JPS629487Y2 - - Google Patents

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JPS629487Y2
JPS629487Y2 JP18547882U JP18547882U JPS629487Y2 JP S629487 Y2 JPS629487 Y2 JP S629487Y2 JP 18547882 U JP18547882 U JP 18547882U JP 18547882 U JP18547882 U JP 18547882U JP S629487 Y2 JPS629487 Y2 JP S629487Y2
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JP
Japan
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pipe
dilute solution
solution
refrigerant liquid
heat exchanger
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JP18547882U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は吸収式冷凍機、詳しくは吸収器から高
温発生器に溶液ポンプを介して戻される稀溶液の
管路に、低温発生器から吸収器に流れる濃溶液及
び低温発生器から凝縮器に流れる冷媒液とにより
前記稀溶液を加熱する熱交換器を備えた吸収式冷
凍機に関する。
従来、特開昭52−85746号公報に示され、第4
図に示したごとく、高温発生器Eで稀溶液を加熱
する際に必要とする熱量を減少させるために、吸
収器Bから高温発生器Eに戻す稀溶液の管路Jの
途中に低温発生器Cからの濃溶液と前記稀溶液と
を熱交換させる低温熱交換器Fと、前記低温発生
器Cからの冷媒液と前記稀溶液とを熱交換させる
熱交換器Hとをそれぞれ介装して稀溶液を濃溶液
と冷媒液とにより加熱している。又、第4図にお
いてKは冷媒液を凝縮器Dから蒸発器Aを導く管
路、Lは濃溶液を低温発生器Cから熱交換器Fに
導く管路、Mは冷媒液を低温発生器Cから熱交換
器Hに導く管路、Nは蒸発器Aの溜りOに溜つて
いる冷媒を散布器Pに送るポンプである。
尚、第4図では高温熱交換器は省略した。
ところが、以上の如く吸収器Bから高温発生器
Eに戻す稀溶液の管路Jの途中に前記低温熱交換
器F及び前記熱交換器Hを介装して前記稀溶液を
濃溶液と冷媒液とにより加熱する場合、前記熱交
換器Fの他に熱交換器Hが必要となり、その配設
スペースを特に必要とするばかりか、冷凍機全体
が大型化する問題があつた。
本考案の目的は、濃溶液と稀溶液とを熱交換さ
せる熱交換器及び冷媒液と稀溶液とを熱交換させ
る熱交換器を一体構造とすることにより、前記濃
溶液及び冷媒液と、稀溶液との熱交換を効率良く
行なわせて、その成績係数を向上すると共に、冷
凍機全体をコンパクトに纒められ、且つコストダ
ウンをはかる点にある。
本考案の構成は、吸収器から高温発生器に溶液
ポンプを介して戻される稀溶液の管路に、前記稀
溶液を流す稀溶液管と、低温発生器から吸収器に
流れる濃溶液の管路と接続する濃溶液管と、低温
発生器で凝縮され、該低温発生器から凝縮器に流
れる冷媒液の管路と接続する冷媒液管とから成
り、前記濃溶液及び冷媒液により低温の稀溶液を
加熱する熱交換器を設けたことにより、前記濃溶
液及び冷媒液と、稀溶液との熱交換を効率良く行
なわせ、しかも、冷凍機全体のコンパクト化と、
コストダウンとを可能にしたことを特徴とするも
のである。
以下本考案の冷凍機の実施例を図面に基づいて
説明する。
第1図に示したものは、2重効用吸収式冷凍機
であつて、都市ガスのバーナー1aをもち、該バ
ーナー1aの燃焼により溶液を加熱するごとくし
た直焚式高温発生器1と、低温発生器2とを備
え、蒸発器3及び吸収器4を一つの胴体5に内装
すると共に、この胴体5の上部に、凝縮器6を構
成する胴体7を一体的に結合して、前記凝縮器6
と蒸発器3とを、冷媒液管8により接続したもの
である。
又、第1図において、10は前記吸収器4から
の稀溶液を前記高温発生器1に戻す稀溶液管路で
あつて、該管路10に、前記稀溶液を流す稀溶液
管20と、低温発生器2から吸収器4に流れる濃
溶液の管路11と接続する濃溶液管21と、低温
発生器2で凝縮され、該低温発生器2から凝縮器
6に流れる冷媒液の管路12と接続する冷媒液管
22とから成る熱交換器30を設けるのである。
又、前記熱交換器30の断面構造は第2図に示し
たように、濃溶液管21の内部に複数本の稀溶液
管20を配管し、該稀溶液管20のうち一本を大
径としてその内部に冷媒液管22を配置した多重
管構造とし、前記濃溶液管21を流れる濃溶液及
び前記冷媒液管22を流れる冷媒液により前記稀
溶液管20を流れる低温の稀溶液を加熱するごと
く成すのである。
尚、第1図において、13は前記蒸発器3の伝
熱管3aに接続する冷水管であり、14は前記吸
収器4の伝熱管4a及び凝縮器6の伝熱管6aに
接続する冷却水管である。
また16は高温発生器1で発生した冷媒蒸気を
低温発生器2に導く管路、17は高温発生器1の
中間溶液を低温発生器2に導く管路である。又、
第2図において、管路17を直接低温発生器2に
接続したが、この管路17の途中に高温熱交換器
を設けてもよい。
本考案は以上の如く構成する吸収式冷凍機であ
つて、次に該吸収式冷凍機の作用を簡単に説明す
る。まず、前記バーナー1aを燃焼して高温発生
器1を加熱すると、器内の稀溶液が加熱沸騰する
のであつて、冷媒蒸気は、前記低温発生器2で、
前記高温発生器1から管路17を介して導入され
る中間溶液に放熱して凝縮し、冷媒液となつて管
路12、熱交換器30を経て前記凝縮器6に流入
すると共に、中間溶液から発生する冷媒蒸気は、
冷媒蒸気管15を介して前記凝縮器6に流入し、
前記伝熱管6aを流れる冷却水に放熱して凝縮す
るのである。
そして、前記凝縮器6からの冷媒液は管路8を
通つて前記蒸発器3に入り、前記伝熱管3aに分
散装置3bを介して分散され、前記伝熱管3aを
流れる冷水から熱を奪つて蒸発し、前記冷水を冷
却するのである。
尚、蒸発器3で蒸発した冷媒蒸気はエリミネー
タ(図示せず)を介して前記吸収器4に流入し
て、前記低温発生器2から前記熱交換器30を介
して吸収器4に入る濃溶液に吸収されるのであ
り、又、前記冷媒蒸気を吸収した稀溶液は、前記
溶液ポンプ9により、前記稀溶液管10を介し
て、前記熱交換器30に送られ、さらに前記稀溶
液は熱交換器30において前記濃溶液及び冷媒液
により加熱されて高温発生器1に流入するのであ
る。
以上の作用において、吸収器4から高温発生器
1に戻る稀溶液は、前記熱交換器30内で、高温
の濃溶液及び冷媒液と、効率良く熱交換されるの
である。
即ち、前記熱交換器30を稀溶液管20と、濃
溶液管21と、冷媒液管22とから構成し、換言
すれば従来の濃溶液と稀溶液との熱交換器と、冷
媒液と稀溶液との熱交換器とを一体構造としたこ
とにより、吸収器4から管路10を通つて熱交換
器30内の稀溶液管20に流入する37℃前後の稀
溶液は、熱交換器30内の濃溶液管に流入する92
℃前後の濃溶液と、同じく熱交換器30内の冷媒
液管21に流入する98℃前後の冷媒液との高温の
両液体によつて、前記稀溶液管20の外方及び内
方から加熱され、77℃前後の高温の稀溶液となつ
て高温再生器1に送られるのである。
尚、上記したように37℃前後の稀溶液と熱交換
を行なつた92℃前後の高温の濃溶液は52℃前後の
低温の濃溶液となつて吸収器4に流入し、同じく
前記稀溶液と熱交換を行なつた98℃前後の高温の
冷媒液は46℃前後の低温の冷媒液となつて凝縮器
6に流入するのである。
しかも、前記熱交換器30を稀溶液管20と、
濃溶液管21と、冷媒液管22とから構成したこ
とにより、吸収器4から高温発生器1に戻す稀溶
液の管路10にはポンプ9と熱交換器30を配設
するだけで、従来の如く稀溶液の管路に複数個の
熱交換器を設ける必要がなく、従つて、冷凍機全
体のコンパクト化をはかり得ると共に、冷凍機の
コンパクト化によるコストダウンをも可能とした
のである。
尚、実施例において熱交換器30の断面構造は
第2図に示した如く構成したのであるが、第3図
に示したように、濃溶液管26の内部に稀溶液管
25を、さらに前記稀溶液管25の内部に冷媒液
管27を配置した三重管構造としても良い。
以上説明した如く本考案は、吸収器4から高温
発生器1に溶液ポンプ9を介して戻される稀溶液
の管路10に、前記稀溶液を流す稀溶液管20
と、低温発生器2から吸収器4に流れる濃溶液の
管路11と接続する濃溶液管21と、低温発生器
2で凝縮され、該低温発生器2から凝縮器6に流
れる冷媒液の管路12と接続する冷媒液管22と
から成り、前記濃溶液及び冷媒液により低温の稀
溶液を加熱する熱交換器30を設けたことによ
り、前記熱交換器30において、濃溶液及び冷媒
液と、稀溶液との熱交換を効率良く行なうことが
でき、しかも前記熱交換器30を稀溶液管20
と、濃溶液管21と、冷媒液管22とから構成し
たことにより、冷凍機全体のコンパクト化をはか
り得ると共に、冷凍機のコンパクト化によるコス
トダウンを可能にしたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す構造系統図、第
2図は熱交換器の一実施例を示す断面図、第3図
は熱交換器の他の実施例を示す断面図、第4図は
従来の吸収式冷凍機を示す構造系統図である。 1…高温発生器、2…低温発生器、4…吸収
器、10…稀溶液の管路、20…稀溶液管、21
…濃溶液管、22…冷媒液管、30…熱交換器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸収器4から高温発生器1に溶液ポンプ9を介
    して戻される稀溶液の管路10に、前記稀溶液を
    流す稀溶液管20と、低温発生器2から吸収器4
    に流れる濃溶液の管路11と接続する濃溶液管2
    1と、低温発生器2で凝縮され、該低温発生器2
    から凝縮器6に流れる冷媒液の管路12と接続す
    る冷媒液管22とから成り、前記濃溶液及び冷媒
    液により低温の稀溶液を加熱する熱交換器30を
    設けたことを特徴とする吸収式冷凍機。
JP18547882U 1982-12-07 1982-12-07 吸収式冷凍機 Granted JPS5988660U (ja)

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JP18547882U JPS5988660U (ja) 1982-12-07 1982-12-07 吸収式冷凍機

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JP18547882U JPS5988660U (ja) 1982-12-07 1982-12-07 吸収式冷凍機

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Publication Number Publication Date
JPS5988660U JPS5988660U (ja) 1984-06-15
JPS629487Y2 true JPS629487Y2 (ja) 1987-03-05

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