JPS6290095A - ダイナミツク輝度信号色信号分離くし形フイルタ - Google Patents
ダイナミツク輝度信号色信号分離くし形フイルタInfo
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- JPS6290095A JPS6290095A JP23073785A JP23073785A JPS6290095A JP S6290095 A JPS6290095 A JP S6290095A JP 23073785 A JP23073785 A JP 23073785A JP 23073785 A JP23073785 A JP 23073785A JP S6290095 A JPS6290095 A JP S6290095A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は標準方式複合カラ−テレビジ５ン信号から輝
度信号と色信号とを分離する輝度信号色信号分離くし形
フィルタ（以下ＹＣ分離フィルタと記す）に関するもの
である□。
度信号と色信号とを分離する輝度信号色信号分離くし形
フィルタ（以下ＹＣ分離フィルタと記す）に関するもの
である□。
現行のカラーテレビジョン標準方式では、輝度の情報と
色の情報は周波数多重された複合信号として送られてく
るので、受像機ではこの情報を正しく輝度信号と色信祷
とに分離する必要がある。
色の情報は周波数多重された複合信号として送られてく
るので、受像機ではこの情報を正しく輝度信号と色信祷
とに分離する必要がある。
ＮＴＳＣ方式複合カラーテレビジョン信号Ｓは、次式＋
１）に示すように輝度信号Ｙと、２つの色差信号Ｕ及び
■（または■およびＱ）を色副搬送波周波数ｆｓｃにて
直角２相変調した色信号Ｃとの複合信号である。
１）に示すように輝度信号Ｙと、２つの色差信号Ｕ及び
■（または■およびＱ）を色副搬送波周波数ｆｓｃにて
直角２相変調した色信号Ｃとの複合信号である。
Ｓ＝Ｙ＋Ｃ＝Ｙ＋Ｕｓｉｎ （２πｆｓｅｔ）＋Ｖｃ
ｏｓ （２πｆｓｃｔ） ・・・（１）ここで、
フレーム周波数ｆＦ （３０Ｈｚ） 、フィールド周波
数ｆｖ （６０Ｈｚ） 、および水平走査周波数ｆＨ（
１５，７５にＨｚ ）とすると、これら周波数と色副搬
送波周波数ｆｓｃとの間には次式（２）の関係がある。
ｏｓ （２πｆｓｃｔ） ・・・（１）ここで、
フレーム周波数ｆＦ （３０Ｈｚ） 、フィールド周波
数ｆｖ （６０Ｈｚ） 、および水平走査周波数ｆＨ（
１５，７５にＨｚ ）とすると、これら周波数と色副搬
送波周波数ｆｓｃとの間には次式（２）の関係がある。
このため、ＮＴＳＣ方式複合カラーテレビジョン信号を
色副搬送波周波数ｆｓｃの４倍の標本化周波数ｆｓにて
同期標本化した場合、標本化信号系列は画面上で第２図
の如き２次元配列をとる。すなわち、ライン毎に色信号
Ｃの位相が１８０°反転したものを色副搬送波の１周期
に４サンプル抽出したものとなる。なお、図中、三角形
と四角形で示したシンボルは標本点Ｓを示し、またＹは
輝度信号、ｃ、 ｃ’ は色信号、Ｕ、■は色差信号
を示している。
色副搬送波周波数ｆｓｃの４倍の標本化周波数ｆｓにて
同期標本化した場合、標本化信号系列は画面上で第２図
の如き２次元配列をとる。すなわち、ライン毎に色信号
Ｃの位相が１８０°反転したものを色副搬送波の１周期
に４サンプル抽出したものとなる。なお、図中、三角形
と四角形で示したシンボルは標本点Ｓを示し、またＹは
輝度信号、ｃ、 ｃ’ は色信号、Ｕ、■は色差信号
を示している。
一方、カラーテレビジョン信号を白黒テレビジョン信号
とコンパチビリティをもたせるため、複合カラーテレビ
ジョン信号では輝度信号の帯域内にスペクトラムが周波
数インターリーブする様に色信号が周波数多重される。
とコンパチビリティをもたせるため、複合カラーテレビ
ジョン信号では輝度信号の帯域内にスペクトラムが周波
数インターリーブする様に色信号が周波数多重される。
このため受像機では、複合カラーテレビジョン信号から
正確に輝度信号Ｙと色信号Ｃとを分離するＹＣ分離フィ
ルタが必要となる。
正確に輝度信号Ｙと色信号Ｃとを分離するＹＣ分離フィ
ルタが必要となる。
従来のこの種のＹＣ分離フィルタとしては第３図に示す
ようなものが知られている。図において、１は標本化周
波数ｆｓ （＝ ４ｆｓｃ ）にて色副搬送波に同期標
本化された複合カラーテレビジョン入力信号系列１０１
が入力され、この入力信号系列１０１を１ライン遅延さ
せて１ライン遅延信号１０２を出力する第１の１ライン
遅延回路、２はこの第１の１ライン遅延回路１の１ライ
ン遅延信号１０２が入力され、この１ライン遅延信号１
０２をさらに１ライン遅延させて２ライン遅延信号１０
３を出力する第２の１ライン遅延回路、３は上記入力信
号系列１０１、ｌライン遅延信号１０２、及び２ライン
遅延信号１０３が入力されて、色信号を含めたライン毎
に交播するライン文種信号１０４を出力する垂直方向フ
ィルタ、４はこの垂直方向フィルタ３のライン文種信号
１０４が入力されて、このライン文種信号１０４から高
域成分である色信号を分離して色信号１０５を出力する
水平方向バンドパスフィルタ、５は１ライン遅延信号１
０２と色信号１０５が入力されて、１ライン遅延信号１
０２から輝度信号を分離して輝度信号１０６を出力する
減算器である。
ようなものが知られている。図において、１は標本化周
波数ｆｓ （＝ ４ｆｓｃ ）にて色副搬送波に同期標
本化された複合カラーテレビジョン入力信号系列１０１
が入力され、この入力信号系列１０１を１ライン遅延さ
せて１ライン遅延信号１０２を出力する第１の１ライン
遅延回路、２はこの第１の１ライン遅延回路１の１ライ
ン遅延信号１０２が入力され、この１ライン遅延信号１
０２をさらに１ライン遅延させて２ライン遅延信号１０
３を出力する第２の１ライン遅延回路、３は上記入力信
号系列１０１、ｌライン遅延信号１０２、及び２ライン
遅延信号１０３が入力されて、色信号を含めたライン毎
に交播するライン文種信号１０４を出力する垂直方向フ
ィルタ、４はこの垂直方向フィルタ３のライン文種信号
１０４が入力されて、このライン文種信号１０４から高
域成分である色信号を分離して色信号１０５を出力する
水平方向バンドパスフィルタ、５は１ライン遅延信号１
０２と色信号１０５が入力されて、１ライン遅延信号１
０２から輝度信号を分離して輝度信号１０６を出力する
減算器である。
次にＮＴＳＣ方式複合カラーテレビジョン信号に対する
上記ＹＣ分離フィルタの動作について説明する。
上記ＹＣ分離フィルタの動作について説明する。
この場合、標本化周波数ｆｓ ＝ ４ｆｓｃにて色副搬
送波に同期標本化された複合カラーテレビジョン入力信
号系列１０１は画面上で第２図の如く格子状の２次元配
列となる。また、■サンプルの遅延及び１ラインの遅延
を表す記号としてＺ変換を用いてＺ−１及びｚ−Ｊ と
する。ここで、Ｚ−１＝ｅｘｐ （ｊ２πｆ ／４ｆ
ｓｃ）であり、またｆｓｃ＝ （４５５／２ ） ・
ｆＨであるからＪ−９１０となる。
送波に同期標本化された複合カラーテレビジョン入力信
号系列１０１は画面上で第２図の如く格子状の２次元配
列となる。また、■サンプルの遅延及び１ラインの遅延
を表す記号としてＺ変換を用いてＺ−１及びｚ−Ｊ と
する。ここで、Ｚ−１＝ｅｘｐ （ｊ２πｆ ／４ｆ
ｓｃ）であり、またｆｓｃ＝ （４５５／２ ） ・
ｆＨであるからＪ−９１０となる。
今、第１の遅延回路１に第２図に示す複合カラーテレビ
ジョン入力信号系列１０１における複合信号Ｓ （ｍ、
ｎ＋１）が入力されたとする。この時第１の遅延回路１
からの１ライン遅延信号１０２はＳ （ｍ、ｎ＞であり
、第２の遅延回路２からの２ライン遅延信号１０３はＳ
（ｍ、ｎｌ）である。これら複合信号Ｓ （ｍ、ｎ＋１
） 、１ライン遅延信号Ｓ （ｍ、ｎ）及び２ライン遅
延信号Ｓ（ｍ、ｎ−１）は垂直方向フィルタ３に入力さ
れ、この垂直方向フィルタ３にて色信号を含めたライン
毎に交播するライン文種信号１０４が抽出される。なお
、垂直方向フィルタ３の伝達開数ＨＶ （Ｚ）は、 Ｈｖ（ｚ）＝ −−（１−Ｚ−Ｊ’ ） ２である。
ジョン入力信号系列１０１における複合信号Ｓ （ｍ、
ｎ＋１）が入力されたとする。この時第１の遅延回路１
からの１ライン遅延信号１０２はＳ （ｍ、ｎ＞であり
、第２の遅延回路２からの２ライン遅延信号１０３はＳ
（ｍ、ｎｌ）である。これら複合信号Ｓ （ｍ、ｎ＋１
） 、１ライン遅延信号Ｓ （ｍ、ｎ）及び２ライン遅
延信号Ｓ（ｍ、ｎ−１）は垂直方向フィルタ３に入力さ
れ、この垂直方向フィルタ３にて色信号を含めたライン
毎に交播するライン文種信号１０４が抽出される。なお
、垂直方向フィルタ３の伝達開数ＨＶ （Ｚ）は、 Ｈｖ（ｚ）＝ −−（１−Ｚ−Ｊ’ ） ２である。
つまり、この垂直方向フィルタ（３）では、テレビジョ
ン信号が近隣画素間で類似しているとみなして第２図に
示した画面上において座標（ｍ 。
ン信号が近隣画素間で類似しているとみなして第２図に
示した画面上において座標（ｍ 。
ｎ）におけるライン文種信号１０４を次式（５）で示さ
れるＨｃ （ｍ、ｎ）として抜き取るものである。
れるＨｃ （ｍ、ｎ）として抜き取るものである。
Ｈｃ （ｍ、 ｎ） ＝ −（Ｓ （ｍ、 ｎ−１）
一２Ｓ （ｍ、ｎ）＋Ｓ （ｍ、ｎ＋１）） ・＝（５
）このライン文種信号）１ｃ （ｍ、 ｎ）は輝度信
号を含むため、水平方向バンドパスフィルタ４にて高域
成分である色信号がＨｅ （ｍ、ｎ）から分離されて色
信号Ｃ（ｍ、ｎ）１０５として出力される。なお、水平
方向バンドパスフィルタ４の伝達関数Ｈｈ （Ｚ）は、
例えば Ｈｈ（Ｚｌ＝ −−（１−Ｚ−２） （１−１−Ｚ−４） （１＋Ｚ−８）である。
一２Ｓ （ｍ、ｎ）＋Ｓ （ｍ、ｎ＋１）） ・＝（５
）このライン文種信号）１ｃ （ｍ、 ｎ）は輝度信
号を含むため、水平方向バンドパスフィルタ４にて高域
成分である色信号がＨｅ （ｍ、ｎ）から分離されて色
信号Ｃ（ｍ、ｎ）１０５として出力される。なお、水平
方向バンドパスフィルタ４の伝達関数Ｈｈ （Ｚ）は、
例えば Ｈｈ（Ｚｌ＝ −−（１−Ｚ−２） （１−１−Ｚ−４） （１＋Ｚ−８）である。
一方、減算器５には第１の遅延回路１からの１ライン遅
延信号Ｓ （ｍ、ｎ）と水平方向バンドパスフィルタ４
からの色信号Ｃ（ｍ、ｎ）が入力されて輝度信号１０６
が次式（６）で示されるＹ （ｍ。
延信号Ｓ （ｍ、ｎ）と水平方向バンドパスフィルタ４
からの色信号Ｃ（ｍ、ｎ）が入力されて輝度信号１０６
が次式（６）で示されるＹ （ｍ。
ｎ）として出力される。
Ｙ （ｍ、ｎ）＝Ｓ （ｍ、ｎ）−Ｃ（ｍ、ｎ）−（６
）〔発明が解決しようとする問題点〕 この様に構成された従来のＶＣ分分離フィルタ、複合カ
ラーテレビジョン信号の標本化列である画素が、画面上
で隣接している場合は相互に類似しているという仮定の
ちとに、固定の垂直方向フィルタ３と水平方向バンドパ
スフィルタ４とを組み合わせてなるものである。
）〔発明が解決しようとする問題点〕 この様に構成された従来のＶＣ分分離フィルタ、複合カ
ラーテレビジョン信号の標本化列である画素が、画面上
で隣接している場合は相互に類似しているという仮定の
ちとに、固定の垂直方向フィルタ３と水平方向バンドパ
スフィルタ４とを組み合わせてなるものである。
しかるに、この様なものにあっては、画像の輝度及び色
の変化が激しい領域において、輝度信号及び色信号が相
互のチャネルにもれることがあり、このためクロスカラ
ーによる色のにごりやドツト妨害等の再生画像の乱れが
生ずるという問題点を有するものであった。
の変化が激しい領域において、輝度信号及び色信号が相
互のチャネルにもれることがあり、このためクロスカラ
ーによる色のにごりやドツト妨害等の再生画像の乱れが
生ずるという問題点を有するものであった。
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、複
合カラーテレビジョン信号からクロスカラーやドツト妨
害のない輝度信号及び色信号が得られる輝度信号色信号
分離くし形フィルタを得ることを目的とするものである
。
合カラーテレビジョン信号からクロスカラーやドツト妨
害のない輝度信号及び色信号が得られる輝度信号色信号
分離くし形フィルタを得ることを目的とするものである
。
この発明に係るダイナミック輝度信号色信号分離くし形
フィルタは、入力標本化信号を遅延して輝度信号５色信
号を分離しようとする注目標本点及びこれに隣接する標
本点を得る遅延回路と、上記注目標本点及び隣接標本点
の値により画像の変化の少ない方向を判別する比較回路
と、この判別結果をもとに画像の変化の少ない領域に属
する２つの標本点の値を選択し出力するセレクタと、こ
のセレクタの出力により注目標本点の輝度信号と色信号
とを分離する分離フィルタとを設けたものである。
フィルタは、入力標本化信号を遅延して輝度信号５色信
号を分離しようとする注目標本点及びこれに隣接する標
本点を得る遅延回路と、上記注目標本点及び隣接標本点
の値により画像の変化の少ない方向を判別する比較回路
と、この判別結果をもとに画像の変化の少ない領域に属
する２つの標本点の値を選択し出力するセレクタと、こ
のセレクタの出力により注目標本点の輝度信号と色信号
とを分離する分離フィルタとを設けたものである。
この発明においては、注目標本点及びこれに隣接する標
本点により画像の変化の少ない方向を判別し、該判別結
果により上記画像の変化の少ない領域に属する２つの標
本点を選択し、該標本点の値により注目標本点の輝度信
号と色信号とを分離し、画像の急峻な変化点においても
クロスカラーの少ない分離を可能にする。
本点により画像の変化の少ない方向を判別し、該判別結
果により上記画像の変化の少ない領域に属する２つの標
本点を選択し、該標本点の値により注目標本点の輝度信
号と色信号とを分離し、画像の急峻な変化点においても
クロスカラーの少ない分離を可能にする。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
本発明の一実施例に係る同期標本化信号系列の画面上で
の配列は第２図に示すものと同様である。
の配列は第２図に示すものと同様である。
即ち、入力アナログ複合テレビジジン信号を、該信号の
色副搬送波周波数ｆｓｃの４倍の周波数の標本化パルス
で色副ＩＭ送波に同期標本化することにより、色信号の
位相に着目すると上記第２図で示すような配列の標本化
点が得られる。
色副搬送波周波数ｆｓｃの４倍の周波数の標本化パルス
で色副ＩＭ送波に同期標本化することにより、色信号の
位相に着目すると上記第２図で示すような配列の標本化
点が得られる。
第１図はこの発明の一実施例の構成図であり、図におい
て、６はライン遅延回路、７ａ〜７ｄはドツト遅延回路
であり、これらの遅延回路６，７により、第２図中のＳ
（ｍ、ｎ）１０１．Ｓ （ｍ−２，ｎ）１０２．Ｓ
（ｍ＋２．ｎ）１０３．Ｓ（ｍ、ｎ−１）１０４の第１
ないし第４の標本点を同時に出力する遅延回路が構成さ
れている。ここで、各ドツト遅延回路７はＺｌ （１サ
ンプル分の遅延）に相当する標本点信号の遅延を、また
ライン遅延回路６はＺ−”８（１ライン分９１０サンプ
ルより２サンプル分少ない遅延）に相当する標本点信号
の遅延を実行するように構成されている。
て、６はライン遅延回路、７ａ〜７ｄはドツト遅延回路
であり、これらの遅延回路６，７により、第２図中のＳ
（ｍ、ｎ）１０１．Ｓ （ｍ−２，ｎ）１０２．Ｓ
（ｍ＋２．ｎ）１０３．Ｓ（ｍ、ｎ−１）１０４の第１
ないし第４の標本点を同時に出力する遅延回路が構成さ
れている。ここで、各ドツト遅延回路７はＺｌ （１サ
ンプル分の遅延）に相当する標本点信号の遅延を、また
ライン遅延回路６はＺ−”８（１ライン分９１０サンプ
ルより２サンプル分少ない遅延）に相当する標本点信号
の遅延を実行するように構成されている。
そして第２図中、標本点１０１ （ム）が輝度信号。
色信号を分離しようとする注目標本点であり、標本点１
０２〜１０４ （△）が水平方向隣接標本点及び垂直方
向隣接標本点である。
０２〜１０４ （△）が水平方向隣接標本点及び垂直方
向隣接標本点である。
８は上記垂直方向隣接標本点１０４と水平方向隣接標本
点１０２．１０３間の差分絶対値と、上記水平方向隣接
標本点間どうしの差分絶対値とを相対比較する比較回路
であり、該比較回路８は、差分絶対値の最も小さい標本
点の組み合わせを指示する識別信号１１０を出力するよ
うになっている。９はこの識別信号１１０を受けて上記
標本点１０２．１０３，１０４の中から２つの標本点を
選択して出力するセレクタ、１０はこのセレクタ９の出
力１０６，１０７と注目標本点１０１とを受け、注目標
本点１０１の分離色信号１０８を出力する分離フィルタ
、１１は上記注目標本点値１０１から分離色信号１０８
を減じ分離輝度信号１０９を出力する減算器である。な
お、図示していないが、本実施例装置には、色副搬送波
周波数の４倍の周波数の標本化信号を発生する標本化パ
ルス発生回路と、入力されるアナログ複合カラーテレビ
ジョン信号を上記標本化信号を用いてディジタル信号に
変換するＡ／Ｄ変換器とを備えている。
点１０２．１０３間の差分絶対値と、上記水平方向隣接
標本点間どうしの差分絶対値とを相対比較する比較回路
であり、該比較回路８は、差分絶対値の最も小さい標本
点の組み合わせを指示する識別信号１１０を出力するよ
うになっている。９はこの識別信号１１０を受けて上記
標本点１０２．１０３，１０４の中から２つの標本点を
選択して出力するセレクタ、１０はこのセレクタ９の出
力１０６，１０７と注目標本点１０１とを受け、注目標
本点１０１の分離色信号１０８を出力する分離フィルタ
、１１は上記注目標本点値１０１から分離色信号１０８
を減じ分離輝度信号１０９を出力する減算器である。な
お、図示していないが、本実施例装置には、色副搬送波
周波数の４倍の周波数の標本化信号を発生する標本化パ
ルス発生回路と、入力されるアナログ複合カラーテレビ
ジョン信号を上記標本化信号を用いてディジタル信号に
変換するＡ／Ｄ変換器とを備えている。
次に動作について説明する。
まず、Ａ／Ｄ変換器によって、標本化周波数ｆｓ−４・
ｆｓｃにて色副搬送波に同期標本化された複合カラーテ
レビジ合ン信号系列１０２は、４ｆ［ｌｉｌのドツト遅
延回路７と１個のライン遅延回路６とにより所定の遅延
を受け、画面上で隣接する４Ｉ１２Ｊの標本点が開時に
出力される。この４個の標本点は、第２図における画面
上で座標（ｍ、ｎ）の位置の複合カラーテレビジョン信
号Ｓ （ｍ、ｎ）がドラｌ−遅延回路７ｂの出力に現れ
た時点では、色副搬送波の位相がＳ （ｍ、ｎ）１０１
と１８０’異なるＳ （ｍ、 ｎ−１） １０４． Ｓ
（ｍ−２，、ｎ） １０２、Ｓ （ｍ＋２．ｎ）１０
３である。
ｆｓｃにて色副搬送波に同期標本化された複合カラーテ
レビジ合ン信号系列１０２は、４ｆ［ｌｉｌのドツト遅
延回路７と１個のライン遅延回路６とにより所定の遅延
を受け、画面上で隣接する４Ｉ１２Ｊの標本点が開時に
出力される。この４個の標本点は、第２図における画面
上で座標（ｍ、ｎ）の位置の複合カラーテレビジョン信
号Ｓ （ｍ、ｎ）がドラｌ−遅延回路７ｂの出力に現れ
た時点では、色副搬送波の位相がＳ （ｍ、ｎ）１０１
と１８０’異なるＳ （ｍ、 ｎ−１） １０４． Ｓ
（ｍ−２，、ｎ） １０２、Ｓ （ｍ＋２．ｎ）１０
３である。
そしてこれらの各標本点の値は比較回路８に人力され、
該比較回路８では、以下の差分絶対値Ｄ１〜Ｄ３が演算
される。
該比較回路８では、以下の差分絶対値Ｄ１〜Ｄ３が演算
される。
Ｄｌ ＝ｌＳ （ｍ、 ｎ−１） −３（ｍ−２，ｎ
） ｌＤ２− ｌ Ｓ （ｍ、 ｎ−１） −３（
ｍ＋２． ｎ） １Ｄ３＝ｌＳ （ｍ−２，ｎ）
Ｓ （ｍ＋２．ｎ）ｌここで、差分絶対値が小さい程
２つの標本点間の波形変化は小さい。またこの比較回路
８において上記差分絶対値Ｄ１〜Ｄ３が比較され、該比
較回路８からＤ１〜Ｄ３のうち最小値がいずれであるか
を示す識別信号１１０が出力される。
） ｌＤ２− ｌ Ｓ （ｍ、 ｎ−１） −３（
ｍ＋２． ｎ） １Ｄ３＝ｌＳ （ｍ−２，ｎ）
Ｓ （ｍ＋２．ｎ）ｌここで、差分絶対値が小さい程
２つの標本点間の波形変化は小さい。またこの比較回路
８において上記差分絶対値Ｄ１〜Ｄ３が比較され、該比
較回路８からＤ１〜Ｄ３のうち最小値がいずれであるか
を示す識別信号１１０が出力される。
そしてこの比較回路８の識別信号１１０を受けたセレク
タ９は、分離演算用の標本点信号１０６゜１０７を出力
する。この出力は以下のように切り換えられる。
タ９は、分離演算用の標本点信号１０６゜１０７を出力
する。この出力は以下のように切り換えられる。
Ｄｌが最小値の場合
Ｓ（ｍ、ｎ−１）とＳ（ｍ−２，ｎ）
Ｄ２が最小値の場合
３（ｍ、ｎ−１）とＳ （ｍ＋２． ｎ）Ｄ３が最小
値の場合 Ｓ（ｍ−２，ｎ）とＳ （ｍ＋２． ｎ）この分離演算
用標本点信号１０６，１０７は分離フィルタｌＯに入力
され、該分離フィルタ１０では、上記分離演算用標本点
信号１０６．１０７及び注目標本点Ｓ （ｍ、ｎ）１０
１を用いて、以下の式により分離色信号ＣＮを演算出力
する。
値の場合 Ｓ（ｍ−２，ｎ）とＳ （ｍ＋２． ｎ）この分離演算
用標本点信号１０６，１０７は分離フィルタｌＯに入力
され、該分離フィルタ１０では、上記分離演算用標本点
信号１０６．１０７及び注目標本点Ｓ （ｍ、ｎ）１０
１を用いて、以下の式により分離色信号ＣＮを演算出力
する。
ＣＮ ＝ （２・Ｓ （ｍ、ｎ ＞ −ＢＰＩ −Ｂ
Ｆ２） ／ ４但し、ＢＰｌ、ＢＦ２は分離演算用標本
点信号１０６．１０７゜ そしてこの分離フィルタ１０の出力である分離色信号Ｃ
Ｎ１０８を注目標本点の複合カラーテレビジョン信号Ｓ
（ｍ、ｎ）１０１から減算器１１を用いて減じ、分離
輝度信号Ｙ１０９を得る。即ち、 Ｙ＝Ｓ （ｍ、ｎ）−ＣＮ として分離輝度信号Ｙを得る。
Ｆ２） ／ ４但し、ＢＰｌ、ＢＦ２は分離演算用標本
点信号１０６．１０７゜ そしてこの分離フィルタ１０の出力である分離色信号Ｃ
Ｎ１０８を注目標本点の複合カラーテレビジョン信号Ｓ
（ｍ、ｎ）１０１から減算器１１を用いて減じ、分離
輝度信号Ｙ１０９を得る。即ち、 Ｙ＝Ｓ （ｍ、ｎ）−ＣＮ として分離輝度信号Ｙを得る。
このように本実施例によれば、３方向の複合信号の波形
変化を調べ、それが最小となる方向の標本点を用いて分
離フィルタを構成するようにしたので、画像の輝度及び
色変化が激しい領域においても正確な分離が可能となり
、クロスカラーやトッド妨害のないカラー画像を再生で
きる。
変化を調べ、それが最小となる方向の標本点を用いて分
離フィルタを構成するようにしたので、画像の輝度及び
色変化が激しい領域においても正確な分離が可能となり
、クロスカラーやトッド妨害のないカラー画像を再生で
きる。
なお、上記実施例では分離輝度信号Ｙを求める際に、複
合カラーテレビジョン信号Ｓ （ｍ、ｎ）から分離色信
号ＣＮを減じて求めるようにしたが、分離輝度信号は分
離フィルタを以下のように構成することにより得るごと
もできる。
合カラーテレビジョン信号Ｓ （ｍ、ｎ）から分離色信
号ＣＮを減じて求めるようにしたが、分離輝度信号は分
離フィルタを以下のように構成することにより得るごと
もできる。
Ｙ＝ （２・Ｓ （ｍ、ｎ）＋ＢＰ１＋ＢＰ２）／４〔
発明の効果〕 以上のように、本発明によれば、各標本点の輝度信号１
電信号の分離を行なうに際し、当該標本点の近隣の標本
点の値を用いて複合カラーテレビジョン信号の波形変化
の小さい方向を検出し、その方向に位置する標本点を使
用して輝度信号と色ｆＳ号とを分離するようにしたので
、画像の輝度及び色変化が激しい領域においても、クロ
スカラーやドツト妨害のないカラー画像を再生できる効
果がある。
発明の効果〕 以上のように、本発明によれば、各標本点の輝度信号１
電信号の分離を行なうに際し、当該標本点の近隣の標本
点の値を用いて複合カラーテレビジョン信号の波形変化
の小さい方向を検出し、その方向に位置する標本点を使
用して輝度信号と色ｆＳ号とを分離するようにしたので
、画像の輝度及び色変化が激しい領域においても、クロ
スカラーやドツト妨害のないカラー画像を再生できる効
果がある。
第１図は本発明の一実施例によるダイナミック輝度信号
色信号分離くし形フィルタの構成図、第２図はＮＴＳＣ
方式複合カラーテレビジゴン信号の１フイ一ルド分を色
副１般送波の４倍の瑚波数で同期標本化した信号系列の
画面上での配列を示す図、第３図は従来の輝度信号色信
号分離フィルタの構成図である。 ６・・・ライン遅延回路、７・・−ドント遅延回路、８
・・・比較回路、９・・・セレクタ、１０・・・分離フ
ィルタ、１１・・・減算器。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
色信号分離くし形フィルタの構成図、第２図はＮＴＳＣ
方式複合カラーテレビジゴン信号の１フイ一ルド分を色
副１般送波の４倍の瑚波数で同期標本化した信号系列の
画面上での配列を示す図、第３図は従来の輝度信号色信
号分離フィルタの構成図である。 ６・・・ライン遅延回路、７・・−ドント遅延回路、８
・・・比較回路、９・・・セレクタ、１０・・・分離フ
ィルタ、１１・・・減算器。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- （１）標本化周波数にて色副搬送波に同期標本化された
複合カラーテレビジョン信号が入力され、輝度信号、色
信号を分離しようとする注目標本点である第１の標本点
の値と、それぞれその色副搬送波の位相が上記注目標本
点のそれと１８０°異なりそれぞれ上記注目標本点の上
、左、右にあってこれに最も隣接する第２、第３、第４
の標本点の値とを同時に出力するための遅延手段と、上
記第２標本点と第３標本点間の差分絶対値。 上記第２標本点と第４標本点間の差分絶対値、及び上記
第３標本点と第４標本点間の差分絶対値を相対比較しそ
の差分絶対値の最も小さくなる標本点の組み合わせを指
示する識別信号を出力する比較決定回路と、 該比較決定回路の出力を受け上記第２ないし第４標本点
の中から画像の変化の少ない領域に属する２つの標本点
を選択出力するセレクタと、該セレクタの出力を受け上
記注目標本点の輝度信号と色信号とを分離する輝度信号
・色信号分離回路とを備えたことを特徴、とするダイナ
ミック輝度信号色信号分離くし形フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23073785A JPS6290095A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | ダイナミツク輝度信号色信号分離くし形フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23073785A JPS6290095A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | ダイナミツク輝度信号色信号分離くし形フイルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6290095A true JPS6290095A (ja) | 1987-04-24 |
Family
ID=16912509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23073785A Pending JPS6290095A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | ダイナミツク輝度信号色信号分離くし形フイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6290095A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100498410B1 (ko) * | 1997-08-26 | 2005-09-02 | 삼성전자주식회사 | 영상신호의 기록/재생시 지연 특성 자동 보정 장치 및 방법 |
-
1985
- 1985-10-15 JP JP23073785A patent/JPS6290095A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100498410B1 (ko) * | 1997-08-26 | 2005-09-02 | 삼성전자주식회사 | 영상신호의 기록/재생시 지연 특성 자동 보정 장치 및 방법 |
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