JPS6286282A

JPS6286282A - レ−ルタイプのウインドレギユレ−タ−

Info

Publication number: JPS6286282A
Application number: JP22648685A
Authority: JP
Inventors: 草野　雅之
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1985-10-11
Filing date: 1985-10-11
Publication date: 1987-04-20
Anticipated expiration: 2009-06-08
Also published as: JPH0643780B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、上下方向に延びるレールをドアインナーパネ
ルに取付け、このレールにスライド可能にスライド部材
を設け、このスライド部材にウィンドガラスを支持する
支持部材を取付け、そのレールに沿ってそのスライド部
材を昇降させることにより、そのウィンドガラスをその
ドアサツシュに沿って昇降させるレールタイプのウィン
ドレギュレーターに関する。

（従来の技術）従来から、レールタイプのウィンドレギュレーターには
、第６図に示すように、ドアインナーノくネル１に上下
方向に延びるレール２を取付けて固定し、このレール２
にスライド部材３をスライド可能に設け、このスライド
部材３に、第７図に拡大して示す支持部材４をボルト５
とナツト６とによって締め付けて固定し、この支持部材
４にウィンドガラス７を支持させ、パワーモータ８によ
りワイヤ等を操作し、レール２に沿ってスライド部材３
を昇降させることにより、ウィンドガラス７をレール２
に沿って昇降させるようにしたものが知られている。な
お、図中９．１０は、ドアインナーパネル］に溶接又は
ボルト・ナツト等の締結部材により固定されているドア
サツシュである。

（発明が解決しようとする問題点）ところで、この従来のレールタイプのウィンドレギュレ
ーターでは、ドアインナーパネル１、レール２、スライ
ド部材３、ウィンドガラス７、ドアサツシュ９、】０の
各部品精度、及び、これら各部品工、２．３．７．９．
１０の組み立てアッセンブリ精度によって、ウィンドガ
ラス７の昇降軌跡が決定され、ウィンドガラスをスムー
ズに昇降させるためには、各部品の精度、組み立てアッ
センブリ精度を要求され、これらの各精度が劣化した場
合にはウィンドガラス７の昇降がスムーズに行われない
不具合がある。

すなわち、第８図に示すように、レール２、スライド部
材３からなる組み立てアッセンブリ体３Ａが、ウィンド
ガラス７の横幅方向中心Ｏから左右にずれた場合（第８
図の矢印六方向）には、ウィンドガラス７の端面がドア
サツシュ９．１０のいずれか一方に強く押し付けられて
、ウィンドガラス７が昇降しにくくなる。ドアサツシュ
９．１０の中心線■３に対して、ウィンドガラス７のガ
ラスセンターがその厚さ方向にずれた場合（第８図の矢
印Ｃ方向）にも同様の問題を生じる。

（発明の目的）本発明は、上記の事情を考慮してなされたもので、その
目的とするところは、レールタイプのウィンドレギュレ
ーターの各構成部品単体としての精度、各構成部品の組
み立てアッセンブリ精度に厳格さを要求しなくともウィ
ンドガラスの昇降をスムーズに行わせることのできるレ
ールタイプのウィンドレギュレーターを提供することに
ある。

（問題点を解決するための手段）本発明の特徴は、レールに沿って昇降するスライド部材
に対して、相対的に支持部材がウィンドガラスの横幅方
向とその厚さ方向とに可動しうるように、その支持部材
にスライド部材に対する自由度を与えたところにある。

（作　用）本発明によれば、レールタイプのウィンドレギュレータ
ーの組み付は状態において、支持部材がスライド部材に
対して自由度を有しているから、レールタイプのウィン
ドレギュレーターの各構成部品の精度、各構成部品の組
み立てアッセンブリ精度に多少の不具合がある場合であ
っても、ドアサツシュと干渉することなくウィンドガラ
スが支障なく案内され、ウィンドガラスの昇降がスムー
ズに行われることになる。

（実施例）以下に、本発明に係るレールタイプのウィンドレギュレ
ーターの実施例を図面を参照しつつ説明する。

第１図〜第３図は、本発明に係るレールタイプのウィン
ドレギュレーターの第１実施例を示す図であって、第１
図において、１１は上下方向に延びるレール、１２はウ
ィンドガラスである。レール１１はドアインナーパネル
に図示を略すボルト・ナツトによって固定されている。

レール１１には、スライド部材１３がスライド可能に設
けられている。このスライド部材１３には、上下方向に
延びる長孔１４と丸孔１５とが穿設されている。ウィン
ドガラス１２は、一対の支持部材１６．１７によって支
持されるもので、支持部材１６．１７は、ウィンドガラ
ス受は部１８．１９と取付板部２０．２１とを有してい
る。取付は板部２０．２１には、円筒状凸部２２．２３
が形成されている。スライド部材１３の丸孔１５は基準
孔として機能し、スライド部材１３の長孔１４はウィン
ドガラス１２を上下方向（矢印り方向）に移動させてそ
の傾き姿勢を調節する機能を有する。

支持部材１６．１７は、断面コ字形状の介在板２４を介
してスライド部材１３に取付けられるもので、介在板２
４は、上板部２５と下板部２６と立板部２７とを有して
いる。この介在板２４の立板部２７にはスライド部材１
３の長孔１４と丸孔１５とに対応する位置に丸孔２８．
２９が穿設されていると共に、その丸孔２８．２９の両
側にウィンドガラスの横幅方向に延びる長孔３０．３１
が形成されている。この長孔３０．３１の周壁の上下部
分には、第２図、第３図に示すように案内板部３２．３
３が形成され、円柱状凸部２２．２３がその長孔３０．
３１に挿通されて、その案内板部３２．３３に沿ってウ
ィンドガラス１２の横幅方向に案内されるものとなって
いる。

介在板２４は、ボルト３４．３４によってスライド部材
１３に締め付は固定されるものである。支持部材１６．
１７は介在板２４にボルト３５とナツト３６とによって
取付けられるものであるが、支持部材１６．１７が介在
板２４に対してウィンドガラス１２の厚さ方向に可動し
うるように、介在板２４と支持部材１６．１７との間に
スプリング３７．３７を介装する構成となっている。な
お、支持部材１６．１７の取付は板部２０．２１と、立
板部２７を含めて案内板部３２．３３の部分とはバネ受
けを形成している。

介在板２４とスプリング３７，３７とは、スライド部材
１３に対して相対的に支持部材１６．１７をウィンドガ
ラス１２の横幅方向とその厚さ方向へ可動させて。

支持部材１６．１７にスライド部材１３に対する自由度
を与える機能を有する。

第４図、第５図は本発明に係るレールタイプのウィンド
レギュレーターの第２実施例を示すもので、介在板２４
を設ける代わりに、スライド部材１３そのものを断面コ
字形状に形成し、そのスライド部材１３に長孔３８．３
９を穿設して、カラー４０．４ｏをその長孔３８．３９
に挿通し、スライド部材１３に対して支持部材１６．１
７にウィンドガラス１２の横幅方向とその厚さ方向への
自由度を付与する構成としたものであり、その他の構成
は第１実施例と大略同一であるので、同一符号を付すに
とどめる。なお、支持部材１６のボルト挿通孔４１は、
ウィンドガラス１２の組み付けに際して、ウィンドガラ
ス１２の上下方向の傾きを調節できるようにするため、
上下方向に延びる長孔としてあり、カラー４０には立板
部２７を押圧する押圧板部４０Ａが形成されている。

この第２実施例のものによれば、レールタイプのウィン
ドレギュレーターの構成を第１実施例のものに較べて簡
略化できる。

（発明の効果）本発明は、以上説明したように、ウィンドガラスを支持
する支持部材が、レールに沿ってスライドされるスライ
ド部材に対して相対的にウィンドガラスの横幅方向とそ
の厚さ方向とに可動しうる構成となっているから、レー
ルタイプのウィンドレギュレーターの各構成部品の単品
精度、各構成部品の組み立てアッセンブリ精度に多少の
不具合がある場合にあっても、ウィンドガラスがその昇
降に際し、ドアサツシュに支障なく案内されることにな
って、そのドアサツシュの昇降がスムーズであるという
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は１本発明に係るレールタイプのウィン
ドレギュレーターの第１実施例を示す図であって、第１
図はその要部構成を示す分解斜視図、第２図は、第１図
に示す介在板の長孔部分を縦方向に断面した断面図、第
３図は第１図に示す支持部材とスライド部材との結合関
係を示す部分断面図、第４図、第５図は本発明に係るレ
ールタイプのウィンドレギュレーターの第２実施例を示
す図であって、第４図はその要部構成を示す分解斜視図
、第５図は第４図に示す支持部材とスライド部材との結
合関係を示す断面図、第６図は従来のレールタイプのウ
ィンドレギュレーターの全体構成を示す概略斜視図、第
７図は第６図に示す支持部材とスライド部材との結合関
係を示す部分断面図、第８図は従来のレールタイプのウ
ィンドレギュレーターの不具合を例示する概略図である
。１・・・ドアインナーパネル、９、ＩＯ・・・ドアサツシュ、１１・・・レール、　　　　　１２・・・ウィンドガラ
ス、１３・・・スライド部材、　　１６．１７・・・支
持部材、２４・・・介在板、　　　　　２７・・・スプ
リング、３０．３１・・・長孔。第１図第２図第３図第５！！１第７　ｍ第ｇｌ！１

Claims

【特許請求の範囲】

（１）上下方向に延びるレールをドアインナーパネルに
取付け、該レールにスライド可能にスライド部材を設け
、該スライド部材にウインドガラスを支持する支持部材
を取付け、前記レールに沿って前記スライド部材を昇降
させることにより、前記ウインドガラスをドアサッシュ
に沿って昇降させるレールタイプのウインドレギュレー
ターにおいて、前記スライド部材に対して相対的に前記支持部材が前記
ウインドガラスの横幅方向とその厚さ方向とに可動しう
るように、前記支持部材が前記スライド部材に対して自
由度を有する構成となっていることを特徴とするレール
タイプのウインドレギュレーター。