JPS6291867A - 携帯用測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は、制御手段を内蔵した本体ケースと、この本
体ケースに開閉自在にヒンジ結合され表示手段を収納し
た蓋ケースとからなり、蓋ケースを開いた状態で表示手
段の表示内容の確認と装置の操作とができる携帯用測定
装置、特に本体ケースと蓋ケースとの間の信号配線を通
すヒンジ結合部の構造に関する。

〔従来技術とその問題点〕

一般にこの種の測定装置の従来例は第４図に示すように
蓋ケース１を開いたとき、蓋ケース１と本体ケース２を
結ぶ信号線５が５′のように露出するので外観上見苦し
い。また信号線５を屈曲させることにより信号線に引張
応力がかかるため信号線の断線が多く、加えて信号線が
外部に露出しているため外力が加わって断線し易いとい
う問題もある。

〔発明の目的〕

この発明は上記の点に鑑み、蓋ケースと本体ケースを結
ぶ信号線を外部より見えなくして外観を良くするととも
に、蓋ケースを開けたとき信号線に引張応力がかからな
いようにして信号線の寿命を向上させるようにした携帯
用測定装置を提供することを目的とする。

〔発明の要点〕

この発明は上記目的を、この種の携帯用測定装置におい
てヒンジ結合部の少なくとも１ケ所に本体ケースまたは
蓋ケースのいずれか一方に固定され蓋ケース開閉の中心
軸となる中空軸を設け、この中空軸内に蓋ケース内の表
示器と本体ケース内の制御装置とを結ぶ信号線を配する
ことにより達成しようとするものである。つまりヒンジ
の軸を中空構造としその近傍の蓋ケースおよび本体ケー
スも信号線が延長できる中空構造にして、信号線をヒン
ジの回転軸の中心にこの軸と平行に配置し、信号線にね
じり応力だけ加わるようにしてその寿命を長くしようと
するとともに、信号線を内部だけで処理し外部に露出し
ないようにして外観上の見ばえを良くしようとするもの
である。

〔発明の実施例〕

以下この発明の実施例を示す図面によりこの発明を説明
する。第１図ないし第３図はこの発明の実施例を示す図
面で、この実施例の場合携帯用回線解析用測定装置を示
す。この装置はコンピュータとコンピュータおよびコン
ピュータと端末機を接続して通信を行なう場合その通信
回線に流れるデータをモニタすることによって回線の障
害を診断するものである。そしてシステム設計時のソフ
ト開発のソフトチェックや市場に展開した後のシステム
故障の診断にも使用できるものである。第１図はその正
面図、第２図はその側面図を示すもので第２図において
この測定装置を持ち運ぶときまたは保管するとき、蓋ケ
ース１は（イ）の位置で本体ケース２にロックされてい
る。そして測定するときはロックを外して蓋ケース１を
（ロ）または（ハ）の位置まで開き、蓋ケース１の内側
の表示器が確認できるとともにこの測定装置を操作でき
るようにされている。またこの実施例では蓋ケース１は
（イ）〜（ハ）の範囲内のいずれの位置でも停止できる
ようにヒンジ部に図示せぬクリック機構が設けられてい
る。次に第１図において蓋ケース１円の裏側からのぞけ
る表示器３の信号配線はコネクタ４、信号線５を介して
本体ケース２に内蔵されている制御装ｆｔ６に接続され
ている。そして−万のヒンジ部は軸を中空軸７として蓋
ケース１に固定され中空軸の外周と本体ケース２の穴と
でヒンジが構成されている。この部分の詳細断面図を第
８図に示す。第８図において中空軸７の内側は信号線５
およびコネクタ４が通る程度の穴となっており中空軸７
および他方のヒンジ軸８を組立後信号線５が通せるよう
にして作業性とサービス性の向上がはかられている。１
０はキャップで組立時信号線５を一旦本体ケース２の外
部に引き出しその後中空軸７の中へ通すようにしてコネ
クタ４に無理な力が加わらないようにするためのもので
ある。したがってキャップ１０は組立を終了し動作状態
の確認を終えたあと本体ケース２にはめ込まれる。なお
９は中空軸７がスラスト方向に抜けないためのストッパ
である。

〔発明の効果〕

この発明は蓋ケースと本体ケースを結ぶ信号線をヒンジ
内部に配設したことにより外観上の見ばえを良くいしか
も蓋ケースを開いても信号線に引張力が加わらないので
信号線が断線することもなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第８図はこの発明の実施例を示す図面であ
って、第１図はその正面図、第２図はその側面図、第３
図はその要部拡大断面図、第４図は従来例を示すもので
ある。 １・・・蓋ケース、２・・・本体ケース、８・・・表示
器、４・・・コネクタ、５，５・・・信号線、６・・・
制御装置、７・・・中空軸、８・・・軸、９・・・軸ス
トッパ、１ｏ・・・キ３表ポ器 第１図 第２図 第３１ 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）制御手段を内蔵した本体ケースと、該本体ケースに
   開閉自在にヒンジ結合され表示手段を収納した蓋ケース
   とからなり、該蓋ケースを開いた状態で前記表示手段の
   表示内容の確認と装置の操作とができる携帯用測定装置
   において、前記ヒンジ結合部の少なくとも１ケ所に本体
   ケースまたは蓋ケースのいずれか一方に固定され蓋ケー
   ス開閉の中心軸となる中空軸を設け、該中空軸内に前記
   制御手段と表示手段とを結ぶ信号線を配してなることを
   特徴とする携帯用測定装置。 ２）特許請求の範囲第１項に記載の携帯用測定装置にお
   いて、中空軸は少なくとも着脱可能に固定されているこ
   とを特徴とする携帯用測定装置。 ３）特許請求の範囲第１項または第２項のいずれか１つ
   に記載の携帯用測定装置において、蓋ケースが開閉範囲
   内のいずれの位置でも停止可能となるようにヒンジ結合
   部にクリック機構を設けたことを特徴とする携帯用測定
   装置。