JPS629607A - チツプインダクタ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は電子機器等のプリント基板上の面実装を行う
チップインダクターに関する。

従来の技術 従来のこの種のチップインダクターは、第２図ａ、ｂの
ような構造となっていた。すなわち、基板１の両端部全
体を被う電極３を有し、基板１の中央部に巻線２を施し
、この巻線２の両端を上記電極３に接続しインダクター
を構成している。

発明が解決しようとする問題点 しかし、このような従来の構造では、インダクタンスが
低下するという問題があった。つまり、基板１に巻回し
た巻線２と同心方向に発生する磁束が基板１の両端部を
被う電極３に吸収されるためで、この電極は極力基板１
の端面を被わないことが好ましい。しかし、プリント基
板上に面実装を行なうにはこの電極が必要である。

そこで本発明は、インダクタンスの低下を防ぎ、且つプ
リント基板上へ両実装を行なえるようにするものである
。□、 問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する技術的な手段は、上記基板
の両端部全体を電極で被わず、両端部の巻線を施した面
と同一面に少なくとも２面にまたがった電極を設けたも
のである。

作　　用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、基板の中央部に巻回した巻線により発生する
磁束を妨げる方向の電極を取り除き、巻線と同軸上の少
なくとも２面にまたがった電極にすることにより発生す
る磁束を妨げることなくイ／ダクタンスの低下を防げる
と共に面実装によるプリント基板への取り付けに支障を
きたさないものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図ａ、ｌ）において、１１は角状の基板で、こ
の中央部に巻線１２を巻回し、この巻線１２と同一面上
において、基板１１の両端部の少なくとも２面に電極１
３が設けられている。

この一実施例の構、成における作用を説明すると、巻線
１２を巻回することにより、巻線１２と同心方向に発生
する磁束は基板１１の両端部に設けた電極１３に妨げら
れることなくインダクタンスの低下を防ぐことができる
ものである。又、基板１１の両端部の電極１３が設けら
れている方向をプリント基板面に合わせた時、電極１３
の基板１１の側面にくる部分１３ａが基板１１の両端に
おいて対向するように設けることによシ、プリント基板
発明の効果 本発明は、電極を巻線と同心方向に発生する磁束に対し
、同軸上に設けたことによりインダクタンスの低下を防
ぐことができ、基板への電極形成方法も簡素化が図れる
。

【図面の簡単な説明】

第１図ａ、ｂは本発明の一実施例によるチップインダク
ターの斜視図と断面図、第２図ａ、ｂは従来例の斜視図
と断面図である。 １１・・・・・・基板、１２・・・・・・巻線、１３・
・・・・・電極。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　平板上の基板の中央部に巻線を施し、この基板の両端
   部の巻線を施した面と同一面に少なくとも２面にまたが
   った電極を設け、この電極に上記巻線の両端を接続して
   なるチップインダクター。