JPS6288676A - 車体支持構造体 - Google Patents

車体支持構造体

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JPS6288676A
JPS6288676A JP22918085A JP22918085A JPS6288676A JP S6288676 A JPS6288676 A JP S6288676A JP 22918085 A JP22918085 A JP 22918085A JP 22918085 A JP22918085 A JP 22918085A JP S6288676 A JPS6288676 A JP S6288676A
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JP
Japan
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frame
vehicle body
frames
casting
body frame
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JP22918085A
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Hiroshi Okunishi
弘 奥西
Takeshi Imura
井村 武
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車体支持構造体に関し、一層詳細には、エンジ
ンルーム、乗用空間およびトランクルームを画成する骨
格構造体を夫々軽合金によって鋳造成形し、それらを結
合し一体的に構成することで、高剛性を有し且つ高精度
な車体フレームが得られると共に、軽量で且つ種々の形
状を有する車体の製造に適する車体支持構造体に関する
例えば、自動車における燃料消費量を減少させ長距離走
行を可能とするためには車体を可及的に軽量化すること
が要求されている。一方、自動車事故等による衝撃から
乗員を保護するためには車体を高剛性に構成することが
望ましく、交通手段の高速化に伴い、近年、益々その必
要性が増大している。
ところで、従来の自動車の車体には、主として、車体を
構成するボンネット、ルーフパネル等の外装部材と、車
体フレームとを一体構造にしたモノコック構造が採用さ
れていた。このモノコック構造は、プレス成形により形
成された前記各外装部材を溶接等によって接合し組み立
てるもので、成形された各外装部材の断面形状が補強リ
ブの役割を合わせ持つボックス状に形成されている。
然しなから、このモノコック構造には車体の軽量化およ
び剛性を向上させる点で種々の難点が指摘されていた。
すなわち、剛性を保持した状態で車体を軽量化するため
には、例えば、高剛性および高張力を有する鋼板を外装
部材として使用し、且つ軽量化のため、その鋼板を薄肉
にしなければならない。然しなから、このような鋼板は
高剛性ゆえに通常のプレス成形には適さず、そのため、
外装部材を高精度な形状に成形することは容易ではなか
った。また、外装部材を薄肉にすると、当然その剛性も
低下する。
従って、外装部材の剛性を保持するためには一定以上の
薄肉化が抑制され、この結果、車体の大幅な軽量化が望
めなかった。
そこで、軽量化のため、車体の主要部を剛性の高い鋼板
によって構成し、強度を些程必要としない部分、例えば
、フェンダ、ボンネット等を軽量なガラス繊維強化プラ
スチック(以下、FRPと称する)、または、合成樹脂
材等で構成することが考えられる。然しなから、これら
の外装部材を組み立てる場合、鋼板とFRP等との接合
が不可能となり、あるいは、複数の異なる素材から車体
が構成されるため、当該車体の剛性が低下する虞れがあ
る。
また、このようなモノコック構造では、車体を高精度に
製造するため、組み立てに際して各外装部材をその形状
に応じた特殊な治具により夫々正確に位置決めしておか
なければならない。
しかも、これらの治具は各外装部材毎に必要であり、そ
の設備に多大な費用を要していた。
そのため、モノコック構造からなる車体を多種類生産す
る場合には、各車体の外装部材に応じた特殊な治具が必
要になると共に、その組み立てに複雑な作業工程を要す
ることとなる。従って、このようなモノコック構造は車
体の多品種少量生産には不適当なものであり、車種の変
更等に早急に対応出来ないという難点があった。
そこで、上記の問題を解決する従来技術として、骨格状
の車体フレームを構成し、前記車体フレームに軽量な素
材よりなる外装部材を取り付けるようにしたものが、例
えば、特開昭60−135375号に開示されている。
すなわち、この従来技術では押出成形により形成された
管材を結節部材を介して組み立てて骨格状の車体フレー
ムを構成し、前記車体フレームの所定の個所に夫々ドア
、ルーフパネル、ボンネット等の外装部材を取り付ける
ようにしている。
然しなから、このように構成される車体フレームでは、
前記のように、各管材を夫々結節部材によって連結した
後、当該連結部に溶接等を施さなければならず、その組
立作業に相当な時間を要するという欠点があった。また
、結節部材で結合される連結部には溶接による極部的な
熱歪が発生し、車体フレームの剛性が低下する大きな原
因となっている。
さらに、夫々の結節部材は二本の管材を連結するもの、
三本の管材を連結するもの、あるいは四本の管材を連結
するもの等、種々の形状に選択形成しておく必要があり
、また、管材の長さも場所に応じて異なり、これらの部
材の製造に相当な作業時間、労力および費用等を要する
という欠点があった。しかも、車体フレームを高精度に
形成するためには、各管材および結節部材を夫々精度良
く形成するばかりでなく、それらを高精度に組み立てな
ければならず、高度の熟練技術と多大な作業時間が要求
されている。
そのため、車種の変更等に対し迅速に対応することは極
めて困難であった。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、エンジンルーム、乗用空間およびトランクルー
ムを画成する骨格構造体を夫々軽合金によって鋳造成形
し、それらを一体的に結合することで、高剛性を有し且
つ高精度な車体フレームが得られると共に、軽量で、し
かも、種々の形状を有する車体の製造に適する車体支持
構造体を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は車体を構成する
ボンネット、ルーフパネル、トランクリント等の外装部
材を支持し且つエンジンルーム、乗用空間およびトラン
クルームを画成する構造体であって、前記エンジンルー
ムを画成する第1の骨格構造体と、前記乗用空間を画成
する第2の骨格構造体と、前記トランクルームを画成す
る第3の骨格構造体とを夫々軽合金によって鋳造成形し
、前記第1、第2および第3骨格構造体を結合して一体
的に構成することを特徴とする。
次に、本発明に係る車体支持構造体について好適な実施
例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
第1図において、参照符号10は本発明に係る車体支持
構造体である車体フレームを示す。この車体フレーム1
0はエンジンルームを画成する第1の骨格構造体として
のフロント部12と、車輌の乗用空間を画成する第2の
骨格構造体としてのセンタ部14と、トランクルームを
画成する第3の骨格構造体としてのリア部16とから基
本的に構成され、アルミニウム合金またはマグネシウム
合金等を鋳造成形することにより夫々一体的に形成され
る。
フロント部12は、その前部がバルクヘッドフレーム1
8a乃至18eにより構成され、この中、バルクヘッド
フレーム18aと18bは相互に平行に形成され、それ
らの両端部間および中間部間はバルクヘッドフレーム1
8c乃至18eにより連結される。バルクヘッドフレー
ム18aの両端部にはセンタ部14に指向して延在する
フロントフェンダフレーム20a、20bの各一端部が
連結し、フロントフェンダフレーム20a、20bの他
端部間にはフロントセンタフレーム21が連結される。
バルクヘッドフレーム18bの両端部近傍からはセンタ
部14に指向してフロントロアフレーム22a。
22bが延在し、フロントロアフレーム22a、 22
bの端部にはフロアフレーム23が連結される。フロン
トフェンダフレーム20aの中間部とフロントロアフレ
ーム22aの中間部との間およびフロントフェンダフレ
ーム20bの中間部とフロントロアフレーム22bの中
間部との間は、フロント#12に惹起する振動を抑制す
るため、フロントダンパハウジングフレーム24aおよ
び24bにより連結される。また、フロントセンタフレ
ーム21とフロアフレーム23の両端部間はサイドフレ
ーム25a、25bにより連結され、中間部間はセンタ
フレーム27により連結される。
一方、センタ部14は車輌のドア回りを構成するサイド
フレーム26a乃至26fおよび28a乃至28fを有
し、サイドフレーム26a、26a問および23a、2
8a間には夫々サイドセンタフレーム3Qa、30bが
橋架される。また、サイドフレーム26a、28aの両
端部間および中間部間はルーフフレーム32a乃至32
cによって連結され、サイドフレーム26d、28dの
両端部間および中間部間はフロアフレーム34a乃至3
4dによって連結される。さらに、各フロアフレーム3
4a乃至34dの中間部間はフロアフレーム36によっ
て連結される。一方、サイドフレーム26b、26Cの
連結部とサイドフレーム28b、28cの連結部との間
はフロントセンタフレーム3日により連結される。
リア部16は一対のリアフェンダフレーム44a、44
bを含み、その各一端部間はリアセンタフレーム42に
よって連結される。リアフェンダフレーム44a、 4
4bの各他端部にはリアフレーム46a146bの各一
端部が連結し、リアフレーム46a、46bの他端部間
はリアフレーム46cにより連結される。リアフレーム
46cの両端部近傍にはセンタ部14に指向して延在す
るリアロアフレーム48a、48bの各一端部が連結し
、リアロアフレーム48a、48bの他端部間にはフロ
アフレーム49が連結される。また、リアロアフレーム
48a、48bの中間部には、後述するように、センタ
部14におけるサイドフレーム26e、28eの中間部
と連結しリア部16を補強するリアダンパハウジングフ
レーム50a、50bの一端部が連結される。
そこで、前記車体フレーム10を構成する各フレームは
、例えば、第2図a、b、第3図a、bまたは第4図a
、bのように形成しておく。
すなわち、第2図a、bに示すフレーム52は断面1字
状に形成され、所定間隔毎に補強リブ52a、52bが
配設される。また、各補強リブ52a、52b間にはフ
レーム52の軽量化のため、孔部52cが穿設される。
このフレーム52は主としてバルクヘッドフレーム18
a乃至t8e、リアフェンダブレーム44a、44b、
ルーフフレーム32a乃至32C等に用いると好適であ
る。
また、第3図a、bに示すフレーム54は断面コ字状に
形成され、所定間隔毎に補強リブ54aが配設される。
そして、各補強リブ54a間にはフレーム54の軽量化
のための孔部54bが穿設される。このフレーム54は
その肉厚等の寸法形状を適宜選択し、例えば、フロント
フェンダフレーム20a、20b、フロントロアフレー
ム22a122b1フロントセンタフレーム21、フロ
アフレーム36、サイドフレーム26a乃至26r、2
8a乃至28f1リアロアフレーム48a、48b等に
用いると好適である。
第4図a、bに示すフレーム56は断面8字状に形成さ
れ所定間隔毎に補強リブ56a、56bを配設したもの
で、第3図a、bに示すフレーム54と比較して重く且
つ高剛性を有し、例えば、フロアフレーム36等の主要
部に用いると好適である。ここで、フレームとしては各
部の負荷条件を考慮して上記以外の形状のものを用いる
ことが可能であることは勿論である。
本発明に係る車体支持構造体は基本的には以上のように
構成されるものであり、次にその作用並びに効果につい
て説明する。
フロント部12)センタ部14およびリア部16の各構
造体を夫々一体的に鋳造成形する方法としては、例えば
、精密鋳造法として代表的なインベストメント鋳造法を
用いると好適である。すなわち、この鋳造法では、初め
に、各構造体を主要構成部分に分解した金型模型を製作
する。
次いで、前記金型模型により、例えば、発泡プラスチッ
クからなる前記構造体の各部分を成形した後、その各部
分を組み立てることにより各構造体の原型を構成する。
このようにして構成された原型は鋳型を構成する砂状の
スラリー等に浸漬され、原型の表面にコーティングが行
われる。原型の表面に付着したスラリー等が乾燥固化し
た後、原型の周囲に鋳物砂を圧接して砂型を形成する。
次いで、前記砂型に湯道を介して融解したアルミニウム
合金を注入する。この場合、発泡プラスチックは前記ア
ルミニウム合金により融解され、前記原型がアルミニウ
ム合金によって置換される。その結果、第1図に示すア
ルミニウム合金よりなるフロント部12)センタ部14
およびリア部16が砂型内に夫々一体的に鋳造成形され
る。その際、鋳造成形された各構造体には、その成形時
において外装部材を取り付けるためのブラケット、ステ
ー等を一体的に成形しておくと好適である。なお、車体
フレーム10はアルミニウム合金に代えてマグネシウム
合金を鋳造成形することにより形成してもよいことは勿
論である。
次に、鋳造成形された各構造体に焼なまし処理または溶
体化処理が施される。すなわち、各構造体に焼なまし処
理を行う場合には、例えば、構造体を200℃乃至25
0℃に加熱し、その状態を5乃至10時間保持させた後
、空気によって徐々に冷却する。
この場合、焼なまし処理された構造体では、鋳造成形時
において生じた熱歪が除去され、高精度な形状が得られ
る。また、経時的な歪も露呈しなくなり、性状の安定し
た構造体が得られる。
一方、各構造体に溶体化処理を行う場合には、例えば、
構造体を500℃乃至530℃に加熱し、その状態を5
乃至10時間保持させた後、冷却水により急激に冷却し
焼き入れを行う。次いで、150℃乃至180℃に加熱
し、その状態を5乃至15時間保持させた後、空気によ
り徐々に冷却し、車体フレーム10を時効硬化させる。
この場合、溶体化処理した後、人工的に時効硬化された
構造体は、極めて高い剛性を示すと共に構造体の性状が
安定化する。
このようにして焼なまし処理あるいは溶体化処理された
構造体はショツトブラストによりその表面に付着した鋳
物砂を吹き飛ばした後、アルカリ洗浄により脱脂し、エ
ポキシ系樹脂を吹き付けて防錆のための塗装処理が施さ
れる。次いで、各構造体と一体的に成形されたブラケッ
ト、ステー等に機械加工によって各外装部材を取り付け
るための取付穴が形成される。
次に、以上のようにして形成されたフロント部12)セ
ンタ部14およびリア部16は所定の部位同士が結合さ
れる。
すなわち、フロントセンタフレーム21と38、サイド
フレーム25aと26C,25bと28C1フロアフレ
ーム23と34aを夫々接合しボルト等によって結合す
ることでフロント部12とセンタ部14とが連結される
。また、リアセンタフレーム42の両端部とサイドフレ
ーム26e、28eの端部、リアダンパハウジングフレ
ーム50a、50bの端部とサイドフレーム26e、2
8eの中間部、フロアフレーム49と34dを夫々接合
しボルト等によって結合することでセンタ部14とり゛
ア部16とが連結される。このようにして車体フレーム
lOは、第5図に示すように、連結され一体的に構成さ
れる。
ここで、フロント部12)センタ部14およびリア部1
6は、夫々鋳造成形により一体的に形成されているため
、各フレームを溶接等によって連結する必要がなくその
組立作業が不要となり、また、溶接によって発生する局
部的な熱歪により各構造体が脆弱化する虞れもない、従
って、このような構造体より構成される車体フレーム1
0はその剛性が極めて高く、しかもその寸法精度も極め
て良好となる。また、車体フレーム10をこの”ように
三分割とすることで、その鋳造成形時に大きな金型を形
成する必要がなくなり製造も容易となる。
以上の工程により製造された車体フレーム10には第1
図に示す各外装部材が取り付けられる。
すなわち、フロント部12におけるバルクヘッドフレー
ム18a乃至18eの部分にはバンパー58が取着され
、フロントフェンダフレーム20a、 20bには前輪
を囲繞するフロントホイールアーチ60およびフロント
フェンダ62が取着され、フロントロアフレーム22a
、22b間にはフロアパネル64が取着される。また、
フロントフェンダフレーム20a、20b、バルクヘッ
ドフレーム18aおよびフロントセンタフレーム21に
より囲繞される部分にはボンネット66が取着される。
同様に、センタ部14におけるサイドフレーム26a乃
至26f、28a乃至28fにはフロントドア68、リ
アドア70が取着され、ルーフフレーム32a乃至32
cにはルーフパネル72が取着される。また、リア部1
6におけるリアフェンダフレーム44a、44bにはI
J 7フエンタ74が取着され、リアフェンダフレーム
44a、44b間にはトランクリッド76が取着される
。さらに、リアロアフレーム48a、48bにはリアフ
ロアパネル78が取着される。その他、車体フレーム1
0には、図示しないが、必要に応じてインストルメント
パネル、サスペンション等が取着され、車体が構成され
る。
この場合、車体フレーム10はその寸法精度が極めて正
確であり、前記外装部材を高精度に組み付けることが出
来る。しかも、これらの外装部材は組み付は時において
夫々特殊な治具により位置決めを行う必要がないため、
外装部材を簡単且つ安価に組み付けることが出来る。
また、車体フレーム10はフロント部12)センタ部1
4およびリア部16の三つの構造体より構成されている
。従って、例えば、車種を第5図に示すセダン型からパ
ン型に変更する場合には、エンジンルームを画成するフ
ロント部12をそのままとし、乗用空間を画成するセン
タ部14およびトランクルームを画成するリア部16を
パン型の乗用空間を画成する構造体に置換すればよい。
次いで、この構造体に応じた外装部材を組み付けるだけ
でよく、特殊な治具を要することなく車体フレームを容
易にパン型の車種に変更することが出来る。また、フロ
ント部12およびリア部16はそのままとしセンタ部1
4のみを変更すれば、例えば、4ドアセダン型の自動車
を2ドアセダン型とすることも可能である。
さらに、車体フレーム10を骨格とした車体はモノコッ
ク構造の場合とは異なり、前記外装部材に些程の強度を
必要としない。従って、外装部材としてはFRP、合成
樹脂、アルミニウム等の軽量な素材を用いることが出来
、車体全体が軽量化される。また、外装部材を予め着色
されたFRP等を用いて形成すれば、車体の塗装工程を
削減することが出来る。しかも、同一の車体フレーム1
0において、外装部材の色、外形、デザイン等を変更す
ることが出来るため、種々の車体を安価に製造すること
が可能となる。
以上のように、本発明によれば、エンジンルーム、乗用
空間およびトランクルームを画成する骨格構造体を夫々
軽合金によって鋳造成形し、それらを結合することで車
体フレームを構成している。そのため、車体を高剛性と
し、且つ軽量に構成することが可能となる。また、車体
が一体的に形成されるため、その精度が極めて高く前記
車体フレームへの外装部材の組付を高精度に行うことが
出来る。さらに、センタ部およびリア部の各構造体を交
換するだけで容易に車種の変更を行うことが出来、車体
の多品種少量生産を簡単に実現することが可能となる利
点が得られる。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車体支持構造体の分解斜視図、第
2図aおよびbは本発明に係る車体支持構造体に用いら
れるフレームの断面図および部分側面図、第3図aおよ
びbは本発明に係る車体支持構造体に用いられる他のフ
レームの断面図および部分側面図、第4図aおよびbは
本発明に係る車体支持構造体に用いられるさらに他のフ
レームの断面図および部分側面図、第5図は本発明に係
る車体支持構造体とその外装部材を示す一部分解斜視図
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体を構成するボンネツト、ルーフパネル、トラ
    ンクリッド等の外装部材を支持し且つエンジンルーム、
    乗用空間およびトランクルームを画成する構造体であっ
    て、前記エンジンルームを画成する第1の骨格構造体と
    、前記乗用空間を画成する第2の骨格構造体と、前記ト
    ランクルームを画成する第3の骨格構造体とを夫々軽合
    金によって鋳造成形し、前記第1、第2および第3骨格
    構造体を結合して一体的に構成することを特徴とする車
    体支持構造体。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の構造体において、第
    2骨格構造体および/または第3骨格構造体は第1骨格
    構造体に対してその形状を変更可能に構成し異なる車体
    を形成可能としてなる車体支持構造体。
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