JPS6290203A - 木質系成形体の製造方法 - Google Patents
木質系成形体の製造方法Info
- Publication number
- JPS6290203A JPS6290203A JP60230483A JP23048385A JPS6290203A JP S6290203 A JPS6290203 A JP S6290203A JP 60230483 A JP60230483 A JP 60230483A JP 23048385 A JP23048385 A JP 23048385A JP S6290203 A JPS6290203 A JP S6290203A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- wood
- ligneous
- aggregate
- molded
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- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は木質系成形体の製造方法、特に木質系成形用素
材を用いて、直接圧縮成形体を製造する方法に関するも
のである。
材を用いて、直接圧縮成形体を製造する方法に関するも
のである。
(従来の技術)
一般に1例えばチップ等の木片を解#aIa、等により
解繊して木質繊維を形成し、この木質miaに合成樹脂
等の結合剤を添加して、後述するような成形用マットを
形成し、この成形用マットを熱圧成形等により圧縮成形
して硬質の木質系成形体を得るようにしており、この木
質系成形体は所謂ハードボードとして建築用、家具用の
材料として広く利用されている。
解繊して木質繊維を形成し、この木質miaに合成樹脂
等の結合剤を添加して、後述するような成形用マットを
形成し、この成形用マットを熱圧成形等により圧縮成形
して硬質の木質系成形体を得るようにしており、この木
質系成形体は所謂ハードボードとして建築用、家具用の
材料として広く利用されている。
従来、・上記木質系成形体を製造するには、まず、上述
した解繊機等により解繊された木質繊維や、麻、不織布
等と、フェノール系熱硬化性合成樹脂や熱可塑性合成樹
脂等より成る結合剤とを、十分に攪拌した木質系成形用
素材(以下素材という)を用いて、厚さ20〜40mm
の成形用マットを形成する。
した解繊機等により解繊された木質繊維や、麻、不織布
等と、フェノール系熱硬化性合成樹脂や熱可塑性合成樹
脂等より成る結合剤とを、十分に攪拌した木質系成形用
素材(以下素材という)を用いて、厚さ20〜40mm
の成形用マットを形成する。
次に、上記成形用マットを完成後の木質系成形体の形状
より幾分太き目に裁断して圧縮成形型内に供給し、例え
ば熱圧成形等の方法により圧縮成形して、成形体を得る
ようにしていた。
より幾分太き目に裁断して圧縮成形型内に供給し、例え
ば熱圧成形等の方法により圧縮成形して、成形体を得る
ようにしていた。
このとき、成形用マットを形成している素材に含まれる
木質繊維が多い場合には、深絞り性を得るために成形用
マットをスチーム等により軟化させ予備成形を行なうよ
うにしていた。
木質繊維が多い場合には、深絞り性を得るために成形用
マットをスチーム等により軟化させ予備成形を行なうよ
うにしていた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記従来の木質系成形体の製造方法によ
れば、以下の問題点を有していた。
れば、以下の問題点を有していた。
まず、圧縮成形工程への供給を容易にするために、木質
系の素材を用いて成形用マットを形成し、このマットを
所定形状に裁断する工程を必要としていたので、製造工
程が煩雑で作業性が悪いばかりでなく、マットを完成後
の成形体より幾分太き目に裁断する際に、切り落とす部
分が無駄となり、生産コストが上昇するという問題点が
あった。また、素材をマット化するには結合剤が必要と
なり、さらに深絞り性を向上させるためには、マット材
として木質繊維以外に原料価格の高い麻等の長繊維や熱
可塑性樹脂ネットが必要であり、麻繊維を使用する場合
には余分に熱硬化性樹脂分を添加する必要があり、これ
らの点でもコスト高となる問題点があった。
系の素材を用いて成形用マットを形成し、このマットを
所定形状に裁断する工程を必要としていたので、製造工
程が煩雑で作業性が悪いばかりでなく、マットを完成後
の成形体より幾分太き目に裁断する際に、切り落とす部
分が無駄となり、生産コストが上昇するという問題点が
あった。また、素材をマット化するには結合剤が必要と
なり、さらに深絞り性を向上させるためには、マット材
として木質繊維以外に原料価格の高い麻等の長繊維や熱
可塑性樹脂ネットが必要であり、麻繊維を使用する場合
には余分に熱硬化性樹脂分を添加する必要があり、これ
らの点でもコスト高となる問題点があった。
また、素材に含まれる木質#l維が多い場合。
深絞り性向上のためマットをスチームにより軟化させて
予め成形体の形状に予備成形しなければならず、加重工
程が増加するばかりでなく。
予め成形体の形状に予備成形しなければならず、加重工
程が増加するばかりでなく。
絞り加工によりマットか延ばされた角部等が薄肉化して
しまい、この予備成形体を成形型に供給してそのまま圧
縮成形加工すると、薄肉化した角部が低密度となり、完
成した木質系成形体の屈曲部分の強度が低下するという
問題点も有していた。木質繊維85%の場合も同様な問
題が生じ、マットを形成した素材と同様の素材を所謂パ
ッチ当てするように屈曲部分に補強してから圧縮成形す
るようにしていた。
しまい、この予備成形体を成形型に供給してそのまま圧
縮成形加工すると、薄肉化した角部が低密度となり、完
成した木質系成形体の屈曲部分の強度が低下するという
問題点も有していた。木質繊維85%の場合も同様な問
題が生じ、マットを形成した素材と同様の素材を所謂パ
ッチ当てするように屈曲部分に補強してから圧縮成形す
るようにしていた。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、木質系の素材を異形状に形成した素材集合体を成形
型に直接供給して圧1i!成形し、木質系成形体を製造
するようにして、作業性及び生産コストの改善と、成形
体の強度の向上とを図ることを目的としている。
り、木質系の素材を異形状に形成した素材集合体を成形
型に直接供給して圧1i!成形し、木質系成形体を製造
するようにして、作業性及び生産コストの改善と、成形
体の強度の向上とを図ることを目的としている。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するための本発明に係る木質系成形体の
製造方法の特徴は、木質繊維に合成樹脂を含む結合剤を
加えて攪拌した木質系成形用素材を用いて、まず、低密
度の素材集合体を形成し、次いで、この素材集合体を直
接成形型内に供給して圧縮成形したことにある。
製造方法の特徴は、木質繊維に合成樹脂を含む結合剤を
加えて攪拌した木質系成形用素材を用いて、まず、低密
度の素材集合体を形成し、次いで、この素材集合体を直
接成形型内に供給して圧縮成形したことにある。
(作 用)
上記のような工程を経るだけで、木質系成形体を製造す
ることができるので、木質H&雄等の素材を用いて成形
用マットを形成したり、この成形用マットを裁断したり
する工程を省略することかでき、またマント化するため
の結合剤や、深絞り性向上のための麻等の長繊維、熱可
塑性樹脂ネット、熱硬化性樹脂分等の添加を不要乃至は
減少させることができる。また、屈曲部分を有する圧縮
成形体を製造するために、深絞り成形を行う場合でも、
予備成形体を形成したり、所謂パッチ当て等の補強作業
を行わなくても成形体の各部分の密度を均一にすること
ができる。
ることができるので、木質H&雄等の素材を用いて成形
用マットを形成したり、この成形用マットを裁断したり
する工程を省略することかでき、またマント化するため
の結合剤や、深絞り性向上のための麻等の長繊維、熱可
塑性樹脂ネット、熱硬化性樹脂分等の添加を不要乃至は
減少させることができる。また、屈曲部分を有する圧縮
成形体を製造するために、深絞り成形を行う場合でも、
予備成形体を形成したり、所謂パッチ当て等の補強作業
を行わなくても成形体の各部分の密度を均一にすること
ができる。
以上のように作用して、従来に比べ幾つかの工程を省略
することができるので作業性の向上を図れると共に、原
材料コストの低廉化を図ることもでき、さらに深絞り成
形を行う場合であっても成形体の密度を均一にして各部
分の強度性を一定にすることができ1強度特性に優れた
成形体を提供することができる。
することができるので作業性の向上を図れると共に、原
材料コストの低廉化を図ることもでき、さらに深絞り成
形を行う場合であっても成形体の密度を均一にして各部
分の強度性を一定にすることができ1強度特性に優れた
成形体を提供することができる。
(実 施 例)
以下、本発明に係る木質系成形体の製造方法の実施例に
ついて、図面を用いて詳細に説明する。
ついて、図面を用いて詳細に説明する。
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を説明するもので
、第1図、第2図は木質系成形用素材により形成した素
材集合体を圧縮成形型にセットして圧縮成形する動作を
示す夫々概略断面図、第3図は前記素材集合体を形成す
る工程を示す概略断面図、第4図乃至第6図は成形体の
原料となる木質系素材の製造工程を示す斜視図、概略構
成図及び一部切欠斜視図である。
、第1図、第2図は木質系成形用素材により形成した素
材集合体を圧縮成形型にセットして圧縮成形する動作を
示す夫々概略断面図、第3図は前記素材集合体を形成す
る工程を示す概略断面図、第4図乃至第6図は成形体の
原料となる木質系素材の製造工程を示す斜視図、概略構
成図及び一部切欠斜視図である。
まず、第4図乃至第6図を用いて原料となる木質系素材
を製造する工程から説明する。第4図に示す解繊機1の
ホッパ2に木片等のチップCを供給し、ホッパ2の底部
に設けられたスクリュフィーダ3により基点タンク4に
供給する。基点タンク4にはプレヒータ(LVP形)か
設けられると共に、タンク4の上部からはスチームSが
供給されてチップCをふやかして繊維分がバラは易い状
態とし、タンク4の底部よりこのチップCをスクリュフ
ィーダ5により解繊ディスク6に供給し、この解繊ディ
スク6によりチップCを木質繊維Wtに解繊する。この
ようにして解繊した木質繊維旧は、圧送機7により圧送
管8を介して、第5図に示す乾燥機IOに供給されて乾
燥させられる。この乾燥4!11Oは、ドライヤ11か
ら供給される熱風Hと、前述の湿った木質繊@Wtとを
蛇行する乾燥管12を介してサイクロン13に供給し、
このサイクロン13により水分Aを蒸発させて除去し、
乾燥した木質繊維臀2を得る。次に乾燥した木質繊維W
2を、第6図に示すように攪拌機15の供給口1Bから
供給し、複数のスプレィノズル17から夫々耐水剤(パ
ラフィン)、接着剤(フェノール樹脂等の熱硬化性乃至
は熱可塑性樹脂)等を結合剤(バインダー)として2〜
lO%程度供給し、回転する攪拌羽根18により両者を
均一に混合、攪拌して取出し口19より木質系成形用素
材B1を得る。
を製造する工程から説明する。第4図に示す解繊機1の
ホッパ2に木片等のチップCを供給し、ホッパ2の底部
に設けられたスクリュフィーダ3により基点タンク4に
供給する。基点タンク4にはプレヒータ(LVP形)か
設けられると共に、タンク4の上部からはスチームSが
供給されてチップCをふやかして繊維分がバラは易い状
態とし、タンク4の底部よりこのチップCをスクリュフ
ィーダ5により解繊ディスク6に供給し、この解繊ディ
スク6によりチップCを木質繊維Wtに解繊する。この
ようにして解繊した木質繊維旧は、圧送機7により圧送
管8を介して、第5図に示す乾燥機IOに供給されて乾
燥させられる。この乾燥4!11Oは、ドライヤ11か
ら供給される熱風Hと、前述の湿った木質繊@Wtとを
蛇行する乾燥管12を介してサイクロン13に供給し、
このサイクロン13により水分Aを蒸発させて除去し、
乾燥した木質繊維臀2を得る。次に乾燥した木質繊維W
2を、第6図に示すように攪拌機15の供給口1Bから
供給し、複数のスプレィノズル17から夫々耐水剤(パ
ラフィン)、接着剤(フェノール樹脂等の熱硬化性乃至
は熱可塑性樹脂)等を結合剤(バインダー)として2〜
lO%程度供給し、回転する攪拌羽根18により両者を
均一に混合、攪拌して取出し口19より木質系成形用素
材B1を得る。
なお、従来はこの素材B1を一定規格の形状で柔軟性を
有する成形用マットを製造していたが、本発明では成形
用マットを形成することなく、素材B1により集合体を
形成する。
有する成形用マットを製造していたが、本発明では成形
用マットを形成することなく、素材B1により集合体を
形成する。
前記工程に引き続いて素材集合体を形成する工程につい
て説明する。まず、第3図に示す集合体製造装置20の
容器21に圧送管22を介して上記素材B1を供給する
。この容器21と圧送管22との間にはシリンダ23に
より上下動する遮蔽板24が設けられており、所定量の
前記素材Blを容器21内に供給する間だけ、容器開口
部21aと遮蔽板開口部24aとを一致させる。容器2
1内に供給された素材81は、底板25に多数穿設され
た空気穴25aを介して容器21外の図示しないコンプ
レッサより送り込まれるエアにより攪拌され、ごらに緊
−な素材混合物B2となる。なお、符号26はコンプレ
ッサから送り込まれるエア量を調節する開閉バルブであ
る。次に、この素材混合物B2が浮遊、混合されている
容器21の底板25をシリンダ27の駆動により上昇さ
せ乍ら、容器25の上方に設けられた保持器28の上方
より真空引き(V/C)を行なう。このとき、保持器2
日内の天井側に設けられた吸引穴29aを有する天井板
29より吊下され、金網又はパンチングメタル等より成
る形状出し用の成形部材30が1前記混合物B2を完成
後の成形体形状に見合う例えば湾曲形状等に形成されて
取付けられているので、真空引き後の素材集合体B3は
、成形体に対応する形状を呈し、一定密度を有すること
となる。なお、符号31 、32は保持器28内の直空
引きに使用する吸引管及び開閉バルブであり、また、符
号33は保持器2日を水平往復動させるシリンダである
。
て説明する。まず、第3図に示す集合体製造装置20の
容器21に圧送管22を介して上記素材B1を供給する
。この容器21と圧送管22との間にはシリンダ23に
より上下動する遮蔽板24が設けられており、所定量の
前記素材Blを容器21内に供給する間だけ、容器開口
部21aと遮蔽板開口部24aとを一致させる。容器2
1内に供給された素材81は、底板25に多数穿設され
た空気穴25aを介して容器21外の図示しないコンプ
レッサより送り込まれるエアにより攪拌され、ごらに緊
−な素材混合物B2となる。なお、符号26はコンプレ
ッサから送り込まれるエア量を調節する開閉バルブであ
る。次に、この素材混合物B2が浮遊、混合されている
容器21の底板25をシリンダ27の駆動により上昇さ
せ乍ら、容器25の上方に設けられた保持器28の上方
より真空引き(V/C)を行なう。このとき、保持器2
日内の天井側に設けられた吸引穴29aを有する天井板
29より吊下され、金網又はパンチングメタル等より成
る形状出し用の成形部材30が1前記混合物B2を完成
後の成形体形状に見合う例えば湾曲形状等に形成されて
取付けられているので、真空引き後の素材集合体B3は
、成形体に対応する形状を呈し、一定密度を有すること
となる。なお、符号31 、32は保持器28内の直空
引きに使用する吸引管及び開閉バルブであり、また、符
号33は保持器2日を水平往復動させるシリンダである
。
次に、前記のようにして形成ネれた素材集合体B3を圧
縮成形して、木質系成形体を製造する工程について説明
する。
縮成形して、木質系成形体を製造する工程について説明
する。
本実施例においては、第1図、第2図に示す熱圧成形用
の成形型35を用いて圧縮成形を行うものとする。まず
、第3図に示すように素材集合体B3を保持する保持器
28は、シリンダ33の駆動により、第1図に示す成形
型35の下型36の上方まで移動し、この位置で第3図
に示すバルブ32を閉じると素材集合体B3が落下して
下型3B上にセットされる。このとき、下型36の外周
には成形時に上型37をガイドする位置決め部材(図示
せず)が設けられており、素材集合体B3は下型36の
外周部材38によって型外に零れることなく確実に11
i!置される。この集合体B3のセットが完了したら、
成形型35のヒータ及び温調機(図示せず)によって熱
せられた熱板39 、39により夫々加熱された下型3
6.上型37を、上型37の下降により合わせると共に
、上型37に形成した吸引孔37a、吸引空間37b、
吸引管40を介して成形空間内を真空引きし、素材集合
体B3内のガス抜きを行って、第2図に示すように、木
質系成形体層が圧馳成形されることになる。なお、符号
41は真空引きを行う際、吸引管40を開閉するバルブ
であり、このバルブ41により熱圧成形時には、上型3
7の下死点の数■前から真空引きを開始して成形空間内
のガス抜きを行うと共に、脱型時には、引き続いて上型
37の上死点まで吸引して成形体重の下型36からの離
型を行い、図示しない搬送機構等を上下の型間に差し入
れてから、前記バルブ41を切換えて上型37から離型
させ1次工程に供給することができる。なお、上記成形
体M1には深絞り部M2が形成されている。
の成形型35を用いて圧縮成形を行うものとする。まず
、第3図に示すように素材集合体B3を保持する保持器
28は、シリンダ33の駆動により、第1図に示す成形
型35の下型36の上方まで移動し、この位置で第3図
に示すバルブ32を閉じると素材集合体B3が落下して
下型3B上にセットされる。このとき、下型36の外周
には成形時に上型37をガイドする位置決め部材(図示
せず)が設けられており、素材集合体B3は下型36の
外周部材38によって型外に零れることなく確実に11
i!置される。この集合体B3のセットが完了したら、
成形型35のヒータ及び温調機(図示せず)によって熱
せられた熱板39 、39により夫々加熱された下型3
6.上型37を、上型37の下降により合わせると共に
、上型37に形成した吸引孔37a、吸引空間37b、
吸引管40を介して成形空間内を真空引きし、素材集合
体B3内のガス抜きを行って、第2図に示すように、木
質系成形体層が圧馳成形されることになる。なお、符号
41は真空引きを行う際、吸引管40を開閉するバルブ
であり、このバルブ41により熱圧成形時には、上型3
7の下死点の数■前から真空引きを開始して成形空間内
のガス抜きを行うと共に、脱型時には、引き続いて上型
37の上死点まで吸引して成形体重の下型36からの離
型を行い、図示しない搬送機構等を上下の型間に差し入
れてから、前記バルブ41を切換えて上型37から離型
させ1次工程に供給することができる。なお、上記成形
体M1には深絞り部M2が形成されている。
(発明の効果)
以上、詳細に説明したように、本発明に係る木質系成形
体の製造方法によれば、以下のような効果を奏する。
体の製造方法によれば、以下のような効果を奏する。
まず、木質系成形用素材を用いて、低密度の素材集合体
を形成し1次いで、この素材集合体を直接成形型内に供
給して圧縮成形し、木質系成形体を製造するようにした
ので、従来のように成形用マットの製造及び裁断工程や
所謂パッチ当て作業等を省略できると共に、素材の運搬
作業等も簡略化でき、木質系成形体の製造に関する作業
性を大幅に向上することができる。
を形成し1次いで、この素材集合体を直接成形型内に供
給して圧縮成形し、木質系成形体を製造するようにした
ので、従来のように成形用マットの製造及び裁断工程や
所謂パッチ当て作業等を省略できると共に、素材の運搬
作業等も簡略化でき、木質系成形体の製造に関する作業
性を大幅に向上することができる。
また、上述したように成形用マットの裁断や所謂パッチ
当て作業を省略できるので、裁断の際に生ずるマット切
落とし部分やパッチ材等の素材の無駄使いをなくして原
料を節約することができ、製品歩留まりの向上を図るこ
とができる。
当て作業を省略できるので、裁断の際に生ずるマット切
落とし部分やパッチ材等の素材の無駄使いをなくして原
料を節約することができ、製品歩留まりの向上を図るこ
とができる。
さらに、成形体が所謂深絞り部分を有し、かつ成形用材
料としての木質系素材中にmra分が多い場合でも、素
材集合体の深絞り加工部分を予め厚肉状にしておくだけ
で、直ちに圧縮成形工程に供することができ、成形用マ
ットのようにスチームで軟化させたり、予備成形したり
する必要がなく、また、マット化するための熱可塑性樹
脂等が不要となり、深絞り性を得るための麻等の繊維や
熱可塑性樹脂ネット等をも不要とすることができるので
、これらの点でも製造工程の簡略化と低コスト化を図る
ことができる。
料としての木質系素材中にmra分が多い場合でも、素
材集合体の深絞り加工部分を予め厚肉状にしておくだけ
で、直ちに圧縮成形工程に供することができ、成形用マ
ットのようにスチームで軟化させたり、予備成形したり
する必要がなく、また、マット化するための熱可塑性樹
脂等が不要となり、深絞り性を得るための麻等の繊維や
熱可塑性樹脂ネット等をも不要とすることができるので
、これらの点でも製造工程の簡略化と低コスト化を図る
ことができる。
また、成形用マット、予備成形体を経由する製造方法に
より製造したものと異なり1本発明方法により製造した
木質系成形体では、所謂パッチ当て等を行わなくとも、
深絞り成形部分の成形体密度を均一・緊密にすることが
でき。
より製造したものと異なり1本発明方法により製造した
木質系成形体では、所謂パッチ当て等を行わなくとも、
深絞り成形部分の成形体密度を均一・緊密にすることが
でき。
強度性に優れた成形体を得ることができる。
第1図乃至第6図は本発明に係る木質系成形体の製造方
法の一実施例を説明するためのものであり、第1図、第
2図は木質系成形用素材により形成した素材集合体を圧
縮成形型にセットして圧縮成形する動作を夫々示す概略
断面図、第3図は同じく素材集合体を形成する工程を示
す概略断面図、第4図は同じく木質系成形体の原料とな
る木質繊維を解繊する解繊機を示す斜視図、第5図は同
じく木xf!LHIA維の乾燥機を示す概略構成図、第
6図は同じく木質繊維と結合剤とを攪拌する攪拌機を示
す一部切欠斜視図である。 20・・・素材集合体製造装置、21・・・容器、28
・・・保持器、35・・・圧縮成形型、36・・・下型
、37・・・上型、38・・・外周部材、39・・・熱
板、Bl・・・木質系素材、B3・・・素材集合体、M
l・・・木質系成形体、M2・・・深絞り部。 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 (ほか1名) 第1図 第2図 第3図 口 20411VO菓合俸製1!1an2
1 −容器 28・保漕器 B1 不1i治素科
法の一実施例を説明するためのものであり、第1図、第
2図は木質系成形用素材により形成した素材集合体を圧
縮成形型にセットして圧縮成形する動作を夫々示す概略
断面図、第3図は同じく素材集合体を形成する工程を示
す概略断面図、第4図は同じく木質系成形体の原料とな
る木質繊維を解繊する解繊機を示す斜視図、第5図は同
じく木xf!LHIA維の乾燥機を示す概略構成図、第
6図は同じく木質繊維と結合剤とを攪拌する攪拌機を示
す一部切欠斜視図である。 20・・・素材集合体製造装置、21・・・容器、28
・・・保持器、35・・・圧縮成形型、36・・・下型
、37・・・上型、38・・・外周部材、39・・・熱
板、Bl・・・木質系素材、B3・・・素材集合体、M
l・・・木質系成形体、M2・・・深絞り部。 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 (ほか1名) 第1図 第2図 第3図 口 20411VO菓合俸製1!1an2
1 −容器 28・保漕器 B1 不1i治素科
Claims (1)
- (1)木質繊維に合成樹脂を含む結合剤を加えて攪拌し
た木質系成形用素材を用いて、まず、低密度の素材集合
体を形成し、次いで、この素材集合体を直接成形型内に
供給して圧縮成形したことを特徴とする木質系成形体の
製造方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60230483A JPH07291B2 (ja) | 1985-10-16 | 1985-10-16 | 木質系成形体の製造方法 |
ZA867458A ZA867458B (en) | 1985-10-16 | 1986-09-30 | Method of manufacturing a molded wooden product |
EP86113821A EP0223039B1 (en) | 1985-10-16 | 1986-10-06 | Method of manufacturing a molded wooden product |
DE8686113821T DE3673336D1 (de) | 1985-10-16 | 1986-10-06 | Verfahren zur herstellung eines holzformkoerpers. |
CA000520185A CA1281524C (en) | 1985-10-16 | 1986-10-09 | Method of manufacturing a molded wooden product |
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