JPS6297191A - 磁気録音再生機と電子同調受信機の複合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は磁気録音再生機の操作ボタンと、電子同調受
信機のプリセットボタンとを兼用させると共に、一つの
表示体を磁気録音再生機の動作表示と、電子同調受信機
の受信周波数表示に兼用させた装置に関するものである
。

［発明の技術的背景及び問題点］ 近年、電子技術の急速な発達に伴なって、電子的なプリ
セット選局が行える受信機が提案されている。このブリ
セラ１〜受信機は、バンドセレクトスイッチとチャンネ
ルセレクトスイッチの出力によってメモリをアドレスし
、このアドレスされたメモ・すの番地にプリセットされ
たバンド及びチャンネル信号を読み出してマニュアルセ
ット用のアップダウンカウンタにセットし、その出力を
アナログ信号に変換して同調回路を構成する可変容量ダ
イオードに供給することによりプリセットされた所望の
バンド及びチャンネルの電波を受信するように構成され
ている。そしてこの場合、上述したチャンネルセレクト
スイッチは例えばノンロックタイプのスイッチによって
構成されており、バンドセレクトスイッチはロータリー
スイッチによって構成されており、このチャンネルセレ
クトスイッチから出力されるチャンネルセレクト信号及
びバンドセレクトスイッチから出力されるバンドセレク
ト信号を検出する毎に前記メモリ出力をアップ・ダウン
カウンタに読み込み制御するように構成されている。

そして、このような電子同調受信機に更に磁気録音再生
装置をも複合するようにした装置においては、磁気録音
再生装置の動作を操作するスイッチり必要となり、スイ
ッチの数が極めて多くなってしまう。

また、電子同調受信機の受信周波数を表示する表示器に
加え、更に磁気録音再生はの動作等を表示する表示器を
別に設けることは大きなスペースを専有するために得策
ではない。

［発明の目的］ 従って、この発明による目的は、電子同調受信機のプリ
セットスイッチと磁気録音再生装置の操作スイッチとを
兼用すると共に、電子同調受信機の受信周波数の表示と
磁気録音再生装置の動作等の表示とを一つの表示器で兼
用した複合装置を提供することである。

［発明の実施例］ 以下、この発明の実施例について図面を用いて詳細に説
明する。

図はこの発明による複合装置の一実施例を示すブロック
図であって、同図において、１はマニュアル操作によっ
てアップパルスＵあるいはダウンパルスＤとクロックパ
ルスＫＣを選択的に発生するパルス発生器、２はパルス
発生器１のアップ・ダウンパルスＬｌ／Ｄ及びクロック
パルスＫＣを入力とし、クロックパルスＫＣをアップ・
ダウンパルスＵ／Ｄに基づいてカウントする２進のアッ
プ・ダウンカウンタ、３はアップ・ダウンカウンタ２の
カウント出力の上位数ビットを入力として多数の発光ダ
イオードの対応する位置のみを表示する周波数表示器、
４は発振信号を分周した各段の出力信号をアップ・ダウ
ンカウンタ２の出力信号によって選択して合成する事に
よりアップ・ダウンカウンタ２の出力に対応したパルス
数のシリアルパルス列を得るパルスシンセサイザ、５は
ローパスフィルタであって、前記パルスシンセサイザ４
とによフてＤ−Ａ変換部を構成している。６はローパス
フィルタ５の直流出力を図示しない同調回路に切替えて
供給することによりバンドを選択するバンドセレクトス
イッチであって、固定接点ａ〜ＣはそれぞれＡ〜Ｃバン
ドを担当している。

７ａ〜７ｅはノンロックタイプのスイッチによって構成
されたチャンネルセレクトスイッチであって、これらス
イッチは磁気録音再生機の早送りＦＦｌ戻しＲ１イジェ
クトＥ１プレイＰ１、プレイＰ２にそれぞれ対応してい
る。８はＡ−Ｃバンドを担当する固定接点ａ−Ｃを有す
るバンドセレクトスイッチであり、このバンドセレクト
スイッチ８と前記バンドセレクトスイッチ６は連動して
いる。９はチャンネルセレクトスイッチ７ａ〜７ｅ及び
バンドセレクトスイッチ８の出力によって指定された番
地にアップ・ダウンカウンタ２の出力を記憶したりある
いは指定された番地に記・臣されている内容を読み出し
てアップ・ダウンカウンタ２に供給するリード・ライト
メモリ、１０はチャンネルセレクトスイッチ７ａ〜７ｅ
の出力及びバンドセレクトスイッチ８の出力を入力とし
、プリセットスイッチ１１がオフの場合には、ヂャンネ
ルセレクトスイッチ７ａ〜７ｅの出力発生時にアップ・
ダウンカウンタ２にロード信号りを供給し、またプリセ
ットスイッチ１１のオン時にはリード・、ライトメモリ
９にライトパルスＷを供給する制御回路、１２は磁気録
音再生機を制御するテープ制御部、１３はセレクトスイ
ッチ１４の出力によってプリセットスイッチ７ａ〜７ｅ
の出力をリード・ライトメモリ９またはテープ制御部１
２に供給するセレクタ回路、１５はテープ制御部１２の
出力によって動作してチーＩの走行方向に対応したアッ
プ信号Ｕとダウン信号り及びテープの走行速度に対応し
た周期のクロックパルスＫＣを発生するセンシング回路
である。

このように構成された電子同調受信機において、セレク
トスイッチ１４をオフにすると、セレクタ回路１３はセ
レクｉ・スイッチ７ａ〜７ｅの出力をリード・ライトメ
モリ９に供給する。この状態において、パルス発生器１
を操作して（回転させて）例えばクロックパルスＫＯと
アップパルスＵを発生させると、これら両パルスはアッ
プ・ダウンカウンタ２に供給される。アップ・ダウンカ
ウンタ２は、アップパルスＵに従ってクロックパルスＫ
Ｃを順次カウントアツプする。このアップ・ダウンカウ
ンタ２のパラレル出力は、パルスシンセサイザ４に供給
され、ここにおいてアップ・ダウンカウンタ２の出力に
対応して発振信号を分周した各段の信号が選択合成され
て対応するパルス数のシリアルパルス列に変換される。

そして、このパルスシンセサイザ４の出力信号は、ロー
パスフィルタ５において高周波成分が除去されてアップ
・ダウンカウンタ２の出力に対応した直流電圧信号とな
る。この直流電圧信号は、バンドセレクトスイッチ６に
おいて選択された図示しない同調回路の可変容量ダイオ
ードに印加されて対応する周波数の同調が行われる。ま
た、前記アップ・ダウンカウンタ２の上位ピッ］・信号
は周波数表示器３に供給されており、ここにおいて受信
中の周波数がデジタル表示される。以上の説明がマニュ
アル操作時における電子同調受信機の動作説明である。

次に所望放送局をプリセットする場合について説明する
。上述した方法によって所望の局を選局した状態におい
て、まずプリセットスイッチ１１をオンにし、次にプリ
セットしたいチャンネルに対応したチャンネルセレクト
スイッチ７ａ〜７ｅのいずれかをオンすると、制御回路
１０からリード・ライトメモリ９にライトパルスＷが供
給され、リード・ライトメモリ９のバンドセレクトスイ
ッチ８及びオンされたチャンネルセレクトスイッチ７ａ
〜７ｅによって指定された番地にアップ・ダウンカウン
タ２のカウント出力、つまり受信中の同調周波数の基と
なっているデジタル信号を記憶させることができる。こ
のようにして、他のチャンネルにも所望周波数のプリセ
ットが行われる。

次にプリセット選局を行う場合には、希望する局に対応
したデジタル信号が記憶されている番地をバンドセレク
トスイッチ８とチャンネルセレクトスイッチ７ａ〜７ｅ
とによって選択する。このような操作を行なうと、プリ
セットスイッチ１１はオフであるために制御回路１０は
アップ・ダウンカウンタ２にロード信号りを供給する。

この結果、バンドセレクトスイッチ８とチャンネルセレ
クトスイッチ７ａ〜７ｅの出力をアドレスとして読み出
したリード・ライトメモリ９の読み出し信号は、アップ
・ダウンカウンタ２にパラレルに読み込まれ、その出力
がデジタルシンセサイザ４に供給されてマニュアル操作
の場合と同様な選局動作が行われる。以後、同一バンド
内のプリセット選局変更は、チャンネルセレクトスイッ
チ７ａ〜７ｅの選択的なオン制御のみでよく、またバン
ド　　。

が異なる場合には、バンドセレクトスイッチ８を切替え
た後にチャンネルセレクトスイッチ７ａ〜７ｅを操作す
れば良い。

次に、磁気録音再生機を操作する場合には、セレクトス
イッチ１４を閉じてセレクタ回路１３を制御することに
より、プリセットスイッチ７ａ〜７ｅの出力をテープ制
御部１２に供給する。この場合、プリセットスイッチ７
ａ〜７ｅは前述したようにそれぞれ早送りＦＦ、巻戻し
Ｒ，イジェクトＥ、プレイＰ＋　、プレイＰ２にそれぞ
れ対応しているために、例えばプリセットスイッチ７ａ
を操作すると、その出力がセレクタ回路１３を介してテ
ープ制御部１２に供給される。この結果、テープ制御部
には早送り動作を行なわせるための図示しない各駆動部
分を制御してテープの早送りを行なう。また、テープ制
御部１２が作動すると、テープ制御部からセンシング回
路１５に信号が供給されてセンシング回路１５が働き、
これによってテープの走行方向に対応したアップ信号Ｕ
またはダウン信号りと、テープの走行速度に対応したク
ロックパルスＫＣが発生され、これらの各信号はアップ
・ダウンカウンタ２に供給される。アップ・ダウンカウ
ンタ２はクロックパルスＫＣをアップダウン信号Ｕ／Ｄ
の指示に対応して順次カウントする。このテープ速度に
対応して順次変化するカウント出力は周波数表示器３に
供給され、これに伴なって周波数表示器３の点灯発光ダ
イオードが正転方向を示す右方向または逆転方向を示す
左方向にそのテープ移動速度に対応して移動する。

従って、周波数表示器の点灯状態を見ることによりて磁
気録音再生磯がいかなる動作状態にあるかを表示するこ
とができる。

なお、上述した説明においては、早送りのみについて説
明したが、他の操作も同様にして行なえるものである。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明は電子同調受信鍬のプリ
セットスイッチと磁気録音再生群の操作スイッチを兼用
したものであるために、スイッチの数が大幅に減少する
と共に、その操作も極めて容易になる。

また、この発明は電子同調受信掘の受信周波数表示と、
磁気録音再生群の動作等の表示を一つの表示器によって
兼用するようにしたので、スペースファクタが向上し特
に車載用は器に利用した場合、小型にして多額能な商品
を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明による複合装置の一実施例を示すブロック
図である。 １・・・パルス発生器、２・・・アップ・ダウンカウン
タ、３・・・周波数表示器、４・・・パルスシンセサイ
ザ、５・・・ローパスフィルタ、６，８・・・バンドセ
レクトスイッチ、７ａ〜７ｅ・・・チャンネルセレクト
スイッチ、９・・・リード・ライトメモリ、１０・・・
制御部、１１・・・プリセットスイッチ、１２・・・テ
ープ制御部、１３・・・セレクタ回路、１４・・・セレ
ク］〜スイッチ、１５・・・センシング回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数個のプリセットスイッチを選択操作することによっ
   てプリセット同調が行えるようにした電子同調受信機に
   おいて、電子同調受信機と磁気録音再生機の動作選択を
   行うセレクトスイッチと、このセレクトスイッチの選択
   によってプリセットスイッチの出力の供給を切替えるセ
   レクタ回路と、上記セレクトスイッチの操作に基づく磁
   気録音再生機の選択時におけるセレクタ回路の出力によ
   って、テープの動作制御を行うテープ制御回路と、上記
   セレクトスイッチによる電子同調受信機の動作選択によ
   り電子同調受信機の受信周波数を表示し上記セレクトス
   イッチによる磁気録音再生機の動作選択により磁気録音
   再生機の動作表示を行う表示器とを備え、上記複数個の
   プリセットスイッチは上記セレクトスイッチの選択によ
   り、上記セレクタ回路を介して電子同調受信機のプリセ
   ット操作と、磁気録音再生機の早送り、巻戻し、エジェ
   クト、プレイ等の動作モードの各種制御操作とに兼用さ
   れ、かつ上記表示器は上記セレクトスイッチの選択によ
   り電子同調受信機の受信周波数の表示と、磁気録音再生
   機の動作を示す表示とに兼用されることを特徴とする磁
   気録音再生機と電子同調受信機の複合装置。