JPS629946A - 炭素繊維強化プラスチツクス製パイプの製造方法 - Google Patents
炭素繊維強化プラスチツクス製パイプの製造方法Info
- Publication number
- JPS629946A JPS629946A JP60150995A JP15099585A JPS629946A JP S629946 A JPS629946 A JP S629946A JP 60150995 A JP60150995 A JP 60150995A JP 15099585 A JP15099585 A JP 15099585A JP S629946 A JPS629946 A JP S629946A
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- JP
- Japan
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- pipe
- grinding
- resin
- surface layer
- ground
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、炭素繊維強化プラスチックス（以下ではＣ
ＦＲＰと云う）製パイプの製造方法、特に、パイプの表
面仕上精度を向上させるための改善された方法に関する
。
ＦＲＰと云う）製パイプの製造方法、特に、パイプの表
面仕上精度を向上させるための改善された方法に関する
。
軽量かつ高強度、高弾性の構造材として知られるＣＦＲ
Ｐは、金属構造材の代替物として近年、その応用分野が
急速に広まりつつあるが、加工性、特に表面の機械加工
性の点で金属に比較し、難しい面がある。
Ｐは、金属構造材の代替物として近年、その応用分野が
急速に広まりつつあるが、加工性、特に表面の機械加工
性の点で金属に比較し、難しい面がある。
例えば、ＣＦＲＰを摺動部に使うときには滑性を高める
ために、また、気密保持部に使うときにはシール機能を
上げるために共に表面粗度を大きく高めることが要求さ
れるが、東し社製１３００Ａｍ維（３ｏｏｏフイラメン
ト、直径７〜８μｍ１撚りあり）を用いた場合を例にと
ると、表面粗度は２〜３．５５止まりであり、研削加工
条件を種々変化させても２５以下の精度の確保は困難で
ある。
ために、また、気密保持部に使うときにはシール機能を
上げるために共に表面粗度を大きく高めることが要求さ
れるが、東し社製１３００Ａｍ維（３ｏｏｏフイラメン
ト、直径７〜８μｍ１撚りあり）を用いた場合を例にと
ると、表面粗度は２〜３．５５止まりであり、研削加工
条件を種々変化させても２５以下の精度の確保は困難で
ある。
何故なら、ＦＲＰパイプの場合、その表面に堅い繊維と
柔らかい樹脂とが混在しており、研削を繰り返すことに
よって樹脂のみがよく削られるからである。
柔らかい樹脂とが混在しており、研削を繰り返すことに
よって樹脂のみがよく削られるからである。
なお、金型上に、樹脂を含浸させた連続繊維の繊維束を
配向を変えながら連続的に巻き重ねる一般的なＦＲＰパ
イプの製造方法では繊維配向の変化や金型に対する巻付
は張力の変動等があるため、撚り有り繊維を用いる場合
には特に繊維を同一円周上に平坦に並べることが難しく
、従って、上述した樹脂の過剰研削を避は得ないのが実
情である。
配向を変えながら連続的に巻き重ねる一般的なＦＲＰパ
イプの製造方法では繊維配向の変化や金型に対する巻付
は張力の変動等があるため、撚り有り繊維を用いる場合
には特に繊維を同一円周上に平坦に並べることが難しく
、従って、上述した樹脂の過剰研削を避は得ないのが実
情である。
この発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、樹脂の過剰研削を減らしてパイプ外表面
の面粗度を高めることにある。
するところは、樹脂の過剰研削を減らしてパイプ外表面
の面粗度を高めることにある。
上記の目的を達成するため、この発明では、フィラメン
トワインディング法等の周知の方法によって得られたＣ
ＦＲＰパイプを基礎パイプとし、そのパイプの外表面を
前処理としてパイプ外径が最終仕上径よりも若干（好ま
しくは０．２〜０．３叫程度）小さくなるように研削し
た後、その研削面上に、好ましくは４〜５μｍ径の細い
フィラメントを撚りをつけずに束ねた繊維束を樹脂を含
浸させながら連続的に巻き付け、これをパイプの表面層
として加熱硬化させた後表面層の外周を仕上げ研削する
ようにしている。
トワインディング法等の周知の方法によって得られたＣ
ＦＲＰパイプを基礎パイプとし、そのパイプの外表面を
前処理としてパイプ外径が最終仕上径よりも若干（好ま
しくは０．２〜０．３叫程度）小さくなるように研削し
た後、その研削面上に、好ましくは４〜５μｍ径の細い
フィラメントを撚りをつけずに束ねた繊維束を樹脂を含
浸させながら連続的に巻き付け、これをパイプの表面層
として加熱硬化させた後表面層の外周を仕上げ研削する
ようにしている。
添付図は、以上の工程を経て得られたＣＦＲＰパイプを
示したもので、符号１は前処理研削を行ったＣＦＲＰパ
イプ、２は仕上研削を施した無撚り繊維の表面層を示し
ている。
示したもので、符号１は前処理研削を行ったＣＦＲＰパ
イプ、２は仕上研削を施した無撚り繊維の表面層を示し
ている。
このように、下地を研削加工してそのＬに樹脂含浸無撚
り繊維束を巻き重ねると、パイプの表面側では堅い炭素
繊維を同一円周上に緻密かつ平坦に配列できるため、仕
」二研削時に樹脂が必要以トに削り取られる心配がない
。
り繊維束を巻き重ねると、パイプの表面側では堅い炭素
繊維を同一円周上に緻密かつ平坦に配列できるため、仕
」二研削時に樹脂が必要以トに削り取られる心配がない
。
なお、前処理研削を行うＣＦＲｒ’パイプ１の補強繊維
束は、撚りの有る蕪しを問わない。何故なら、撚無し繊
維束を使う場合にも、繊維配向の組合せ、巻付はピッチ
、巻付は張力等の条件変化により、撚り有り繊維を使う
ときと同様に、繊維が同一円周上に平坦に並ばないこと
があるからである。
束は、撚りの有る蕪しを問わない。何故なら、撚無し繊
維束を使う場合にも、繊維配向の組合せ、巻付はピッチ
、巻付は張力等の条件変化により、撚り有り繊維を使う
ときと同様に、繊維が同一円周上に平坦に並ばないこと
があるからである。
また、この発明で使用する樹脂としては、エポキシ、ポ
リエステル等の熱硬化性樹脂やポリエーテルスルフォン
、ポリスルフォン等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
リエステル等の熱硬化性樹脂やポリエーテルスルフォン
、ポリスルフォン等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
次に、この発明の実施例を記す。
金型上に樹脂含浸連続繊維の繊維束を巻付け、加熱硬化
させて得られたＣＦＲＰパイプを用意し、そのパイプを
研削加工により外径４９．８Ｍ、長さｆ３００ｒｒｖｎ
に仕上げた、次に、このパイプの研削済み外表面に、東
し社製炭素繊維Ｘ ６３６ （１２０００フイラメント
、フィラメント径５μｍ１撚りなし）の繊維束にエポキ
シ樹脂を含浸させつつ連続的に円周巻きを２＠施し、こ
の表面層を加熱硬化させて外径約５０．２＋＋＋ｍ、長
さ８００ｗｎの添付図に示すようなパイプを得た。
させて得られたＣＦＲＰパイプを用意し、そのパイプを
研削加工により外径４９．８Ｍ、長さｆ３００ｒｒｖｎ
に仕上げた、次に、このパイプの研削済み外表面に、東
し社製炭素繊維Ｘ ６３６ （１２０００フイラメント
、フィラメント径５μｍ１撚りなし）の繊維束にエポキ
シ樹脂を含浸させつつ連続的に円周巻きを２＠施し、こ
の表面層を加熱硬化させて外径約５０．２＋＋＋ｍ、長
さ８００ｗｎの添付図に示すようなパイプを得た。
この後、得られた複合層のＣＦＲＰパイプ表面を研削加
工して外径５０．０ｍ、長さ８００ｒＩｎに仕上げ、外
表面の粗さを測定したところ、その面粗度は０．８Ｓと
非常に円滑な状態を呈していた。
工して外径５０．０ｍ、長さ８００ｒＩｎに仕上げ、外
表面の粗さを測定したところ、その面粗度は０．８Ｓと
非常に円滑な状態を呈していた。
以上述べたこの発明の方法によれば、下地研削を施した
ＣＦＲＰパイプの外表面に、線径の小さなフィラメント
を撚らずに束ねてそれに樹脂を含浸させた繊維束を巻き
付けるので、表面層の繊維が一同一円周上に緻密かつ平
坦に並び、従って、研削時の樹脂の過剰研削を防止でき
、パイプの表面粗度を０．５〜ＩＳ程度に迄高めること
ができる。
ＣＦＲＰパイプの外表面に、線径の小さなフィラメント
を撚らずに束ねてそれに樹脂を含浸させた繊維束を巻き
付けるので、表面層の繊維が一同一円周上に緻密かつ平
坦に並び、従って、研削時の樹脂の過剰研削を防止でき
、パイプの表面粗度を０．５〜ＩＳ程度に迄高めること
ができる。
添付図は、この発明の方法によって得られたＣＦＲＰパ
イプの断面図であり、１は外面を研削したＣＦＲＰパイ
プ、２は、その研削面上に無撚りの炭素繊維束によって
形成された表面層を示している。
イプの断面図であり、１は外面を研削したＣＦＲＰパイ
プ、２は、その研削面上に無撚りの炭素繊維束によって
形成された表面層を示している。
Claims (1)
- 炭素繊維強化プラスチックス製基礎パイプの外表面を研
削加工した後、この研削面上に、樹脂含浸無撚り炭素繊
維束を巻き付けてパイプの表面層となし、この表面層を
加熱硬化後仕上げ研削することから成る炭素繊維強化プ
ラスチックス製パイプの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60150995A JPS629946A (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 炭素繊維強化プラスチツクス製パイプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60150995A JPS629946A (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 炭素繊維強化プラスチツクス製パイプの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS629946A true JPS629946A (ja) | 1987-01-17 |
Family
ID=15508979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60150995A Pending JPS629946A (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 炭素繊維強化プラスチツクス製パイプの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS629946A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH106407A (ja) * | 1996-06-24 | 1998-01-13 | Daiwa Seiko Inc | 釣り・スポーツ用具用部材 |
| JP2006217921A (ja) * | 1997-11-28 | 2006-08-24 | Daiwa Seiko Inc | 管状体及びその製造方法 |
| WO2008081673A1 (ja) | 2006-12-28 | 2008-07-10 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | 疲労特性に優れたＳｉキルド鋼線材およびばね |
| JP2009164475A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Yamaha Corp | マイクロフォンパッケージ、リードフレーム、モールド基板及びマイクロフォンパッケージの実装構造 |
-
1985
- 1985-07-08 JP JP60150995A patent/JPS629946A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH106407A (ja) * | 1996-06-24 | 1998-01-13 | Daiwa Seiko Inc | 釣り・スポーツ用具用部材 |
| JP2006217921A (ja) * | 1997-11-28 | 2006-08-24 | Daiwa Seiko Inc | 管状体及びその製造方法 |
| WO2008081673A1 (ja) | 2006-12-28 | 2008-07-10 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | 疲労特性に優れたＳｉキルド鋼線材およびばね |
| JP2009164475A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Yamaha Corp | マイクロフォンパッケージ、リードフレーム、モールド基板及びマイクロフォンパッケージの実装構造 |
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