JPS6288659A - 鉄道車両用台車 - Google Patents

鉄道車両用台車

Info

Publication number
JPS6288659A
JPS6288659A JP22757085A JP22757085A JPS6288659A JP S6288659 A JPS6288659 A JP S6288659A JP 22757085 A JP22757085 A JP 22757085A JP 22757085 A JP22757085 A JP 22757085A JP S6288659 A JPS6288659 A JP S6288659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axle
axles
bogie
axle box
displacement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22757085A
Other languages
English (en)
Inventor
深沢 規男
雅昭 立石
勲 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan National Railways
Tokyu Car Corp
Original Assignee
Japan National Railways
Tokyu Car Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan National Railways, Tokyu Car Corp filed Critical Japan National Railways
Priority to JP22757085A priority Critical patent/JPS6288659A/ja
Publication of JPS6288659A publication Critical patent/JPS6288659A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、軌道の曲率に応じて二個の車軸が変位する
鉄道車両用台車に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は鉄道車両用二輪ボギ一台車が曲線を通過する際
の一台車内の輪軸の理想的な位置関係を示しており、1
0は曲線軌道、12は台車枠、14は車軸、16は車輪
、18は軌道曲率中心をそれぞれ示している。第5図に
示すように両車軸14がrハ」の字形になってそれらの
延長線が軌道曲率中心18へ向かえば、抵抗が最小にな
る。このような「ハ」の字形の変位を許容する必要条件
の−っとして車軸14の端部の軸箱支持装置の前後剛性
を柔らかくすることが挙げられるが、一方、直線上での
高速安定性を満足させるためには前後剛性は一般に大き
い方が良い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
すなわち二律背反の事項が要求されており、両事項を満
たして曲線通過時及び直線通過時の両方に優れる台車の
開発は固壁であった。
この発明の目的は1曲線通過時の車軸の「ハ」の字変位
と直線上での高速安定性とをともに満足させることがで
きる鉄道重両用台車を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明を施された鉄道車両用台車によれば1台車枠の
前後方向に二個の車軸が配設され、各車軸の一方の端部
は台車枠の前後方向に移動可能に、他方の端部は台車枠
の前後方向に固定的に、軸箱支持装置により支持される
。そして各車軸の移動側の端部が中立位置から変位した
場合には両車軸が「ハ」の字形となるように両車軸の移
動側の端部の変位関係を制限する変位制限手段が設けら
れる。
変位制限手段は例えば、両車軸の移動側の端部を連結す
るリンク機構である。
さらに変位制限手段は、各車軸の移動側の端部に対応し
て設けられこの端部の変位に応じて操作される油圧シリ
ンダと1両油圧シリンダの油室を接続する油路とを含む
ものである。
〔作用〕
台車が曲線軌道を通過する場合には車軸が軌道から受け
る抵抗が少なくなるように車軸は変位しようとし、また
両車軸は変位制限手段により変位関係を制限されている
ので、両車軸は曲線軌道の曲率中心の方へすぼむ「ハ」
の字形となる。
台車が直線軌道を通過する場合には車輪が軌道から受け
る抵抗が最小となる車軸の位置は軌道に対して直角であ
り、一方の車軸が変位しようとすると、変位制限手段に
より両車軸は「ハ」の字形となって抵抗が大幅に増大す
るので両車軸の変位は抑制されて両車軸の支持は車両の
前後方向に十分に剛となる。
〔実施例〕
以下、この発明を図示の実施例について説明する。
第1図の二軸ボギ一台車において、20は台車枠、22
a 、 22bは車軸、24は車軸22a、22bの両
 ′端部に固定される車輪である。車軸22a 、 2
2bの軸箱は、車輪24より外側の車軸22a、22b
の端部に配設され、軸箱支持装置26a 、 28a 
、 26b 。
28bによって台車枠20に支持される。台車枠20の
一方の側に配設されている軸箱支持装置26a 、 2
6bはそれが支持している軸箱を台車枠の前後方向へ移
動可能に、すなわち前後方向へ柔らかく支持し、他方の
側に配設されている軸箱支持装r1128a、28bは
それが支持している軸箱を固定的に、すなわち剛に支持
している。
突出部30は軸箱支持装rrL26a 、 26b側の
側枠から幅方向外側に突設され、リンク機構32のレバ
ー34が突出部30に回動自在に支持されている。レバ
ー34の両端にはそれぞれリンク36゜38が回転自在
に連結し、リンク36.38は互いに等長であるととも
にそれらの他端はそれぞれ軸箱支持装置26a 、 2
6bの端に回動自在に連結している。
直線走行時で車軸22a、22bが台車枠20の側枠に
対して直角になっている状態を車軸22a。
22bの中立位置とし、曲線走行時に一方の車軸、例え
ば車軸22aが一点鎖線で図示されているように柔支持
側において台車枠20の中央の横パリから離れる方向へ
変位すると、これに伴ってリンク36が軸箱支持装置7
26aの方へ引かれ、レバー34が図において反時計方
向へ回転し、リンク38は軸箱支持装置26bを台車枠
20の中央の横パリから射れる方向へ押しやるので、他
方の車軸22bも一点鎖線で示されるようにその柔支持
側において台車枠20の中央の横パリから離れる方向へ
変位し、両車軸22a、22bは「ハ」の字形となる。
このように台車枠20の中央の横パリからの軸箱支持装
置26a 、 26bの距離はリンク機構32により互
いに等しくなるように制限される。
台車の曲線通過時では、軌道から車軸24へ及ぼされる
抵抗が最小となるのは車軸22a。
22b方向の延長線が軌道の曲率中心へ向かう場合であ
るから、軸箱支持袋fi26a、2flibによる車軸
22a、22bの柔支持及びリンク機構32によって車
軸22a、22bの延長線がともに曲率中心へ向かう位
置に車軸22a 、 22bは片方が移動する。こうし
て車両は最小の抵抗で曲線を通過することができる。
台車の直線通過時では、軌道から車軸24へ及ぼされる
抵抗が最小となるのは車軸22a。
22bが軌道に対して直角、すなわち台車枠20の中央
の横パリに対して平行である場合である。直線通過時に
車軸22a又は22bが中立位置から変位すると、リン
ク機構32により車軸22a、22bは「ハ」の字形と
なって抵抗が大幅に増大するので、車軸22a、22b
は元の中立位置へ直ちに戻され、これにより軌道に対し
て直角な位置に保持され、すなわち前後方向の車軸22
a 、 22bの支持は剛となって高速安定性が得られ
る。
第2図の実施例では台車枠20の一方の側枠には軸箱支
持袋[26a 、 28bが、他方の側枠には軸箱支持
装置28a、26bが配設され、すなわち車軸22a、
22bの柔支持側が互いに反対になっている。レバー4
0.42は1台車枠20の中央の横パリに回動自在に支
持されているとともに互いに回動自在に連結し、リンク
36 、38はレバー40,42を介して互いに連結さ
れる。一方の、例えば軸箱支持装置1i26aが中央の
横パリから離れる方向へ変位すると、他方の、すなわち
軸箱支持装置26bがリンク機構32により中央の横パ
リへ近付く方向へ変位され、結局1両車軸22a、22
bの変位は第1図の実施例の場合と同様に「ハ」の字形
に制限されて車軸22a、22bの延長線は軌道の曲率
中心へ向かう。
第3図の実施例では、柔支持側の軸箱支持装置26a 
、 26bは第1図の実施例の場合と同様に、台車枠2
0に対して同じ側の側枠に配設されている。各軸箱支持
装置26a 、 26bに対して中央の横パリ寄りの方
には突出部44a、44bが対称的に台車枠20の側枠
に突設され、油圧シリンダ46a 、 46bは、軸箱
支持装置26a 、 26bに回動自在に結合している
シリンダ本体と、ピストンロッド48a、48bを介し
て突出部44a、44bに結合している。ピストンロッ
ド48a、48bの両側にはそれぞれA室50a 、 
50b及びB室52a、5’2b(軸箱支持袋[26a
、26b側をA室、突出部44a。
44b側をB室とそれぞれ定義する。)が画定され、油
圧シリンダ46aのA室50a及びB室52aはそれぞ
れ油路54及び56を介して油圧シリンダ46bのB室
52b及びA室50bへ接続されている。
一方の、例えば軸箱支持装置26aが突出部44aから
離れる方向へ変位すると、油圧シリンダ46aにおいて
シリンダ本体が軸箱支持装置26aに連行され、A室5
0aが拡大し、B室52aが縮小する。この結果、A室
50a八は油圧シリンダ46bの油室52bのオイルが
吸引され、B室52aのオイルは油室50bへ排出され
、他方の、すなわち軸箱支持袋[26bは突出部44b
から離れる方向へ軸箱支持装置26aの変位量と等量だ
け変位される。逆に一方の軸箱支持袋[26aが突出部
44aへ近付く方向へ変位すると。
油圧シリンダ46aの油室50a、52aにおけるオイ
ルの流れは逆になり、他方の軸箱支持装置26bは突出
部26bへ近付く方向へ軸箱支持装置26aの変位量と
等量だけ変位される。
第4図の実施例では、“柔支持側の軸箱支持袋[26a
、26bは第2図の実施例の場合と同様に、互いに反対
側の側枠に配設され、これに伴って、突出部44b及び
油圧シリンダ46bも第3図の場合と反対側゛に配設さ
れる。油路58及び60はそれぞれA室50a 、 5
0b同士、及びB室52a、52b同士を接続する。こ
れにより、一方の1例えば軸箱支持袋[26aが突出部
44aから離れる方向へ変位すると、油室50a、52
aの容積はそれぞれ拡大、縮小し、油室50b、52b
はオイルをそれぞれ供給、排出され、他方の軸箱支持装
[26bは突出部44bへ近付けられ、車軸22a、2
2bは「ハ」の字形となる。このように車軸22a、2
2bの変位は「ハ」の字形に制限されて車軸22a 、
 22bの延長線は軌道の曲率中心へ向かう。
〔発明の効果〕
このように両車軸は、台車の曲線通過時では「ハ」の字
形となって抵抗を減少させて台車を円滑に走行させると
ともに1台車の直線通過時では十分に剛に支持されて高
速安定性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はそれぞれこの発明の実施例の平面
図、第5図は車両が曲線を通過する際の台車の二つの輪
軸の理想的な位置関係を示す図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)台車枠の前後方向に二個の車軸が配設され、各車
    軸の一方の端部は前記台車枠の前後方向に移動可能に、
    他方の端部は前記台車枠の前後方向に固定的に軸箱支持
    装置により支持され、各車軸の移動側の端部が中立位置
    から変位した場合には両車軸が「ハ」の字形となるよう
    に両車軸の移動側の端部の変位関係を制限する変位制限
    手段が設けられていることを特徴とする鉄道車両用台車
  2. (2)前記変位制限手段は、両車軸の移動側の端部を連
    結するリンク機構であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の鉄道車両用台車。
  3. (3)前記変位制限手段は、各車軸の移動側の端部に対
    応して設けられこの端部の変位に応じて操作される油圧
    シリンダと、両油圧シリンダの油室を接続する油路とを
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の鉄道
    車両用台車。
JP22757085A 1985-10-12 1985-10-12 鉄道車両用台車 Pending JPS6288659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22757085A JPS6288659A (ja) 1985-10-12 1985-10-12 鉄道車両用台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22757085A JPS6288659A (ja) 1985-10-12 1985-10-12 鉄道車両用台車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6288659A true JPS6288659A (ja) 1987-04-23

Family

ID=16862984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22757085A Pending JPS6288659A (ja) 1985-10-12 1985-10-12 鉄道車両用台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6288659A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02266891A (ja) * 1989-04-04 1990-10-31 Honda Motor Co Ltd モータ制御回路
US5518270A (en) * 1994-03-30 1996-05-21 Nissan Motor Co., Ltd. Knee protector device for vehicle
KR100916594B1 (ko) 2007-12-06 2009-09-11 한국철도기술연구원 지렛대작용을 이용한 철도차량용 능동 조향대차

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS603163B2 (ja) * 1977-08-12 1985-01-26 ミノルタ株式会社 フイルム面における反射光により露出時間を自動的に制御するレンズシャッタ−付カメラ
JPS60176863A (ja) * 1984-02-24 1985-09-10 株式会社日立製作所 鉄道車両用二軸電動台車

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS603163B2 (ja) * 1977-08-12 1985-01-26 ミノルタ株式会社 フイルム面における反射光により露出時間を自動的に制御するレンズシャッタ−付カメラ
JPS60176863A (ja) * 1984-02-24 1985-09-10 株式会社日立製作所 鉄道車両用二軸電動台車

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02266891A (ja) * 1989-04-04 1990-10-31 Honda Motor Co Ltd モータ制御回路
US5518270A (en) * 1994-03-30 1996-05-21 Nissan Motor Co., Ltd. Knee protector device for vehicle
KR100916594B1 (ko) 2007-12-06 2009-09-11 한국철도기술연구원 지렛대작용을 이용한 철도차량용 능동 조향대차
JP2010505703A (ja) * 2007-12-06 2010-02-25 コリア レイルロード リサーチ インスティテュート てこの作用を利用した鉄道車両用アクティブ操舵ボギー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2000053480A1 (en) Apparatus and method for steering a guideway vehicle
EP0593403B1 (en) Device relating to a shock absorber arrangement
US4454821A (en) Radial articulated truck
JPS6288659A (ja) 鉄道車両用台車
EP2184214B1 (en) Self-steering platform car
KR20030054574A (ko) 철도차량의 궤간가변 대차장치
JP2738114B2 (ja) 鉄道車両用二軸台車
JPS584614A (ja) 独立懸架車輪を備えた車
JPS6288660A (ja) 鉄道車両用台車
JPH10226333A (ja) 鉄道車両用操舵台車
NO934451L (no) Dobbelaksel - drivverk
JPH024865Y2 (ja)
JP2834295B2 (ja) 鉄道車両の軸箱支持装置
JP7212789B2 (ja) 鉄道車両用台車
JPS5992902U (ja) 運搬車の障害物検出装置
RU2087326C1 (ru) Подвеска корпуса транспортного средства
JP3103964B2 (ja) 自動車のリヤサスペンション
JPS5919656Y2 (ja) 軌道台車
SU1507625A1 (ru) Буксовое подвешивание тележки рельсового экипажа
EA040040B1 (ru) Система подвески транспортного средства
JPH0487874A (ja) 車両用台車
ES2117321T3 (es) Mecanismo de traslacion para vehiculos sobre carriles.
US5421269A (en) Radially adjustable running gear for a railborne vehicle
CN112874565A (zh) 轮对控制装置及具有该轮对控制装置的铁路车辆转向架
JP2000108926A (ja) サスペンション装置