JP2002107518A - 半透過反射鏡 - Google Patents

半透過反射鏡

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JP2002107518A
JP2002107518A JP2000303999A JP2000303999A JP2002107518A JP 2002107518 A JP2002107518 A JP 2002107518A JP 2000303999 A JP2000303999 A JP 2000303999A JP 2000303999 A JP2000303999 A JP 2000303999A JP 2002107518 A JP2002107518 A JP 2002107518A
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Junichi Nakaho
純一 仲保
Masao Ayabe
正雄 綾部
Noriyuki Takai
典之 高井
Hiroshi Yoshida
浩 吉田
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厳格な品質(膜厚)コントロールを行なわず
とも安定な品質の反射膜用の保護膜を有する安価な半透
過反射鏡を得る。 【解決手段】 本半透過反射鏡10では、ガラス基板4
2の裏面側に反射膜44が施され、更に、この反射膜4
4の裏面側に透明コーティング膜46が施されている。
このため、本半透過反射鏡10の組付時等を含めて反射
膜44に異物が直接触れることを防止できる。しかも、
反射膜44の裏面側に透明コーティング膜46を形成す
るため、透明コーティング膜46の厚さが反射膜44で
の反射光の反射率へ影響を及ぼさない。このため、透明
コーティング膜46の厚さに精度が要求されず、コスト
を安価にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば 車両のイ
ンナミラーやアウタミラー等で鏡本体の裏面側からの光
の透過が可能な半透過反射鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に車両の室内外には後方確認用の
反射鏡が取り付けられている。この種の反射鏡は鏡本体
を備えている。鏡本体は板状に形成されたガラス基板を
備えており、このガラス基板の表面には金属の反射膜が
形成されている。このガラス基板はミラーホルダに固定
された状態でバイザー等のケースに収容されて保持され
る。
【0003】ミラーホルダは深さ方向一方が開口した皿
状とされており、ミラーホルダの開口部側に反射膜が位
置するようにガラス基板がミラーホルダ内に収容された
状態でミラーホルダに鏡本体が固定される。バイザー等
のケースは皿状若しくは椀状の容器でミラーホルダの開
口端側がケースの開口端側に向くようにミラーホルダが
ケース内に収容された状態で保持されて、ケースを介し
て車両の適宜位置に取り付けられる。
【0004】一方で、近年このような反射鏡(すなわ
ち、インナミラーやアウタミラー)を単なる後方確認用
だけでなく一種の表示部として用い、右左折時等におけ
るウインカ(方向指示器)や速度等を表示させることが
考えられている。
【0005】このような表示部としても反射鏡を用いる
場合、反射膜の裏側(すなわち、ガラス基板側)からの
光の透過が可能な所謂「ハーフミラー」が鏡本体として
用いられ、ガラス基板の裏面側(すなわち、ガラス基板
を介して反射膜とは反対側)に上述したウインカ等や速
度表示用の文字表示板等の表示手段を配置し、この表示
手段を適宜に光らせることで文字や記号等がガラス基板
及び反射膜を透過して乗員側から(すなわち、上述した
ミラーホルダの開口端側)から文字や記号等を視認でき
るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図8には上述
した車両用の半透過反射鏡120に用いられる鏡本体1
22の構造の概略が断面図によって示されている。この
図に示されるように、鏡本体122を構成するガラス基
板124の表面に設けられた反射膜126には、通常、
厚さT4が20nm程度の珪素(Si)薄膜が用いられ
る。また、この反射膜126の表面側には保護膜128
が形成されている。この保護膜128は反射膜126の
表面側の厚さT5が20nm程度の二酸化珪素(SiO
2)膜130と、この二酸化珪素膜130の表面側に形
成された厚さT6が15nm程度の二酸化チタン(Ti
2)膜132と、により構成され、この保護膜128
を設けることで、例えば、反射膜126の劣化や鏡本体
122をミラーホルダに取り付ける際や鏡本体122の
裏面側に上述した表示手段(何れも図示省略)を取り付
ける際の反射膜126への傷つき等を防止している。
【0007】ところで、上述した鏡本体122のガラス
基板124には、反射膜126と2層の保護膜128と
で、言わば、3層の薄膜が形成されていることになる。
【0008】ここで、上述したような鏡本体122で
は、これらの各薄膜、すなわち、反射膜126、二酸化
珪素膜130、及び二酸化チタン膜132の各々の厚さ
にばらつきが生じることで鏡本体122全体の反射率に
大きな影響が出る。したがって、所定の基準の反射率を
確保するため、反射膜126、二酸化珪素膜130、及
び二酸化チタン膜132の膜厚精度を厳格にコントロー
ルしなければならないが、このような膜厚精度の厳格な
コントロールは極めて難しく、これがコスト高の大きな
要因の1つとなっている。
【0009】本発明は、上記事実を考慮して、厳格な品
質(膜厚)コントロールを行なわずとも安定な品質の反
射膜用の保護膜を有する安価な半透過反射鏡を得ること
が目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半透過反
射鏡は、少なくとも所定波長の光の透過が可能な基板
と、主に珪素により厚さが20nm以上45nm以下の
膜状に形成されると共に、前記基板の裏面側で前記基板
へ一体的に形成され、前記基板側から入射した光を反射
し、且つ、前記基板とは反対側から入射した光を一定の
割合で前記基板側へ透過する反射膜と、前記反射膜の裏
面側に少なくとも特定の波長の光を透過する透光材によ
り厚さが1μm以上の膜状に形成された保護膜と、を備
えている。
【0011】上記構成の本半透過反射鏡によれば、基板
の表面側から反射膜に入射した光は反射膜によって反射
される。一方、保護膜の裏面側から入射した光は反射膜
を透過し、更に、基板を透過する。これにより、基板側
からは基板表面側からの光が反射膜により反射された反
射光及び保護膜の裏面側から反射膜に入射した光の双方
を視認できる。
【0012】ここで、本半透過反射鏡では、反射膜が基
板の裏面側に形成されているため、この基板を、例え
ば、有底のミラーホルダ等のハウジング(ケーシング)
に収容することで、反射膜への異物の接触や付着が防止
される。しかも、この反射膜には透光材により形成され
た保護膜が形成されている。したがって、例えば、上記
のハウジング等へ収容する際等に反射膜に直接異物等が
接触することがない。このため、反射膜の劣化や傷つき
等を防止できる。
【0013】ところで、本半透過反射鏡では、反射膜を
基板の裏面に形成し、更に、保護膜を反射膜の裏面に形
成しているため、基本的に基板側から反射膜に入射した
光が保護膜の影響を受けることはない。したがって、反
射膜の厚さの精度が確保されていれば、保護膜の厚さに
誤差が生じても、基板側から反射膜に入射して反射膜に
て反射される光の反射率に影響を及ぼさず、所定の反射
率を確保できる。また、このように、保護膜の厚さに厳
しい精度が要求されないため製造コストを安価にでき
る。
【0014】なお、本発明では、基板並びに保護膜は少
なくとも所定の波長の光を透過できればよい。すなわ
ち、基板や保護膜が透明であらゆる波長の光を透過する
構成でも構わないし、特定の波長域の光のみを透過さ
せ、或いは、制限する構成であっても構わない。
【0015】請求項2記載の半透過反射鏡は、請求項1
記載の本発明において、主に二酸化珪素によって前記保
護膜と前記反射膜との間に膜状に形成されると共に、前
記反射膜の製造工程と略同一の工程で前記反射膜の製造
工程直後に形成される一次保護膜を備えることを特徴と
している。
【0016】上記構成の本半透過反射鏡によれば、保護
膜と反射膜との間に主に二酸化珪素によって膜状に形成
された一次保護膜が介在している。この一次保護膜は反
射膜の製造工程直後に反射膜の製造工程と略同一の製造
工程で製造される。すなわち、この一次保護膜を形成す
るにあたり、反射膜形成後に基板を移動させることな
く、そのまま、一次保護膜を形成できる。このようにし
て一次保護膜が形成された後に保護膜が形成されるが、
保護膜を形成するために保護膜の製造工程へ基板を移動
させる際に、異物等が不用意に基板に触れても、この場
合、反射膜は一次保護膜に保護されているため反射膜に
異物等が直接接触することはない。
【0017】請求項3記載の半透過反射鏡は、請求項1
又は請求項2記載の本発明において、前記保護膜の裏面
側に、前記保護膜並びに前記反射膜を透過可能な所定の
光を発する光源を設けたことを特徴とする請求項1又は
請求項2記載の配置したことを特徴としている。
【0018】上記構成の本半透過反射鏡によれば、保護
膜の裏面側には所定の光を発する光源が設けられてお
り、光源にて発せられた光は保護膜並びに反射膜を透過
する。このため、基板の表面側からからこの光源にて発
せられた光を視認できる。
【0019】ここで、本半透過反射鏡では、このように
保護膜の裏面側に光源を配置しているが、反射膜と光源
との間には保護膜が介在しているため、光源は保護膜に
接触することはあっても反射膜に接触することはない。
したがって、本半透過反射鏡を組み付けるにあたり、光
源が反射膜を傷つけるようなことはなく、反射膜の劣化
等を防止できる。
【0020】請求項4記載の半透過反射鏡は、請求項1
乃至請求項3の何れかに記載の本発明において、前記保
護膜の裏面側に、発熱手段を設けたことを特徴としてい
る。
【0021】上記構成の本半透過反射鏡によれば、保護
膜の裏面側には発熱手段が設けられており、発熱手段か
らの熱が保護膜並びに反射膜を介して基板に伝わり基板
が熱せられると、基板の表面(すなわち、反射膜とは反
対側の面)に付着した水滴等が蒸発する。これにより、
基板表面に生じた曇り等を除去でき、視認性を確保でき
る。
【0022】ここで、本半透過反射鏡では、このように
保護膜の裏面側に発熱手段を配置しているが、反射膜と
発熱手段との間には保護膜が介在しているため、発熱手
段は保護膜に接触することはあっても反射膜に接触する
ことはない。したがって、本半透過反射鏡を組み付ける
にあたり、発熱手段が反射膜を傷つけるようなことはな
く、反射膜の劣化等を防止できる。
【0023】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態の構成>図2
には本発明の第1の実施の形態に係る車両用の半透過反
射鏡10が斜視図により示されており、図3には本半透
過反射鏡10の構成が図2とは別方向から見た分解斜視
図によって示されている。なお、各図において矢印Aは
基本的に略同一方向を示す。
【0024】図3に示されるように、本半透過反射鏡1
0はミラーホルダ12を備えている。ミラーホルダ12
は板状の底部14とこの底部14の外周部に沿って形成
された環状の縁部16とにより構成されており、全体的
には浅底の箱状若しくは皿状とされている。
【0025】このミラーホルダ12の底部14には所定
形状(本実施の形態では略矩形だが、矩形に限定されな
い)の開口部18が形成されている。この開口部18は
底部14を貫通しており、その内側には光源としての発
光ユニット20が嵌め込まれる。
【0026】発光ユニット20はケース22を備えてい
る。ケース22は開口部18への嵌め込み状態でミラー
ホルダ12の開口端側へ向けて開口し、且つ、ミラーホ
ルダ12の厚さ方向に沿った寸法がミラーホルダ12よ
りも大きな略箱形状とされており、その内側には略三角
形状の発光体を備えたPC基板24が収容されている。
PC基板24にはコネクタ26が設けられており、ケー
ス22の底部に形成された開口を介してワイヤハーネス
28へ機械的且つ電気的に接続可能とされている。ワイ
ヤハーネス28は、車両の所定位置に設置されたウイン
カスイッチやバッテリー等(何れも図示省略)へ電気的
に接続されており、通電状態においてPC基板24へ給
電できるようになっている。
【0027】このPC基板24よりもケース22の開口
端側には拡散板30が配置されており、PC基板24の
発光体から発せられた光が拡散板30を透過する際に拡
散される。さらに、この拡散板30よりもケース22の
開口端側には整光性フィルタ32が配置されており、拡
散板30を透過した光がこの整光性フィルタ32を透過
することで発光体の形状に対応した形状の光、すなわ
ち、図2に示されるような略三角形のウインカ表示34
がなされる。また、この整光性フィルタ32は、所定の
方向からのみ透過した光を視認可能に光を透過する構成
となっており、本実施の形態では、車両乗員からは整光
性フィルタ32を透過した光を視認することはできない
が、例えば、後続車の乗員からは整光性フィルタ32を
透過した光を視認することができる。
【0028】以上の構成の発光ユニット20は、開口部
18への嵌め込み状態でミラーホルダ12の開口端側の
発光ユニット20の端部が基本的に底部14の内底面
(ミラーホルダ12の内側の面)と同位置に位置するよ
うに配置される。
【0029】また、図3に示されるように、底部14の
外側面には一対の保持爪36、38が形成されている。
保持爪36は上述した開口部18が有する4辺の縁の1
辺に対応しており、この1辺の外側近傍から突出形成さ
れている。保持爪38は保持爪36が形成された1辺と
対向する辺の外側近傍から保持爪36と対向する如く突
出形成されている。これらの保持爪36、38は発光ユ
ニット20が開口部18へ嵌め込まれた状態で、底部1
4を介してミラーホルダ12の開口端とは反対側(図3
の矢印A方向とは反対側)への変位を制限している。
【0030】さらに、図2及び図3に示されるように、
本半透過反射鏡10は鏡本体40を備えている。鏡本体
40は厚さ方向がミラーホルダ12の深さ方向とされた
略板状で、その外周形状が概ねミラーホルダ12の縁部
16の内周形状よりも小さな相似形とされている。鏡本
体40はミラーホルダ12の内側に収容された状態で、
接着剤等の固着手段、又は、ネジ等の締結手段、若しく
は、ミラーホルダ12の内側に形成された係合爪や係合
溝等の係合保持手段等の保持手段によって保持固定され
ている。
【0031】ここで、図1には、この鏡本体40の構造
の概略が断面図によって示されている。この図に示され
るように、鏡本体40は基板としてのガラス基板42を
備えている。ガラス基板42は透明若しくは特定の波長
の光を吸収或いは透過可能に着色されたガラス材により
板状に形成されている。
【0032】このガラス基板42の裏面(鏡本体40を
ミラーホルダ12へ嵌め込んだ状態での底部14側の
面)には、反射膜44が形成されている。反射膜44は
主に珪素(Si)により構成された珪素薄膜で、その厚
さT1は約30nm(30±5nm)とされ、蒸着等に
よってをガラス基板42の裏面に一体に形成されてい
る。詳細は後述するが、この厚さの珪素薄膜で反射膜4
4を構成した場合には、反射膜44の裏面側(すなわ
ち、ガラス基板42とは反対側)から反射膜44へ入射
した光のうち、所定の割合の光が反射膜44を透過す
る。
【0033】なお、本実施の形態では、反射膜44の厚
さT1を約30nm(30±5nm)とした構成であっ
たが、反射膜44の厚さT1は20nm以上40nm以
下であればよい。この理由についての詳細は後に説明す
る。
【0034】また、図1に示されるように、反射膜44
の裏面側(すなわち、反射膜44を介してガラス基板4
2とは反対側)には保護膜としての透明コーティング膜
46が施されている。透明コーティング膜46は厚さT
2が約1μmに設定されている。アクリル等の透明な合
成樹脂材や透明の塗料により構成されている。なお、こ
の透明コーティング膜46の厚さT2は1μm以上であ
ればよい。
【0035】次に、本実施の形態の作用並びに効果につ
いて説明する。
【0036】本半透過反射鏡10においてミラーホルダ
12の開口端側から鏡本体40へ向かう光は、ガラス基
板42を透過して反射膜44で反射され、再びガラス基
板42を透過する。したがって、ミラーホルダ12の開
口端側が車両の略後方側へ向けた状態で本半透過反射鏡
10を見ることで、通常の反射鏡と同様に略車両後方側
の様子を視認(確認)できる。
【0037】一方で、例えば、車両室内のステアリング
ホイール近傍に設けられたウインカスイッチをON状態
にすると、ワイヤハーネス28を介して発光ユニット2
0のPC基板24が通電される。PC基板24が通電さ
れるとPC基板24に設けられた発光体が発光し、この
発光体から発せられた光が拡散板30を透過する。上述
したように、拡散板30を光が透過する際に光は拡散さ
れ、更に、拡散板30で拡散されつつ透過した光が整光
性フィルタ32を通過することで上述した略三角形状の
ウインカ表示34が点灯若しくは点滅する。
【0038】次いで、このように点灯若しくは点滅する
ウインカ表示34(厳密にはウインカ表示34を構成す
る光)は鏡本体40を構成する透明コーティング膜46
を透過し、更に、裏面側から反射膜44に入射する。こ
こで、上述したように、反射膜44の裏面側(すなわ
ち、反射膜44を介してガラス基板42とは反対側)か
ら反射膜44へ入射した光のうち、所定の割合の光は反
射膜44を透過するため、ウインカ表示34の一部が反
射膜44を透過し、更に、ガラス基板42を透過する。
【0039】したがって、点灯或いは点滅するウインカ
表示34は擬似的に鏡本体40に映し出され、例えば、
後続車の乗員等はミラーホルダ12の開口端側からこの
ウインカ表示34を視認することことができる。
【0040】ところで、上述したように本半透過反射鏡
10ではガラス基板42の裏面側に反射膜44が形成さ
れているため、反射膜44の表側の面、すなわち、鏡本
体40をミラーホルダ12に嵌め込んだ状態でのミラー
ホルダ12の開口端側の面に異物が接触することはな
い。これにより、反射膜44への傷つきや不用意な水
分、油分、煙等の粒子が付着することに起因する劣化を
低減若しくは防止できる。
【0041】一方、鏡本体40をミラーホルダ12に嵌
め込んだ状態では、基本的に反射膜44の裏面がミラー
ホルダ12の底部14により保護される。このため、鏡
本体40をミラーホルダ12に嵌め込んだ状態では、反
射膜44の裏面に異物が接触することはなく、これによ
っても、反射膜44への傷つきや不用意な水分、油分、
煙等の粒子が付着することに起因する劣化を低減若しく
は防止できる。
【0042】さらに、本半透過反射鏡10では、反射膜
44の裏面側に透明コーティング膜46が形成されてい
る。この透明コーティング膜46によっても反射膜44
の裏面が保護され、反射膜44への傷つきや不用意な水
分、油分、煙等の粒子が付着することに起因する劣化を
低減若しくは防止できる。
【0043】また、本半透過反射鏡10では、ミラーホ
ルダ12の底部14に発光ユニット20が嵌め込まれて
おり、この発光ユニット20や保持爪36、38の寸法
誤差や発光ユニット20を開口部18に嵌め込んだ際の
組付誤差等によっては、鏡本体40の裏面に発光ユニッ
ト20が接触する可能性がある。
【0044】ここで、本半透過反射鏡10では上記のよ
うに反射膜44の裏面には透明コーティング膜46が施
されており、反射膜44の裏面が透明コーティング膜4
6によって保護されていることから、仮に、発光ユニッ
ト20が鏡本体40の裏面に接触したとしても透明コー
ティング膜46によって反射膜44の傷つき等が防止さ
れる。
【0045】さらに、本実施の形態において、反射膜4
4は厚さT1が20nmであり、また、従来の半透過反
射鏡120の反射膜126の保護膜128として形成し
た二酸化珪素膜130及び二酸化チタン膜132(図8
参照)は、その厚さが15nmや20nmであったた
め、その成膜精度はナノメータ(nm)のオーダーとい
う極めて厳格な厚さ制御を必要としていた。
【0046】これに対し、本実施形態における透明コー
ティング膜46は基本的に1μm以上で、その厚さは上
記の反射膜44や従来の保護膜128を構成する二酸化
珪素膜130及び二酸化チタン膜132の厚さに比べる
とその値が極めて大きいため、成膜精度が上記の反射膜
44や従来の反射膜の保護用に形成した二酸化珪素膜及
び二酸化チタン膜に比べると極めて緩やかな精度で、所
定値以上の透過率並びに反射膜44と組み合わせた場合
の反射率を確保できる。このように、本半透過反射鏡1
0では、反射膜44を保護するための透明コーティング
膜46の厚さ管理を緩やかにできるため、安定した品質
の半透過反射鏡10を安価なコストで製造できる。
【0047】また、半透過反射鏡120では、反射膜1
26、二酸化珪素膜130、及び二酸化チタン膜132
の各々の厚さが相互に影響しあうため、全ての厚さを厳
格にコントロールしなければ必要な反射率並びに透過率
が得られなかった。これに対し、本半透過反射鏡10で
は、透明コーティング膜46が反射膜44の裏面側に形
成されているために透明コーティング膜46の成膜精度
は緩やかでよく、透明コーティング膜46に比べれば厳
格なコントロールを要する反射膜44の厚さT1も、図
4に示されるように、20nm以上45nm以下であれ
ば鏡本体40は40%以上の反射率を得ることができ、
しかも、20%以上の透過率も確保できる。
【0048】さらに、図5には厚さT1を15nm(B
1点)から50nm(B2点)までの間で変化させた反
射膜44を有する鏡本体40に所定の白色光を入射させ
た場合の反射光の特性が色度座標図によって示されてい
る。なお、図5における色度座標x及び色度座標yは、
JIS Z8701の『XYZ表色系及びX10Y10Z
10表色系による色の表示方法』に基づいて計算された
ものであり、その計算方法等に関しての詳細な説明はこ
こでは省略する。
【0049】この図5に示されるように、本半透過反射
鏡10の鏡本体40において上記の所定の白色光を反射
膜44に入射させた際の反射光の色は反射膜44の厚さ
T1を15nm(B1点)から50nm(B2点)まで
の間で変化させても白色である。したがって、略車両後
方側を確認しようと本半透過反射鏡10を見たとして
も、基本的に鏡本体40が着色されることがない。
【0050】<第2の実施の形態>次に、本発明のその
他の実施の形態について説明する。なお、以下の各実施
の形態を説明するにあたり、前期第1の実施の形態を含
め説明している実施の形態よりも前出の実施の形態と基
本的に同一の部位に関しては、同一の符号を付与してそ
の説明を省略する。
【0051】図6には、本発明の第2の実施の形態に係
る半透過反射鏡70の概略的な断面図が示されている。
この図に示されるように、本半透過反射鏡70は上述し
た発光ユニット20のみならず発熱手段としてのシート
状のヒータ72を備えている。このヒータ72は前記第
1の実施の形態においてPC基板24へ給電するワイヤ
ハーネス28と同等の電気的な接続手段を介して車両の
適宜位置に設けられた制御装置やバッテリー及び車両室
内に設けられたヒータスイッチ等へ電気的に接続されて
おり、通電されることで抵抗熱を発する一種の抵抗体で
ある。
【0052】このヒータ72は鏡本体40の裏面側に位
置するようにミラーホルダ12の内側に収容され、或い
は、前記第1の実施の形態における発光ユニット20の
如くミラーホルダ12の底部14に形成された開口に嵌
め込まれ、自らが発した熱を鏡本体40へ伝える。これ
により、例えば、鏡本体40の表面に生じた水分を蒸発
させて鏡本体40の曇りを除去する。
【0053】ここで、本実施の形態では、鏡本体40の
裏面側にヒータ72が配置されることから、本半透過反
射鏡70を組み立てる際にヒータ72が鏡本体40の裏
面に接触する可能性が高いか、必ず接触する。しかしな
がら、本半透過反射鏡70においても反射膜44の裏面
には透明コーティング膜46が施されているため、ヒー
タ72が鏡本体40に接触しても反射膜44に傷がつい
たりするようなことはない。
【0054】なお、以上の第1の実施の形態では鏡本体
40の裏面側に発光ユニット20が配置され、本第2の
実施の形態では鏡本体40の裏面側にヒータ72が配置
される構成であったが、基本的には鏡本体40の裏面側
にどのような部材が配置されて組立時に鏡本体40に接
触しようとも、反射膜44に施された透明コーティング
膜46により反射膜44への傷つき等が防止されること
に変わりはなく、したがって、基本的には、鏡本体40
の裏面側にいかなるものを配置しても構わない。
【0055】したがって、例えば、鏡本体40が割れた
場合に鏡本体40の破片を保持する飛散防止シートや同
様の作用を有する接着テープ等の飛散制限手段を上述し
た発光ユニット20と対向する部分を除いた鏡本体40
の裏面に取り付けた(貼り付けた)としても、飛散制限
手段の取付時(貼付時)において可能性がある鏡本体4
0の傷つきを透明コーティング膜46により防止でき
る。また、このような飛散制限手段を取り付けた場合に
は、飛散制限手段が有する接着剤等が反射膜44へ直接
付着することを防止でき、この意味でも、劣化を防止或
いは軽減できるという効果もある。
【0056】また、本実施の形態では、鏡本体40の裏
面側にヒータ72が配置されるわけであるが、このヒー
タ72が発する熱に大きさ(高さ)によっては、透明で
且つ耐熱の合成樹脂材や塗料を用いた方がよい場合もあ
る。
【0057】<第3の実施の形態>次に、本発明の第3
の実施の形態について説明する。
【0058】図7には本実施の形態に係る半透過反射鏡
90の鏡本体92の構造が概略的な断面図によって示さ
れている。この図に示されるように、本半透過反射鏡9
0の鏡本体92では、反射膜44と透明コーティング膜
46との間に一次保護膜としての二酸化珪素膜94が介
在している。
【0059】この二酸化珪素膜94は主に二酸化珪素
(SiO2)により構成されており、その厚さT3は約
200nm(詳細には200±20nm)とされてい
る。この二酸化珪素膜94は、反射膜44を形成する際
の成膜装置(例えば、蒸着装置)と同じ装置でガラス基
板42上に形成されている。すなわち、ガラス基板42
を成膜装置内に配置して、先ず、反射膜44を成膜し、
反射膜44の成膜終了後にそのままの状態で二酸化珪素
膜94が成膜される。
【0060】したがって、透明コーティング膜46が形
成される直前までの間はこの二酸化珪素膜94により反
射膜44が保護され、これにより、例えば、反射膜44
並びに二酸化珪素膜94の成膜装置から透明コーティン
グ膜46の成膜装置まで二酸化珪素膜94が成膜された
鏡本体92の仕掛品を移動させる際等に反射膜44に異
物が付着或いは接触するのを防止でき、このため、上記
移動の際の反射膜44の傷つき等を防止できる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、反射膜
を保護するための保護膜を形成するにあたり、その厚さ
に精度を要求しなくても品質を安定させることができ
る、しかも、このように、厚さに精度を要求しないため
コストを安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る半透過反射鏡
の鏡本体の構成の概略を示す断面図である
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る半透過反射鏡
の斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る半透過反射鏡
の図2とは別方向からみた分解斜視図である。
【図4】反射膜の厚さを変えた場合の反射率と透過率の
変化を示すグラフで、実線が透過率を示し、一点鎖線が
反射率を示す。
【図5】反射膜の厚さを変えた場合の色度座標を示す図
である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る半透過反射鏡
の鏡本体の構成の概略を示す断面図である
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る半透過反射鏡
の鏡本体の構成の概略を示す断面図である
【図8】従来の半透過反射鏡の鏡本体(ハーフミラー)
の構成の概略を示す断面図である
【符号の説明】 10 半透過反射鏡 20 発光ユニット(光源) 42 ガラス基板(基板) 44 反射膜 46 透明コーティング膜(保護膜) 70 半透過反射鏡 72 ヒータ(発熱手段) 90 半透過反射鏡 94 二酸化珪素膜(一次保護膜)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60S 1/60 B60S 1/60 H (72)発明者 高井 典之 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 吉田 浩 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Fターム(参考) 2H042 DA01 DA12 DA17 DA18 DB01 DB07 DB12 DE01 3D025 AA04 AC09 AD13 3D053 FF19 GG01 GG02 GG03 GG04 GG05 GG06 HH38 JJ20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも所定波長の光の透過が可能な
    基板と、 主に珪素により厚さが20nm以上45nm以下の膜状
    に形成されると共に、前記基板の裏面側で前記基板へ一
    体的に形成され、前記基板側から入射した光を反射し、
    且つ、前記基板とは反対側から入射した光を一定の割合
    で前記基板側へ透過する反射膜と、 前記反射膜の裏面側に少なくとも特定の波長の光を透過
    する透光材により厚さが1μm以上の膜状に形成された
    保護膜と、 を備える半透過反射鏡。
  2. 【請求項2】 主に二酸化珪素によって前記保護膜と前
    記反射膜との間に膜状に形成されると共に、前記反射膜
    の製造工程と略同一の工程で前記反射膜の製造工程直後
    に形成される一次保護膜を備えることを特徴とする請求
    項1記載の半透過反射鏡。
  3. 【請求項3】 前記保護膜の裏面側に、前記保護膜並び
    に前記反射膜を透過可能な所定の光を発する光源を設け
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の配置し
    たことを特徴とする半透過反射鏡。
  4. 【請求項4】 前記保護膜の裏面側に、発熱手段を設け
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記
    載の半透過反射鏡。
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