JPS6288085A

JPS6288085A - 印刷物の検出装置

Info

Publication number: JPS6288085A
Application number: JP60227690A
Authority: JP
Inventors: 松本　芳之
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-10-15
Filing date: 1985-10-15
Publication date: 1987-04-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の伎術分野１本発明は、たとえば紙幣などの印刷物上を光学的に走査
することにより、印刷物上の特定領域内の印刷パターン
を検出する印刷物の検出装置に関する。

［発明の技術的前頭］一般に、たとえば光学的なラインセンサーを用いて紙幣
などの印刷物−Ｆの特定領域の検出を精度よく行なう場
合、印刷物とう、インセンサとの相対的な位置ずれに対
応して検出領域をずらさな（′ｊればならない。従来、
このような目的のための、印刷物あるいはラインセンサ
の移動方向の位ｎずれ補正の方法として、第５図に示ゾ
ように、ラインビンｆすとは別にフォトセンサなどを設
けて、印刷物の端部（以後巻端と称す）のタイミングを
得る方法がある。ここで、第５図ｔま印刷物が移動する
場合の例であり、１は紙幣などの印刷物で、図示矢印の
方向へ一定速度で搬送される。２はラインセンサで、図
示矢印の方向、つまり搬送方向と直角の方向へ走査を繰
返し行なう６３は発光ダイオードなどの光源、４はフォ
トセンサ（受光素子）である。通常、フォトセンサ４は
光源からの光を受光し、印刷物１が到達すると光源３か
らの光が遮断されることを利用して、印刷物１の巻端の
タイミングを（７る。すなわち、フォトセンＦｊ４が巻
端を検出すると、その検出信号を基準として印刷物１上
の特定領域と対応するゲート信号を発生させ、このゲー
ト信号でラインセンサ２の出力信号をゲートすることに
より、上記特定領域と対応する信号のみを抽出するもの
である。

［背景技術の問題点］しかしながら、第５図の構成では、ラインセンサとは別
に７オトセンサを設ける必要があるだけでなく、ライン
センサの視点とフォトセンサの視点とがどうしてし離れ
でしまうため、その距離の分だけ精度が悪くなるという
問題を右している。

また、ラインセンサが移動する場合では、光源およびフ
ォトじンザがラインセンサと連動して移動する必■があ
り、そのための機構が複雑になるなどの問題もある。

［発明の目的］本発明は上記事情に鑑みＣなされたもので、その目的と
するところは、特別な装置を付加することなく、印刷物
」−の特定領域内の印１１パターンを容易かつ＾精度に
検出できる印刷物の検出装置を提供することにある。

［発明の概要１本発明は上記目的を達成するために、ラインセンサの出
力信号により印刷物の端部を検出し、それと同時にライ
ンセンサの走査を最初からやり直すことにより、特定領
域の検出を精度よく行なえるようにしたものである。

［発明の実施例］以下、本発明の一実滴例について図面を参照して説明す
る。

第１図は光学系部分を示すものである。すなわち、１は
紙幣などの印刷物で、図示矢印方向へ一定速度で搬送さ
れる。２はラインセンサで、図示矢印の方向、つまり搬
送方向と直角の方向へ走査を繰返し行なう。

第２図は電気回路を示すものである。すなわら、１１は
クロックパルスを発生するパルス発生回路で、その出力
パルスによってカウンタ回路１２が繰返しカウント動作
を行なう。このカウンタ回路１２の出力は駆動回路１３
に供給され、この駆動回路１３でラインセンサ２が走査
駆動される。ラインセンＦｊ２の出力信号は、巻端検出
回路１４に供給されるとともにゲート回路１５に供給さ
れる。

巻端検出回路１４は、ラインセンサ２の出力信号により
印刷物１の巻端を検出し、その巻端検出信号をカウンタ
回路１２およびゲート信号ｄ生回路１６に供給する。カ
ウンタ回路１２は、巻端検出信号を受取るとクリアされ
、再び最初からカウント動作を行なう。すなわち、カウ
ンタ回路１２は、巻端検出信号を受取ると、たとえ走査
の途中であってもその走査を中止して次の走査を開始す
るものである。一方、ゲート信号発生回路１６は、巻端
検出信号を受取ると、その信号を基準として内ウンタ回
路１２の出力信号をもとに印刷物１上の特定領域に対応
したゲート信号を発生し、ゲート回路１５に供給する。

ゲート回路１５は、ゲート信号でラインセンサ２の出力
信号をゲートすることにより、印刷物上の特定領域の信
号のみを抽出する。

第３図は印刷物１から見た搬送面でのラインセンサ２の
走査線ＩＱ置である。図中のＸ、Ｙ間を８１ないしＳ８
の順で走査が行なわれる。Ｓｌ。

８２は印刷物１が到達するまでの走査である。次の走査
Ｓ３の途中の点Ｐで印刷物１が到達し、巻端が検出され
る。すると、破線で示されたＰ点以後の部分は走査を行
なわないで、直らに次の走査Ｓ４へ移る。Ｓ４ないし８
８は印刷物１が到）ヱした後の走査線位置であるが、」
二記動作から明らかなように、印刷物１に搬送方向の位
置ずれが生じても、走査線Ｓ４ないしＳ８は印刷物１上
の同じ軌跡を辿る。したがって、印刷物１の特定領域の
抽出が容易に行なえる。

第４図は印刷物１上に記載されたＭＯＯＪという文字を
検出する場合の例である。走査線Ｓ３の途中の点Ｐで巻
端を検出し、その後３回目の走査線Ｓ６において、固定
点ａ、ｂ間に対応するゲート信号を発生させてａ、ｂ間
の中欄模様を検出している。

以上説咀したような構成であれば、従来のようにライン
センサとは別にフォトセンサなどの特別な装置を付加す
ることなく、印刷物上の特定領域の検出が容易にしかも
精度よく行なうことができる。また、特別なりｔ置を付
加する必要がないので、コストの低下をも図れる。さら
に、印刷物が固定されていて、ラインセンサが移動する
場合では、ラインセンサとともに移動させるものがない
ので機構が簡単になり、安価に実現できる。

なお、前記実施例では、印刷物が紙幣の場合について説
明したが、たとえば小切手など、紙幣以外のｈ価証券類
の場合に６同様に適用でさる、。

「発明の効果１以上詳述したように本発明によれば、特別な装置を付加
することなく、印刷物トの特定領域内の印刷パターンを
容易かつ高精度に検出できる印刷物の検出装置を提供で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明の一実施例を説明するため
のもので、第１図は光学系部分の操式［・４、第２図は
電気回路のブＤ・ツク図、第Ｊ）図はラインセンサの走
査方法を説明１−る図、第４図は特定領域の検出方法を
説明する図、第５図は従来の検出装置を説明するための
概１８ｖ？Ｊ成図ぐある。７１・・・・・・紙幣（印刷
物）、２・・・・・・ラインセンサ、１１・・・・・・
パルス発生回路、１２・・・・・・カウンタ回路、１３
・・・・・・駆動回路、１４・・・・・・巻端検出回路
、１：１５・・・・・・ゲート回路、１６・・・・・・
グー１へ信号発生回路。代理人　弁理士　　則　近　憲　化量　　　　　　　　　大　　胡　　典　　失策１図第２図第３図第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）印刷物上を光学的に走査することにより、印刷物
上の特定領域内の印刷パターンを検出するものにおいて
、印刷物に対して相対的に移動しその移動方向と直角方
向に走査を繰返すことにより光電変換する光電変換手段
と、この光電変換手段の出力信号により印刷物の端部を
検出する端部検出手段と、前記光電変換手段を走査駆動
するとともに前記端部検出手段で印刷物の端部が検出さ
れるとその走査駆動を最初からやり直す駆動手段と、前
記端部検出手段で印刷物の端部が検出されるとそれを基
準として前記特定領域に対応するゲート信号を発生する
ゲート信号発生手段と、このゲート信号発生手段から発
生するゲート信号で前記光電変換手段の出力信号をゲー
トすることにより、前記特定領域に対応した信号のみを
抽出するゲート手段とを具備したことを特徴とする印刷
物の検出装置。
（２）前記光電変換手段はラインセンサである特許請求
の範囲第１項記載の印刷物の検出装置。
（３）前記印刷物は紙幣である特許請求の範囲第１項記
載の印刷物の検出装置。