JPH08238269A - 冷却具 - Google Patents

冷却具

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JPH08238269A
JPH08238269A JP6874695A JP6874695A JPH08238269A JP H08238269 A JPH08238269 A JP H08238269A JP 6874695 A JP6874695 A JP 6874695A JP 6874695 A JP6874695 A JP 6874695A JP H08238269 A JPH08238269 A JP H08238269A
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JP
Japan
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liq
water
freeze
liquid
freezing
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JP6874695A
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English (en)
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Hiroyuki Ide
裕之 井出
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軟質で、しかも0℃以下に冷却能して用いる
ことの出来る冷却具を提供する。 【構成】 −5〜−15℃では凍結しない液体(不凍
液)3を軟質の袋状容器1に充填すると共に、その温度
で凍結する液体(可凍液)4をカプセル2に充填したも
のをその中へ入れた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、氷を冷却剤とする冷却
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】風邪をひいたり捻挫をしたりすると、予
じめ冷却した冷却具を頭や患部に当てて冷却する。又、
生鮮食品や花卉等を運送するときは、その容器に冷却具
を入れて、器内を一定以下の温度に保っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の冷却具
は、合成樹脂製の袋状容器に水を入れたもので、これを
所定の温度にまで予じめ冷却することにより、水を冷却
媒体として機能させるようになっている。従ってこの冷
却具は、水の氷点温度以下に冷却して水を凍らせれば、
それだけ冷却能力が高くなる。ところが、水を凍らせる
と冷却具が固いブロックとなる。そのため、このような
凍った冷却具は、氷嚢や氷枕としては到底使用すること
が出来ない。従って、これを氷嚢や氷枕として使用する
ときは、水が凍らない程度の温度で予冷せざるを得ない
ので、冷却能力が低い欠点がある。又、凍った冷却具を
花卉等を運送する容器に入れると、内容物を傷つけると
云う問題がある。本発明は、軟質で、しかも0℃以下に
冷却して用いることの出来る冷却具を提供することを課
題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る冷却具は、
0℃以下の温度、例えば家庭用冷蔵庫の製氷室の温度
(−5〜−15℃)では凍結しない液体(不凍液)を軟
質の袋状容器に充填すると共に、その温度で凍結する液
体(可凍液)をカプセルに充填したものをその中へ入れ
た構成とすることにより上述した課題を解決している。
不凍液は、水に適当量のエチルアルコールを加えて水の
氷点を降下させたものを用いることが出来る。又、可凍
液は、水を用いることが出来る。
【0005】
【作用】本発明に係る冷却具は、0℃以下の温度では凍
結しない液体と、その温度で凍結する液体を軟質の袋状
容器に充填したことにより、これを0℃以下の温度に冷
却すると、袋状容器内では、不凍液中に氷が浮遊した状
態となり、見掛け上軟質で、しかも氷による冷却能力が
発揮される。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る冷却具を図示の実施例に
基づいて具体的に説明する。図中符号1は袋状容器、2
はカプセルである。袋状容器1は、合成ゴムやポリエチ
レンラミネートフィルム等の、軟質の耐水性フィルムに
より形成されており、0℃以下の温度、例えば家庭用冷
蔵庫の製氷室の温度(−5〜−15℃)では凍結しない
液体(不凍液)3と、数個乃至それ以上のカプセル2が
これに充填されている。不凍液3については殊に限定は
しない。一例として、水に適当量のエチルアルコールを
加えて、氷点を−5〜−15℃程度に調整したものが用
いられる。カプセル2は、ポリエチレンラミネートフィ
ルム等の、軟質の耐水性フィルムにより形成されてお
り、上記した温度で凍結する液体(可凍液)4、例えば
水がこれに充填されている。このカプセル2は、夫々が
独立して形成されていてもよく、数個ずつが連結されて
形成されていてもよい。要は、袋状容器1の不凍液3の
中で、これらがほゞ一様に分散した状態が保たれるもの
であれば充分である。尚、不凍液3と可凍液4の内、少
なくとも不凍液3には0.1 〜 1.5%程度の高含水性樹脂
を加えて、この液を糊状にするのが望ましい。即ちこの
ようにすると、袋状容器1に水漏れが生じても、液が一
気に流れ出さない利点がある。
【0007】冷却具を、家庭用冷蔵庫の製氷室入れるな
どして、−5〜−15℃程度に冷却すると、袋状容器1
内では、不凍液3がその温度にまで降温すると共に、カ
プセル2の可凍液4が凍結して氷となる。
【0008】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る冷却具
は、−5〜−15℃程度では凍結しない不凍液を軟質の
袋状容器に充填すると共に、その温度で凍結する可凍液
を充填したカプセルをその中へ入れたもので、これを−
5〜−15℃程度に冷却すると、不凍液は凍結せずに液
体状態を保つため、冷却具は袋状容器に液体のみを充填
したものと殆んど同様の柔らかさを保ち、しかもカプセ
ル内の可凍液は凍結するので、不凍液のみで構成したも
のに比べて、著しく冷却能力が高められる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷却具の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 袋状容器 2 カプセル 3 不凍液 4 可凍液

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 −5〜−15℃程度の温度では凍結しな
    い液体を軟質の袋状容器に充填すると共に、その温度で
    凍結する液体をカプセルに充填したものをその中へ入れ
    たことを特徴とする冷却具。
  2. 【請求項2】 −5〜−15℃程度の温度では凍結しな
    い液体は、水に適当量のエチルアルコールを加えて水の
    氷点を降下させたものであることを特徴とする請求項1
    の冷却具。
JP6874695A 1995-03-02 1995-03-02 冷却具 Pending JPH08238269A (ja)

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JP6874695A JPH08238269A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 冷却具

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JP6874695A JPH08238269A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 冷却具

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JPH08238269A true JPH08238269A (ja) 1996-09-17

Family

ID=13382657

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JP6874695A Pending JPH08238269A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 冷却具

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JP (1) JPH08238269A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012117575A1 (ja) * 2011-03-02 2012-09-07 株式会社角丸 保冷具
JP2023158533A (ja) * 2022-04-18 2023-10-30 株式会社Tat 冷却具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012117575A1 (ja) * 2011-03-02 2012-09-07 株式会社角丸 保冷具
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