JPS6296583A - 携帯用冷却器 - Google Patents
携帯用冷却器Info
- Publication number
- JPS6296583A JPS6296583A JP60238437A JP23843785A JPS6296583A JP S6296583 A JPS6296583 A JP S6296583A JP 60238437 A JP60238437 A JP 60238437A JP 23843785 A JP23843785 A JP 23843785A JP S6296583 A JPS6296583 A JP S6296583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solvent
- bag
- endothermic reaction
- inner bag
- diaphragm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、スポーツ、行楽、教急医療などに用いられ
る携帯用冷却器に関する。
る携帯用冷却器に関する。
近年、携帯用冷却器と呼ばれるものの需要が増えてきて
いる。この携帯用冷却器は、水などの溶媒と、この溶媒
に混ざると吸熱反応する硝酸アンモニウムなどの寒剤(
起寒剤)とが隔膜を隔てて同一容器内にそれぞれ収容さ
れている。そして、所望時に容器外からたたくなどの衝
撃が加えられると、隔膜が破れて吸熱反応が開始される
というものである。それゆえ、このような携帯用冷却器
は、夏期の魚釣り、ピクニソク用の食料品、飲料子どの
保冷、あるいは、運動中のねんざや急な発熱時の氷のう
の代用品として非常に便利である。
いる。この携帯用冷却器は、水などの溶媒と、この溶媒
に混ざると吸熱反応する硝酸アンモニウムなどの寒剤(
起寒剤)とが隔膜を隔てて同一容器内にそれぞれ収容さ
れている。そして、所望時に容器外からたたくなどの衝
撃が加えられると、隔膜が破れて吸熱反応が開始される
というものである。それゆえ、このような携帯用冷却器
は、夏期の魚釣り、ピクニソク用の食料品、飲料子どの
保冷、あるいは、運動中のねんざや急な発熱時の氷のう
の代用品として非常に便利である。
しかしながら、従来の携帯用冷却器は、使用可能時間が
20分程度と短く、熱ロスの大きいものであった。
20分程度と短く、熱ロスの大きいものであった。
この発明は、このような現状に鑑みて、吸熱反応で得ら
れた冷熱を効率よく使用して冷却時間の長い携帯用冷却
器を提供することを目的としている。
れた冷熱を効率よく使用して冷却時間の長い携帯用冷却
器を提供することを目的としている。
この発明は、このような目的を達成するために、内袋と
この内袋を包含する外袋とから構成され、外部から衝撃
を加えられると破壊される隔膜によって前記内袋が2つ
の小室に分割されており、この小室の一方には溶媒が、
他方にはこの溶媒に混合されると吸熱反応を起こす寒剤
がそれぞれ充填されているとともに、前記内袋と外袋の
間に形成されている空間には前記吸熱反応によって得ら
れる冷熱を蓄える蓄冷材が充填されている携帯用冷却器
を要旨とする。
この内袋を包含する外袋とから構成され、外部から衝撃
を加えられると破壊される隔膜によって前記内袋が2つ
の小室に分割されており、この小室の一方には溶媒が、
他方にはこの溶媒に混合されると吸熱反応を起こす寒剤
がそれぞれ充填されているとともに、前記内袋と外袋の
間に形成されている空間には前記吸熱反応によって得ら
れる冷熱を蓄える蓄冷材が充填されている携帯用冷却器
を要旨とする。
以下に、この発明を、その実施例を表す図面を参照しな
がら詳しく説明する。
がら詳しく説明する。
第1図は、この発明にかかる携帯用冷却器の1実施例を
表す。図にみるように、この携帯用冷却器Aは、内袋6
とこれを包含する外袋1とから構成されている。この内
袋6は、隔膜5によって2つの小室5a、5bに分割さ
れており、1方の小室5aに寒剤2が、他方の小室5b
に溶媒3がそれぞれ充填されている。寒剤は、溶媒と混
合(溶解)されると吸熱反応を起こすものである。外部
から、たとえば、たたいたり、もんだりするなどの衝撃
が加えられると、隔膜5が破壊されて寒剤2と溶媒3が
内袋6内で混合する。そして、寒剤2が溶媒3にとける
ことにより吸熱反応が開始されるようになっている。内
袋6と外袋1との間に形成される空間7には、内袋6を
全体的もしくは部分的に囲むように、蓄冷材4が充填さ
れている。このため、前述の吸熱反応で得られた冷熱は
、この蓄熱材4によって蓄えられ、所望の温度を長時間
保って従来のものより冷却時間を長くすることができる
のである。
表す。図にみるように、この携帯用冷却器Aは、内袋6
とこれを包含する外袋1とから構成されている。この内
袋6は、隔膜5によって2つの小室5a、5bに分割さ
れており、1方の小室5aに寒剤2が、他方の小室5b
に溶媒3がそれぞれ充填されている。寒剤は、溶媒と混
合(溶解)されると吸熱反応を起こすものである。外部
から、たとえば、たたいたり、もんだりするなどの衝撃
が加えられると、隔膜5が破壊されて寒剤2と溶媒3が
内袋6内で混合する。そして、寒剤2が溶媒3にとける
ことにより吸熱反応が開始されるようになっている。内
袋6と外袋1との間に形成される空間7には、内袋6を
全体的もしくは部分的に囲むように、蓄冷材4が充填さ
れている。このため、前述の吸熱反応で得られた冷熱は
、この蓄熱材4によって蓄えられ、所望の温度を長時間
保って従来のものより冷却時間を長くすることができる
のである。
なお、内袋6および外袋1は、前述の衝撃が加えられて
も壊れず、衝撃を隔壁5に伝えて隔壁5のみが破壊され
るように、可撓性を有する材質のもので形成されている
。この材質としては、たとえば、ポリエチレン、ポリア
ミド、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、合成ゴム、金
属箔プラスチックスラミネートフィルムなどが挙げられ
るこれら外袋および内袋の端部の接合は、公知の方法、
たとえば、熱圧着により行われる。
も壊れず、衝撃を隔壁5に伝えて隔壁5のみが破壊され
るように、可撓性を有する材質のもので形成されている
。この材質としては、たとえば、ポリエチレン、ポリア
ミド、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、合成ゴム、金
属箔プラスチックスラミネートフィルムなどが挙げられ
るこれら外袋および内袋の端部の接合は、公知の方法、
たとえば、熱圧着により行われる。
溶媒としては、特に限定されないが、主に水が用いられ
る。
る。
寒剤としては、吸熱効果に優れ、がっ、溶媒に対する溶
解度に優れたものが用いられるつたとえば、水に対して
は、硝酸アンモニウム2塩化アンモニウム2硫酸アンモ
ニウム、炭酸アンモニウムなどのアンモニウム塩、尿素
などが単独であるいは混合して用いられる。特に、硝酸
アンモニウムと尿素を13:17の割合で混合したもの
が吸熱効果に優れ、かつ、安価であるので好ましい。
解度に優れたものが用いられるつたとえば、水に対して
は、硝酸アンモニウム2塩化アンモニウム2硫酸アンモ
ニウム、炭酸アンモニウムなどのアンモニウム塩、尿素
などが単独であるいは混合して用いられる。特に、硝酸
アンモニウムと尿素を13:17の割合で混合したもの
が吸熱効果に優れ、かつ、安価であるので好ましい。
蓄冷材としては、潜熱型と顕熱型とがあるが、特に限定
されない。ただし、安価で得られ、熱伝導率がよく、化
学的に安定であるもの、特に潜熱型の蓄冷材では、所望
の温度域に相転移点(隅点)があるもの、融点が安定し
ているもの、転移の起きやすいものなどが望まれる。
されない。ただし、安価で得られ、熱伝導率がよく、化
学的に安定であるもの、特に潜熱型の蓄冷材では、所望
の温度域に相転移点(隅点)があるもの、融点が安定し
ているもの、転移の起きやすいものなどが望まれる。
顕熱型蓄冷材としては、たとえば、カルボキシメチルセ
ルロース、澱粉、ポリビニルアルコール、カルボキシビ
ニルポリマーなどのゲル化されたものが挙げられる。
ルロース、澱粉、ポリビニルアルコール、カルボキシビ
ニルポリマーなどのゲル化されたものが挙げられる。
隔膜としては、寒剤や溶媒に対して安定で衝撃によって
破壊できるものであれば、特に限定されない。たとえば
、ポリアミド樹脂やポリ塩化ビニル樹脂製のフィルムな
どが用いられる。
破壊できるものであれば、特に限定されない。たとえば
、ポリアミド樹脂やポリ塩化ビニル樹脂製のフィルムな
どが用いられる。
(発明の効果〕
この発明の携帯用冷却器は、以上のように構成されてい
るので、寒剤と溶媒との吸熱反応で得られた冷熱を効率
よく長く持続することができ、教急医療などに非常に効
果を発揮する。
るので、寒剤と溶媒との吸熱反応で得られた冷熱を効率
よく長く持続することができ、教急医療などに非常に効
果を発揮する。
第1図はこの発明にかかる携帯用冷却器の1実施例を表
す側断面図である。 A・・・携帯用冷却器 l・・・外袋 2・・・寒剤
3・・・溶媒 4・・・蓄冷体 5・・・隔膜 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第1図 弓稿ゾ酵市正7T(自発) 昭和60年1)月23日
す側断面図である。 A・・・携帯用冷却器 l・・・外袋 2・・・寒剤
3・・・溶媒 4・・・蓄冷体 5・・・隔膜 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第1図 弓稿ゾ酵市正7T(自発) 昭和60年1)月23日
Claims (1)
- (1)内袋とこの内袋を包含する外袋とから構成され、
外部から衝撃を加えられると破壊される隔膜によって前
記内袋が2つの小室に分割されており、この小室の一方
には溶媒が、他方にはこの溶媒に混合されると吸熱反応
を起こす寒剤がそれぞれ充填されているとともに、前記
内袋と外袋の間に形成されている空間には前記吸熱反応
によって得られる冷熱を蓄える蓄冷材が充填されている
携帯用冷却器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60238437A JPS6296583A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 携帯用冷却器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60238437A JPS6296583A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 携帯用冷却器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6296583A true JPS6296583A (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=17030204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60238437A Pending JPS6296583A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 携帯用冷却器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6296583A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5261241A (en) * | 1991-02-08 | 1993-11-16 | Japan Pionics Co., Ltd. | Refrigerant |
-
1985
- 1985-10-23 JP JP60238437A patent/JPS6296583A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5261241A (en) * | 1991-02-08 | 1993-11-16 | Japan Pionics Co., Ltd. | Refrigerant |
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