JPS629166Y2 - - Google Patents

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JPS629166Y2
JPS629166Y2 JP11567181U JP11567181U JPS629166Y2 JP S629166 Y2 JPS629166 Y2 JP S629166Y2 JP 11567181 U JP11567181 U JP 11567181U JP 11567181 U JP11567181 U JP 11567181U JP S629166 Y2 JPS629166 Y2 JP S629166Y2
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JP
Japan
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heater
mirror
light bulb
light
reflective film
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JP11567181U
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JPS5820954U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両に使用する表示付ヒーターミラー
に関する。
現今車両用ミラーには鏡面に氷とか霜が付着し
てミラーとしての役目を果せなくなつたり、雨水
が付着して見にくくなつた場合、ミラーの後側に
設けたヒーターにより鏡面を加温して解氷した
り、霜取りを行ない、あるいは雨水を気散させる
ヒーターミラーが使用されているが、この種のミ
ラーはヒーターのスイツチが入つているのか否か
がミラーを見ただけでは判明しないので運転者は
無駄な神経を使わなければならず、またヒーター
の消し忘れを生ずることがあつた。
本考案はこのような欠点を解消しようとするも
ので、その一実施例を図面に基いて説明すると、
1は自動車のフエンダーとかドアーに装着するミ
ラーホルダーであり、aはミラーホルダーに支持
させたハーフミラーである。このハーフミラーa
はガラス2の裏面に例えばクロムなどの薄い反射
膜3を層着している。4はハーフミラーaの裏面
に設けた遮光性の均熱板、例えばアルミニウム板
のように熱伝導性の良好な金属板であり、ハーフ
ミラーa側を黒色に塗装している。5はこの均熱
板4の裏面にその上部を残して添設したヒーター
である。6は均熱板4の上部に形成した打抜き表
示部である。本実施例に於てはこの打抜き表示部
6としてヒーター5の動作状態を示すHEATER
の文字を表示したが図形とか記号でもよい。符号
7はこの打抜き表示部6に対応させてその後方に
設けた電球カバーであり、ミラーホルダー1に取
付けられ、内面には反射率の高い被膜を形成させ
るか、或いは材質それ自体を反射率の高いもので
構成させる。8はこの電球カバー7内の端子9及
び10に支持させた電球であり、第3図に示すよ
うにヒーター5の電気回路中にヒーター5と並列
に接続されている。11は電球8と均熱板4との
間に装着したアクリル樹脂製の半透明板である。
この半透明板は光の散乱効果を高めるためのもの
であるが、これを省略することもある。
尚符号12はバツテリー、13はヒータースイ
ツチ、14はサーモスタツトである。
本考案の一実施例は上記のような構成であるか
ら、ヒータースイツチ13がOFFの状態に於て
は、電球8も消灯しているためハーフミラーaの
後側は暗く、均熱板4の打抜き表示部6は鏡面に
は全く見えないが、ヒータースイツチ13をON
にするときはヒーター5の熱は均熱板4を介して
ハーフミラーaに伝達されて全面が均一に加温さ
れるため、鏡面に付着した氷等は解凍される。こ
の加温状態に於ては電球8が点灯しハーフミラー
aの後側が明るくなるので鏡面の上部に打抜き表
示部6が鮮明に表われ、加温状態であることが直
ちに確認されるのである。
上記実施例に於けるヒーターミラーの作用をハ
ーフミラーの原理と共に更に詳述する。
今、外からの入射光;A=2、反射膜3による
反射光;A′、半透明板による反射光;A″、電球
からの入射光;B=190、電球の透過光;B′、反
射膜の反射率;50%、反射膜の透過率;3%、半
透明板の反射率;46.5%、半透明板の透過率;
52.5%とした場合、 (1) 電球消灯時には第4図に示すように運転者に
はA′とA″の光が届き、その場合 A′=A×0.5(反射膜の反射率)=1 A″=A×0.03(反射膜の透過率)×0.465 (半透明板の反射率)×0.03(反射膜の透
過率)=0.00084 となり、A″はA′に比べて著るしく弱く、その
ためA″(打抜き表示部)は見えない。
(2) 電球点灯時には第5図に示すように運転者に
はA′とA″とB′の光が届き、この場合 A′=1 A″=0.00084 B′=B×0.525(半透明板の透過率)×0.03(反
射膜の透過率)=3 となり、B′がA′の3倍となり、打抜き表示部
が良く見えるのである。
このように本考案に係る表示付ヒーターミラー
は、ヒータースイツチがONの状態では鏡面の外
周寄りにその状態を指示する文字とか図形が鮮明
に浮び上がり、スイツチがOFFの状態では文字
とか図形は消えるので、鏡面を見るだけでヒータ
ーの動作状態を直ちに確認することができ、その
ため運転者は無駄な神経を使う必要がなく、また
スイツチの消し忘れを生ずる虞れが全くない。し
かもスイツチOFFの状態に於ては鏡面には打抜
き表示部の痕跡も見ることができないので、視認
性が妨げられることもなく、従つて車両の安全運
転に大きな効果を発揮し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る表示付ヒーターミラーの
一実施例を示す分解斜視図、第2図は同上実施例
の縦断面図、第3図は同上実施例に於ける電気回
路図、第4図及び第5図は同上実施例に於ける説
明図である。 1……ミラーホルダー、a……ハーフミラー、
2……ガラス、3……反射膜、4……均熱板、5
……ヒーター、6……打抜き表示部、7……電球
カバー、8……電球。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミラーホルダーに支持させたハーフミラーの裏
    面に、遮光性の均熱板を介してヒーターを装着
    し、且つ前記均熱板の外周寄り適所に形成した打
    抜き表示部に対応させてその後方に電球カバーを
    設け、該カバー内に取付けた電球を前記ヒーター
    の電気回路中に接続してなる表示付ヒーターミラ
    ー。
JP11567181U 1981-08-05 1981-08-05 表示付ヒ−タ−ミラ− Granted JPS5820954U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11567181U JPS5820954U (ja) 1981-08-05 1981-08-05 表示付ヒ−タ−ミラ−

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JP11567181U JPS5820954U (ja) 1981-08-05 1981-08-05 表示付ヒ−タ−ミラ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5820954U JPS5820954U (ja) 1983-02-09
JPS629166Y2 true JPS629166Y2 (ja) 1987-03-03

Family

ID=29909928

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11567181U Granted JPS5820954U (ja) 1981-08-05 1981-08-05 表示付ヒ−タ−ミラ−

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JP (1) JPS5820954U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010221899A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Murakami Corp モニター付車両用ミラー

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Publication number Publication date
JPS5820954U (ja) 1983-02-09

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