JPS6297130A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6297130A JPS6297130A JP60236288A JP23628885A JPS6297130A JP S6297130 A JPS6297130 A JP S6297130A JP 60236288 A JP60236288 A JP 60236288A JP 23628885 A JP23628885 A JP 23628885A JP S6297130 A JPS6297130 A JP S6297130A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- recording medium
- magnetic powder
- coating
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁性粉末の分散性に優れた磁気記録媒体の製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
一般に、磁気テープ、フレキシブル磁気ディスクなどの
磁気記録媒体は、ポリエステルフィルム等の非磁性支持
体上に磁性粉末結合剤、揮発性溶剤及びその他必要添加
剤を混合分散してなる磁性塗料を塗布し、乾燥して磁性
層を形成したものであるが、近年高密度化に伴って、今
まで以上に磁気特性、電磁変換特性の優れたものが要求
されている。このため使用する磁性粉末は微粒子化高保
磁力化されたものが使用されつつある。従って。
磁気記録媒体は、ポリエステルフィルム等の非磁性支持
体上に磁性粉末結合剤、揮発性溶剤及びその他必要添加
剤を混合分散してなる磁性塗料を塗布し、乾燥して磁性
層を形成したものであるが、近年高密度化に伴って、今
まで以上に磁気特性、電磁変換特性の優れたものが要求
されている。このため使用する磁性粉末は微粒子化高保
磁力化されたものが使用されつつある。従って。
媒体として必要な磁気特性、電磁変換特性を得るための
磁性粉末の分散は、ますます困難をきたすことになる。
磁性粉末の分散は、ますます困難をきたすことになる。
特に、コバルト被着型酸化鉄、二酸化クロム等の場合に
於ては、 BET粒度が40m2/grを越えると著し
い分散性の低下が生じ、従来の分散方法例えば高級脂肪
酸や界面活性剤等を分散剤として磁性粉末、結合剤と同
時に混合分散する工程で添加する従来方法では、いまだ
不充分であった。
於ては、 BET粒度が40m2/grを越えると著し
い分散性の低下が生じ、従来の分散方法例えば高級脂肪
酸や界面活性剤等を分散剤として磁性粉末、結合剤と同
時に混合分散する工程で添加する従来方法では、いまだ
不充分であった。
本発明は上記従来の欠点を解消する磁性粉末の分散性に
優れた磁気記録媒体の製造方法に関するものである。
優れた磁気記録媒体の製造方法に関するものである。
本発明は、揮発性溶剤中に、磁性粉末、結合剤およびそ
の他必要添加剤を混合分散してなる磁性塗料を非磁性支
持体上に塗布し、乾燥して磁気記録媒体を製造する方法
において、上記必要添加剤として少なくとも、炭素数1
2〜18を有する高級脂肪酸とHLB値が10以上のポ
リオキシゾロピレンアルキルエーテルリン酸を用い、前
記高級脂肪酸を磁性粉末と結合剤を混合分散する工程で
添加混合し9次いで最終粘度調整する工程で前記ポリオ
キシプロピレンアルキルエーテルリン酸を添加すること
を特徴とするものである。
の他必要添加剤を混合分散してなる磁性塗料を非磁性支
持体上に塗布し、乾燥して磁気記録媒体を製造する方法
において、上記必要添加剤として少なくとも、炭素数1
2〜18を有する高級脂肪酸とHLB値が10以上のポ
リオキシゾロピレンアルキルエーテルリン酸を用い、前
記高級脂肪酸を磁性粉末と結合剤を混合分散する工程で
添加混合し9次いで最終粘度調整する工程で前記ポリオ
キシプロピレンアルキルエーテルリン酸を添加すること
を特徴とするものである。
即ち、従来のように、1種以上の分散剤を磁性粉末と結
合剤を混合分散する工程で同時に添加混合すると1分散
剤が、磁性粉末、およびその他の必要添加剤としてのカ
ーボンブラックや、At203等の、無機粉末の表面に
吸着されてしまう。特にBET粘度40 m2/gr以
上の磁性酸化鉄の場合にはその吸着量が増大し、さらに
多くの分散剤を添加することが必要となる。このような
場合、塗膜化した後に、ブルーミング現象を生じ、磁気
記録媒体使用時に過剰な分散剤が磁気ヘッドに粘着し。
合剤を混合分散する工程で同時に添加混合すると1分散
剤が、磁性粉末、およびその他の必要添加剤としてのカ
ーボンブラックや、At203等の、無機粉末の表面に
吸着されてしまう。特にBET粘度40 m2/gr以
上の磁性酸化鉄の場合にはその吸着量が増大し、さらに
多くの分散剤を添加することが必要となる。このような
場合、塗膜化した後に、ブルーミング現象を生じ、磁気
記録媒体使用時に過剰な分散剤が磁気ヘッドに粘着し。
塗膜耐久性を低下させ、実用に供しなくなる。
本発明では、磁性粉末およびその他の必要添加剤として
のカーデンブラック、At205等の無機粉末の分散を
、より効果的に行わせるために、必要分散剤を分割して
添加しているもので、特に必要添加剤としての炭素数1
2〜18を有する高級脂肪酸を磁性粉末と結合剤を混合
分散する工程で添加し、他の必要添加剤であるHLB値
が10以上のポリオキシプロピレンアルキルエーテルリ
ン酸を最終粘度調整する工程で添加することによシ、効
果的な分散を得ているものである。
のカーデンブラック、At205等の無機粉末の分散を
、より効果的に行わせるために、必要分散剤を分割して
添加しているもので、特に必要添加剤としての炭素数1
2〜18を有する高級脂肪酸を磁性粉末と結合剤を混合
分散する工程で添加し、他の必要添加剤であるHLB値
が10以上のポリオキシプロピレンアルキルエーテルリ
ン酸を最終粘度調整する工程で添加することによシ、効
果的な分散を得ているものである。
本発明で使用する少なくとも炭素数12〜18を有する
高級脂肪酸は磁性粉末に対して0.2〜5.0重量部好
ましくは1.0〜2,0重量部含有させればよく、具体
例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸
等の飽和脂肪酸が挙げられる。
高級脂肪酸は磁性粉末に対して0.2〜5.0重量部好
ましくは1.0〜2,0重量部含有させればよく、具体
例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸
等の飽和脂肪酸が挙げられる。
又本発明で使用するHLB値が10以上のポリオキシプ
ロピレンアルキルエーテルリン酸は磁性粉末に対して0
.5〜4.0重量部含有させればよく。
ロピレンアルキルエーテルリン酸は磁性粉末に対して0
.5〜4.0重量部含有させればよく。
具体例としては
ポリオキシプロピレン(8)ラウリルエーテルリン酸。
プリオキシゾロピレン00セチルエーテルIJン酸。
ジポリオキシプロピレン(6)ノニルフェニルエーテル
リン酸。
リン酸。
トリポリオキシプロピレン(10ラウリルエーテルリ涜
。
。
等が挙げられる。
以下本発明を実施例で説明する。
〈実施例〉
静電防止剤 カーボンブラック ・・・4部塗膜
補強剤 α−At203 ・・・2部溶
剤 MEK、/ )ルエン 100部/
100部この組成物にステアリン酸2部を加え、ボール
ミルにて72時間混合し9次いで、高速ミキサーにて硬
化剤としてポリイソシアネート化合物4部と、トリポリ
オキシプロピレンα0ラウリルエーテルリン酸2部を添
加して1時間、粘度調整しながら再分散し、絶対除去率
5μmのフィルターを通過させ、磁性塗料を得た。
補強剤 α−At203 ・・・2部溶
剤 MEK、/ )ルエン 100部/
100部この組成物にステアリン酸2部を加え、ボール
ミルにて72時間混合し9次いで、高速ミキサーにて硬
化剤としてポリイソシアネート化合物4部と、トリポリ
オキシプロピレンα0ラウリルエーテルリン酸2部を添
加して1時間、粘度調整しながら再分散し、絶対除去率
5μmのフィルターを通過させ、磁性塗料を得た。
この磁性塗料を中心線平均粗さ0.02μmを有する厚
み75μmのポリエチレン・テレフタレート支持体上に
塗布し1次いで配向磁場強度2000ガウ −スで、走
行方向に配向させた後、乾燥させ磁性層を形成した。
み75μmのポリエチレン・テレフタレート支持体上に
塗布し1次いで配向磁場強度2000ガウ −スで、走
行方向に配向させた後、乾燥させ磁性層を形成した。
〈比較例〉
実施例と同様な方法にて9表1に示す内容で。
磁性層を形成した。
但し、絶対除去率5μmのフィルターが通過しない塗料
については、7μm、14μmと、目の粗いフィルター
を通過させた磁性塗料で、磁性層を形成した。
については、7μm、14μmと、目の粗いフィルター
を通過させた磁性塗料で、磁性層を形成した。
以上の様にして得られた磁性媒体について、下記の試験
を行なった。
を行なった。
〈角型比〉
振動型磁力計にて、印加磁場10,0OOGにて走向方
向の角型比を求めた。
向の角型比を求めた。
〈光沢度〉
グロスメーターにて、標準板による60°反射面元沢度
を90チとした時の相対値として求めた。
を90チとした時の相対値として求めた。
く中心線平均粗さ〉
表面粗さ計にて走行方向に直角な方向で求めた。
くプルーミング〉
25℃、80%RHの環境条件に、48時間放置した後
の磁性層表面の目視観察を行い斑状の模様の有無にて判
定した。
の磁性層表面の目視観察を行い斑状の模様の有無にて判
定した。
得られた結果を表1に示した。
表より明らかなように本発明によって作成した試料は2
分散性に優れている事がわかる。
分散性に優れている事がわかる。
以下余日
Claims (1)
- (1)揮発性溶剤中に磁性粉末、結合剤およびその他必
要添加剤を混合分散してなる磁性塗料を非磁性支持体上
に塗布し、乾燥して磁気記録媒体を製造する方法におい
て、上記必要添加剤として少なくとも、炭素数12〜1
8を有する高級脂肪酸とHLB値が10以上のポリオキ
シプロピレンアルキルエーテル酸を用い、該高級脂肪酸
を磁性粉末と結合剤を混合分散する工程で添加混合し、
次いで最終粘度調整する工程で前記ポリオキシプロピレ
ンアルキルエーテルリン酸を添加することを特徴とする
磁気記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60236288A JPS6297130A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60236288A JPS6297130A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6297130A true JPS6297130A (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=16998567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60236288A Pending JPS6297130A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6297130A (ja) |
-
1985
- 1985-10-24 JP JP60236288A patent/JPS6297130A/ja active Pending
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