JPS6296773A - 燃料供給装置 - Google Patents

燃料供給装置

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JPS6296773A
JPS6296773A JP60235340A JP23534085A JPS6296773A JP S6296773 A JPS6296773 A JP S6296773A JP 60235340 A JP60235340 A JP 60235340A JP 23534085 A JP23534085 A JP 23534085A JP S6296773 A JPS6296773 A JP S6296773A
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liquid
tank
fuel supply
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Shunichiro Hiromasa
広政 俊一郎
Norio Omori
大森 徳郎
Masaharu Nakajima
中嶋 正春
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NipponDenso Co Ltd
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    • F02M37/0052Details on the fuel return circuit; Arrangement of pressure regulators
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K2015/03118Multiple tanks, i.e. two or more separate tanks
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は車輛に搭載されたエンジンに液体燃料を供給す
るための車両用燃料供給装置に係る。 (従来の技術) 近年、各種部品の増加により車室内空間はますまず狭く
なってぎている。そして、車室内空間を少しでも広くす
るために、車室外空間を有効に利用することが望まれて
おり、そのため、1つの平坦な底壁を有する燃料タンク
を取付けることができなくなる場合がしばしば生ずる。 このような場合、燃料タンクの底壁に隆起部を備えてそ
のタンクの外側に凹所を形成し、その凹所に部品を収容
したり、あるいは部品をその凹所に通ずことが必要とな
る。あるいは、燃料タンクを、完全に独立分離された2
つ以上のタンク部で構成し、それらタンク部を人々異な
る場所に設置することが必要となる。かくして最近の燃
料タンクは2つあるいはそれ以上の互いに分離された底
部を有するような形状になっている。 (発明が解決しようとする問題点) 上記のごとき2つ以上の底部を有するような形状の燃料
タンク内の液体燃料をエンジンへ供給するために燃料ポ
ンプをそれら底部のうらの第1の底部内に設置すると、
その第1の底部内の液体燃料はほぼ総てエンジンへ供給
されるけれども、残りの底部内には液体燃料が残留して
しまう。従って、燃料タンクの総ての底部内の液体燃料
を有効に利用するためには、各底部に1つづつ同じ型の
燃料ポンプを設置しなければならない。しかし、これで
はコストアップを1Gき、また、これら燃料ポンプを駆
動するために多大な動力を必要とし、経済的に不利であ
る。 本発明の目的は上記従来技術の問題点を解決することが
できる車輛用燃料供給装置を提供することである。 (問題点を解決するための手段)。 本発明によれば、車輛に搭載されたエンジンに液体燃料
を供給するだめの車両用燃料供給装置にして、 nいに分離された少なくとも第1及び第2の底部を右し
ていて内部に液体燃料を収容している燃料タンク内、 前記燃料タンクの前記第1の底部内に配備されていて、
該第1の底部から吸引した液体燃料を吐出する吐出ポー
トを有している主燃料ポンプ、一端が前記主燃料ポンプ
の前記吐出ポートに接続され、他端が前記エンジンに接
続されていて該主燃料ポンプから吐出される液体燃料を
該エンジンへ圧送する燃料供給導管、 一端がOa記燃料供給導管に、該燃料供給i9管の一端
と他端との間で接続され、他端が前記燃料タンクの前記
第1の底部に連通していて、余剰の液体燃料を該燃料供
給導管から該第1の底部へ戻す燃料戻り導管、 前記燃料戻り導管に備えられ、該燃料戻り導管を通って
前記第1の底部へ戻る液体燃料の流量を1i1i1て前
記エンジンへ圧送される液体燃料の圧力を所定の値に調
整するための圧力レギユレータ及び 前記燃料戻り導管を通って前記第1の底部へ戻される液
体燃料のうちの少なくとも一部の液体燃料の流れによっ
て駆動されて前記第2の底部内の液体燃料を該第1の底
部へ圧送せしめるための補助燃料ポンプ、 を有していることを特徴とする車輛用燃料供給装置によ
って、上記従来技術の問題点を解決することができる。 (作用) 燃料タンクの第1の底部内に配備σれた主燃料ポンプは
その第1の底部内の液体燃料を吸引し、燃料供給導管を
介してエンジンへ圧送する。そして、そのエンジンへ圧
送される液体燃料の圧力は圧力レギュレータによって調
整され、余剰の液体燃料は燃料戻り導管を通って燃料タ
ンクの第1の底部へ戻される。補助燃料ポンプは、燃料
戻り導管を通って第1の底部へ戻される液体燃料のうち
の少なくとも一部、換言すれば一部または全部の液体燃
料の流れによって駆動され、燃料タンクの第2の底部か
ら第1の底部へ液体燃料を圧送Jる。 (実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。 第1図及び第2図には本発明の第1の実施例による車輛
用燃料供給装置が示されており、該燃料供給導管行は全
体が参照番号10で示された燃t″4タンクを有してい
る。その燃料タンク10は金属板をプレス加工して成形
され、車輛の下部に取付(プられるようにされている。 燃料タンク10は底壁11と、周壁12と、頂壁13と
を有し、その底壁11には隆起部14が備えられていて
Uいに分離された第1及び第2の底部15及び16を形
成している。ぞして、その隆起部14によって燃料タン
ク10の外側に形成された凹所17には車輛のドライブ
シャフト21及び1)1気管22を設置づることができ
るようになっている。燃料タンク1o内には例え
【、f
ガソリンのごと2!液体燃で1が満たされる。そして、
例えば第1の底部15内の液体燃料の総てをその第1の
底部15内に設置したポンプでもって吸上げたとしても
、第2の底部16に液体燃料が残留してしまうような形
状をその燃料タンク10は有している。すなわち、第1
の底部15の底と第2の底部16の底とは互いに連通し
ていない。もちろん、燃料タンク10は3つまたはそれ
以上の互いに分離された底部を有していてもかまわない
。 燃料クンク10の第1の底部15内には主燃料ポンプ2
3が配び^されており、該主燃料ポンプ23は車載バッ
テリ24を電源として駆動される直流モータと該モータ
の回転軸によって駆動される再生ポンプ部とがハウジン
グ内に収容された、例えば米国特許第3,947.14
9号及び同第3.676.025号に開示されているご
とき公知のポンプであってよい。主燃料ポンプ23は取
付用ブラケット26にクッションゴム27を介して取付
けられていて、その主燃料ポンプ23の振動が直接取付
用ブラケット26に伝わらないようになっている。そし
て、その取付用ブラケット26は、燃料タンク10の頂
壁13に備えられた間口部31を覆うようその頂壁13
にシール部材29を介してネジ(図示せず〉で固定され
たフランジ部材28の内面に溶接されている。主燃料ポ
ンプ23は吸入ポート32と吐出ポート33とを有して
おり、その吸入ポート32は、樹脂または金網から成る
貢物除去用のフィルタ34を介して第1の底部15の底
に連通している。主燃料ポンプ23は、キースイッチ3
6が備えられたリード線35を介して車載バッテリ24
に接続されていて、そのキースイッチ36が閉じられる
と、第1の底部15内の液体燃料を、フィルタ34を通
して吸入ポート32から吸引し、加圧して吐出ポート3
3から吐出する。 主燃料ポンプ23の吐出ボー1−33は、全体が参照番
号40で示された燃料供給導管を介して車輛エンジン3
8の燃料噴射弁(図示じず)に接続されている。具体的
に述べると、燃料供給導管40は、一端が主燃料ポンプ
23の吐出ポート33に接続されたゴムホース41と、
−1がそのゴムホース41の他端に接続され且つフラン
ジ部材28を貫通して延びている金属製バイブ42と、
一端がそのバイブ42の(l!! 端に接続され、他端
が三方ジヨイント45の入口に接続された金属製バイブ
43と、一端がその三方ジヨイント45の第1の出口に
接続され、他端がエンジン38の燃料噴射弁に接続され
た金属製バイア46とで構成されている。このように、
燃料供給導管4oは、一端が主燃料ポンプ23の吐出ポ
ート33に接続され、他端がエンジン38の燃料噴射弁
に接続されていてその主燃料ポンプ23から吐出される
液体燃料をその燃料噴射弁へ圧送するようになっている
。バイブ42はロー付けによってフランジ部材28に固
定されている。 三方ジヨイント45の第2の出口には、全体が参照番号
50で示された燃料戻り導管が接続されている。具体的
に述べると、その燃料戻り導管sot、t、−+Hが三
方ジョイン1〜45の第2の出口に接続され、他端が圧
力レギュレータ53の入口バイブ52に接続された金属
製バイブ51と、一端が圧力レギュレータ53の出口バ
イブ57に接続された金fft!パイプ56と、一端が
そのバイブ56の他端に接続され且つフランジ部材28
を貫通して延びている金属製バイブ58と、一端がその
バイブ58の他端に接続され、他端が分岐管61の入口
に接続されたゴムホース59と、一端が分岐管61の第
1の出口に接続され、他端が燃料タンク10の第1の底
部15に連通している金属製バイブロ2とを有している
。そして、バイブ58はフランジ部材28にロー付けに
よって固定され、また、バイブロ2には交換可能なオリ
フィス63が備えられている。このように、燃料戻り導
管50は、一端が三方ジョイン1−45を介して燃料供
給導管40に、その燃料供給導管40の一端と他端との
間で接続され、他端が燃料タンク1oの第1の底部15
に連通していて、余剰の液体燃料をその燃料供給導管4
0から第1の底部15へ戻すようになっている。そして
、その燃料戻り導管50に協えられた圧力レギュレータ
53は、燃料戻り導@50を通って燃料タンク10の第
1の底部15へ房る液体燃料の流量を調節してエンジン
38の燃料噴射弁へ圧送される液体燃料の圧力を、例え
ば255 KPaのごとき所定の値に調整している。 燃料タンク10の第1の底部15内には補助燃料ポンプ
70が配置され、その補助燃料ポンプ7oは、第2図に
関連して侵述するごとくジェットポンプで構成されてい
る。ジェノ]・ポンプで構成された補助燃料ポンプ70
の入口は金属製バイブ71によって分岐管61の第2の
出口に接続され、また、その補助燃料ポンプ70の吸込
ポートは金属製バイブ72を介して燃料タンク10の第
2の底部16に連通している。具体的には、そのバイブ
72の一端は補助燃料ポンプ70の吸込みポートに接続
され、また、そのバイブ72の他端はフィルタ34と同
様のフィルタ73を介して燃料タンク10の第2の底部
16の底に連通している。バイブ72は燃料タンク10
の底壁11に備えられた隆起部14に実質上沿って延び
ており、その隆起部14の頂に沿って延びているバイブ
72の部分は、底壁11から111の高さの所に位置し
ている。その高さHlは約100mである。 そして、補助燃料ポンプ70は燃料戻り導管5゜からバ
イブ71を通って送られてくる液体燃料の流れによって
駆動されて燃料タンク10の第2の底部16内の液体燃
料を第1の底部15へ圧送し、出口部74から吐出する
ようになっている。 ジェットポンプで構成された補助燃料ポンプ70の構造
を、第2図を参照して詳細に説明する。 その補助燃料ポンプ70は内部に液体通路76が形成さ
れたほぼ円筒状の本体75を有し、その本体75の軸線
方向一端には入口部材77が螺合されていて、その入口
部材77の内部に形成された液体通路78が本体75の
液体通路76に連通されている。そして、その入口部材
77の、入口82と反対側の内方の軸線方向端には直径
が1、C)++mの円形断面のオリフィス81を備えた
ノズル79が螺合されている。また、本体75の軸線方
向他端からは前述した出口部74が一体をなして突出し
ており、その出口部74に備えられた液体通路84は本
体75の液体通路76に連通しているとともに、出口8
6と、その出口86の反対側にベンチュリ部87とを有
している。加えて、本体75の周壁にはノズル79のオ
リフィス81に隣接して開口して液体通路76に連通し
ている吸込ポート91が形成され、その吸込ポート91
には吸込ポート部材92が螺合されている。そして、入
口部材77は第1図に示されたバイブ71に接続され、
吸込ポート部材92は第1図に示されたバイブ72に接
続されている。本体75、ノズル79、入口部材77及
び吸込ポート部材92はポリアセタール樹脂で作られて
いる。 第1図及び第2図に示された車輛用燃料供給装置の作動
について説明する。キースイッチ36を閉じると、バッ
テリ24から12Vの電圧が主燃料ポンプ23に印加さ
れてその主燃料ポンプ23は駆動される。駆動された主
燃料ポンプ23は燃料タンク1oの第1の底部15内の
液体燃料を、フィルタ34を介して吸入ポート32から
吸引し、255 KPaの吐出圧で且つ901/hrの
流量で吐出ポート33へ吐出する。主燃料ポンプ23か
ら吐出された液体燃料は燃料供給導管40のホース41
、バイブ42及びバイブ43を通って三方ジヨイント4
5に流入し、その三方ジョイン1〜45へ流入した液体
燃料のうちの最大80j!/hrはバイブ46を通って
エンジン38へ送られ、最少10j!/hrが圧力レギ
ュレータ53及び燃料戻り導M 50のバイブ51、バ
イブ56、バイブ58及びホース59を通って分岐管6
1へ流入する。 分岐管61へ流入した液体燃料の一部はバイブロ2及び
オリフィス63を通って燃料タンク10の第1の底部1
5へ直接戻され、残りの液体燃料はバイブ71を通って
補助燃料ポンプ70へ導入される。 第3図は、圧力レギュレータ53を通って分岐管61へ
流入する液体燃料の流量(f!/hr)と、圧力レギュ
レータ53の制御圧(にPa )及び補助燃料ポンプ7
0へ吸入される流量(j! / hr)との関係を、オ
リフィス63の直径を関数どして示しており、第3図中
Aはオリフィス63の直径が1.OMの場合を、Bはオ
リフィス63の直径が1.6闇の場合を、また、Cは補
助燃料ポンプを備えていない在来の燃料供給装置の場合
を夫々示している。 補助燃料ポンプ70に導入された液体燃料はノズル79
のオリフィス81から噴射され、この時、液体通路76
に周知の態様で負圧が生じ、燃料タンク1oの第2の底
部16内の液体燃料はバイブ72を通り、吸込ポート9
1から液体通路76内に吸引されてそのオリフィス81
から噴射された液体燃料と一緒にベンチュリ部87へ到
り、出口86から第1の底部15へ吐出される。こうし
て、第2の底部16内の液体燃料は第1の底部15へ移
送され、第1の底部15内の液体燃料及び第2の底部1
6内の液体燃料は実質上総てエンジン38へ供給され、
第2の底部16内に液体燃料が残ってしまうことが防止
される。また、第3図に示されているごとく、圧力レギ
ュレータ53によって調整されてエンジン38へ供給さ
れる燃料の圧力も、補助燃料ポンプを備えていない在来
の燃料供給装置の場合の特性とそれ程の差異がなく、補
助燃料ポンプ70を備えたことによる空燃比制御特性の
低下は認められていない。 第4図は本発明による車輛用燃料供給装置の第2の実施
例を示しており、この第4図に示された第2の実施例は
、補助燃料ポンプ70が燃料タンク10の第2の底部1
6内に配置されていること、及びその補助燃料ポンプ7
0の出口部材74が金属製バイブ72aによって第1の
底部15に連通している点で第1図及び第2図に示され
た第1の実施例と異なり、他の点はその第1の実施例と
同様であるので説明は省略する。 第5図は本発明による車輛用燃料供給装置の第3の実施
例を示しており、この第5図に示された第3の実施例に
用いられている燃料タンク10aの内部には隔壁14a
が備えられていてその燃料タンク10a内の空間を第1
及び第2の燃料室18a及び18bに分割し、その第1
の燃料室18aが第1の底部15aを、また、第2の燃
料y1sbが第2の底部16aを夫々有している。 そして、第1図に示された第1の実施例のバイブ72に
対応したバイブ72bは燃料タンク10aの外部で隔壁
14aをまたいで延びている。第5図に示された第3の
実施例による燃料供給i置の他の構造は第1図及び第2
図に示された第1の実施例の6のと実質上同一であるの
で、説明は省略する。 第6図は本発明の第4の実施例を示しており、この第6
図に示された第4の実施例は、補助燃料ポンプ70が燃
料タンク10aの第2の底部16a内に配置されている
こと、及びその補助燃料ポンプ70の出口部材74が第
4図に示されたバイブ72r1に対応した金属製バイブ
72Cによって第1の底部15aに連通している点で第
5図に示された第3の実施例と異なり、他の点はその第
3の実施例と同様である。 第7図は本発明の第5の実施例を示してJ3す、この第
7図に示された第5の実施例に用いられている燃料タン
クは完全に独立分離された第1及び第2の燃料タンク部
分10b 及び10b2を右し、第1の燃料タンク部分
10b1が第1の底部15bを、また、第2の燃料タン
ク部分10b2が第2の底部16bを夫々有しており、
これら第1及び第2の燃料タンク部分1ob1及び1o
b2は夫々別個の場所に置かれている。そして、第1図
に示された第1の実施例のバイブ72に対応したバイブ
72dは、第1の燃料タンク部分10b  の頂壁13
b1及び第2の燃料タンク部分10b  の頂壁13b
2を貫通して延びている。第7図に示された第5の実施
例による燃料供給装置の他の構造は第1図及び第2図に
示された第1の実流例のものと実質上同一である。 第8図は本発明の第6の実施例を示しており、この第8
図に示された第6の実施例は、補助燃料ポンプ7oが第
2の燃料タンク部分10b2の第2の底部16b内に配
置されていること、及びその補助燃料ポンプ70の出口
部材74が金属バイブ72eによって第1の燃料タンク
部分10b1の第1の底部15bに連通している点で第
7図に示された第5の実施例と異なり、他の点はその第
5の実施例と同様である。 第9図は本発明の第7の実施例を示しており、この第9
図に示された第7の実施例は、第1図に示されたホース
59、分岐管61、バイブロ2及びオリフィス63が備
えられていないで、バイブ71がバイブ58に直接接続
されていて、圧力レギュレータ53を通って流れてくる
液体燃料の総てが補助燃料ポンプ70へ導入される点で
第1図及び第2図に示された第1の実施例と異なり、他
の点ではその第1実施例と同一である。この第7の実施
例は第1図に示されたオリフィス63を備えていないけ
れども、第2図に示された補助燃料ポンプ70のノズル
79に備えられているオリフィス81の径を適切に選定
すれば、その補助燃料ポンプ70を設置したことにより
圧力レギュレータ53に及ぼされる影響を最少にするこ
とが可能である。 第10図は、第9図に関連して上述した技術思想を第4
図に示された第2の実施例に適用して圧カレギュレーク
53からの液体燃料の総てを補助燃料ポンプ70に導入
している本発明の第8の実施例を示している。この第8
の実施例の他の構造は第4図に示された第2の実施例の
ものと実質上同一である。 第11図は、第9図に関連して上述した技術思想を第5
図に示された第3の実施例に適用して圧力レギュレータ
53からの液体燃料の総てを補助燃料ポンプ70に導入
している本発明の第9の実施例を示している。 第12図は、第9図に関連して上述した技術思想を第6
図に示された第4の実施例に適用して圧力レギュレータ
53からの液体燃料の総てを補助燃料ポンプ70に導入
している本発明の第10の実施例を示している。 第13図は、第9図に関連して上述した技術思想を第7
図に示された第5の実施例に適用して圧力レギュレータ
53からの液体燃料の総てを補助燃料ポンプ70に導入
している本発明の第11の実施例を示している。 第14図は、第9図に関連して上述した技術思想を第8
図に示された第6の実施例に適用して圧力レギュレータ
53からの液体燃料の総てを補助燃料ポンプ70に導入
している本発明の第12の実施例を示している。 第15図から第18図には本発明による車輛用燃料供給
装置の第13の実施例が示されており、その燃料供給装
置は全体が参照番号110で示されIこ2槽弐の燃料タ
ンクを有している。その燃料タンク110は上方及び下
方タンク部材110a及び110bを有しており、その
上方タンク部材110aのフランジ118と下方タンク
部材110bのフランジ119とは互いに溶接されてい
て、底壁111、周壁112及び頂壁113を有する燃
料タンク110を形成している。その底壁111には隆
起部114が備えられていて互いに分離された第1の槽
すなわち第1の底部115と′;52の槽すなわち第2
の底部116とを形成している。そして、その隆起部1
14によって燃料タンク110の外側に形成された凹所
117には車輛のドライブシャフト(図示せず)を設置
することかできるようになっている。第15図に示され
たごとき形状を有づる燃料タンク110は、車輛前方に
エンジン138を置き、後輪で駆動するフロントエンジ
ン・リヤドライブ車や四輪駆動車のうらで車高の低いス
ポーツ車等の搭載上の制約から、ずなわら、ドライブシ
ャフトを布設する空間の確保と、燃料音けをできるだけ
多くするという2つの要求から派生している。 燃料タンク110の第1の底部115内に配備された主
燃料ポンプ123は第1図に示された主燃料ポンプ23
と構造において実質上同一であるが、その上燃わ1ポン
プ123は255 Kl’aの吐出圧で100j!/h
r以上の吐出圧となるように設定されている。主燃料ポ
ンプ123のための取付構造及び電気回路は第1図に示
された第1の実施例と実質上同一であるのC゛、その第
1図に用いられた参照番号と1r】1じ参照番号で示さ
れている。また、燃料供給導管40、燃料戻り導’?’
J 50及び圧力レギュレータ53の配列も第1図に示
された第1の実施例のものと実質上同じであるので説明
は、省略する。 燃料タンク110の第2の底部116内には、機能にa
3いて第1図及び第2図に示された補助燃料ポンプ70
に対応した補助燃料ポンプ170が配備され、その補助
燃料ポンプ170は第16図から第18図に詳細に示さ
れているごとく、流体駆動ポンプで構成されている。そ
の流体駆動ポンプで構成された補助燃料ポンプ170は
円筒状の本体171を有し、その本体171の周壁には
円周方向に離隔された4つの窓ずなわち開口172が備
えられている。そして、その本体171の上端には端部
カバー173が、位置決め孔174を用いて所定位置に
熱溶着されている。その端部カバー173には中心凹所
175が備えられており、ぞの中心凹所175には垂直
に延びた回転軸線をイjづる駆動軸176の上端が軸受
177を介して回転可能に収容され、その駆動ITdl
 176の上方部分にはその駆動軸176と一緒に回転
するよう6枚の羽根179を有する駆動用インペラ17
8が取付(プられている。そして、本体171の周壁の
、駆動用インペラ178の羽根179に対向した部分に
はノズル孔181が備えられて、また、その本体171
の周壁からはそのノズル孔181に接続された内部通路
183を有するバイブ部182が一体をなして横方向に
突出しており、そのバイブ部182には、第1図に示さ
れたバイブ71に対応する外径8IImのゴムチューブ
185が接続され、それにより、燃料戻り導管50がそ
のチューブ185を介してノズル孔181に連通し、そ
の燃料戻り導管5oを流れる液体燃料のうち、チューブ
185を通って流れてくる液体燃料部分がノズル孔18
1から駆動用インペラ178の羽根179に向って噴射
されてその駆動用インペラ178を、従って駆!l1I
I軸176を回転させるようになっている。 駆!JIIN1176の回転によって燃料タンク110
の第2の底部116から第1の底部115へ液体燃料を
圧送するポンプ部は第16図に全体が参照番号186で
示されている。そのポンプ部186はケーシング187
を有し、そのケーシング187は本体171の底壁18
8と、位置決め孔191を用いてその底壁188に所定
位置に熱溶着された端部部材189とを有している。そ
して、王の底壁188と端部部材189とは互いに協働
して内部に、円弧状の流路193を有するポンプ室19
2を画成している。そのポンプ室192には外周に45
枚の羽根を右する再生形式の移送用インペラ194が回
転可能に収容され、その移送用インペラ194は駆動軸
176の下方部分にその駆動軸176と一緒に回転する
よう取付けられている。そして、その駆動軸176の下
端はその駆動軸176のスラス]・力を受けるビン19
5に居接しており、そのビン195は端部部材189の
中心孔196に圧入されている。 ポンプ部186の円弧状流路193の上流端は端部部材
189に形成された吸入口197(第16図)に連通し
、また、その流路193の下流端(よ本体171の底壁
188に形成された吐出口198(第18図)に連通し
ている。その吐出口198は、本体171の周壁から横
方向に一体をなして突出したバイブ部201の通路19
9に連通し、そのバイブ部201にはゴムホース202
の一端が接続され、そのホース202は燃料タンク11
0の底壁111に備えられた隆起部114に概ね沿って
延びているとともに、そのホース202の(l!!端は
燃料タンク110の第1の底部115に連通している。 そして、吸入1コ197が形成されている端部部材18
9は、第1図に示されたフィルタ73と同様のフィルタ
204を介してステー205に収容されていて、その吸
入口197がフィルタ204及びステー205の中心に
備えられた燃料吸込開口206を介して燃料タンク11
0の第2の底部116の底に連通するようになっている
。 上記本体171、端部カバー173、端部部材189、
ステー205、駆動用インペラ178及び移送用インペ
ラ194はプラスチック材料から作られている。 ステー205の下面から駆動用インペラ178の下面ま
での距離、すなわち、駆動用インペラ178が置かれて
いる高さH2(第16図)は、燃料タンク110の底壁
111に備えられている隆起部114の高さH3(第1
5図)よりも大きくするのが望ましい。その理由は、駆
動用インペラ178が空気中で回転した方が右利なため
、燃料タンク110内の液体燃料の伍が減ってその燃料
の液面が燃料タンク110の隆起部114の頂面に達し
た時に駆動用インペラ178を空気中に露出させるため
である。 上記のごとく構成された本発明の第15の実施例に従っ
た燃料供給装置の作動について説明する。 第1図及び第2図に関連して説明したのと同様に、キー
スイッチ36を閉じると主燃料ポンプ123が駆動され
て燃料タンク110の第1の底部115内の液体燃料を
吸引し、255にPaの吐出圧で且つ100j!/hr
以上の流量で吐出する。主燃料ポンプ123から吐出さ
れた液体燃料は燃料供給導管40を通って一部がエンジ
ン138へ送られ、残りの液体燃料は燃料戻り導管50
を通つて分岐管61に流入する。分岐管61に流入した
液体燃料の一部は燃料戻り導管5oのバイブロ2に備え
られたオリフィス63を通って燃料タンク110の第1
の底部115へ戻され、残りの液体燃料はチューブ18
5を通って補助燃料ポンプ170へ導入される。 補助燃料ポンプ170へ導入された液体燃料は、第17
図から理解される通り、通路183を通り、ノズル孔1
81から駆動用インペラ178の羽根179へ向けて噴
射されてその駆動用インペラ178を回転させ、本体1
71に備えられた開口172を通って第1の底部115
へ排出される。 その駆動用インペラ178の回転は駆動軸176によっ
て移送用インペラ194に伝達され、その移送用インペ
ラ194を回転させる。その移送用インペラ194の回
転により、燃料タンク110の′;52の底部116内
の液体燃料は吸入口197からポンプ部186の流路1
93へ吸込まれ、吐出口198から吐出される。吐出口
198から吐出された液体燃料はホース202を通って
燃料タンク110の第1の底部115へ送られる。こう
して、第2の底部116内の液体燃料は第1の底部11
5へ移送され、第1の底部115内の液体燃料および第
2の底部116内の液体燃料は実質上総てエンジン13
8へ供給され、第2の底部116内に液体燃料が残って
しまうことが防止される。 第19図は本発明の第14の実施例を示しており、この
第19図に示された第14の実施例は、補助燃料ポンプ
170が燃料タンク110の第1の底部115内に配置
されていること、その補助燃料ポンプ170の吸入口1
97(第16図参照)が金属製バイブ211によって第
2の底部116にフィルタ212を介して連通している
こと、及び補助燃料ポンプ170の吐出口198(第1
8図参照)に連通ずるパイプ部201(第17図参照)
にホース202が接続されていない点で第15図から第
18図に示された第13の実施例と異なり、他の点では
その第13の実施例と同様であるので説明は省略する。 第15図から第18までに示された第13の実施例及び
第19図に示された第14の実施例は、第9図から第1
4図までに示された実施例の場合と同様に、圧力レギュ
レータを通って戻される液体燃料の総てを補助燃料ポン
プへ送るように構成1゛ることができることはもちろん
である。 (発明の効果) 従来は、エンジンへ供給されずに残った、いわゆる余剰
の液体燃料は圧力レギュレータから燃料戻り導管を通っ
て燃料タンクへ単に戻されていたが、本発明にあっては
、その燃料タンクへ戻される液体燃料が有している流れ
エネルギを利用して補助燃料ポンプを駆動し、燃料タン
クの第2の底部内の液体燃料を第1の底部へ移送してい
るので、動力の有効利用が計られ、優れた経済性を得る
ことかできる。また、燃′#1タンクの形状を成る程度
自由に設計することができるので、燃料タンクを車柚の
任意の場所に設置したり、第1の底部と第2の底部との
間にr+−Mの部品を配置させる等の屯輛空間活用上の
便利さが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例による車輛用燃料供給装
置全体を示す概略断面図であり、第2図は第1図に示さ
れた補助燃料ポンプを示づ断面図であり、 第3図は第1図に示された燃料供給装置の作動特性を示
すグラフであり、 第4図から第14図は夫々本発明の第2の実施例から第
12の実施例を示している概略線図であり、 第15図は本発明の第13の実施例による燃料供給装置
の全体を示す概略断面図であり、第16図は第15図に
示された補助燃料ポンプを示しでいる垂直断面図であり
、 第17図は第16図(7) XVIL−XVII線に沿
ツタ断面図であり、 第18図は第16図(7)XVIII−XVIII I
ilニm−)だ断面図であり、 第19図は第15図と同様の図であるが、本発明の第1
4の実流例を示して潟である。 10.110・・・燃料タンク、 15,115・・・
第1の底部、 16.116・・・第2の底部、23.
123・・・主燃料ポンプ、33・・・吐出ポート、3
8.138・・・エンジン、 40・・・燃料供給導管
、50・・・燃料戻り導管、 53・・・圧カレ・ギュ
レータ、23.123・・・補助燃料ポンプ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車輛に搭載されたエンジンに液体燃料を供給する
    ための車輛用燃料供給装置にして、 互いに分離された少なくも第1および第2の底部を有し
    ていて内部に液体燃料を収容している燃料タンク、 前記燃料タンクの前記第1の底部内に配備されていて、
    該第1の底部から吸引した液体燃料を吐出する吐出ポー
    トを有している主燃料ポンプ、一端が前記主燃料ポンプ
    の前記吐出ポートに接続され、他端が前記エンジンに接
    続されていて該主燃料ポンプから吐出される液体燃料を
    該エンジンへ圧送する燃料供給導管、 一端が前記燃料供給導管に、該燃料供給導管の一端と他
    端との間で接続され、他端が前記燃料タンクの前記第1
    の底部に連通していて、余剰の液体燃料を該燃料供給導
    管から該第1の底部へ戻す燃料戻り導管、 前記燃料戻り導管に備えられ、該燃料戻り導管を通つて
    前記第1の底部へ戻る液体燃料の流量を調節して前記エ
    ンジンへ圧送される液体燃料の圧力を所定の値に調整す
    るための圧力レギユレータ及び 前記燃料戻り導管を通つて前記第1の底部へ戻される液
    体燃料のうちの少なくとも一部の液体燃料の流れによつ
    て駆動されて前記第2の底部内の液体燃料を該第1の底
    部へ圧送せしめるための補助燃料ポンプ、 を有していることを特徴とする車輛用燃料供給装置。
  2. (2)前記燃料タンクの底壁には少なくとも1つの隆起
    部が備えられていて前記第1及び第2の底部を形成して
    いる特許請求の範囲第1項記載の車輛用燃料供給装置。
  3. (3)前記燃料タンクの内部には少なくとも1つの隔壁
    が備えられていて該燃料タンク内の空間を少なくとも第
    1及び第2の燃料室に分割し、該第1の燃料室が前記第
    1の底部を有し、また、該第2の燃料室が前記第2の底
    部を有している特許請求の範囲第1項記載の車輛用燃料
    供給装置。
  4. (4)前記燃料タンクは独立分離された少なくとも第1
    及び第2の燃料タンク部分を有しており、該第1の燃料
    タンク部分が前記第1の底部を有し、また、該第2の燃
    料タンク部分が前記第2の底部を有している特許請求の
    範囲第1項記載の車輛用燃料供給装置。
  5. (5)前記補助燃料ポンプは前記第1の底部内に配置さ
    れている特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれ
    か1つに記載の車輛用燃料供給装置。
  6. (6)前記補助燃料ポンプは前記第2の底部内に配置さ
    れている特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれ
    か1つに記載の車輛用燃料供給装置。
  7. (7)前記補助燃料ポンプは前記燃料戻り導管を通つて
    前記第1の底部へ戻される液体燃料のうちの一部の液体
    燃料の流れによつて駆動され、残りの液体燃料は直接前
    記第1の底部へ流れている特許請求の範囲第1項から第
    6項までのいずれか1つに記載の車輛用燃料供給装置。
  8. (8)前記残りの液体燃料は交換可能なオリフイスを通
    つて前記第1の底部へ流れている特許請求の範囲第7項
    記載の車輛用燃料供給装置。
  9. (9)前記補助燃料ポンプは前記燃料戻り導管を通つて
    前記第1の底部へ戻される総ての液体燃料の流れによつ
    て駆動されている特許請求の範囲第1項から第6項まで
    のいずれか1つに記載の車輛用燃料供給装置。
  10. (10)前記補助燃料ポンプはジエツトポンプで構成さ
    れ、該ジエツトポンプは、前記燃料戻し導管に連通する
    入口と、前記第1の底部に連通する出口と、該入口と出
    口との間に配備されたノズルと、該ノズルの下流に配備
    されたベンチユリ部と、前記ノズルに隣接して開口して
    いるとともに前記第2の底部に連通している吸込ポート
    とを有している特許請求の範囲第1項から第9項までの
    いずれか1つに記載の車輛用燃料供給装置。
  11. (11)前記補助燃料ポンプは流体駆動ポンプで構成さ
    れ、該流体駆動ポンプは、回転可能な駆動軸と、該駆動
    軸にそれと一緒に回転するよう取付けられていて前記燃
    料戻り導管を通つて前記第1の底部へ戻される液体燃料
    のうちの少なくとも一部の液体燃料の流れによつて回転
    せしめられる駆動用インペラと、前記駆動軸の回転によ
    つて前記第2の底部から前記第1の底部へ液体燃料を圧
    送するポンプ部とを有している特許請求の範囲第1項か
    ら第9項までのいずれか1つに記載の車輛用燃料供給装
    置。
  12. (12)前記ポンプ部は、再生ポンプ部で構成され、該
    再生ポンプ部は前記第2の底部に連通する吸入口及び前
    記第1の底部に連通する吐出口を有するケーシングと、
    該ケーシング内部に配備され且つ前記駆動軸にそれと一
    緒に回転するよう取付けられた移送用インペラとを有し
    ている特許請求の範囲第10項記載の車輛用燃料供給装
    置。
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