JPS6297897A - 保障カ−ドの製造方法 - Google Patents

保障カ−ドの製造方法

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JPS6297897A
JPS6297897A JP61190690A JP19069086A JPS6297897A JP S6297897 A JPS6297897 A JP S6297897A JP 61190690 A JP61190690 A JP 61190690A JP 19069086 A JP19069086 A JP 19069086A JP S6297897 A JPS6297897 A JP S6297897A
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card
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layer
blank
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JP61190690A
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ラルフ カイ
マーティン クリストファー ゴム
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De la Rue Systems Ltd
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De la Rue Systems Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K1/00Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion
    • G06K1/12Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion otherwise than by punching
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は保障カードの製造方法に関する。本明細書にお
いて、保障カードとは所有者を識別又は認定するのに使
用されるすべてのタイプのカードを含む。このような保
障カードの一グループにはクレジットカード、キャッシ
ュカード、借入カード、識別カード及び小切手保証カー
ド等のバンクカードが含まれる。その他の保障カードは
カードの所有者がビルに入所したり、サービスを受けた
り、入国したりすることを可能にし、又例えば自動販売
機に使用したりするものである。
〔従来の技術〕
保障カードに要求される項目は、実質的に改ざん不能で
あり且つ偽造的なコピーに対する対策を有していること
である。偽造を防ぐためにカード上に再現の困難な複雑
なパターンの印刷を含む多くの試みがなされている。こ
れらの方法に伴う問題点は、第1に模倣不能なパターン
が複雑になれ′ばなるほど、カードの製造時間が大幅に
増加することであり、第2にこれらの偽造防止システム
を無効にするような精巧な装置が普通に入手可能になり
つつあることである。
高品質の画像とグラフィックをカード上に作ることは困
難であると共に高価であり、多くの場合難しい高価な方
法と装置が必要である。例えば、写真を付加すれば別の
カバー用ラミネーションの工程が必要となる。カード内
に確実に作られる画像、肖像及び細かい個人的特徴の品
質には限度があり、面倒な入力及びコントロール方法に
よって一つ一つ作られなければならない。
ドイツ公開公報DE−A−3030260号には底層に
金属層を有する識別カードについて開示している。この
金属層は比較的厚く、導電性を有し、その電気的感応性
を利用して記録を書き込むことが可能である。これによ
って層の一部が薫発する。金属層にデータが記録され、
次いで被覆層がこの上に施される。この方法は時間を要
し、高価であり、このため遅いrA雑な装置を必要とす
るので、比較的高価な製品となってしまう。更にこれは
偽造に対しても弱く、なぜならば画像方法が簡単であり
、被覆層のない白紙カードを偽造用に使用される危険性
があるからである。このことは、安全保障のためにはカ
ードの製作者が個々のカードの製作まで行い、且つ記録
する必要があることを意味する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の一態様によれば、保障カード用の白紙カードを
製造する方法は a)複数の層を積層し、その内部層は凄寺奉i金属層を
含み、 b)前記金属層が高強度の放射ビームによって画像を記
録されることが可能となる程度の範囲で隣接する層に接
合されるように前記各層を積層固定するステップからな
る。
金属層の使用によって個人情報を迅速且つ容易に、1層
以上の被覆層を通じて保障カード内に記録することが可
能となった。このことによって、カード製作者が個人の
保障カードを製造するばかりでなく、保安上のリスクな
しに白紙カードを二次的なカード発行者に販売すること
も可能となる。
以下これについて更に詳細に説明する。
本発明は特に白紙の保障カードをバルクで生産する場合
に適用可能である。かくして、本発明の第2態様によれ
ば、複数の保障カードを製作する方法は a)複数の層を積層し、その内部層は後述する金属層を
含み、 b)前記金属層が高強度の放射ビームによって画像を記
録されることが可能となる範囲で隣接する層に接合され
るように前記各層を積層固定してブランクを製作し、該
ブランクを個々の白紙の保障カードに分割するステップ
からなる。
本明細書においては、′金属”とは放射ビーム吸収性金
属、半金属及びこれらの合金または酸化物や硫化物等の
誘導体を含むものとして定義されている。
好適な金属層は種々の組成のニクロム、クローム、ステ
ンレス、及び1500〜2000℃の溶解点を有する類
縁金属である。金属の選択は一般に画像記録用放射ビー
ムの波長によって決められる。これらの金属は、低い強
度の放射ビーム源によっては容易に作り得ない耐久性の
ある画像を提供し安全性を増すので特に有利である。
更に大きな利点は、この金属層は大変薄く白紙カードの
層を確実に接着することが可能であり、これによって画
像の正確性を向上させることができる。例えば、110
0n以下、好ましくは5〜30nmのオーダー、さらに
好ましくは15nmの厚さの層が好適である。我々の発
見によれば、特定の金属の薄いフィルムが高い放射ビー
ム吸収度を示した。例えば、クロームは入射レーザー光
の約40%を吸収する。すべての場合、画像処理前の金
属層の導電性はきわめて低い。
薄い金属層の使用は、カードの製作の際に有利である。
なぜならば、これらの層は真空蒸着、高周波スパッタリ
ング、電子ビーム技術等の公知技術によって基体上に被
覆されるからである。
この金属層は他の層の一つに直接的に被覆されるか、一
つの層に設けた凹所内に置かれた補助の基礎部材上゛に
、金属層の外面がその層の隣接面と面一になるように設
置されてもよい。
本発明の第2態様の方法に用いられる金属層は、実質的
に平行な多数の金属ストリップからなっていることが好
ましい。各金属ストリップは各白紙カードに対応する複
数の部分に分割される。
一枚以上の非金属層が保障用印刷等の予めプリントされ
た情報を記録されていることが望ましい。
ステップ(b)における接合の程度は白紙カードを取り
扱い可能にする程度で充分である。このことは、白紙カ
ード製作者が画像記録用にこの白紙カードを販売する場
合に特に有用である。勿論、保障カード製作の全工程に
おいて個々のカード又は白紙カードを取り扱い可能にす
るのにも有用である。
これらの層はステップ(b)において高周波接着とか選
択的な熱又゛は接着材処理等の適宜な従来技術を用いて
接合される。
一般的に、金属層を完全に隣接する層と接合してしまう
ことは困難でもあるし、好ましいことでもない、従って
、金属層の少なくとも周辺部分の一部は白紙カードの縁
辺部から内側に離れて、間に1個所以上の接合固定領域
を形成し、金属層を挟んでいる層はこの接合固定領域に
おいてステップ(b)によって共に接合されることが望
ましい。
接合固定領域は金属層の周囲全体にわたって設けられる
か、又は金属ストリップを有する複合白紙カードのシー
トの場合には金属層の両側に沿って設けられることが望
ましい。
この場合には、金属層は隣接層に完全には固定されず、
従って比較的容易に画像記録用放射ビームによって画像
処理されることが可能である。なぜならば、金属層の変
化の度合は該金属層が隣接層に接合固定されている程度
に関連するからである。この場合には、金属層はディス
パージョン技術を用いて画像処理される。即ち、金属層
は選択的に溶融し、光学的に低い密度の領域を形成して
大きなコントラストを生じるように再分散される。
他の例においては、画像処理される金属層の領域は隣接
層に部分的に接合される。これらの場合、画像処理ステ
ップに際し金属層の一部は溶融して再結晶し、その時に
接合強度に応じて金属粒子の横方向の移動の程度が変化
する。これによって裸眼では見えにくいが高解像度の顕
微鏡を用いれば見ることのできる画像が作られる。これ
はそれ自身で補助的なカードの保障手段となる。
金属層はステップb)において隣接層に特定の程度に接
合固定される必要があるが、金属層に隣接していない他
の層は例えば芯層としては予め一体化されていてもよい
本発明の第3実施例によれば、本発明の第1又は第2例
によって作成された白紙カードから保障カードを製作す
る方法は、 C)白紙カードの金属層を放射ビームに曝すことによっ
て金属層に画像を記録し、最終的に得られたカードにお
いて画像を記録された金属層の少なくとも一部が該カー
ドの外側から検出可能になすステップを含んでいる。
この方法は白紙カードの製作者によって行われてもよい
が、特に好ましくはこの白紙カードを購入した個人カー
ド製作者によって実行される。後者の場合、白紙カード
は本発明の、第1B様による複合形態の白紙カードとし
て作成され、画像処理後に個々の保障カードに分離され
る。これによって偽造のリスクが減少する。なぜならば
、カード発行機関はサインなどの個人情報を白紙製作者
に流す必要がなくなるからである。
本発明の第4態様によれば、複数の保障カードを作成す
る方法は、 a)前述の定義による金属層を含む複数の内層同士を積
層し、 b)該金属層が高強度放射ビームによって画像記録可能
な程度に、該金属層を隣接層に特定の度合で接合固定す
ることによって、前記各層をを接合固定して複合白紙シ
ートを作成し、 C)該金属層を放射ビームに曝して、金属層が画像処理
されて該金属層内に画像が形成されると共に、画像処理
された金属層の少なくとも一部が最終的に得られるカー
ド内でカードの外側から検出可能であり、金属層はその
領域内の互いに離れた個所に異なった画像を担持するよ
うになし、更に該画像処理された複合白紙シートを個々
の保障カードに分離するステップを含んでいる。
成る場合には、ステップ(b)の接合固定は使用可能な
カードを作るのに充分な程度に行われる。
しかし、大部分の場合にはこの方法は各層を完全に接合
するための最終ステップ(d)を含んでいることが望ま
しい。
ステップ(d)の最終接合の程度はカードが分解するこ
となく通常の使用に耐え、且つ改ざんを防止するのに充
分な強度を有する程度になされるべきである。
ステップ(d)で得られる接合固定の程度・は画像記録
の追加を防止できる程度であることが好ましい。
この最終接合ステップは、金属層及び隣接する層の片方
または両方の間に塗布された不活性接着剤を、通常の熱
処理又は高周波技術又は通常のうミネーション工程によ
って活性化させることによって行われる。
レーザー等放射ビームに金属層を曝して画像の記録を行
う本発明の方法は、サイン、指紋、肖像、グラフィック
等の個人的情報を非常に迅速に高品質で再現すること可
能にする。レーザーの場合には、正確な焦点合わせが可
能であり、ファイルからの所望の情報を有するコンピュ
ータからのエレクトロニクス入力によって画像を作るこ
とが可能テする。更に、レーザービームのスポットは小
さいので、肖像等の画像の高品質のハーフトーンの再現
が可能である。その他の非個人的な画像も同じように製
作可能である。
この工程は乾式であって薬品類を必要とせず、又最終工
程の後で完全に一体化された形のカバ一層によって情報
を防護するためのカバ一層の付加等も必要としない。
形成される画像は異なった効果や密度を与えるために変
更することも可能であり、又他の保障上の手段、例えば
ホログラム等を用いることも好ましい。保障用のプリン
トは必要に応じて選択された不透明性を有する金属層に
よって作られた画像を介して読み取ることも可能である
本発明によれば、個人的なデータは一度に画像記録用放
射ビームによって作られ、カード内に保護されるので、
カードの個人情報化に使用されていた機械的な型押しに
よる多くの場合に替えることができる。
金属層内の画像はカードの所有者に特有な幾つかの部分
を具えている。例えば画像部には発行機関の名称、所有
者のサイン、シニシャル、写真等が入っている。
金属層は高強度の画像記録用放射ビームの作用によって
記録されることが望ましく、且つこの手段のみによって
記録可能であることが望ましい。
これによって偽造が防止できる。この高強度放射ビーム
は4〜10ワツトの出力を有することが好ましい。例え
ば゛、5nmの厚さのニクロム層に対しては4〜5ワツ
トが、20nmのステンレス層に対しては6ワツトが、
そして40nmまでのニクロム層に対しては6〜8ワツ
トが適している。
この放射ビームは比較的高強度のYAGレーザー等によ
って発生させられた光学的ビームであることが望ましい
。例えば、約1.06ミクロンの波長と25ミクロンの
直径のスポットを有するレーザービームが特に適してい
る。しかし、放射ビームが金属層によって充分に吸収さ
れ且つ充分な強度を有していれば、他の放射ビームでも
かまわない。高強度放射ビームは高速で適用しなければ
損傷を与えることがある。
外層同士の間に補助的な層を設置することも可能である
カードの外側から画像を検出することが可能ならば、外
層又は補助層によって形成される内面上に金属層を被覆
することができる。この金属層は芯層の上にコーティン
グされてもよい。
少なくとも1枚の層はカードに剛性を与えるのに充分な
厚さを有している。この層は芯の前部又は一部を構成し
ている。
1例においては、芯は外層の間に挟まれた2枚の芯層か
らなり、一方の外層は金属層を担持している。
補助の金属層を設けることも可能なことを理解すべきで
ある0例えば、2枚の金属層が芯層の両面に設置され、
画像情報をカードの両面から見えるようにすることも可
能である。
金属層が被覆されている層は薄いプラスチック箔、コー
ティングされた紙等の担体からなる基礎材料を具えてい
る。コーティングされたアルミ箔等の層が用いられる。
この材料は適用される薄い金属フィルムに適したものが
選ばれるべきである。
一般に艶の有る面を有するものが好ましい。
基礎材料の別の材料としては、ポリカーボネート、ポリ
エステル、pvc等の高分子フィルムでもよく、これら
の材料は透明であっても、顔料が含有されていてもよい
カードを構成するその他の層は従来型の構成を有し、P
VC等の高分子材料で作られている。
すべての層が検出波長に対して透明な場合(例えば可視
的に透明な場合)には、金属層はカードの両面からその
内容を見ることが可能である。
金属層内の画像は少なくともカードの片面から補助手段
なしに人間の眼で見ることが可能であることが望ましい
。しかし成る場合には、画像記録された情報は非可視波
長のビーム又は高解像度の顕微鏡でのみ検出可能なこと
が好ましいこともある。
一つ以上層に保障用プリント等の補助的な保障手段及び
/又はホログラム、回折格子等の光学的手段を担持させ
ることも可能である。金属層がコーティングされている
層に、該層が組立てられる以前に補助的保障手段が記録
されていることが特に好ましい。
これらの手段の特定のものはそれ自身で該手段を構成し
ている金属層内の画像部と協同するようになされてもよ
い。例えば、反射を必要とする反射ホログラムや透明手
段の場合には、金属層の一部はホログラムや透明手段を
含む層の背後に設けられ、反射面を構成してもよい、こ
の部分には、ホログラム又は透明手段が高強度画像記録
用放射ビームに対して透明体となる場合に限って、所有
者のイニシャル等の画像部分を含むことが可能である。
不透明の保障用手段が設けられた他の例においては、金
属層は画像記録の後に保障用手段の全部又は一部が金属
層を通じて見えるように該手段の上に設置される。この
部分の金属層にも画像部が含まれていてもよい。
他の保障用手段を半透明又は螢光性の補助層を利用して
構成することも可能である。
特に好適な実施例においては、金属層が一対の同−又は
異なった組成の無機の剥離層の間に挟み込まれている。
この無機の剥離層は酸化ゲルマニウム、酸化チタン、酸
化インジウム、低融点ガラス等の材料から作られる。そ
の他の使用可能な材料としてはワックス、ビニール、ゴ
ム等の低融点のを機コーティング材料である。
本発明にかかる白紙の保障カードと記入された保障カー
ドの製造方法の例を添付の図面に基づいて説明する。
〔実施例〕
第1A図はカードの各層の分解斜視図である。
図示のカードは一対の芯層1.2を有する。芯層1.2
の外面には発行所の名前等の標準情報がプリントされて
いる。この芯層の各層は、250ミクロン程度の厚さの
PvC層からなっているが、単一の層であっても気・ま
わない。一般に、芯の厚さは200〜600ミクロンの
範囲内にある。
このカードは75ミクロン程度の厚さのPvCの透明な
バックカバーシート3と、ニクロム等の金属層5でコー
ティングされた内面を有する透明なPvC層の金属化さ
れたカバーシート4を有する。この金属層の厚さは5〜
30nmの範囲、好ましくは15nmである。金属化カ
バーシート4は金属化されていない周辺領域部ち接合領
域6を有する。
第1ステツプにおいて、芯層1,2と透明なバックカバ
ーシート3が高周波接着又はホットプレスラミネーショ
ンによって接合され、次いでカバーシート4がその金属
層を芯層1に接して取付けられる。
第2ステツプにおいて、カバーシート4の固定領域6が
高周波接着又はホットメルト接着によって溶着又は接着
される。
これにより、第1B図に示す単接合白紙カード7が得ら
れる。接合の程度は、白紙カード7がレーザー書き込み
装置で処理されることは可能であるが、それ自身で通常
の使用には不十分な程度となされている。
第1B図に示す組立体は、次に、YAGレーザーからの
強力なレーザービームに曝され、これによって透明なカ
バ一層4を透過して金属層5に画像が記録される。レー
ザービームは芯層1の隣接する面の一部を選択的に剥が
して印刷された情報を表す、その上、このレーザービー
ムはカードの所有者のサイン8の画像を金属層に書き込
む。
画像の記録は従来型の蒸着技術ではなく、ディスパージ
ョン画像技術によって行われる。なぜならば、画像を記
録されるべき金属層の領域は芯層1に接合されていない
からこれが可能なのである。
画像記録のステ、ブが終了した後、カバ一層4とバック
カバー3の残りの非接合部分は前と同様の冑周波接着又
はその他の適宜な熱、接着方法によって芯層1.2と完
全に一体化される。後者の場合、接着剤はカバーシート
3.4の取付けに先立って芯層1,2上に施されている
画像の記録に使用される装置は関連する特願昭61−1
03239号に記載されている。
別の製造方法が第2A〜20図に図示されており、金属
層11がコーティングされた金属化担体フィルム10が
芯層13の凹所12内に入れられている。この担体フィ
ルム10は透明で(そしてバックプリントされ)あって
も白くてもよく、pvcで作られてもよい。
担体フィルム10はストリップとして挿入されてもよい
し、リールからカットされてもよく、これに接着剤が施
されていてもよいし、又は接着剤がフィルム、凹所12
に施されてもよい。
カバ一層とバック層(図示しない)は前述の例と同様に
高周波接着を用いて芯層13上に接合される。カバ一層
の場合には、これは凹所12の周囲の領域14全体で芯
層13に接合される。金属層11は次に前述のようにY
AGレーザーを用いて画像の記録が行われ、最後に高周
波接着によってカバ一層と一体化される。
芯層13上にプリントされた情仲を表示するために金属
層の広い領域を除去する必要がないのでこの技術は有用
であり、特に所有者のサインだけが記録されるような場
合には好適である。
カードに含まれる補助的な保安上の特色として、燐光、
螢光等の不透明手段、その他の光学手段、金属化グリッ
ド、格子並びにパターン領域、及びホログラムを含んで
もよい。不透明手段の場合には第2A〜20図に示され
たのと同様な方法を用いてカードに組み込まれることが
可能である。この場合、担体フィルム10は領域15に
フィルムの端を指向してプリントされた手段を有する(
第2C図)。次に金属層11が担体フィルム10上に被
覆され、引き続く画像記録ステップにおいて、領域15
の金属層が除去されて、予め作られた不透明手段の部分
が領域15において可視化される。
他の例においては、ホログラム、回折格子、グリッド等
の透明手段をカードに組み込むことも可能である。この
場合には、第1A〜IC図に図示されたものと同様の方
法が好適である。例えば、カバ一層4がその内面16(
第4図)にホログラム又はグリッドパターン又は格子に
対応する光学手段を型押しされている。次に金属層5が
前記型押しされた部分を含む面13の上に被覆され、更
に引き続く画像記録ステップにおいて、金属層5はこの
型押しされた部分に一致した部分のみが変化せずに残る
。なぜならばカバ一層4を通過した光はこの光学手段に
反射されるからである。
補助的な保安手段が設けられたこれらの全ての場合にお
いて、画像記録用の放射ビームがコード、名前、イニシ
ャル、その他のグラフィックを金属層内に記録するのに
使用される。
前述の方法は保障カードをバルクで製作する場合に特に
有用である。−例として(第3図参照)、第1A図に図
示された情報と同じような印刷情報を担持した予め準備
された芯17が金属化されたPVCフィルムで作られた
パウチ18のストリップ20に挿入される。芯17を挿
入されたこのパウチ18は、次に高周波接着によってそ
の周辺をシールされ、次いで画像記録され(この例では
両サイドを)、最後に前述の方法で接合される。できた
カードは所望に応じてストリップから切断される。この
方法によれば、ストリップにスプロケット用の孔をあけ
てベルトフィード方式で実施することができる。
保障カードのブランクを製作し、引き続いてバルク形態
の白紙の保障カードを製作するもう一つの方法を第5A
図及び第5B図を参照して説明する。この場合には、第
1A図の組立体と同様な一連の層を有する広い面積の複
合組立体が製作される。この例においては、組立体21
の面積は第1C図の保障カードと同じサイズの4枚の保
障カードを得るのに充分な面積となっている。最初に、
芯層1と同様な芯層は4つの同じ形状の長方形の領域内
に同じ情報をプリントされる。次に金属化されたカバー
シートがこのプリントされた芯層の上に重ねられる。こ
の例では金属化はカバーシートの下面に真空蒸着などに
よってコーティングされた一対の平行な金属ストリップ
の形状をなしている。前述の例のように、芯層の他の面
にもう一つのバックカバーシートが取付けられる。次に
この金属化されたカバーシートは長辺に沿う固定接合領
域28.29を高周波接着することによって、芯層に緩
く組み付けられ、第5A図に示すように複合白紙カード
シートが製作される。
この複合カードシートはカード発行機関に販売され、前
述の画像記録用レーザーを用いて、各カードの将来の所
有者に特有な画像情報が各領域22〜25のそれぞれに
対して金属ストリップ内に記録される。例えば、この特
有な情報としては第5B図の30〜33に示されたよう
な所有者のサインを含む。更に、各保障カードの辺に隣
接する金属ストリップの部分はレーザーによって除去さ
れる。
次に画像記録されたこのブランクの各層は高周波接着、
ラミネーション、ホットメルト接着等によって完全に接
合されるが、この作業はカードの周辺に隣接する金属ス
トリップの部分を除去することによって更に容易となり
、カードの全周にわたって完全な接合が可能となる。
複合カードの各部分22〜25には34〜37に示すよ
うに所有者の氏名が型押しされ、慣性した複合カードは
38〜39に沿って切断され、個々のカードとなる。
第5A図と第5B図に示す例は、一枚の複合白紙カード
シートから多数のカードを製作するための非常に単純化
された技術について述べている。
別の例としては、第5A図の複合白紙カードシートは金
属ソトリップの画像記録に先立って分離されてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1A図〜第1C図は白紙カードとそれに引き続く保障
カードの製作方法の一例における異なった段階を示す。 第2A図〜第2C図は第2例の異なった段階を示す。 第3図は第3例の一つの段階を示す。 第4図は慣性されたカードの断面図を示す。 第5A図及び第5B図はそれぞれ複合白紙カードシート
とカードとを示す。 1.2− 芯層 3・・・パックカバーシート 4・・−金属化されたカバーシート 5−・−金属層 6−接合固定領域

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a)複数の層(1〜5)を積層し、その内層(5)
    は金属層(5)を含み、 b)前記金属層(5)が高強度の放射ビームによって画
    像を記録されることが可能となる程度の範囲で隣接する
    層(1,4)に接合されるように前記各層(1〜5)を
    積層固定するステップを含む白紙の保障カードの製造方
    法。
  2. 2.a)複数の層を積層し、その内部層は 金属層を含み、 b)前記金属層が高強度の放射ビームによって画像を記
    録されることが可能となる範囲で隣接する層に接合され
    るように前記各層を積層固定して複合された白紙シート
    (21)を製作し、該カードを個々の白紙の保障カード
    (22〜25)に分割するステップを含む多数の白紙の
    保障カードの製造方法。
  3. 3.金属層が実質的に平行な多数の金属ストリップ(2
    6,27)からなる特許請求の範囲第2項に記載の方法
  4. 4.ステップ(b)における接合の程度が白紙カード(
    7,21)の取り扱いを可能にするのに充分な程度に行
    われる特許請求の範囲第1項〜3項のいずれか1項に記
    載の方法。
  5. 5.金属層(5)の周囲の少なくとも一部が白紙カード
    (7)の辺から内側に向かってスペースをあけて設けら
    れて一つ以上の接合固定領域(6)が形成され、金属層
    を挟む層がステップ(b)においてこの接合固定領域で
    接合される特許請求の範囲第1項〜4項のいずれか1項
    に記載の方法。
  6. 6.非金属層(1〜4)がプラスチック材料を含んでい
    る特許請求の範囲第1項〜5項のいずれか1項に記載の
    方法。
  7. 7.ステップ(b)が非金属層同士を接合するこうてい
    含んでいる特許請求の範囲第6項に記載の方法。
  8. 8.c)白紙カードの金属層を放射ビームに曝すことに
    よって金属層に画像を記録し、最終的に得られたカード
    において画像を記録された金属層の少なくとも一部が該
    カードの外側から検出可能になすステップを含む特許請
    求の範囲第1項〜7項のいずれか1項に記載の方法によ
    って得られた白紙カード(7)から保障カード(9)を
    作成する方法。
  9. 9.a)金属層(26,27)を含む複数の内層同士を
    積層し、 b)該金属層が高強度放射ビームによって画像記録可能
    な程度に、該金属層を隣接層に特定の度合で接合固定す
    ることによって、前記各層をを接合固定して複合白紙シ
    ート(21)を作成し、c)該金属層を放射ビームに曝
    して、金属層が画像処理されて該金属層内に画像が形成
    されると共に、画像処理された金属層の少なくとも一部
    が最終的に得られるカード内でカードの外側から検出可
    能であり、金属層はその領域内の互いに離れた個所に異
    なった画像(30〜33)を担持するようになし、更に
    該画像処理された複合白紙シートを個々の保障カードに
    分離するステップを含む複数の保障カードの製造方法。
  10. 10.各層同士を完全に接合固定する最終接合ステップ
    を行うステップ(d)を含む特許請求の範囲第8項又は
    第9項に記載の方法。
  11. 11.ステップ(d)が分離ステップに先立って行われ
    る特許請求の範囲第10項に記載の方法。
  12. 12.各保障カードの金属層に担持された画像(30〜
    33)がカードの所有者の特徴を表している特許請求の
    範囲第8項〜11項のいずれか1項に記載の方法。
  13. 13.ステップ(c)が金属層をコントロールされたレ
    ーザービームに曝すステップを含む特許請求の範囲第8
    項〜12項のいずれか1項に記載の方法。
  14. 14.金属層がもう他層の一つにコーティングされてい
    る特許請求の範囲第1項〜13項のいずれか1項に記載
    の方法。
JP61190690A 1985-08-28 1986-08-15 保障カ−ドの製造方法 Pending JPS6297897A (ja)

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GB858521364A GB8521364D0 (en) 1985-08-28 1985-08-28 Security cards

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EP0232579A1 (en) 1987-08-19
AU585635B2 (en) 1989-06-22
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AU6119486A (en) 1987-03-05

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