JPS61162030A - 光スイツチ素子 - Google Patents

光スイツチ素子

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JPS61162030A
JPS61162030A JP351685A JP351685A JPS61162030A JP S61162030 A JPS61162030 A JP S61162030A JP 351685 A JP351685 A JP 351685A JP 351685 A JP351685 A JP 351685A JP S61162030 A JPS61162030 A JP S61162030A
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thin film
buffer layer
waveguide
optical
lens
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JP351685A
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Hidetaka Tono
秀隆 東野
Takao Kawaguchi
隆夫 川口
Hideaki Adachi
秀明 足立
Osamu Yamazaki
山崎 攻
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光通信、光応用計測、光情報処理等の分野に
関するものである。
従来の技術 近年光フアイバ通信へ計測等において、光路を切り換え
る光スイッチ素子が重要なキーデバイスとして研究開発
されてきている。なかでも、導波路光スイッチ素子は、
数GHz以上の高速応答性を示すことで特に関心が集ま
っている。特に、TIR(内部全反射)型と呼称される
導波路光スィッチは素子が小型で高速性に冨むといわれ
脚光をあびている。
第4図には、従来例を示す。基板21上に設けられた交
差導波路23上に屈折率の低いバッファ層を介して設置
した制御電極25を有する構造でリッジ型の交差導波路
23につながる入力導波路241L、 24bと出力導
波路240,24dとからなる。電極26間に電圧26
を印加しない場合には、入力導波路24a(または24
b)を導波する導波光22&(または22b)が、交差
導波路23を経て出力導波路24C(または24d)へ
出る。電圧26を印加して交差導波路23で、電極26
のギャップ直下部分で全反射をおこし、導波光22a(
または22b)を出力導波路24d(または24C)へ
と切りかえていた。(IICICIEJ、 Light
wave Tech、、 Mo1. LT−21A6.
1984゜P710 ) 発明が解決しようとする問題点 この様な従来の光スイッチ素子では、交差導波路部分で
、導波路間の結合がおこり、クロストークが劣化すると
いう問題点を有していた。また薄膜導波路ガリソジ型断
面形状を有するために、導波路側壁での散乱損失や、交
差導波路の交差部分での散乱損失があり、低損失光スイ
ッチでは問題となっていた。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、電気光学効果を有
する薄膜上に透明誘電体薄帯を設けて入出力光導波路と
し、入出力光導波路の間に、導波路レンズを形成する様
に、バッファ層より高い屈折率を有する円形状底面を有
する回転対称体を、入出力光導波路が結像関係になる様
に配置して入出力光導波路を接続し、バッファ層の上に
制御用の電極を設け、制御用電極に電圧を印加すること
により、光出力の切り換えを行うものである。
作用 本発明は上記した構成により、導波路側壁の散乱が、導
波光しみ出し部分の透明誘電体薄体の側壁の散乱となる
ため散乱損失が従来のものに較べて極めて小さく、また
、回転対称体による導波路レンズ作用で入出力光導波路
間の接続を行うため、入力、出力それぞれの光導波路間
での結合が生ぜず、クロストークの劣化がおこらず、ま
た、光の交差部分での散乱損失もなく低損失、低クロス
トークの光スィッチが実現できる。
実施例 第1図は本発明の光スイッチ素子の一実施例を示す鳥瞼
図である。第1図において、基板1上に電気光学効果を
有する透明薄膜2を形成した後、バッファ層3と、バッ
ファ層よりも高屈折率の透明誘電体を薄帯状にしたスト
リップロード4を導波路形状に配置しバッファ層と薄膜
2でとり囲んである。ス)IJツブロード4の直下部分
の薄膜2の実効屈折率が高くなり横方向閉じ込めが成さ
れ、ストリップロードに沿って導波される。このストリ
ップロード4直下の部分が光の入力および出力導波路と
なる。ここでは、表現の簡便のため、ストリップロード
を、単に入力、出力光導波路と呼ぶことにする。
本実施例では、入力、出力ともに2本ずつの光導波路を
設けである。2組の入力、出力光導波路は、底面が円形
状の回転対称体であるレンズ用ロード5を介して、面内
方向に結像位置になる様に配置されている。ここで、レ
ンズ用ロード6は、薄膜2上に形成されて、基板1とバ
ッファ層3とによりとり囲まれた導波層の実効屈折率を
、レンズ用ロード6の膜厚かつまたは屈折率を変化させ
ることにより変化させて、中央部分の実効屈折率を上げ
て、周辺部へ行くにしたがい実効屈折率を下げていく様
に形成し、全体で、導波路レンズ(ルネヘルグレンズ)
を構成している。バッファ層3を介して、レンズ用ロー
ド5上に狭い電極ギャップ7を有する電極6を形成しで
ある。ギャップ7は、直下部分の薄膜2が、2組の入出
力光導波路端部を結ぶ交差線の二等分線上にくる様に配
置されている。電極6に電圧を電源9より印加した時に
スイッチすることになる。
本実施例において、電気光学材料薄膜2はP L Z 
T (x/y/z )薄膜(Pb1” La ”Too
      100 (Zr FTlg )、  X 0510≦X、y、 
Z≦100゜too    Too    4o。
y+z=1oo)を用いた。実際には、サファイヤ基板
1上K P L Z T (2810/100 )組成
のターゲットを用いてブレーナ、マグネトロン、スパッ
タ法によりPLZT薄膜を単結晶成長させた。膜厚は、
3600ムであった。ストリップロード4にハTiLz
Osをスパッタし、リフトオフ法により、幅10μm、
膜厚200人交差角1の2×2の入出力導波路形成に形
成した。全長は曲り導波路を含め約1oIIIMであっ
た。交差部中央直径211Mの部分はストリップロード
はない。
次に交差部中央に、逆テーパエツジを有する円形開口マ
スクを用いて、Ta205をスパッタして、中央部が約
400人種になる様な、ドーム状円盤のレンズ用ロード
6を形成した。直径は約2.2MIIであった。円盤の
周辺部はテーパー状になっており、入出力導波路部分と
の接続は損失なく行なわれた。その上にバッファ層3を
ムβを添加したTa205膜をスパッタして形成した。
膜厚は、約1800人であった。屈折率は、PLZT薄
膜が2.6Ta205膜が2.Q8、人1203添加T
a 205膜が2.0であった。その上に、ギャップ4
μm1幅20μm。
長さ218Mの平行電極を交差部中央に来る様にムeを
リフトオフ法でパターン出しした。入力光導波路となる
ロード4の一端から1.3μmの半導体レーザ光を入射
させて、出力光導波からの光出力を測定すると、挿入損
失は、結合損失を除くと、膜の伝搬損失6dB/C11
Lとほとんど同じ値で、レンズ収差による結合損失は約
0.5dBと極めてわずかであった。従来の1の交差型
リッジ導波路では、交差部分の損失がリッジ型にしたた
めに約1・5dBと大きな値が得られクロストークは1
°の場合3〜csdBの値しか得られていなかったが、
本発明の実施例では15dB以上という低クロストーク
が実現された。これは、入出力導波路の最近接距離が、
それぞれ26μmと離れているために、導波路間の結合
がほとんどないためと考えられる。
次に動作原理について実施例にもとづき説明する。第2
図および第3図は、本実施例の第1図の光スィッチの上
面図の模式図である。図では、説明の簡単のため、バッ
ファ層を除いて示している。
第2図、第3図はそれぞれ第1図の電極7に電圧を印加
しない場合とした場合を示す。第2図において、入力光
導波路4Lを伝搬してきた入射光11は、端部で拡がり
、レンズ6で面内方向で集光され出力光導波路4cへと
入って行き直進光出力13へとなる。ここでの入出力導
波路端部での反射損失は、導波路の実効屈折率がほとん
ど同じため、極めて小さい。損失は、レンズの収差によ
り決まる。本実施例の場合、収差損失は0.6 d B
という小さな値が、散乱光測定法により確認された。第
1図において、電極6に電圧を印加した場合第1図の電
極ギヤツブ了の直下のPLZT薄2の部分、第3図にお
いては、屈折率変化領域8の部分に電界が集中し、屈折
率が低下する。カー効果のため領域8の中央部分が特に
屈折率が低くなる。第3図において、入力光導波路4a
を伝搬してきた光11は、出射したあとレンズ5により
集光されるが、屈折率の低い領域8により全反射され、
出力光導波路4dへと集光され、反射光出力15となる
。この時のスイッチ電圧は約3vで消光比1sdBが得
られ、それ以上の電圧を印加しても出力はほぼ一定で、
消光比が良くなっていくのが確認された。従来の場合に
は、4v程度で消光比10dBが得られ、電圧に対して
正弦波的光出力変動がみられていだが、本実施例の場合
まったくみられなかった。これはとりもなおさず、交差
部分(レンズ部分)での光結合がないためである。過剰
スイッチ損失は約o、sdBであった。従来は交差部で
の散乱のため約1 dBであった。
本実施例では、結局、クロストーク15dB以上、スイ
ッチ電圧3v消光比1sdB、挿入損失sdB、スイッ
チ損失0.5dBが得られ、従来のものに較べて、クロ
ストークで10dB以上、消光比でsdB以上、挿入損
失で1dB、スイッチ損失で0−6dBの改善が得られ
た。また、スイッチ電圧も3vと従来より1v低くなり
、特性も安定している。スイッチ電圧は、本発明の場合
入出力導波路の交差角を小さくすればする程小さくなり
クロストークも劣化しない。従来では、交差角が小さく
なると、クロストークが多くなり、2°以に 下は仲々できなかった。
なお本実施例では、電気光学材料としてPLZT(28
10/100 )のターゲット組成から得られたPLZ
T膜について述べたが、電気光学特性を示すすべての組
成の、ものを使用することができる。
ストリップロードおよびレンズ用ロードにTa205膜
用い、バッファ層にム4203を添加したTa205を
用いたが、これらに限定することなく、Nb2051ム
1hos+酸化イツトリウム、酸化チタニウム、Sin
2等々電気光学薄膜より屈折率が低く透明な膜であれば
何でもよい。
発明の効果 本発明により、従来のものにくらベクロストークが極め
て小さく、1°の交差角のもので、10(iB以上の改
善が得られ、交差角をさらに小さくしてもクロストーク
劣化はみられない。また、それに伴いスイッチ電圧も小
さくできる。従来では、交差角を小さくすると、電圧光
出力特性が波うち、消光比のあまりとれない使いにくい
スイッチとなっており、2°程度が実用的な値であった
が、本発明では1°でも低電圧(3v)高消光比(1s
dB以上)が得られ、更に消光比をおとさずに交差角を
小さくすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光スイッチ素子の一実施例を示す鳥敵
図、第2図および第3図は同素子の上面を示す模式図で
、第2図は電圧印加しない時の、第3図は電圧印加時の
ものを示す。第4図は従来の光スイッチ素子の概略平面
図である。 1・・・・・・基板、2・・・・・・電気光学材料薄膜
、3・・・・・・バッフ7層、4. 4a、ab、 4
c、ad−=−・ストリップロード、6・・・・・・レ
ンズ用ロード、6・・・・・・電極、7・・・・・・電
極ギャップ、8・・・・・・屈折率変化領域、11・・
・・・・入射光、12.14・・・・・・伝搬光、13
・・・・・・直進光出力、16・・・・・・反射光出力
、22a。 22b、22c、  22d・・・・・・入出力光導波
路、23・・・・・・交差導波路。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名5−
−レシス′用トy 6−−−#:、@ 第3図     、−眉徨孝fI’c%、f4−−1f
、搬匙 t5〜−互軒匙$刀 f/−一基板 梅〜2(d−!!jス尤 2S−一一寛極 2g−変圧着、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に形成した電気光学効果を有する薄膜を用
    いて成る光スイッチ素子において、前記薄膜上に、透明
    誘電体薄膜であるバッファ層と、前記バッファ層よりも
    屈折率が高く、前記薄膜中を伝搬する導波光の横方向閉
    じ込めを行う透明誘電体薄帯と、前記薄膜中を伝搬する
    導波光の横方向の集光を行う導波路レンズ作用を有し円
    形状底面を有する回転対称体とを形成し、前記透明誘電
    体薄帯が、前記回転対称体をはさんで1組以上対向しか
    つそれぞれ対向した前記透明誘電体薄帯の端部が結像関
    係にある様に配置され、前記バッファ層上に光路切り換
    え用の制御電極を設けたことを特徴とする光スイッチ素
    子。
  2. (2)電気光学効果を有する薄膜がPLZT系薄膜であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光スイ
    ッチ素子。
JP60003516A 1985-01-11 1985-01-11 光スイツチ素子 Expired - Fee Related JPH0760236B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1736817A3 (en) * 2003-07-17 2007-03-07 Dow Corning Corporation An electro-optic gap-cell for waveguide deployment
JP2011227439A (ja) * 2010-03-31 2011-11-10 Fujitsu Ltd 光導波路デバイス、電子機器および光導波路デバイスの製造方法

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