JPS6286637A - 電子銃用電極構体の製造方法 - Google Patents

電子銃用電極構体の製造方法

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Publication number
JPS6286637A
JPS6286637A JP13310284A JP13310284A JPS6286637A JP S6286637 A JPS6286637 A JP S6286637A JP 13310284 A JP13310284 A JP 13310284A JP 13310284 A JP13310284 A JP 13310284A JP S6286637 A JPS6286637 A JP S6286637A
Authority
JP
Japan
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electrodes
focusing electrode
parallel
electrode
precision
Prior art date
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Pending
Application number
JP13310284A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Nimoda
仁茂田 勝
Yukihiro Izumida
泉田 侑広
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6286637A publication Critical patent/JPS6286637A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は例えばカラー受像管用インライン形電子銃に用
いる電子銃用電極構体の製造方法に関するものである。
〔発明の背景〕
一般にカラー受像管用電子銃は、その組立精度がフォー
カス特性に大きな影響を与えることから、一様なフォー
カス特性を有する電子銃を生産するためには組立精度を
向上させる必要がある。
第1図に、従来の集束電極1の組立治具の一例を示す。
すなわち、第1図は当該組立治具の短径方向の断面図で
あるが、第1の基板11に植設された少なくとも2本の
芯金12で上部集束電極2の電子ビーム通過孔2aおよ
び下部集束電極3の電子ビーム通過孔3aを嵌合させ、
第2の基板13で挾持して相互に押し付けられた7ラン
ク部2b。
3bの複数個所を抵抗溶接点4で接合して組立てられる
しかしながら、このような組立方法では、次のような問
題があった。すなわち、上部集束電極2および下部集束
電極3はそれぞれプレス絞プ加工により製作したもので
平行度誤差があるが、上述した組立方法ではその平行度
誤差がそのまま組立後も残ることとなシ精度が低下する
この対策として、出願人は先に、第2図に示すような構
造を提案した(特願昭58−241953号)。
同図において、第1の基板111と第2の基板112と
の間に少なくとも2本のスペーサ113が設けられてい
る。各スペーサ113は長さの差が0.01m以下にな
るように精密加工されており、シたがって第1および第
2の基板間は高い平行度に保持される。これらの基板に
、それぞれ上部集束電極102および下部集束電極10
3の底面を、スプリング114 、115の弾性力を利
用し電子ビーム通過孔102a、103aに嵌合した芯
金116および芯金117で押し付けて平行度を出し、
その状態で側面からレーザ光120を重合部分に照射し
溶接接合する。
この場合、上部集束電極102筒状部内周面と下部集束
電極103の筒状部外周面間には全周にわたり約0.3
mの隙間をもたせであるが、これは、各電極の筒状部と
底面部間の傾斜誤差を吸収するためのものである。
このように非接触状態で溶接を行なうことによシ、集束
電極101は平行度のみならず電子ビーム通過孔の同軸
度も向上させることが可能である。
しかしながら、上述したように各電極を各基板にスプリ
ング114 、115で押し付ける方法では、量産段階
ではしゆう動部の摩擦を一定に保つことが難しく、押し
付ける力が不均一になって各電極が基板に密着しないお
それがある。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その
目的は、2個の有底筒状電極を安定かつ高精度に組立て
てフォーカス特性の変動のない電子銃の生産を可能とす
る電子銃用電極構体の製造方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
このような目的を達成するために、本発明は、2個の有
底筒状電極を、筒状部相互間に隙間を介した状態で重合
させて保持する手段として真空吸着を用いるものである
〔発明の実施例〕
次に、第3図を用いて本発明の一実施例を説明する。
第3図において、第1の基板211には上部集束電極1
02の底面に対応した複数個の真空吸着孔211a  
を設ける。同様に第2の基板212にも下部集束電極1
03の底面に対応した複数個の真空吸着孔212aを設
ける。6孔211a 、 212mは、それぞれ基板2
11 、212の内部で1個所にまとめられ図示しない
外部の真空吸着用装置に接続される。
上記構成において、前述したと同様に上部集束電極10
2と下部集束電極103とを芯金116を通して組合せ
、基台211 、212で挾む。芯金116の大径部は
上部集束電極102の孔102aに、小径部は下部集束
電極103の孔103aにそれぞれ嵌合することから、
両電極間の中心軸を合せることができる。次いで真空吸
着用装置を動作させることにより上部集束電極102の
底部および下部集束電極103の底部はそれぞれ基板2
11 、212に吸着され、十分に高い平行度を有する
両基板の対向面に密着する。この結果、両電極は十分に
高い平行度および同軸度をもって保持される。この時、
両電極の筒状部相互間には全周にわたって例えば約0.
3m+の隙間が形成される。したがって、この状態で例
えばレーザ光120を照射して上記筒状部相互間を非接
触溶接することによ多接合すれば、各部品、すなわち上
部集束電極および下部集束電極自体の平行度誤差等とは
無関係に両電極の底面間の平行精度および当該底面に設
けられた電子ビーム通過孔の相対精度が確保できる。
また、第2図に示した方法は、芯金116の大径部およ
び小径部をそれぞれ上部集束電極102の電子ビーム通
過孔102aおよび下部集束電極103の電子ビーム通
過孔103aに嵌合させて両電子ビーム通過孔間の同軸
度を出すとともに、当該芯金116の肩部で下部集束電
極103を基板112に押し付けて平行度の確保をはか
つている構造上、上部集束電極102の電子ビーム通過
孔102aが下部集束電極103の電子ビーム通過孔1
03aより大きい場合しか使用することができない。
これに対し、本実施例では両電極の平行度を確保する手
段と同軸度を確保する手段とは、前者が真空吸着孔21
1a + 212a %後者が芯金116というように
完全に分離されているため、電子ビーム通過孔102a
が電子ビーム通過孔103&に対して等しいか小さい場
合にも適用可能である。
なお、各電極の底面の面積が小さい場合に基板ヘの吸着
を保障するためには、例えば第4図に示すような手段を
とることが有効である。すなわちM4図は下S集束電極
103の吸着部について示した要部断面図であるが、基
板212を加工して下部集束電極103の外形に沿う凹
部212bt形成し、染東電極103の側面で多少吸着
性をもたせて、底面のみでは不足する吸着力を補って凹
部212b の内側面との間にはわずかな間隙が形成さ
れるようにしておく。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、第1および第2
の有底筒状電極をそれぞれの底において真空吸漸によシ
平行に保持して両電極の筒状部相互間に隙間を有する重
合部分を形成し、その状態で非接触溶接する方法を用い
ることにより、各電極自体の平行度誤差に無関係に両電
極底面間の平行精度および電子ビーム通過孔の相対精度
を確保することができる。また治具の構造自体をしゆう
動部が全く不要となり常に高い精度に維持することがで
き、その点からも電極構体の精度を安定させることかで
きる。このため高N度の電子銃を有しフォーカス特性の
変動がきわめて少ないカラー受像管の安定大量生産が可
能となる。また、両電極を平行に保持する手段と両電極
の中心軸を合せる手段とを切り離すことができ、両電極
の電子ビーム通過孔の径の大小関係等に無関係に適用可
能であるという利点をも有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の集束電極の組立方法を示す断面図、第2
図は改良された組立方法を示す断面図、第3図は本発明
の一実施例を示す断面図、第4図は本発明の他の実施例
を示す要部断面図である。 101・・・・集束電極、102・・・・上部集束電極
(第1の有底筒状電極)、103・・・・下部集束電極
(第2の有底筒状電極→、211 、212・・・・基
板、211 m + 212h・・・・真空吸着孔、1
20・・−・レーザ光。 1  ′

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1の有底筒状電極とこの第1の有底筒状電極の内径よ
    り小さい外径を有する第2の有底筒状電極とを軸方向に
    組合せかつ、両電極の底部をそれぞれ真空吸着により平
    行に保持して両電極の筒状部相互間に全周にわたり隙間
    を有する重合部分を形成する工程と、その状態で上記重
    合部分を非接触溶接法により接合する工程とを含むこと
    を特徴とする電子銃用電極構体の製造方法。
JP13310284A 1984-06-29 1984-06-29 電子銃用電極構体の製造方法 Pending JPS6286637A (ja)

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JP13310284A JPS6286637A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 電子銃用電極構体の製造方法

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JPS6286637A true JPS6286637A (ja) 1987-04-21

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ID=15096863

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100777713B1 (ko) * 2001-07-06 2007-11-19 삼성에스디아이 주식회사 칼라 음극선관용 전자총 및, 그것을 구비한 칼러 음극선관

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KR100777713B1 (ko) * 2001-07-06 2007-11-19 삼성에스디아이 주식회사 칼라 음극선관용 전자총 및, 그것을 구비한 칼러 음극선관

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