JPS629524A - 磁気デイスク用基板 - Google Patents
磁気デイスク用基板Info
- Publication number
- JPS629524A JPS629524A JP14808285A JP14808285A JPS629524A JP S629524 A JPS629524 A JP S629524A JP 14808285 A JP14808285 A JP 14808285A JP 14808285 A JP14808285 A JP 14808285A JP S629524 A JPS629524 A JP S629524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- thickness
- resin
- filler
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、コンピュータの外部メモリ等に用いる磁気デ
ィスク用の基板に関し、詳しくは合成樹脂を主体とした
硬質基板の改良に関する。
ィスク用の基板に関し、詳しくは合成樹脂を主体とした
硬質基板の改良に関する。
(従来技術)
従来、硬質の磁気ディスクはアルミニウム合金基板表面
を高度に平滑に研磨し、その表面に磁性体層を形成して
製造されていたが、鯉時軽同化等の目的で基板を合成樹
脂で形成することが検討されている。
を高度に平滑に研磨し、その表面に磁性体層を形成して
製造されていたが、鯉時軽同化等の目的で基板を合成樹
脂で形成することが検討されている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが合成樹脂は一般にアルミニウムに比べ熱膨張率
が高く、使用時の発熱で寸法が変化し、種々の不都合が
生じるという欠点があった。
が高く、使用時の発熱で寸法が変化し、種々の不都合が
生じるという欠点があった。
そこで本発明者は、この欠点を解消するため、合成樹脂
に無機質充填剤を添加して基板とすることを提案した。
に無機質充填剤を添加して基板とすることを提案した。
ところがさらに検討の結果、これによれば基板の熱膨張
を低減し得るが、半面充填剤により基板の表面平澗度が
悪化して、研磨しても十分な平滑麿が得難い場合があり
、さらに改善の余地があることが判明した。
を低減し得るが、半面充填剤により基板の表面平澗度が
悪化して、研磨しても十分な平滑麿が得難い場合があり
、さらに改善の余地があることが判明した。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、合成樹脂と無機質充填剤との混合物により基
板の母材を形成し、その表面を充填剤を含まない合成樹
脂で被覆したものであって、母材により熱膨張を抑え、
表面の樹脂層で平滑性を得るようにしたものである。
板の母材を形成し、その表面を充填剤を含まない合成樹
脂で被覆したものであって、母材により熱膨張を抑え、
表面の樹脂層で平滑性を得るようにしたものである。
以下本発明を図面を参照して具体的に説明する。
なお以下の説明中のr%jは「重量%」を意味する。
第1図は本発明基板の部分断面図であって、1は基板の
母材、2は基板の表層である。
母材、2は基板の表層である。
母材1および表層2に用いる樹脂としては、磁性膜塗布
後の熱処理に耐えるような樹脂、例えばポリエーテルイ
ミド、ポリエーテルサルホン、−ポリサルホン、ボリフ
エニレンサルフフイド、ボリアリレート、ポリアミドイ
ミド、ポリAキシベンジレン、ポリエーテルエーテルケ
トン、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂等
の耐熱性に優れた樹脂を用いることができる。
後の熱処理に耐えるような樹脂、例えばポリエーテルイ
ミド、ポリエーテルサルホン、−ポリサルホン、ボリフ
エニレンサルフフイド、ボリアリレート、ポリアミドイ
ミド、ポリAキシベンジレン、ポリエーテルエーテルケ
トン、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂等
の耐熱性に優れた樹脂を用いることができる。
母材1と表層2とは同種の樹脂で構成するのがよいが、
親和性のある異種の樹脂を用いることも可能である。
親和性のある異種の樹脂を用いることも可能である。
また母材1の樹脂に混合する無機質充填剤としては、ク
レー、タルク、炭カル、カーボン、マイカ、アルミナ、
金属粉等の粉状あるいはフレーク状充填剤、ガラスm維
、カーボン繊維、金属繊維等の繊維状あるいはウィスカ
ー状充填剤のいずれも使用できる。
レー、タルク、炭カル、カーボン、マイカ、アルミナ、
金属粉等の粉状あるいはフレーク状充填剤、ガラスm維
、カーボン繊維、金属繊維等の繊維状あるいはウィスカ
ー状充填剤のいずれも使用できる。
充填剤の使用量は、充填剤の種類により多少異なるが、
合成樹脂60〜90%に対し充填剤40〜10%とする
のがよい。
合成樹脂60〜90%に対し充填剤40〜10%とする
のがよい。
充填剤が10%未満では、熱膨張低減効果が小さく、4
0%を越えると機械的強度の点で問題がある。
0%を越えると機械的強度の点で問題がある。
好ましいのは35〜15%の範囲である。
表層2は、充填剤を含まない樹脂からなり、基板の表面
に平滑性を付与する。表層2の厚さは、0.1μm以上
、好ましくは10μm以上とするのがよく、これよりも
薄いと母材表面の凹凸の影響が現れる。厚さの上限は基
板全体の厚さにより異なるが、通常の厚さ1〜3mm程
度の基板であれば基板全厚さの3割以下とするのがよく
、これよりも厚いと表層2の熱膨張が大きいという欠点
が基板の性能に悪影響を与える。
に平滑性を付与する。表層2の厚さは、0.1μm以上
、好ましくは10μm以上とするのがよく、これよりも
薄いと母材表面の凹凸の影響が現れる。厚さの上限は基
板全体の厚さにより異なるが、通常の厚さ1〜3mm程
度の基板であれば基板全厚さの3割以下とするのがよく
、これよりも厚いと表層2の熱膨張が大きいという欠点
が基板の性能に悪影響を与える。
樹脂基板は絶縁性であるため、帯電防止処理を施すのが
好ましいが、このために表層2に平滑性を損わない帯電
防止剤を添加することもできる。
好ましいが、このために表層2に平滑性を損わない帯電
防止剤を添加することもできる。
本発明においてはそれ以外に、母材に加える充填剤とし
て例°えば導電性カーボン、金属粉、表面をメッキ等に
より導電化処理した無機質粒子、カーボン繊維、金ff
i繊維等の導電性充填剤を用いることもできる。それに
より、表層2を介して帯電防止効果が表面に及び、熱膨
張低′減と同時に帯電防止をも図ることができる。
て例°えば導電性カーボン、金属粉、表面をメッキ等に
より導電化処理した無機質粒子、カーボン繊維、金ff
i繊維等の導電性充填剤を用いることもできる。それに
より、表層2を介して帯電防止効果が表面に及び、熱膨
張低′減と同時に帯電防止をも図ることができる。
基板を成形するには、シート状表層材料をセットした金
型内に母材材料を射出するサンドイッチ射出成形法、母
材と表層とをプレス一体化する方法、母材と表層どをサ
ンドイツチ板状に押出成形してディスク状に打扱く方法
、あるいはあらかじめ射出成形、プレス成形、押出成形
等により成形した母材に表層をコーティングする方法等
がある。
型内に母材材料を射出するサンドイッチ射出成形法、母
材と表層とをプレス一体化する方法、母材と表層どをサ
ンドイツチ板状に押出成形してディスク状に打扱く方法
、あるいはあらかじめ射出成形、プレス成形、押出成形
等により成形した母材に表層をコーティングする方法等
がある。
(実施例)
(比較例1)
ポリエーテルイミド樹脂70%に、ガラス繊維(平均直
径Sum、平均m維長さ2IDI11)を30%混合し
、射出成形で直径5.25インチ、厚さ2■のディスク
基板を得た。
径Sum、平均m維長さ2IDI11)を30%混合し
、射出成形で直径5.25インチ、厚さ2■のディスク
基板を得た。
(比較例2)
ポリエフチルイミド樹脂のみで実施例1と同様のディス
クを得た。
クを得た。
(実施例1)
ポリエーテルイミド樹脂70%にガラスu!維(比較例
1と同じもの)30%を混合して母材とし、ポリ:〔−
デルイミドのみを表層とし、母材厚さ1.6mm、表層
厚さ0.2mmの基板をサンドインチ射出成形により製
造した。
1と同じもの)30%を混合して母材とし、ポリ:〔−
デルイミドのみを表層とし、母材厚さ1.6mm、表層
厚さ0.2mmの基板をサンドインチ射出成形により製
造した。
(実施例2)
実施例1のガラス繊維にかえて、表面をニッケルメッキ
したマイカ(平均直径10μ、アスペクト比的30)を
使用した以外は実施例1ど同様にして基板を製造した。
したマイカ(平均直径10μ、アスペクト比的30)を
使用した以外は実施例1ど同様にして基板を製造した。
各ディスクについて、線膨張係数、曲げ弾性率、表面粗
さおよび帯電防止性を測定した結果を第1表に示す。
なお各特性の測定法は次の通り。
さおよび帯電防止性を測定した結果を第1表に示す。
なお各特性の測定法は次の通り。
線膨張係数 ASTMD−696
曲げ弾性率 ASTMD−790
体積固有抵抗 ASTMD−257
帯電防止性
湿度23±2℃、相対湿度60±10%のM現下でディ
スク表面をガーゼで10回こすり、直ちにたばこの灰に
近づけて、灰が付着するものをX、付着しないものを○
とした。
スク表面をガーゼで10回こすり、直ちにたばこの灰に
近づけて、灰が付着するものをX、付着しないものを○
とした。
第1表の結果からも明らかイ【ように、本発明磁気ディ
スク基板は、熱膨張が小さくて剛性も高く、しかも表面
が特に研磨しな(でも高度に平滑で、極めて優れている
。また母材に導電性充填剤を添加した実施例2では、表
層を介して帯電防止効果が認められた。
スク基板は、熱膨張が小さくて剛性も高く、しかも表面
が特に研磨しな(でも高度に平滑で、極めて優れている
。また母材に導電性充填剤を添加した実施例2では、表
層を介して帯電防止効果が認められた。
第1図は、本発明基板の部分断面図。
1・・・基板母材 2・・・基板表層手続補正用(
方式) %式% 2 発明の名称 磁気ディスク用基板 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称(617)三菱樹脂株式会社 4 代理人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号5
補正命令の日付 昭和60年10月9日(発送日:60.10.29)6
補正の対象 図面 7 補正の内容
方式) %式% 2 発明の名称 磁気ディスク用基板 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称(617)三菱樹脂株式会社 4 代理人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号5
補正命令の日付 昭和60年10月9日(発送日:60.10.29)6
補正の対象 図面 7 補正の内容
Claims (1)
- 1)合成樹脂と無機質充填剤との混合物からなる母材の
表面を、充填剤を含まない合成樹脂からなる厚さ0.1
μm以上の表層で被覆したことを特徴とする磁気ディス
ク用基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14808285A JPS629524A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 磁気デイスク用基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14808285A JPS629524A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 磁気デイスク用基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS629524A true JPS629524A (ja) | 1987-01-17 |
Family
ID=15444824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14808285A Pending JPS629524A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 磁気デイスク用基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS629524A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004307851A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-11-04 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 光学シート |
JP2010275552A (ja) * | 2003-03-26 | 2010-12-09 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 光学シート |
-
1985
- 1985-07-05 JP JP14808285A patent/JPS629524A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004307851A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-11-04 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 光学シート |
JP2010275552A (ja) * | 2003-03-26 | 2010-12-09 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 光学シート |
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