端から交差部12
に入射してくる導波光が領域3を貫通して同じ導波路の
他端へ進む(洩れ込む)ことのないようにするため、領
域3の屈折率の減少幅δnを充分大きくするか、または
領域3の厚み(第2回のd)を充分大きくする必要があ
る。バー状態において、交差部への入射光が同じ導波路
の他端に洩れ込む程度を表わす値δは、次のようにして
求められる。Rを反射率とすれば、 と表わされる。例えば、R=0.99とすれば、δ=2
・6である・一方          。
(但し、λ:光の波長、nf :導波路部屈折率〉であ
るので、 δ=2.6、nf =3、φ/2=2.5°、δn =
0.005、λ=1.3μTILとし、コレラを上式に
代入し、dを求めると、 dへ5μm となる。これが、必要なdの大きざ(最少値)である。
一般的に導波路では、導波路幅8μm、導波路部と基板
の屈折率差0.005程度であり、バー状態においては
、領域3は屈折率がO0○05下がり、導波路としては
働かなくなる。即ち、交差部12の導波路幅8μmのう
ち、中央の5μmの幅は導波路としては作用しなくなり
、その両側に幅1.5μmの導波路が2本並んでいる状
態になる。このため、その導波路部分が狭くなり、光の
ロスが大きくなる。
このロスを小ざくする方法の一つが昭和60年−度電子
通信学会半導体、材料部門全国大会講演論文集57−4
、分冊1第347頁、[キャリア注入型光スイッチの特
性」に開示されている。この文献に開示された技術では
、第3図に示すように、交差部12−を第2図の如く平
行四辺形とはせず、2つの平行な導波路部分の128.
12bを含む形状としている。こうすることにより、バ
ー状態における、交差部での光のロスが小さくなる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような構造では、電極4に電圧を印加しな
いクロス状態のとき、一方の導波路、例えば1の一端1
aから入力された光が第4図に符号6で示すように、他
方の導波路2の端部2bに進み、クロス1−一りを引き
起こすという問題がある。
本発明の目的は、クロス状態でのクロストークを増加さ
せることなくバー状態での光のロスを減少させ得る導波
型光スイッチを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の導波型光スイッチは、基板中に形成され、互い
に交差して平行四辺形の又差部を形成する2本の導波路
と、 前記平行四辺形の交差部一方の対角線に沿う領域上に形
成された電極とを備え、 前記電極に電圧を印加したとき前記一方の対角線に沿う
領域の屈折率を低下させ、一方の導波路から前記交差部
に入射した光を前記一方の対角線に沿う領域との界面で
全反射させ、他方の導波路に導く導波型光スイッチにお
いて、 前記平行四辺形の交差部の他方の対角線の端部を形成す
る頂点に隣接する基板内に形成され、前記導波路の屈折
率より小さく、かつ前記基板の屈折率より大きい屈折率
を持つ中間屈折率領域を備えたことを特徴とするもので
おる。
〔作用〕
上記のように構成すると、バー状態にあいそ、中間屈折
率領域が導波路の一部を構成し、バー状態における導波
路の幅を実効的に拡大するので、光のロスが小さくなる
。一方、クロス状態においては、第2図の@造のものに
比ベクロストークが若干増加するが、中間屈折率領域の
屈折率が本来の導波路に比べ小ざいので、第3図の構造
の場合程大きくはならない。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す図である。図示のよう
に、導波型光スイッチは、基板11上に  ゛形成され
、互いに交差して平行四辺形の交差部12を形成する2
本の直線導波路1,2と、平行四辺形の交差部12の一
方の対角線に沿う領域3即ち2本の導波路をともにさえ
ぎる領域3の上に形成された電極4とを備えている。基
板11は例えばInP基板でおり、導波路1,2は、例
えばLPE (液相エピタキシャル成長)法により、I
n Ga AS P、In P層を多相成長させて形成
したC3 P (channeled −5ubstr
ate planar) @造の光導波路でおる。
以上は第2図の光スィッチと同様でおるが、本発明の光
スィッチは、平行四辺形の交差部12の他方の対角線の
端部を形成する頂点12p。
12Qに隣接する基板11内に形成され、導波路1.2
の屈折率より小さく、かつ基板11の屈折率より大きい
屈折率を持つ領域(中間屈折率領域と呼ぶこととする>
58,5bを備えている。このような中間屈折率領域は
、例えば、いったん導波路1,2と同様にしてかつ導波
路1,2と同時に形成したIn Ga As P/In
 P層をエツチングにより薄くすることにより形成され
る。
図示の実施例では、中間屈折率領域5a、5bと、交差
部12のうち領域3の両側の部分および導波路1,2の
うち交差部12に隣接する部分とで、2本の導波路1,
2と略同じ幅で、互いに平行な導波路部分が形成されて
いる。
電極4に電圧が印加されないクロス状態においては、導
波路1又は2の一端の18又は2aから入力された光は
交差部12を直進し、同じ導波部の他%i 1b又は2
bから出力される。
電極4に電圧が印加されると、領域3の屈折率が低下し
、バー状態となり、各導波路1又は2の一方の端部1a
又は2aから入力された光は、領域3との界面で全反射
され、異なる導波路2又は1の他方の端部2b又は1b
から出力される。このとき、光の一部は中間屈折率領域
5a、5bを通る。中間屈折率領域5a、5bが交差部
における導波路の幅を実効的に拡げるので、バー状態に
おける光のロスが小さくなる。
一方、クロス状態においては、中間屈折率領域5a、5
bの存在のため、クロストークが若干増加するが、領域
5a、5bの屈折率が導波路1゜2の屈折率より低いの
で、第3図の場合程は大きくはならない。
以下、この点につき、第4図を参照して説明する。
従来技術の第3図の構造の場合、端部1aから入力され
た光は交差部12に進入した際、ここで、導波路1に相
当する閉じ込め構造がなくなるため、符号6,7で示す
ように回折され、導波路2に洩れ込む。
従来技術の第2図の構造においても、符号7で示すよう
に同様の回折、洩れ込みがあるが、閉じ込め構造ではな
い部分が第3図の場合に比べ短いため、A−A−線上で
見たとぎ、洩れ込み量が小さい。しかし、交差部におけ
る実効的導波路幅が狭いため、光のロスが大きい。
本発明では、符号6と同様の洩れ込みがあるものの、領
域5a、5bの屈折率を導波路に比べ低゛  くするこ
とにより、その洩れ込みの量を少くしている。即ち、第
3図の構造に比べ、クロス1−一りが小さくなる。一方
、バー状態においては、領域5a、5bの導波路の一部
として働くため、第2図の構造に比べ光のロスが少くな
る。
導波路幅8μ7n、基板屈折率=2、導波路屈折率=2
+o、005、光波長=1.3μm、交差角=4.6°
の場合につき、B PM (BeamPrOpa(]a
tiOn Method)解析法によりシュミレーショ
ンを行なった結果を第5図に示す。中間屈折率領域5a
、5bの屈折率を2+0.003としたとき、クロス状
態におけるクロストークを、第3図の構造に比べ、2d
B以上と改善できる。領域5の屈折率の値は、クロス状
態にあけるクロス1−一りとバー状態にあ【プるロスと
を勘案し、用途に応じて最適な値に設定し得る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、交差部に隣接して中間屈
折率領域を設けたので、クロス状態にあけるクロストー
クを増加させることなく、バー状態における光のロスを
小ざくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の導波型光スイッチの実施例を示す斜視
図、第2図および第3図は従来の導波型光スイッチを示
す斜視図、第4図は第1図乃至第3図の導波型光スイッ
チの交差部における回折の様子を示す要部平面図、第5
図は中間屈折率領域と基板との屈折率差とクロストーク
との関係を示す線図でおる。 1.2・・・導波路、4・・・電極、5a、5b・・・
中間屈折率領域、11・・・基板、12・・・交差部。 本慶■耳のW、j反型光ス不好 箒 l 図 肢米O眸放!九ス不ソチ $ 2 図 従来のl!波!尤スイッチ 渠3 図 ψ間属折季砿戚屈折率 茶4 目       茶5回

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板中に形成され、互いに交差して平行四辺形の交
    差部を形成する2本の導波路と、前記平行四辺形の交差
    部一方の対角線に沿う領域上に形成された電極とを備え
    、 前記電極に電圧を印加したとき前記一方の対角線に沿う
    領域の屈折率を低下させ、一方の導波路から前記交差部
    に入射した光を前記一方の対角線に沿う領域との界面で
    全反射させ、他方の導波路に導く導波型光スイッチにお
    いて、 前記平行四辺形の交差部の他方の対角線の端部を形成す
    る頂点に隣接する基板内に形成され、前記導波路の屈折
    率より小さく、かつ前記基板の屈折率より大きい屈折率
    を持つ中間屈折率領域を備えたことを特徴とする導波型
    光スイッチ。 2、前記中間屈折率領域と、前記交差部のうち前記一つ
    の対角線に沿う領域の両側の領域および前記導波路のう
    ち前記交差部に隣接する部分とで、前記2本の導波路と
    略同じ幅で、互いに平行な導波路部分が形成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の導波型光
    スイッチ。
JP15265486A 1986-07-01 1986-07-01 導波型光スイツチ Pending JPS6310134A (ja)

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JP15265486A JPS6310134A (ja) 1986-07-01 1986-07-01 導波型光スイツチ

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JPS6310134A true JPS6310134A (ja) 1988-01-16

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JP15265486A Pending JPS6310134A (ja) 1986-07-01 1986-07-01 導波型光スイツチ

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JP (1) JPS6310134A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5369718A (en) * 1991-10-15 1994-11-29 The Furukawa Electric Co., Ltd. Total internal reflection-type optical waveguide switch

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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